検察側の罪人のレビュー・感想・評価
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キムタクがタレント?アイドルから本物の俳優になるための映画第一弾
キムタクがアイドルタレントから本物の俳優になるための映画。
だから今までと違って、ストーリーがあったでしょ。だから既に本物の俳優の地位を獲得しているニノとの共演。
キムタクも方向性を定めないと、生き残らせられないんでしょ。
第2弾はマスカレードホテル。
でもジャニーズ方向性間違ってないと思うよ。何年後かにはキムタクはもう立派な俳優。SMAPやってたなんて忘れ去られてるかもよ。
映画自体は面白かった。わからかった箇所把握するために原作読んでみたい気もする。
1番良かったのは、ニノと吉高ゆり子のラブシーン。
犯人役の人、本当に犯人ぽくて怖い。。
やはり、キムタク
一番グッとくる、原作の最後の場面が無くなって、平さんの議員だかなんだか、訳分からないのを盛り込み、変な踊り。
訳分からん。
しかも、やっぱり、キムタクでポケットに手いれるか?
スーツ、肩に掛けるか?と いちいち、カッコつけてるよーにしか見えない。偏見か?
二ノを見に行ったんだけど。
大胆な味付けの成否は??
映画化『検察側の罪人』を観てきました。原作は読んでいますが、細部でかなり大胆な味付けがされています。
まず、原作ではごく平凡に描かれていた松倉役の酒向芳さんが実にエキセントリック。こんな役者さんがいたのか、と感心したしだい。
諏訪部(松重豊)がとても重要な役どころになっている。松倉の最期と深く関係している。ここらあたりは、一般の人の納得感を重視したせいでしょうね。
また、最上の大学時代の同級生で、政治家の秘書をしている丹野の自殺が大きな比重を持って描かれています。また、丹野の義父の政治家高島の政治的立ち位置も、原田監督らしいと思いました。
検察事務官、橘(吉高由里子)と沖野(二宮)との濡れ場もしっかり描かれています。付け加えた設定は、概ね成功していると思いますが、いかんせん、最後が中途半端(これは、原作でもそうなのだが)。最上(木村)の扱いが不透明なだけに、沖野の叫びが何を意味するのか不明で、釈然としないものが残る。
本作は反憲法改正映画なのか?
前作の『関ヶ原』でも主役に岡田准一を起用した原田眞人が監督した本作、やはり今回もジャニーズ俳優を2人起用した。
原作どおりなのか、アリバイを見抜くプロがあれほど杜撰な計画を立てるものなのか?と首をかしげたくなる演出はおくとして、おおむね出演者たちの演技力は平均以上ではあるが、ただ1点気になることがある。
本作に大東亜戦争(映画の中では太平洋戦争)を絡める必要はあるのか?
しかも「この国はまた戦争をしようとしている!」と何回も俳優に言わせたり、実は何も客観的な検証がされておらず単に「死の行進」だったと言われ続けているインパール作戦が作品の大きな要素を占めていたり、むしろこちらの今さらながらの戦後民主主義まる出しの戦争観の方が気になってしまった。
安倍総理を思わせる与党大物議員やネオナチと関係の深い国会議員の夫人まで登場する。
チャイナへの甘い対応や移民政策の推進など近頃の安倍政権を国民の代表として信頼できない面も多々あるが、そこまでして本作は次の総裁選で安倍総理に勝たせたくないという主張をしているのだろうか?
世界的にグローバル経済や移民政策への反対の声が高まるにつれ、それを押さえ込むような形で近年欧米で多造される反ナチス映画が悪趣味に映ることとかぶって見えてしまう。
なんだか是が非でも憲法を改正をさせたくないというメッセージを発している作品に思えてしまった。
原作を読んでいないので原作も同じなのか気になるところではあるが、原田監督は前作の『関ヶ原』においても原作にない謎の朝鮮押しをした前歴があるので、正直信用できない。
なお日本人にとって日本は「この国」ではない。
「わが国」である。
原田監督はアメリカで映画制作に携わっていた経験もあるはずだが、アメリカでも日本のことを「this country」や「that country」とでも呼んでいたのだろうか?
