検察側の罪人のレビュー・感想・評価
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もし世の中の正義に疑問があるのなら見たほうが良い
演技がどうとか、脚本がどうとかはもし見ている人にそれを補うだけの思考力があるのなら十分補正出来る内容です。あなたは最後の結論にイエスを言ってしまうのではないか?試されていると思います。私は自分の中には答えが見つかりません。
ざっくりと面白い。けど─
よき俳優がよき演技をしていて、映像もちゃんと映画だったし─、大きく捉えると面白いと思った。非常に疲れたけど…
始まりの絵が結構気に入ったけど、内容の絵にはオープニングのような緻密さはあまり感じられず、あまりに計画性がないような気がした。ぶれた絵や、速い絵つなぎなど、その場その場の思いつきで出来上がったような印象。それが狙い、敢えてそうした、というのであっても決して効果的には見えない。
特に終わり方が嫌だった。いいとか悪いとかじゃなく、単に嫌い。
しゃべりいっぱいあるし、人いっぱいだし、説明的なところも少ないので、一見難しく見えてしまうけど、意外と単純な話だと思ったし、良くも悪くも決して社会派的な作品ではなくあくまで娯楽作品。そこに何かを求めると、多分、つまらない作品に見えてしまう気がする。
期待大。ムカデ超え
どんどん引き込まれていきましたね。
本編始まるまでの長々の予告編等で大概眠くなり、
面白くないとそのまま眠気の世界に突入するわけで
今日も予告の段階でかなりきてましたもんで、困ったもんだと思ってたんですがね。
よかった。寝ずに済んで。
二宮君とても良かったですね。
あと、容疑者の松、なんとかさん
気持ち悪いの極みでしたね。
あんなキャラクターはなかなかいないかと。
ムカデ人間2のおデブさんといい勝負じやないでしょか。
今度はあの人主人公にしてムカデを超える映画を期待したいです。
物語を絞った方が良かったかもしれない
原作を読んでいないのでなんとも言えないが、123分にするの結構無理があったんじゃないか...?と思える程の盛り込みぶり。平岳大が良い演技してるから良いと言えば良いが、あのエピソードを上手いこと主筋に取り込むのが上手くいっていない気がする。
ミステリーエンタテインメントとしては大変よくできていて、主筋に関しては緊張感がひたすら保たれている。ただ松重豊の役の動きが万能過ぎて、その辺もっと書き込んで欲しい気持ちが...。
主演おふたりの演技に関しては、上手いな、という気持ち。ただ木村拓哉は上手いのになぜあんなに作りもの感がすごいのだろう。もっと血肉溢れる役にもできた筈なんだが...。
二宮さんは上手いというか、あの役だとああ演技するよりなかったしそれでよかったなという感じです。
あと山崎努はもっと贅沢に使ってほしかったなあ...。
助演がもう絶対大丈夫でしょっていう配役で凄かったですねえ。
これから原作を読もうと思います。
中途半端
5月に試写会で鑑賞しましたが改めて劇場で。
良かった点は主演の二人の熱演だけ。
正直私はキムタクのクサイ演技が苦手ですが。
謎の踊り、松倉の気味の悪いキャラ、キムタクのチャライ家族、弁護士のヤンキー妻、あげるときりがないですがシリアスのストーリーをぶち壊しにする演出、本当に不要だと思います。
議員のくだりも不完全燃焼。
二つの正義というキャッチコピー、一方はただの悪党でしかない。
この映画は結局何を伝えたかったのでしょうか?
冤罪、反戦、政界の闇…
詰め込みすぎて全てが中途半端でした。
検察側の罪人
自分の正義にのめり込むと罪を犯すまさに主人公最上が陥った検察側の罪人。しかし現在は殺人に時効が無くなったが他人の未来を奪い時効とともに無罪なんて許せない。そういう罪を逃れてお天道様の下を堂々と生きているやからが現実世界にもいる。やはり罪を犯したものは罰せられるべきである。法で裁かれなければ裏でと思うのは私だけでしょうか?信条は最上の正義しかしやはりどんなことがあっても殺人は許されない。最後の沖野の叫びがすべてをあらわしている気がする。最高に惹きつけられるおもしろさだった。木村拓哉さん演技に深みが出てよかったです。あまり好きでは無かった二宮さんもとてもよかったですね。
「終わりとは、新たな始まり」
最初に言っておこう。不条理をベースに映画全体が構成されているのかして、始めから終わりまで見終わったあとスッキリしない感が残る。例えて言うと「尿が出きっていない感じ」、「尿が残っている感じ」のような気持ち悪さを感じられる映画だ。気持ち悪さを感じられたならアタリだ。
さて、ラストシーンに何を見る?
