祈りの幕が下りる時のレビュー・感想・評価
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罪とは…何だろうと思いました
始めから、終わりまで気を抜かず観ることができてあっという間に終わってしまいました。それぞれ色々な物を背負って生きていていじわるをしたり嫌がらせをしたり小さな罪を犯すことがあります。
登場する人々は、小さな罪を犯したり傷つけられるうちに罪が段々大きくなり思いもしない方向へ行ってしまい、せつなく感じました。
本当に悪いのは誰?人ではなくて運命?
何が正しくて何が正しくないのか…
テレビの新参者も映画も面白かったのに、これが最後なのでしょうねぇ。
見応えがありました。
そして、普段はそれほど楽しめないエンドロールがテレビから観ていた方は楽しめるようになっていました。
一体 犯人は誰なんだ
初日 舞台挨拶を観に行きました。
2時間 飽きず ハラハラ しながら 観ることが
できました。
阿部寛さん 松下奈々子さん 溝端淳平さん 歌手のJUJUさん
役者が揃っています。
最高でした。
まさかの物凄い感動作!俳優さんはまり役ばかり!
かなり泣きました。
原作未読、シリーズ未聞の鑑賞で、振り返ってみるとやはり東野圭吾っぽい作品だが、そんなに泣いたとは...
俳優さんたちすごい演技を見せてくれたが、ただ意外と阿部寛の加賀役は存在感薄かった。
むしろ松島菜々子さん、小日向文世さん、桜田ひよりさん素晴らしかった。
トンネルで走る「父親」の姿、忘れられないぐらいにずっと頭の中に停まったまま。
小日向さんの演じた父親に本当に感動した...
生死を含め、色々感じさせられたり、考えさせられたり...
俳優さんの熱演だけでも映画館で見ることに値するもの。
それに加えて、
東野式の推理も健在。
日本橋にまつわる橋が重要な手がかりとなるのも、ロケーションをやるのも、かなり「今」現在という時間が感じられる。
ロジックにも、特に問題ない。
事件の関連人物がどんどん出てきて、全てが揃ったようだが、全ての要素を繋げる糸一本だけが欠けているような...捜査物語。
特に物語映画にナレーションのような字幕をつけるには珍しいことでもある。
その辺ドキュメンタリーみたいになってるのも面白いし、スクリーン上の時間もかからないし。
2時間もあるけど全く長いと感じなかった。
これぞ私の求めている東野圭吾映画化。
「祈りの幕が下りる時」
まさにそうだ。
長い間の悲劇、もう幕上がりだと...なんだか人にホッとさせたような気もする。
本も読みたくなるわー
泣けました
ドラマも、ある意味人情もので泣けましたが、豪華キャストと時間軸の壮大さに引き込まれて、泣きました。
日本橋近辺がもつ物語と、加賀がもつ物語がとてもよく絡み合っていて、面白かったです。
次に越すなら、人形町です。
もう、加賀はいないけど…
新参者の中でも一番良かった。お母さんの好きだった人を誰が演じるのか...
新参者の中でも一番良かった。お母さんの好きだった人を誰が演じるのか後ろ姿しかわからなかったので、この人ならと全てが納得いった。とにかく泣けて、泣けて、全て愛だなぁと思った。
16年も日本橋署に居続けた理由に、納得。
毎回、主役を食うほどの役者がでてくるこのシリーズだが、松嶋菜々子と小日向文世もよかった。松島の、顔の筋肉をひくつかせて感情をむき出しにする表情の秀逸なること、圧倒された。小日向の、人が良すぎて付け込まれる弱さと、娘の為なら覚悟を決める父親としての強さは、見事。トンネルのシーンでは涙を抑えきれなかった。ストーリーは、まさに「砂の器」。そんなヒューマンサスペンスの要素と、切れ者ながらときたまボケる加賀の人柄が見事にマッチしている。エンドロールで、これまでの出演者がちょこちょこでてくる演出のおかげで、いろんなエピソードが思い浮かんできて、ああ、これでこのシリーズも終わりなのだなと感慨が深まることしきりであった。
わりとよかった
久々の邦画
家出した母が心臓発作で死亡から始まり
母が付き合っていた謎の男
腐乱死体
焼けた死体
自殺した父
カレンダーに書かれた文字
最後まで、観ないと謎が分かりません(笑)
久々に感動しました
東野圭吾は何作か読んだつもりでしたが、この作品は抜けていました。ドラマも前作映画も全く知りません。公式ホームページでにわか学習後に鑑賞。ある有名な名作を彷彿とさせるのは皆さんの仰る通りです。俳優陣の演技も見事で見応えあり。現在を切り取っただけの予告映像も良いと思いました。
描かれた罪は悲しいですが、日本橋の明るさが救いでした。ぜひ大画面で見たい映画です。
なぜ殺す
どんなにつらい過去だろうと、その過去を隠すために殺人が正当化されてはいけない。
あの父娘に同情はできても共感はできないし、共感してはいけないと考える。
それは、名作とされる「砂の器」と同じだ。
だから点数をあえて低くした。
上記の点を考えなければ、単純に面白い物語だとは思うが。
このシリーズが好きなだけに、残念。
映画の力。
東野圭吾にとっても加賀恭一郎シリーズの集大成だったが、映画シリーズもその感が強い。
東野圭吾の小説はそれぞれ複雑なプロットなのだが、本作はそこも集大成的である。
加賀(阿部寛)の母親が事件に絡んでいて、そのことが情緒過多といってもいいくらいのミステリーになっている。
