検察側の罪人のレビュー・感想・評価
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演技は背を超える?
賛否両論ですが、大抵の方の評価はあまり良くないようですね。
やはり木村、二宮共演という所が好感度を下げているのでしょうか?
私個人としては面白かったですよ。
原田監督作品は早口でのセリフの応酬で臨場感を演出するため、良く観ていないと分かりづらいのが難点ですが、この作品はストーリーも面白く、少しホラー的な怖さもあってグイグイ引き込まれました。
私自身も少し舐めてましたが、主役二人の迫真の演技にも圧倒されました。スマップ解散から新しい道を模索するキムタクの意地が見えるし、二宮も良くサポート出来ていたと思います。
石原裕次郎やトム・クルーズの様に俳優自身がブランドの場合、どのような作品で、どのように演じても高い評価はされないものです。
この先キムタクが木村拓哉としてどこまで成長できるかの足がかりとなる作品だったのではないでしょうか?
一つ残念なのは、岡田准一を含め、ジャニーズで演技派と言われる男たちが一様に背が低く、大スクリーンではやや貧弱に見えてしまう事です。
左翼思想映画
ストーリーは悪くないが、反戦というキーワードを意味もなくゴリ押ししてくる感じが不快、そのせいか検事の行動も、政権批判してる左翼活動家の妄想を映像化してみました!みたいに思えて、イマイチ映画に集中できなかった。
苦い罪の余韻
観終わってポスターの前で、改めてタイトルに想いを巡らせました。
正義よりも、罪の余韻が苦く残りました。
主演二人の熱演は、先輩の木村拓哉に軍配あげときます。
いつも年齢不詳な感じがしてましたが、この度は壮年の大人の男を演じきって良かったです。
松重豊の怪しさは底が見えない感じ、流石です。
あと、最上付きの事務官の人。真っ当な人で、逆に印象的でした。
腑に落ちないところもあって鑑賞後に原作を読みました。
「今」を映す意欲的なアップデートで少し話が複雑になってるんだね、もしかすると数年後に見直した時、違った響き方をするのかもしれません。
エア麻雀、どんな表現になるか、ちょっと見たかったです。
引き込まれて、えっ?
難しそうな映画だろうと思っていた。そんな俺でも
入り込んでしまう作品だった。尊敬する先輩検事が
まさかの犯罪に手を染めてしまうとは...。
なぜ、その先輩検事が逮捕されなかったのかが不明。
最後は二宮くんの叫びで終わるという謎の締め。(笑)
二宮くんの恫喝するシーンは良かった。
結構面白かったと思うんだけどなあ私は
沖野と松倉の演技の迫力が凄すぎて圧倒された
二宮の演技力を思い知ったよね
でも最初の方がこんでて最後若干乱雑になった感否めん。
殺しちゃいかんわ。
でも一回じゃ消化しきれない
もう一度見たいと思えた
あまり評価良くないみたいですが、検事っていう世界観がおもしろくて、...
あまり評価良くないみたいですが、検事っていう世界観がおもしろくて、引き込まれました
ニノの演技がやっぱ良かった
もう一回見て完璧に理解してみたい
面白い!
テンポが速いが、観てるうちにクセになる速さだった。あっという間にすぎた。
評価が低いようでビックリ。面白かったです。
細かいところは確かに気になるし、流れも雑なところはあるかもしれないけど、内容が濃く登場人物もそれぞれ含んでる感があるから、掘り下げていったらこれ2時間じゃ終わらないでしょ。
言うなら音楽が気になった、合ってない気がする。
このチームでWOWOWドラマとしても観てみたい。
タイトルなし
検察側の罪人、最後まで観て意味がわかった。
木村くん、二宮くんの共演でとても楽しみにしていた映画。
HEROとは全く違う検事。
最上の過去の事件の執着で狂い始める。沖野の参考人に対する激しくキレた問い詰めも不思議だ。
沖野と橘のロマンスはよく分からなかった。要らなかった気がする。
木村くんはHEROであってヒーローではなかった。
前編、後編に分けて深く濃く描いても良かったんではないかとそれくらい二人の対立が観たかったです。
セリフが多いことは分かっていたけれど、、
テレビの紹介でこの監督はセリフの多さで登場人物の内面を表すから全部理解できなくても大丈夫的な事言ってたから油断してたら割と大事なところ聞き流してしまった、、笑.
