祈りの幕が下りる時のレビュー・感想・評価
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人生いろいろ
幕の下りる前にもう一度、と思い、近隣の劇場公開最終日に再び鑑賞。
親子の愛と、噛み合わない思いが招く不幸を共に経験し、家族愛に孤独を覚えながら大人になった2人の話、だったんだね。
もしかしたら、義兄妹になっていたかもしれない2人。
不思議な力が2人を引き合わせたように思えてならない。
博美が近付こうとしたからではなく、縁なんだろうと。
子供は親を選べないと言うが、親の身勝手で青春を棒に振ったり、14歳の博美みたいに人生が不幸に一転するようなことが、出来るだけ起こらないよう願おう。
2018/04/06
東野圭吾作品ファンですが、改めて本当にすごい作家だなと再認識しました。
なんて面白い人間同士の交錯、人生の重み。
あの時、本当なら警察に言うべきだった。
14歳ならお父さんがお金に困っていたからお小遣いくれると言われて行ってしまい、襲われそうになって思わず何かを掴んで抵抗したらお箸で、刺さってしまった、と言う話で押し通せたのではないだろうか。
ただ、それをしたら闇金から逃げられない。
最良のではなく、他に選ぶ道がなかったんだろう。
あの若い女優さんの演技力、素晴らしかった。
松嶋菜々子も、相変わらずの美しさと、その中に見える一筋の不幸せ感が色気となるあの独特な雰囲気で、素晴らしい演技でした。のめり込みました。
加賀の母親に対する拘り、疑問、寂しさ。
人間同士の交錯と同じくらい複雑に絡み合った感情が、解れていく様が見事に描かれていた。
阿部さんの少しだけ流す涙にリアリティがあった。
映画を観終って即本屋に行き、原作を買いました。
完結してしまった寂しさもありますが、繰り返し楽しめる良作に出会えた喜びも大きいな。
泣けた
泣けたと言うより大泣きした。TVシリーズは数話しか観てないし映画も観ていなかったが、完結編でしかも泣けると云う前評判もあり劇場へ足を運んだ。後半は涙が止まらず、期待以上で逆に心地よく裏切られた気分だ。阿部さん他共演者スタッフならびにこの映画に携わった全ての方に感謝。
丁寧な。
映画全体に最近のTBSドラマの好調さを示すような、丁寧な作り、そしてキャストの素晴らしさが映画に重厚さを与えてました。
それにしても、伊藤欄さんの美しさ演技にはびっくりしました。
親の子に対する愛の深さが感動しました。
初「新参者」、号泣・・・。
「祈りの幕が下りる時」鑑賞。
*概要*
阿部寛主演、東野圭吾原作による「新参者」シリーズの完結編。東野の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第10作の映画化。
*主演*
阿部寛
*感想*
「新参者」シリーズは恥ずかしながら、1ミリも知らなかったので、スルーしてましたが、レビューでかなりの高評価だったので、鑑賞しました。急遽、公式サイトにて、「5分でわかる動画」を拝見して、新参者の主要人物をある程度知ることができました。
いやぁ~邦画でこんなに泣かされるとは…他のレビューを見て、泣いた方が結構いらっしゃってたので、あまり期待せず観ましたが、もう…切なすぎます。。小日向文世さんと桜田ひよりさんの演技に脱帽されました。素晴らしいです。
事件の内容は少し、複雑。加賀恭一郎の過去が関わり、人間関係も複雑でしたが、あのシーンは号泣。あまりにも切ないですし、思わず涙流しました。我慢してましたが、、耐えられません。。
「新参者」のテレビドラマやスペシャルドラマは見てませんが、良作です!
阿部寛の演技が凄く上手かったですし、小日向文世さん、桜田ひよりさんの演技も素晴らしかった。とても感動しました。
テレビドラマが観たくなりました!\(^^)/
親子の愛が切なくてちょいと涙、砂の器を思い出した。しかし替え玉の死...
親子の愛が切なくてちょいと涙、砂の器を思い出した。しかし替え玉の死体のトリックは容疑者Xの献身などの常套手段で新鮮味は無し
楽しめました
レビューの評価が高かったので、観に行く事に。
このシリーズ 初めて観たのですが、なかなか楽しめました。
最近、コミカルな演技の阿部さんが多かったのでシリアスな阿部さんも良かったです。
サスペンスとしては良く出来たストーリーですが、全然内容が読めませんでした。
小説の映画化なんだろうなという内容でした。
家族の幸せとは何か?
それは簡単に感じられるものではない。
幸せを感じることができるのなら、安易に手放すものではない。
仕事で有能であることが幸せではない。
家族同士の関わりこそが大事なのだ。
この映画ではどのような関わりが幸せなのかは示されていない。
どの様に幸せを感じるかは、観た人それぞれ感じ、考えるのだ。
他の人の評価を鵜呑みにしてはいけない
砂の器を彷彿させるとか砂の器と比べるような評価があるが、それほどでもなかった、決して悪い話ではないがかなり原作は砂の器を意識して書かれたと思われます、どうしても砂の器と比べて観てしまうので評価は下がりますがまあまあでした
あれ?これ?なんて
全体的に、時間のペース、登場人物の相関関係、切り替わりながらも飽きる事なく、ポイント、ポイントで謎解きが見えて楽しめました。しかし、えっ?砂の器的な?とか、容疑者Xの献身的な?なんて、サスペンス好きには、自分勝手にイメージを重ねちゃう点もあると思うけど、そういうのも丸呑みしても楽しめたかな。当然の次回作にも期待大!
TVer無料視聴で「赤い指」を見てから行くと楽しめる!
加賀さんと一緒に謎解きをしたい方にオススメです。
新参者シリーズを見たことない人でも、なんとなくわかるストーリーになっています。
ラストは貰い泣きしてしまいました。
今ならTVerで新参者テレビシリーズと他2本が登録不要で無料視聴できるので、ネット環境とお時間があるようでしたら、ぜひ見てから映画館へ足を運んでほしいです!
テレビシリーズが2010年のもので、だいぶ前ですし、見直すのもなかなか楽しかったです。
テレビシリーズより舞台が過去にあたる「赤い指」だけでも見ていただくと、今回の映画がより楽しめるのではないかと思います。
作品の性質上、登場人物が途中からわかりにくくなるかもしれないので、気を抜かずに名前と顔をがんばってしっかり見ていただくと良い気がします。
゙新参者゙シリーズの最終章に相応しい出来!
この作品だけを観たのだとしたら もしかしたら詰め込み過ぎ感を感じたかも…
だけど、連続ドラマ「赤い指」「麒麟の翼」「眠りの森」と観てきたからこそ この2時間が此れまでの様々な疑問点とかを払拭させてくれた様な感じがして中々感慨深いものがあった。
まさに"府に落ちた"って感じ。
それと、他の方のレビューにもあった「砂の器」とかぶる様なシーンが確かにあったが、私にとっての珠玉の日本映画に入る「砂の器」とは似て非なるモノだとも思う…と言うか、もし制作者側に そう云った意図があったのだとしたら私にとってはチョッと残念。
最後に、エンドロールの煎餅屋の娘(杏さん)と生命保険の営業マンでしたっけ?(香川照之さん)それとトドメは鯛焼き屋の店員(女優さんのお名前は…?スミマセン)が敢えて加賀さんの前で札を出すのがナンかとても和みました!
改めて全シリーズを観直してみたいと思います!!
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