アリバイ崩しや密室などの趣向はないが、人がたどってきた道程がそのままミステリーになっている。相当の表現力を要する。
原作を読んだときに、東野版「砂の器」と評したものがあるといったが、映画はもっと「砂の器」寄りである。
冒頭の事件経過をテロップで紹介するあたりはそのままである。
道行きをしなければならなかった理由が、本作は少し弱い気もするが、福澤克雄はてらいもなく道行きをみせていく。映画の力である。
小日向文世と桜田ひよりのパートは、涙なしに見ることはできなかった。
「砂の器」のクラシックの演奏と捜査会議のカットバックに匹敵するシークエンスがあればいうことはないのだが、それは高望みというものであろう。
ドラマ「新参者」からずっと観てきてよかった。
今年45歳になる松嶋菜々子が「やっぱ超綺麗だな」。
Movixあまがさきで映画「祈りの幕が下りる時」を見た。
原作は読んでいない。
前作、映画「麒麟の翼 劇場版・新参者」も見ていない。
阿部寛、伊藤蘭、山崎努の親子関係、
松嶋菜々子、小日向文世、キムラ緑子の親子関係、
中島ひろ子、田中麗奈などの人間関係が複雑に絡み合う。
原作は東野圭吾。さすがにシロウトにはこんな本は書けない。
映画を見終わったときには東野圭吾の本を自分で読んだような気になる。
濃密な人間ドラマと何本もの伏線が最後にはつながる。
泣けるシーンもある。
涙腺の弱い人はタオル持参で。
見応えがあった。
今年45歳になる松嶋菜々子が「やっぱ超綺麗だな」。
上映時間は119分。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
有終の美
とても見応えがあって、面白かった。
原作は未読だけれど、これまでのドラマと映画は一通り見ている上での感想として、出色の出来だったと思う。
ドラマが輻輳的で深く、なかなか真相の見えない事件。冒頭、事件説明をテロップに任せるのは、テンポよく進めるためのいい試みだったと思う。
阿部寛が松嶋菜々子の真実に迫ろうという、向かい合った場面は、松嶋菜々子の表情の変化が素晴らしかった。
なぜ加賀さんが日本橋に拘るのかも分かって、最後を飾るに相応しい映画だったと思う。
終わるのは悲しいなぁ
阿部寛といえば、私の中では 上田次郎とこの加賀恭一郎。
原作や前作見ていなくても、ぜひ見るべき。
ストーリーは完璧だったが、驚くような展開はない。たんたんと、事件が解決していくイメージで、見ていて気持ちがいい。
ただ、展開を文字で出すのはどうかなぁと。
違和感が凄かった。
描写の奥行き感がすごく印象に残るシーンが多く、それらのシーンがそれぞれの演技を際立たせて映像に引き込まれる。
東京は水の都という昔のイメージを思い出させる川のシーンや、小日向さんと子役のトンネルのシーンなどとても印象的。
配役も完璧だった。
阿部寛はもうハマり役。近頃ますますかっこよくなってきたなぁ。
キムラさんの演技は凄かったし、春風亭昇太も良い。落語家なのに笑
個人的に、飯豊まりえの演技に驚いた。こういう闇を抱えた役にぴったりだし、声が良いと改めて感じた。
桜田ひよりも要チェック。
福澤監督のキャスティングが固定されてきたなぁ笑
音尾さん出てきた瞬間に笑ってしまった…
NACSメンバー見てしまうと映画見れなくなるなぁ笑
感動したり、引いたり、ちょい心で笑ったり
東野圭吾さんが好きで、麒麟の翼も面白かったよな〜と思って鑑賞。
始まり良し!ゾクッとして期待できる感あり。
自分の中でいろんな方向から推理すれども繋がらない。なぜ?どうして?大抵の映画は予測ができてしまうけれど、東野圭吾さんは複雑なミステリーで実に良い。
終盤、謎が解ける再現シーン、14歳の少女、父の別れのシーンでは泣いた泣いた。また戻ってくるんだもの、泣くわよもう( ; ; )行かないでー!て私も心で叫んでおりました。
小日向さん本当に切なくて良い父親役で感動しました。最期の〝もう疲れた〟のセリフに号泣しましたよ。顔にたくさんガソリンをかけて、自らを全て消し去ろうとしたのね。ほんとに娘を守りたかったのね。
松嶋さんもさすがの好演。陰のある演出家、魅力溢れ美しすぎる!!鬼気迫る顔で母親に詰め寄る。外傷なしで大ダメージ!!さすがです。
溝端淳平さん、もうあなたは適役でしょう!いつの間にそんな良い役者になったの!波乱爆笑もかなりいけてますよ!マルチですねー!
阿部寛さんは言うことないでしょう!日本を代表する役者さんですよ、阿部さんの出てる作品は=面白い。
ちょっと残念だったのが先生役の及川さん、あの役はいるのかなー‥ルビーのペンダントをつなげる役所では重要なんだろうけど、ちょっと無理があったような‥。及川さんいい役者さんなんだからもう少し使ってほしかったな‥。加賀恭一郎のお母さんが〝家庭を捨てて女に貢いだクソ野郎〟とは付き合ってなかったけど、お母さんのお相手の娘がそのクソ野郎と付き合ってたのね。複雑だわ‥。
あと昇太さん、やはり俳優さんじゃないし、観てると笑点になっちゃうのよ〜、にやけ顔で推理するダメ上司っぷりの顔に座布団一枚!!
色々思いましたが、トータル的にとっても面白い作品でした!!
JUJUの歌声が合うね〜♬
大好きな日本橋がロケ地で知ってるお店や建物がたくさん。これは日本橋で観れば良かったな〜!
ぜひ劇場でどうぞ!
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