「What country?」と聞き返されるのがオチで、必ず「my country」や「our country」と言っていたはずである。
今やわが国では、映画の中でもテレビでも「この国」という言葉しか聞かなくなって久しいが、本作を観て余計に、日本が日本人にとって「どの国」なのか今一度改めて問い直す必要を強く感じた。
作品から「わが国」を感じない度:10
とにかく音楽が・・・
ストーリーも今一つだがとにかく音楽が酷い。
オープニングから昭和時代の物語かと思うぐらい古臭い。
バーでのしんみりした場面ではポップな楽曲だったり、
どのシーンにも音楽が合っていない。
こんなに音楽が邪魔だと思った映画は初めてだ。
キャストが熱演してるだけに残念です。
演技が良かった
ジャニーズ映画ということで、あまり期待はしていたかったものの、私はとっても好きな映画でした!
酷評が多くてびっくり…
ニノもキムタクも良かったけど、松重豊さん、凄いですね。
重くて難しい内容で見づらいかな〜と思いきや、見入ってしまいました。もう一度見たい!
豪華共演。それぞれの正義の果てに待つ、印象的なラスト。
【賛否両論チェック】
賛:キムタクとニノが魅せる、2人の検事が持つ各々の正義の交錯と葛藤が見どころ。
否:内容的には結構難しく、終わり方もやや呆気ない印象を受ける。
木村拓哉さんと二宮和也さんという、なんとも豪華なキャストが話題の本作。片や、自身の旧友が殺害された事件の最有力容疑者が捜査線上に浮かび、次第に己の正義に囚われていく最上。そして片や、そんな最上に師事しながらも、次第にその正義に違和感を抱き、やがて袂を別っていく沖野。キムタクとニノが好演する2人の持つ、それぞれの正義の邂逅とその行く末に、思わずうならされます。
ただ、サスペンスとしては少し物足りないというか、展開がかなりの予定調和感が否めません。終わり方もかなりあっさりとしていて、呆気ない印象を受けてしまいます。ただその分、ラストの余韻はたっぷりで、観る側に考えさせる内容でもあります。
難しいストーリーでもありますが、興味を惹かれた方は是非ご覧になってみて下さい。
疑問が多すぎる
2人の価値観の違い。
・罪人への復讐。そのためなら何でもする。
・規律を重んじることこそ正義。
道を踏み外す上司に意見することを躊躇する部下、自分の正義をごり押ししてくる上司、いまだ存在する裏社会、戦後の日本の緩さ、など現代社会に物言う映画。
観おわった感想は「え、終わり?」
これは原作で勉強してから観るべきだったかもしれない。理解が追いつかない。
3部構成になっていて、最初のほうは緻密な感じで良かった。どうなる?どうなる?って先が気になった。でも、後半になるにつれて荒さが目立つ印象。
観る側に教える気が全くないのがまさに原田監督。
それから会話が多いのも原田監督の特徴。ほとんどずっと喋りっぱなし。情報量多すぎて置いてかれてしまった笑
戦争の背景とか、もっと自分が歴史を勉強してたら理解度が違ったかも。予備知識いれてもう一度観たい。
白い服のダンサー、葬儀の時の黒服のダンサーとか意図が理解不能な演出が多かった。前半で「伏線か?」と感じた情報も見終わってみると、要らなかったな〜、と。
恋愛もドキッとはしたけど話の筋には不要だった。
ニノの本気の演技凄かった!!怒り、叫び、怖いシーンが多かったけれど迫力が素晴らしかった。
とにかく自分の中で謎が残りすぎ。こんなに分からなかった映画は久々だ。ネタバレというより、もはや解説を読みたい。このモヤモヤをすっきりさせたい。
そのまんま
削ぎとるべきものを、なぜか小粒に盛ってしまった感じだろうか。
どうせなら、木村拓哉が徹底的にダークになると、もっと魅力的だったように思える。セリフ抑えめで、ギラりとした目で訴える感じだと、最初の爽やかな感じとのギャップが出て来るし、そろそろ年齢的にも迫力出てくると思うんだけどなあ。
二宮くんは、さすが安定していて、吉高由里子との掛け合いも小気味良く、俳優力の偏差値の高さが感じられた。演技もパターンは決まって来ているけど、嫌みな感じはしないし、飽きさせない何かがある。