天を仰ぎみて叫ぶ沖野。彼の叫びは何だったのだろか。断腸の思いが叫びの声となったのだろうか。はたまた、憤怒に震え叫びの声を上げたのだろうか。それとも一連の出来事を通じ―断腸の思い―憤怒―により共振・共鳴。それが、彼の心を揺らし、声を上げさせたのだろうか。
否、そうではないのかもしれない。
「……君が本当に救うべき人間を見つけて、力を注いでやってくれ。俺じゃない」最上の言葉で沖野は気づいた。人が人を裁くということ自体が罪である。己が罪人であることを自覚した瞬間ではなかったか。罪人沖野の誕生。と、みるならば彼のあの叫びは産声だったのではないだろうか。
「Waaa!」
以下参照:不条理演劇(ウィキペディアより一部抜粋)
不条理演劇では、登場人物の行動とその結果、時にはその存在そのものが、因果律から切り離されるか、曖昧なものとして扱われる。登場人物を取り巻く状況は最初から行き詰まっており、閉塞感が漂っている。彼らはそれに対しなんらかの変化を望むが、その合理的解決方法はなく、とりとめもない会話や不毛で無意味な行動の中に登場人物は埋もれていく。ストーリーは大抵ドラマを伴わずに進行し、非論理的な展開をみせる。そして世界に変化を起こそうという試みは徒労に終わり、状況の閉塞感はより色濃くなっていく。
映画館の明かりが点いたときの、この脱力感。
男性視点で制作された作品だな、というのが一番の感想です。
それはそれで悪いことではないのですが、予告が良かったので、期待が少し大き過ぎたのかもしれません。すっごく楽しみにしていた映画だっただけに、鑑賞後の「なにこれ」感は凄かった…。結局、最後は何が言いたかったのだろう。
そして内容も台詞もシーンもわかりずらい。いろいろ考えながら観てるときに、カメラワークがグルグルまわるので、少し酔いました。
一点、脇を固める俳優陣が良かったです。
粗筋をたどった映画
冒頭の講義シーンから引き込まれ、終始画面に釘付け。次どうなるの?という畳みかける展開に引っ張られ、見終わった直後は面白かったなぁという印象でした。
しかしこれはニノのいつもながらに優れた演技と、貫禄を見せるキムタクの演技に満足感を得ていた部分が大きく、見終わったあと冷静になって振り返ると、物語のすべてが唐突に始まり唐突にぶつ切りされる、すべてに中途半端に放り投げ、なんだか物語の粗筋を2時間かけて見させられて終わったという感じで、徐々に消化不良に陥ってきました。
ツッコミどころが多いというか、ツッコんでも抜け出せない状況で、誰にも共感できない。小説の着想はとても良いのだけれど、2時間の映画枠で描ききるのは相当無理があるのかなぁ。
監督の自己満足的な独特な描写の数々も気になりました。
原田眞人はキムタクにこそ自らの政治的思想を託したようだ
やっぱり公権力の「悪」を曝け出してこそ映画だよな。「真実」を希求すべき検察に私怨が介入した時、「正義」が手前勝手なストーリーテリングに姿を変える様がスリリング。それでも、原田眞人は自らの政治的思想の一端をキムタクに託しているようで、ダークヒーローとしても映る
「リング」で韻踏んでみたんやけどどうかな?
脇役のキャラ造形のクセが強く、骨太なドラマのようで、娯楽作としても楽しんだ。それにしてもジャニーズ製作でありながら、きっちり自分の色を出してくる原田眞人は作家だなと思う。セリフの1割は聴き取れず、息子の編集は独特、ピロートークの体位など諸々のディテールの謎、何よりインパール作戦!
イマイチ
予告編を観て、ずっと待っていた作品。
期待はずれでした。
キムタク、二宮の演技はよかったです。
ただストーリーが、全く自分好みではなかった。
「どちらの正義が」だなんて、考えるまでもなかったし・・・
エンディングも?
豪華キャストがもったいない。
原作通りの終わりかたなら、見終わったあとの気持ちの落としどころがま...
原作通りの終わりかたなら、見終わったあとの気持ちの落としどころがまだ見つかっていたかもと思いました。 そのシーンの木村拓哉さんの姿、表情が観たかったです。
評価以上保証!
最上キムタクの、個人的な復讐心や大義名分を、恐らく多くの人が共感できるのだから、もっとキムタクを攻めて窮地に落とし入れた方が、映画としてはスリリングになったと思うのが残念な点で、それ以外は、充分に楽しめて、感情移入できる映画でした。
意外な展開が面白い
予告編からは思いもよらなかった展開
犯人役が上手く憎たらしく演技していて良かった。?
本当に、こんなに検察主導の捜査なのかな?と思いながら、面白い展開に目が離せませんでした。
大きな減点は、取調べでの急な大音響
迫真の演技と思わせる手法としては幼稚すぎ・・・・
検察もやはり人間
期待をして映画館に入りましたが、見終わったら、ちょっと今一つかなって感じの印象。検察の復讐心にかられて犯罪を犯してしまった、映画。二宮くんの演技は、自然体でよかったと思います。自分だったら、この事件は、担当しない。エンディングをもう少しはっきりとした、終わり方にしてほしかった。
衝撃が走った!!!
私が思っていたストーリーと違っていました。予告を見て感じたものとは違って、新たな感情が芽生えました。映画を観て、話は分かったけど何か心に残るものがあるな、という感じでした。現在で、もしこのようなことが起こっているのであれば、犯罪者は増えるばかりだと思いました。罪を犯した人を罰することはこれほど難しくて、もどかしいものなのかと思いました。タイトルの通り検察側の罪人でした。タイトルに納得しました。まさかの展開で衝撃を受けたまま終わってしまい今でも、心の震えが止まりません。そして、豪華な俳優陣で演技に引き込まれました。二宮和也の怒りの演技には鳥肌が立ちました。衝撃の作品でした。ぜひ、他の人にも観て欲しいです。
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