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だから、いろんな問題が提示されてそれがそのまま散って終わった感覚だったこの映画(笑)もっかいちゃんと見ないとわかんないよーー!!
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そもそもあの変なおじさんの話がメインだと思ってたから議員さんの話関係ないのかと思って聞き流してた。そしたら途中から丹野議員まぁ出てくる出てくる。
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キムタクとおじ様が最初らへんに高級料理店で話してた話を聞き流してた時点でアウトだ(笑).
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事件の話は聞き流し程度でも理解出来る。でも議員さんのはちゃんと聞かないとわかんないところ多かったなぁ。
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多分割と細かいところに伏線はってあるんだよね。最初のあの署名のシーンも最後のあそこに繋がるし、、ヤクザの見張りの人達の会話もあそこに繋がるし、、.
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余談ですが、、.
吉高ちゃんの昔話もあの体勢で話すからなんも話入ってこなかったよ!!どこに足置いてるんだよ(笑)そういう彫刻かよ(笑).
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ちょっとネタバレとして。
キムタクが殺しの指示はしないって言ってたけど、お前人殺しとるやないかいと思ったのは私だけですか(笑)そのセリフもキムタクなりの正義があるからってことですか(笑)
モヤモヤがいつまでも消えない
ストーリーが悪過ぎですね。しかも音楽も映像も昭和の雰囲気がプンプンします。もしニノが出ていなければ、星一つのレベルだと思いました。
良かった
久々に邦画で入り込めた
二宮ファンではなかったけど彼の演技は迫力もあってあれでアイドルだし引き込まれていく人の気持ち分かる!
映画は少し難しいかもしれません。でもエリートって良いなあて思ったし自分もそういう世界に行きたいって思うので勉強やる気出る!
キムタクもかっいいおじさまって感じだった!
最近話題の二宮君の結婚…確かに二宮君はもっと素晴らしい女性の方が良いのかと…と思ってしまうくらい二宮君は天才かもしれないヽ(;▽;)
思っていたのと違った
もっと木村拓哉は悪役になったり、犯人への人間味があっても良かったと思う
せっかく木村拓哉と二宮和也が共演するのだから、2人のやり取りを見たかったし、もっとうまく作れたと思う
政治家の話も、戦争の話も、恋愛要素も、家族要素も、無くてもいい気がするし活かしきれていないと思う
なんだかなぁ。
二宮さんと酒向さんの対峙するところは見応えがあったし松重さんしかりいい役者さんだと思った。木村拓哉さんは、それ以上にも以下にもなり得ておらず、最上の人物像が見えてこない。薄っぺらく感じた。原作の指定なら失礼を申し上げるが、
最上と小田島の妻が両方とも見た目のキャラばかり悪目立ちしていて、全くリアリテイを感じないし夫婦にも見えなかった。
議員のくだりも中途半端だったし、期待値下げていったせいかそれなりに面白くは見えた。
思考したくなる喋りたくなる映画
2回鑑賞。原作、パンフレットは未読。
気になったのは二点。
ストーリーのメッセージ性と衣装の色。
まずはストーリーのメッセージ性。
各々の正義のために各々が都合良いストーリーを構築して当てはめていく怖さ。
それに絡めての現政府批判。このままでは危ないよーという警鐘。
ただ、この監督のメッセージをどストレートに受け取るだけでは勿体ない気が。
この映画は監督の考える正義(メッセージ)のために都合よくストーリーを構築されたものとも言えるのでは。
ラブホ前のチンピラの会話とか。こんなところまでこんな内容かぁ。。と。
また映画は権力側の怖さを描いていたが、逆に、一見権力を持たない弱き立場のモノの考える正義のための強引なストーリー構築の怖さもあるはず。弱き立場というのは大きな武器にもなり得る。今は特にSNSなどで声援や賛同を得られやすい面があるので。
そんな事をグルグルと思考させられ、したくなる。そして自分はどの立ち位置なんだろうか、物事をどういう風に見ていけば良いか、、と改めて考え見つめ直すきっかけになった。
二つめは衣装の色。
(私の記憶違いがあるかもしれないが)
*白色
踊り子の衣装。
諏訪部の服。
丹野と電話で会話時の奥様のスーツ。
祝賀パーティーに出席時の橘のスーツ。
*白×黒
橘を盗撮する運び屋の女のワンピ。
衣装じゃないけど丹野の死を聞いた最上にかかる白黒のブラインドの影
*モスグリーン?
