ザ・サークルのレビュー・感想・評価
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ザ・サークルのレビュー
今回からちゃんとレビューを書こう。
ということで、ソーシャルネットワークありきで生まれ、ソーシャルネットワークに囲まれて育ったおいらです。
題材は良かったんですが、脚本の先が読める展開と、結局あのシーンなんだったんだろ…。っていうシーンがあったりと、粗が多かったかなぁという印象。
演出としては役者さんはいい演技をしてたし、魅せ方も移入しやすい写り方、音楽など、観てて見やすい飽きさせない作りになってたと。
脚本を重視している方には不評っぽいですが、映画としてはそこそこ楽しめるんじゃないでしょうか。
three : ★★★☆☆ 3/5
3 : 人によって評価が分かれる作品。
SNS依存を見つめなおすきっかけに
社会がネット依存方向に突き進んだ時の一つのバッドエンドを見せられた感じです。急速に進むIT化,ネット社会,SNS依存に警鐘を鳴らすという意味では,意義のある作品だと思います。
劇中の「秘密は罪」という考え方には,共感するところも大きかったです。不謹慎狩りのように,正義感を振りかざして特定の個人や団体を責め立てる昨今の風潮は,どうにも好きになれません。これも匿名だからこそ強気な発言をしてしまうのだろうと考えると,究極の理想は「透明化」なのかもしれません。しかし,それはそれで問題も多く,現実にそうなることはないでしょう。コンピュータにせよ,ネットにせよ,せっかく手に入れた便利なツールなのですから,節度と思いやりをもって上手に使っていきたいものです。この映画を見た一人でも多くの人が,そんなふうに考えることができたらいいんじゃないでしょうか。
ただ,映画としては,ちょっと残念な作品だったという印象です。というのも,展開に唐突さを感じる部分や,登場人物の心情の変化に納得のいかない部分が目立ったからです。また,会話のつながりがよくわからないところも気になりました。脚本がよくなかったのか,翻訳がイマイチだったのかはわかりませんが,そんなところが気になってなかなか作品世界に浸れなかったのは残念でした。
SNS
ネットは
便利だけど
やっぱり
プライバシーは必須です。
知らないうちに
加害者にも被害者にも
なりうる怖さ....
現代の
サスペンスなのかな
お父さん役
今年亡くなった
ビルパクストンだった‼︎
遺作になるのかな?
技術革新の善悪
この手の作品は昔からありますし、現代の技術革新への牽制と期待を表していると思います。情報のクラウド化に対する懸念や、情報共有するからこそ生まれる疑似体験etc、現代人として分かる部分もありますし、逆に情報に支配されすぎてしまう怖さも感じます。映画としての題材はありきたりではありますが、キャストの豪華さを考えると、もう少しエンタメ的要素の強い派手さがあっても良かったのではと思いました。
過度なSNSの末路。
話題のSNS会社に入社したメイ。社員は自分のプライベートを次々とネット上に公開し、コミュニティを広げていっていた。メイもネット上にプライベートを流していくが、徐々に身近な人々を巻き込む事になる。
SNS会社が過剰に進んでしまったらこうなる!!と言う社会への警告を映画化した感じ。題材はとても身近で、サントラもポップなエレクトロで好印象。
ストーリーがもう少し広げられたら良かった。スッキリ終わらないのが残念。
あとは、サークル社員が洗脳されすぎて、親近感が湧かなかったな…(笑) 社長が良しなら皆んな何でもアリなのかよ!!
う〜ん、あと一歩 現代社会の問題SNSを取り上げ、キャストも豪華…...
う〜ん、あと一歩
現代社会の問題SNSを取り上げ、キャストも豪華…なのになぜか消化不良状態
主人公の友達が、ひとりは仕事に追い詰められ、ひとりは追いかけられて事故死
娘のおかげで幸せを掴んだかに見えた両親が、プライベートにずかずかと入り込むSNSによって、娘と音信不通になってしまう
まさに、現代社会を映し出しているような作品
実に面白い、優良な作品
現代の情報化社会の問題をいろいろな角度から考えさせる優良な作品。民主主義と全体主義、プライバシーと透明性、企業と国家、個人的自由と社会的束縛、議員と有権者、税金と個人資産……。真の民主主義の実現と言いながら実際には全体へ行動を合わせるよう強要され全体主義化していく様は興味深くかつ恐ろしいものだった。ある意味、ファンタジー映画のブレードランナー2049より哲学的で近未来SFだと感じた。
キャストが素晴らしく、グレン・ヘドリーにまた会えて良かった。不覚にもビル・パクストンはエンドロールを見るまで気づかなかった。二人とも亡くなってしまって本当に残念。アニー役のカレン・ギラン、「マネー・ショート」で観てたとは気づかずだったが、なかなかうまくて今後に期待。ジョン・ボイエガはスターウォーズの時より爽やかで感じ良くなってちょっと見直した。トム・ハンクスが狡猾な企業トップを演じるのは珍しくて面白かった。彼のプライベートや悪人ぶりがさらされる所まで描くともっと面白かったと多分誰もが思うだろうが、それだとトム・ハンクスが承知しなかったのだろうか。
ひねりがないとか展開が遅いというレビューもあるが、それによりかえっていろいろと考えを巡らす余裕があったので、いい感じに脳を働かすことができたと思う。そう言えば、サークル社の社員向けプレゼンがこの映画の観客に向かってなされるように撮られていた。丁度観客が社員になったように。それも観客に考えさせようという意図だったのではないだろうか。秀作だ。
あと一歩欲しい感じ!
プライバシーのない世界を作ろうという映画。これが現実世界で起きなくは無い、想像がつくというところがサスペンスなのかと解釈しました。ただ、風呂敷の回収はできていないので、もう一歩なにか案を出して欲しかったです。
変な企業の映画・・・
この手の作品っていなんて言っていいの分からないな・・・
サスペンスとも違うし、青春映画とも言い難いな・・・
現在のソーシャルメディアなどに対しての便利な部分、怖い部分などを訴えていたいと思う映画だと思うけど、しかし、その視点が少し飛躍し過ぎているし、「サークル」って言う企業って、なんか宗教団体みたいな企業にしか見えない。
なので、ソーシャルメディアの怖さと言うよりも、宗教的な存在の怖さを訴えてる映画にも見えるな・・・
ちょっと要所要所、大袈裟かな・・・・物語の展開が、無理やり過ぎるかな・・
ま、私的には、つまらないと思う程ではありませんが、少し難しいというより、理解して行くのかちょっと大変だったかな・・・
トム・ハンクスは出ていても出てなくてもどうでもいい役・・・
ある意味、スター俳優が出ていますが、特にその役者も使いきれていない印象もあるかな・・・・
ま、トム・ハンクス、エマ・ワトソンが出てなければ、ある意味、B級映画だったかもね。
さらに "前に進んだ" ソーシャルネットワーク
Apple Google Facebook Amazon などの企業が個人の情報をコントロールしている現在(2017年)。
性善説を前提に、今後より統合されていくであろう未来を描く。
強引な編集のためか、ジョン・ボイエガ(スターウォーズの黒人)の登場やマーサー(主人公の幼なじみ)が鹿殺しでネットリンチにあう理由が抜け落ちている。
前提となる現在の「ユーチューブ」「フェイスブック」「ツイッター」などのネットワークサービスを使っていない人には何の話かわからないだろう。
テーマはいいのだが、全体的に焦点が定まっていない印象。
キャストもよかっただけに残念。
64点。
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