殺戮にいたる山岳
劇場公開日:2017年7月1日
解説
「シルミド SILMIDO」のアン・ソンギ、「お嬢さん」のチョ・ジヌン、「リバイバル 妻は二度殺される」のソン・ヒョンジュら韓国映画界の演技派、個性派俳優が共演し、金脈が発見された山を舞台に、欲にくらんだ男たちの狂気を描いたスリラー。15年前に鉱業所で起こった死亡事故により、誰も寄り付くことがなくなった山。その事故で重傷を負ったムンは、空砲の銃を手に毎日山の中をさまよい歩いていた。山の持ち主でもある息子を事故で亡くした老婆は、山中で金脈を偶然発見し、刑事のパクに通報する。しかし、この金を横取りしようと画策したパクは猟師たちを集めて山に入り、邪魔になった老婆を殺害する。さらに孫のヤンスンをも襲おうとする猟師たち。ムンは猟師たちからヤンスンを守ろうとするが……。
2016年製作/93分/韓国
原題:The Hunt
配給:「反逆の韓国ノワール2017」上映委員会
スタッフ・キャスト
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2018年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
金脈を発見した謎の集団がいた。
居合わせた老婆が、自分の死んだ息子の山だ、と言い張るので殺してしまう。
山をブラブラしているおじさんと知恵遅れの少女が絡み、いつの間にか大殺戮となっていく。
どうみても近所の裏山だと思うけど。
2017年12月16日
iPhoneアプリから投稿
ソンギ。だいぶつまらない。サバイバル感がゼロで、単なる裏山の話。
2017年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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元炭鉱の山を舞台にした韓国版ノーエスケープ?(こっちは敵の方が多いが)途中でじじいのランボー、そしてなぜか一瞬だけコクソンになってしまうバランスの悪い困った映画。
息子の山で金を見つけた老婆が刑事にそのことを告げるとそのことを嘘だと決めつけ、金をこっそり奪い取ろうと猟銃を持った仲間と山に入る。そこに老婆の息子の仕事仲間だった老人と息子の娘が…。
最初の出だしだけだと面白そうだったが、話運びが悪く、編集も変。老人と娘を追い詰めているとき、刑事が突然「この山には鹿を食らう老婆がいる」とホラーなことを言い出すし、なぜか主人公であるジジイが刑事たちと格闘中、相手を噛みだし、コクソン化。「あれはお前だったのか!」「ババアと思ったらジジイとはな」など刑事が要領を得ない発言をしつつ、その後この件は何事もなかったようにスルー。
アクションも雑で助長なスローモーション多用は心に響かないし、最後に明かされる娘の出生も心底、秘密もどうでもよくなってしまう。
一体、どういう意図で作られたのか?謎の一作。