最後、最上と再会する沖野のスーツ。
まずは白色。
踊り子の衣装は丹野や松倉の死を暗示する天使や彼らの身の潔白を意味もあるのではないか。
丹野の時は対岸に踊り子がいる。身の潔白を手に入れるには向こう側へ、でも行くことは死をも意味する。
松倉は下へ降りると踊り子がいる。身の潔白は手にしたがやはり死んでしまった。
諏訪部の白は
ダークな仕事を覆い隠す
白骨街道の白
本人曰く時折、神様的役割
次に白×黒
当初、橘は白とも黒とも言えないし、どちらでもある立ち位置だからか。
最上はあの後一線を越える決意をするので、その前段階としての心模様。
最後にモスグリーン。
これが一番ひっかかった色。
白骨街道を歩く兵士の軍服の色と重ねてるのかなと思った。
最後、軍服色のスーツを着た沖野が(白骨が埋まっているかもしれない道を)歩き行くのをハーモニカを手にして見送る最上。
最上が見た夢のデジャブ。夢では最上は白骨街道を歩く兵士だったのが、祖父の立場に。
これからの最上と沖野は白骨街道の呪縛からは逃れられないのかな。
情報量が多いので、(監督のメッセージに共感できなくとも)あれはここでこれと繋がるのか!とか、こうとも読み取れるなぁ、など何度見ても色々な発見がある面白味のある映画とも思った。
理解ができない人は辛いかも
小説を読んだ上で映画に挑みました。
見る動機はファンとしてでしたが映画やドラマを観る時にはその役として客観的に観たいのでファンであることは忘れて観ます。その上での感想として、まず理解力がかなり必要な作品だと感じました。正直インパール作戦と白骨街道が分からない人にはなんのこっちゃというような。観る人は是非この2つを調べた上で見て欲しいです。
脚本はそこそこに良かったと思います。良い意味ではテンポがいい。悪い意味で言うと速め。ものすごい集中して観ました。
演技に関しては沖野くん(ニノ)と松倉(酒向芳)の2人がピカイチだったと思います。前半で沖野くんが見せていた新米の初々しさや空回り、そしてやる気。それが松倉の取り調べから一気に変化してくるのが印象的でした。取り調べシーンの迫力も凄まじいものでしたが、恐らく、取り調べをした後からだんだんと沖野くんの中で自らの正義が確立されていくんです。その表現がまた素晴らしいもので、さすが数々の賞をとるだけあるなと。最後の最上を戻したいと願ったのに戻せないことを知り絶望の叫びをあげる部分も印象的でした。松倉もいい意味の気持ち悪さが存分に出ていて失礼ながら本当に犯罪を、、、?と思うほどでした。取り調べの回想して告白するシーン、終始鳥肌が止まりませんでした。あんなにリアリティのある犯罪者役を観たのは初めてでした。他の役者さん達も非常に引き込まれる演技でしたが、特にこの2人は凄かったです。
今回のこの評価はその2人の演技にポイントを置いて付けました。
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