ちはやふる 結びのレビュー・感想・評価
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文句無しの最高傑作
人気漫画を映画化した映画といえば簡単だけど、そう言うレベルの作品じゃ無い。日本邦画界が誇るべき作品であり、青春ドラマ、スポ魂ドラマ、人間ドラマの中でもトップクラスに面白い映画である。ここまで見事に無駄のない、そして熱い映画はない、と言っても過言ではない。
千早の戦い、太一の戦い、新の戦い、全ての戦いのその総決算。これを2時間ばかりの映画で見事に描き切った。これ以上に、ちはやふるの映画を作ることができるか。上の句、下の句で、これでも恐ろしく完成度高かったけど、それをはるかに超えて、この結びの完成度は高かった。
伏線も見事で、対になる句が見事にラストにハマるし、チャンスの扉はノブがないとか、運命戦は運命じゃないとか、なんか全部まとめてあのシーンで結実するのがたまらなく鳥肌ものです。
無駄なシーンはないけど、時折無駄にも思えるような間延びしたシーンもあるんだけど、それはすごくリアルなシーンで、僕らの日常の無駄だらけの世界を描いている、無駄だけど無駄じゃない極めて高度な場面だと思える。例えば、みずさわファイトというシーンで結構時間かけてやり直しシーンとか、LINEを書いてるシーンをそのままの時間で出してるところとか。映画の時間は足りないからカットしそうだけど、そういう日常のシーンは消さない。すごいと思う。見事と思う。
最高レベルにオススメ。5億点。
意義ある続編!
素晴らしかった。前作のキャスト陣にそれぞれ見せ場もあって上手く組み込まれてる。机くんの笑顔で勝利を確信するのも粋でした。太一の登場だけが若干のやりすぎ感もありますが、とてもかっこよかった。新しい登場人物も意味ある出し方なのがまたいい。特に清原伽耶ちゃんが素晴らしい。笑顔のない表情が素敵。逆にストーリー的には出さなくても成り立つ松岡茉優ちゃんを出したこともいい。
出演者は相変わらず素敵です。野村くんは最近良い感じになってきたな、と。世間的イメージはまさに帝一の菊馬ですが、知的な男をやらせても様になっています。前回からの成長を感じさせてくれました。賀来賢人さんがこんなにもいい役者さんだというのも始めて知りました。
相変わらず気分の高揚する映画でした。最後チアダンと同じ終わり方というのもまた面白かったです。
完璧!
上の句、下の句からのながれをひいた、完璧な着地。
各キャラクターの成長、明確な勝敗におけるロジック、無音使とアニメーション使いの巧さ、素振り、耳に手、つめ、などの表現。。。もう、いいところを挙げだしたらキリがないほど素晴らしい作品でした。
ちはやとかるた部の3年間のまとめとして、そして次世代への継承の物語として、文句なし!の傑作だと思います。
今作は、太一が主人公!?ですよね!?笑。
最高でした
ええやん!
まぶしいキラキラ青春やなぁー
競技かるた 熱い!
みんな存在感あったなぁー
広瀬すずちゃんの目力すごいわぁ!
可愛いし魅力あふれてるやん!
大女優になっていくんやろな。
話自体は そんなアホなぁー
そんな奴おらんやろ! の
てんこ盛り!漫画やがな!
…楽しんだもの勝ちで…
『チャンスにはドアノブが付いてない』
映画「ちはやふる」完結
文句無しの青春映画の金字塔
いやぁ、凄い作品だった。
一瞬の必死の形相を切り取るスローモーションが効果的。演技派の若手俳優ばかりをこんなに集められた作品が過去にあっただろうか。
クイーンとの戦いに焦点を当てるばかりでかるた部がおざなりになった第2作に比べ、かるた部の特に同期が皆素敵だった。(後輩も、それぞれピリッとスパイスが効いてて良かった。) 青春映画なんだから、こういう主要キャラ皆が輝く作品が素敵です。やはり広瀬すずはこういうザ・ヒロインが良く似合う。演技が上手いからって難しい役柄をやらせれば良いというものではない。
でも自分が新だったら、広瀬すずより断然清原果耶なんだけどなぁ。百人一首って言葉のチョイスがやっぱり凄い。
3作目のタイミングも絶妙。前2作に比べ各俳優が現実世界でも人間的に成長したからだろう。高校生の2年間での成長が自然に描かれていた。纏まりがないが、第3作にして遂に傑作の域に到達したと思う。
満点。 あー泣いた泣いた!青春が眩しすぎて開始5分で既に涙が。 も...
青春映画の金字塔!
「瞬間の光」が「永遠」に刻み込まれた
最後の夏(どの夏も「二度と来ない夏」)という「瞬間の光」を映画という「永遠の芸術(かどうかはわからんけどそうであると信じたい!)」に刻み込んでみせた青春映画の快作!広瀬すずの輝きは言うまでもなく最も光ったのは野村周平。持たざる者の迷いと戦いに心を掴まれた。有終の美
観てる間ずっと「いつまでもこの夏が終わらないでくれ」と思っていた。多分この先もふとした時にこの夏に帰って来たくなると思う。青春はぬるま湯。いつまでも浸かっていたくなる。でも時は不可逆だからこそ眩しい
スポーツ映画としても三作の中で一番。『上の句』のようにロジカルで『下の句』のようにエモーショナル。そしてフィジカルでビジュアルでオラクル!『メジャーリーグ』におけるチャーリー・シーンの最後の登場ばりに「待ってました!」と言いたくなるドラマティックな展開もある。文句なしのカタルシス
「しのぶれど」「こいすてふ」の句と野村周平と真剣佑の関係性が呼応してきて盛り上がる感じも上手い。全体的にちょっとした台詞が後々に響いてくる。何より本当に大事なことは台詞にせずに寸前で場面が変わる!感情が高ぶる場面で音楽が止む!『上の句』ではやや冗舌だった小泉監督の演出やけど本作ではもはや余裕すら感じた
野村周平のメンターを演じた賀来賢人も良かった。作品のテーマとかしようとしていることを説明する役割も担っとんやけどこれがまた凄くて…物語の射程が百人一首という芸術の意義にまで及んでいる。百人一首に興味が湧いたよ
カルタに青春をかける高校生のみずみずしさ
すごくよかった
ひたむきでまっすぐで、うちの子もあんな風に青春時代を過ごして欲しいと望まずにはいられない。
今回は完全にマツゲくんの話だった。羨むべき人物なのに、苦悩していて、彼は彼なりに大変なんだろうけど、世の中にはどう考えても彼より何も持たずに苦しんでいる人が大勢おり、それを思うとなんとも言えない気持ちになる。
クライマックスの短歌の意味があまりよくわからなかった。それをきちんと把握して見たらより深く感動できたような気がする。恋と競技と短歌が見事に噛み合った、素晴らしい構成なような気がする。
面白かった!
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