松重豊さんも、アクセントになってよかった。
ストーリーと題材は面白く、役者も魅力的、テンポも良くて見せ場は随所に。しかしながら、ちょっと構成が弱いのか、タイトルそのまんまの重いテーマの割には、軽い映画に感じられてしまった。個々のネタは面白いのに、どれもサラッと流してしまって、全体的に盛り上がりに欠けた感は否めない。ただ、キャスティングは良かったので、★3つにした。
でも、あまり人におススメはしないかな。
チョー、待てよ。
相変わらず、木村拓哉さん、型にはまり過ぎるほどかっこいい。でもワイシャツ脱いじゃうと、スーツでビシッとしているときほどはそうでもない。 周辺の思わせぶりな話が詰め込まれすぎて、少し消化不良な感じ。2時間は少々長い、やはり映画は90分からせいぜい100分で簡潔に。まあ、”朝までハシゴ酒” では味わえない、映画じゃないとというような場所をキムタクさんを絡めて見られるのは見る側にとっては悪いことではないでしょうが。
でも、やはり一番決まっていて得をしていたのは松重豊さんでしょう。
いいねえ。
三度目の殺人 の方が私の感覚にはしっくりきました。
原作を上回る出来
原作を読んでもあまり期待できる映画と思われなかったが、映画ではさらに脚色が付け加えられ原作を上回る出来となっており流石原田眞人監督は違うと感じさせられた。特に吉高由里子がよく効いており、原作にない彼女の矛盾だらけの存在が物語を深くしていた。結局司法で裁けない悪はやっぱり仕置人に頼らざるを得ないのか、正義が何なのか分からなくなる作品ではあった。これまで見てきたキムタク映画で一番良かったような気がした、観客が見た後分からないと言っていたが、観客にはある程度映画・文学リテラシーが必要かも。
法廷モノというより刑事モノ
原田眞人監督といえば、「クライマーズハイ」
の堤真一や堺雅人、尾野真千子のキレッキレの演出を、思い出すのですが、今回のキムタク、二宮くん、吉高ちゃんも今年の夏の炎暑並みのテンションの高さですw
しかしながら。。
原作は未読なんですが、ストーリーはキムタク扮する最上検事の、過去の事件に関わる容疑者との関係性だけならまだしも、さらに自分の生い立ちや親友との問題まで絡んできて、とてもとても説明の尺が足りなかったという印象。
そんなこんなで結末までなんか中途半端になってしまったのは残念です。
諏訪部役の松重豊さんはドラマHERO以来のキムタクとの共演なのかな?いやぁ今回もいいです。そういえば八嶋さんも。。まぁ検察ものだし(笑)
松倉役の酒匂さんの怪演っぷりも最高!二宮君との対決だけでもこの映画見る価値あるかも。
連続ドラマにしてもう少しじっくり見てみたい作品でも、あります。
何をどう信じるか
社会悪と正義、何をどう信じるか。個人は何のために生きているのか。社会批評の切り口ではよくある問いだけど、二人の演技に引き込まれながら、よくあるテーマに集中できた。作品が描くように、三権分立が崩壊している社会では、個人主義に偏らざるを得ない。組織の都合で真実が歪められる社会は、他人のことよりも自分のことが何よりも優先される社会になりそう。この作品は現社会において、そのような傾向が見られる現状に警鐘を鳴らしているように思った。真実を追い求めて、真実こそが答えで、それこそが正義と信じたい。
キムタクさん・ニノさんファン用映画
何の捻りもない単純なストーリーで、60分ドラマでも可能な内容を本筋と関係ないエピソードを附まくって長編映画にした感じの作品でした。お二人のファンのための映画で、一般の方はそんなに面白くないと感じると思います。
ちゃんと意志がある作品
ジャニーズを2人主役にして、この脚本でつくる、という意志がとても素晴らしいと思うし、役者さんがきちんと応えて演じているので見応えがあります。セリフが詰まってるから2回くらい見たい。これでお客さんが入れば、原田監督のもっと濃いのが見られるのかな、という期待を込めて。
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