不都合な真実2 放置された地球

劇場公開日:2017年11月17日

解説・あらすじ

第79回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞、主題歌賞の2部門を受賞し、ドキュメンタリー作品としては異例のヒットを記録した2006年製作の環境ドキュメンタリー「不都合な真実」の第2弾。前作で地球環境問題の啓発に貢献したとしてノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領とともに、地球温暖化へ警鐘を鳴らした前作から10年の時を経た地球の「現実」を映し出していく。

2017年製作/98分/G/アメリカ
原題または英題:An Inconvenient Sequel: Truth to Power
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2017年11月17日

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映画レビュー

2.5 絵空事の理想論

2025年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

今の社会情勢で、文明社会の構造的欠陥を突いて「社会風刺」することがどれほど空虚で、夢想的か、思い知った次第です。

映画を見て、免罪符を得た気分に浸れる構造には納得できる。「こんなことをしている場合じゃない。今すぐ工業製品を消費するのをやめさせなければ」などと、良心を痛めることで、あたかも海亀を救った気分になれる。実際にはただ映画を見ただけだというのに。

それにしても、これだけの疫病の流行で、人間の日常が吹っ飛ばされると、映画を見て、人類の破壊的行為に憤る自分も、ただのお馬鹿さんだったのね、と恥じ入る次第。所詮は、誰も一人で生きていけないし、いざ、人間が淘汰される潮目に変わったら、それこそ「工場がストップして、地球環境に万々歳だ!」なんて快哉を叫ぶ人なんて、どこにもいない。

つまり、文明の危機的状況を自分で察知し、不完全ながら、社会的に対策を打って自浄努力をやろうとする行動力は、図らずも証明されてしまった。

もし、温暖化で氷河が溶けるのと、工場を止めるのとどっちがいいと思うかを聞けば、死が迫っていれば当然工場を止める。という答えが得られた。

少なくとも、映画にその力は無いということが証明されてしまった。

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うそつきかもめ

5.0 永久保存版🙆‍♂️

2022年5月25日
iPhoneアプリから投稿

ドキュメンタリー映画である。自分の置いた仮定を事実の分析により信憑性を担保する。ゴアって凄い人だと思う。

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@Jankichi@

1.5 タイトルなし

2020年11月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

4.0 政治を離れて・・・

2019年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 10年前の第1作ではアル・ゴアの元副大統領という肩書が政治色をも出しているんじゃないかと疑い深い目で見てしまった。そんな政治家よりも科学者が説明した方がいいに決まってると高を括っていたのだ。

 今回は逆に一般市民の目線で政治家を捉えて、ゴア自身が政治批判しているかのような印象も残る。やはりパリ協定調印のことがメインとなり、発電所も石油や石炭を使った化石燃料発電よりも風力、再生可能エネルギーである太陽光発電によって温暖化は防げるなど、地球温暖化対策を語る。残念ながら、米国が調印しなかった京都議定書なんかは一言も触れてなかった。

 トランプの映像も何度となく使われ、共和党の方針に批判的な目を向ける。ただし、原子力発電なんかも取り上げられず、やはり全体的な矛盾は語られなかったのが残念。

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kossy

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