検察側の罪人のレビュー・感想・評価
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予想より・・
重すぎる
もう一度みたい!
今までで一番よい
監督の思惑
この2人が主演、という時点で映画は年に2、3本の話題作のみ、ニュースはワイドショーのネタしか知らない、といった客層が一気に増えることは誰でも想像が付きます。
が、しかし流石は原田監督、毎度お馴染みですが一切説明する気はありません。肝心のインパール作戦も「無謀な作戦で沢山の日本兵が死にました」とだけで、どれ程の酷い作戦だったのかの具体的な説明はなし。
終わり方もライトな観客層を突き放すような幕切れ。結局物語の背景にある大きな悪事は語られません。アパホテルの社長だの、大量の社会ネタが入っているので、「ここから入って自分で調べてね」といったことなんだろうなぁ、と思います。
また例によって「登場人物に共感できませんでした」てレビューが散見されますが、共感できない他者の人生を見ることに映画体験の意味があるとは思わないのかな?「共感して泣けます」て映画ばっかりになったら考えただけでゾッとする。
と、かく言う私の祖父もインパール作戦の生き残りでしたので、キムタクと松重さんの役に共感した分で星は少しオマケです(笑)
中途半端
捻じ曲がったキムタクと強烈なニノ。
「検察側の罪人」鑑賞。
※「ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間」観た後に鑑賞。
*概要*
ひとつの殺人事件をきっかけにエリート検事と若手検事が対立する。雫井脩介の同名ミステリー小説を映画化。
*主演*
木村拓哉
二宮和也
*感想*
原作は未読。元SMAPの木村拓哉と嵐の二宮が競演することが驚愕。話の内容より、キャスト目当てに観ましたw
最初のほうは、キムタクとニノの感情移入が入りにくく、ストーリーが堅くて少し難解でしたが、中盤辺りから思った以上に衝撃的!
そして、個人的に強烈だったのが、松倉の取調室シーン。二ノが放つ強烈な怒声、罵声が凄かった。。予告編より地味に長いし、松倉役の酒向芳さんのモンスターのような狂った演技が抜群に良かった。
予告編でエリート検事のキムタクと若手検事ニノがバチバチ対決するのかなって思いきや、そんなに激しくはなく、ただ、キムタクの捻じ曲がった正義、反対にそれを正しくしようと奮闘するニノの描き方が細かくてとても良かった。
あと、キムタクとニノ以外のキャストも抜群に良かった。吉高由里子がめちゃめちゃ可愛かった。そんなに好きじゃないんですが、かなり可愛かった。
闇ブローカー役の松重豊も孤独のグルメの五郎さんとは180度違ってて迫力もあって、怖かったw 弓岡役の大倉孝二もなかなかのクソ野郎で、演技が上手かったな~(^^;
見終わった後、タイトルの意味がわかります。いや、途中でわかるかも。キムタクの演技は何してもキムタクだけど、捻じ曲がった検事の演技は凄みがあるし、総合的には上手かった。(^^)
総じて、傑作です。観る前はそんなに期待してなかったけど、堅くて難しかったけど、面白かったです!
主演の2人は熱演していたが・・・
良い部分を削り、要らないものを足している
原作既読です。原作も展開が雑で気に入ってはいません。雫井作品では下位の出来だと思います。
踊り、泣き組、最上の不潔な家族、その自宅、橘の裏キャラ、追っかけ、そしてインパール。もう全部要らない。原作にないものをいろいろ詰め込んで尺が足りず何とも中途半端になりました。特に戦争へこじつけようとするのは監督のカラーでしょうが突然キナ臭くなり興を削がれます。
終盤の展開を改変したのはキムタクに忖度したためでしょうか。テンポが前後半で変わるのも成功しているとは言い難い。二宮はさすがでしたが、出番が削られキムタクに見せ場を回されたかのようでした。そしてキムタクはやはりキムタクでした。
原作に忠実に映像化するのが良いとは思いませんが、原作の美点のいくつかが一部の思惑により消されてしまった作品に思えました。
原作通りにするべき
映画も相性なのかな。。。
これだけのキャスティングなのにとても残念。
ジャニーズファンの人のための映画
ジャニーズの二人の共演が話題の映画。
とはいえ、予告ではおもしろそうだと思ったんだけど…
木村さんはあいかわらずの木村さんで、二宮さんもあいかわらずの二宮さんだった。
木村さんは演技力云々というより、長年同じキャラを保ってるところがすごいとは思う。
二宮さんはなにかひとつの作品を観るだけだと上手いなあと思わせる何かがあるのだけれど、ここのところ映画やドラマで彼の出演する作品をいくつかみた感想としては、ぼそぼそしゃべっていきなり怒鳴る、同じ演技しかできない人なんだと思った。
しかもその怒鳴り方というか声がちょっと苦手な感じなので、映画館という逃げられない場所で聞かされるのはやや苦痛だった。
原作の小説は上下巻のボリュームある内容。
小説原作の映画にありがちな、2時間ちょっとでまとめるのは無理でした…感が漂う。
結局はジャニーズの二人をファンが愛でるためだけの(それ以外のひとには向かない)映画だと思った。
ストーリー。
原作未読
老夫婦強殺事件の主任検察官となった若手検事と、彼がかつて新任検事研修時代に講師でもあった先輩エリート検事が、同事件の捜査に際し対立する話。
序盤から友人の弁護士や収賄容疑のかかる友人議員に対し情報をリークするエリート検事…ちょっと相関や背景が判り難い。
自身に縁のあるかつての事件の容疑者に対する思いからこの容疑者に固執するエリート検事と、憧れの先輩に対してなかなか本音をぶつけられない若手というの葛藤と対立という描写は面白かったけど、話がエスカレートし過ぎ。
更には、白骨街道絡みからそこまで加担するのも理由が希薄だし、国会議員の事件や嫁の件は余計だし、国選弁護人の突飛な描写は鬱陶しいだけだし、原作がどうか知らないけれど、この映画では邪魔に感じる。
途中までは良かったけど、ポーリングの件辺りから展開が短絡的で、最後も唐突且つ無理矢理まとめられて不完全燃焼な感じ。
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