gifted ギフテッドのレビュー・感想・評価
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注がれる想い
いいお話しだった。
7歳の女の子に視線を奪われっぱなしだった。
数学において天才的な頭脳を有する7歳の少女が主人公。メガネをかけた天才肌かと思いきや、すこぶる活発で、むちゃくちゃお転婆で、校長先生に歯向かったりする。
眉間にシワを寄せてる表情が印象的なんだけど、その顔があどけなく笑う時などは、こっちの表情までつられて崩れてしまう。
そんな子の養育権を巡って本作は進む。
緻密で繊細な人間関係が設定されていて、その中心で色んなものにぶち当てりながらも、互いに信頼し合うフランクとメアリーがいじらしい。人物造詣へのアプローチがすこぶる良くて、脇役の描かれ方も絶品だった。
子供の未来にとって何が必要なのか?
そんな命題を背負って物語は進む。
ラストシーンにちょっとしたどんでん返しも用意されていて、ただのホームドラマでは終わらない展開も嬉しかった。
大岡越前だったかなあ…子供の母親だと主張する女性2人が両側から子供の手を引っ張り合う話。本当の母親は子供が痛がる様が不憫で手を離してしまう。そんな話しを思い出しながら鑑賞してた。
ともあれ、子役の彼女がすこぶる自由で、まつ毛が凄く長くて何年か後に、是非スクリーンに帰ってきてほしいと思う。
キャプテンは、野暮ったい父親を好演していて◎
2人の掛け合いも楽しくて大いに笑ったし、終始リラックスして見れた作品だった。
目から何度も…
最近、あまり映画館に行かなくなり、レビューの良さでチョイスした作品。
日頃「大人になったら数学なんていらない、なんて嘘だ。数学を使う職業を選べなくなるのだ」などと若者たちにほざいて、何とか勉強させている立場として、イブリンや校長先生の言い分もわかる。私も子供には就きたい仕事を選べる人になってほしいと思う。
でもそれは、何かで表彰されたり、やりたいことを犠牲にしてまで取り組まなきゃいけなかったりするところまで無理に頑張らせる必要はない。
色んな子供を見ていても、勉強できる子が幸せになれるなんて思わない。勉強できなくたって、友達思いで素直で気が利く子だったら、周りに好かれて色んな人に助けてもらえるだろうなと思う。学歴のいらない仕事なんていくらでもある。
だから、大人は子供の笑顔を奪ってまで、将来のためだとかいう戯言で振り回しちゃいけないんだよな、と素直に思えた、素晴らしい作品でした。マッケンナちゃん、美し過ぎる!マッケンナちゃんこそ、素直に育ってほしいなぁ。
感動した
2017見た中でもベスト3に入る映画。
主に以下の点が素晴らしい。
・主人公の少女メアリーの演技
・起承転結がしっかりしていて、最後の展開が予想外てハッピーエンド
・主人公だけでなく登場人物それぞれのキャラが立っている
・メアリーの先生のジェニー・スレイトが可愛い
・ストーリー展開のスピード感が良く1時間半ぐらいの短さでまとまってる
・家族愛が表現されている。
メアリーちゃんがとにかくめちゃくちゃ可愛い
マッケンナ・グレイスちゃん演じるメアリーちゃんがとにかくめちゃくちゃ可愛い。ピュアな義父と賢い幼女の物語と思うとありきたりだけど実は厳格な母の期待に圧し潰された従順で脆い娘から広がる人間ドラマでとても深く心に染み入る素敵な映画。
良かったわ〜可愛いわあの子〜ネコ〜。 親になるって、人の人生を背負...
良かったわ〜可愛いわあの子〜ネコ〜。
親になるって、人の人生を背負うって、凄いことだよなぁ。こんなに真っ直ぐで優しい良い子になったんだから、育て方間違ってなかったって台詞がとても良かった。その通り。
病院のトコ良かったなぁぁ。子供のことを想いすぎて悩んでどうにもならなくなったり、良かれと思って干渉しすぎたり、親は本当に難しくて大変。すごいなぁ。
本当の「子供の幸せ」とは何か?
泣いた泣いた。
滂沱の涙。
脚本も演出も役者の演技も上質。
「保護者のエゴ」って醜悪ではないかと問いかけ。
本当の「子供の幸せ」とは何か、ということを気づかせてくれる良作です。
子役の演技が素晴らしく、数学の天才ではなく、演技の天才だ!と驚きました。
あと、猫がめちゃくちゃかわいいです。
動物好きの人にもおすすめ。
天才子役
毒舌な天才児がたまらなく可愛い💕
特別な才能をもっているけど特別な支援が必要な子と接しているから、考えさせられることがたくさんあった。
あの子が日本にいたらとても生きづらいんだろうな…
大好きな数学と大好きな人達と笑ったり怒ったり悲しんだり許し合ったりしながら暮らせるHappy Endなストーリー。
子供ってかなり自分に何が必要なのかしっかりわかってる
難しいことも複雑なことも
「この学校ではあの子の個性を伸ばす教育を提供できない」って校長先生の話は妙に納得。
型にはめようとする日本の教育だったらそんな言葉は出ないよね。
この国の教育の愚痴になるからこの辺にしておきます。
とても良い映画です。
涙腺崩壊
今年一番の感動に滑り込みで鑑賞できた。
メアリーは賢い。
だからこそ自分の人生に何が必要か、7歳だけどわかっている。
おじさんと隣人のおばさん、彼女には彼らが必要。また、彼らにも彼女が必要。
天才だからじゃない。
人生を共に過ごしたいから、彼らは共に生きる。
メアリーの目に引き込まれる。彼女は今を懸命に楽しんでいる。
素晴らしいテイスト
ベタな展開ではあったのにもかかわらず、これほどの出来に仕上がったのはキャストたちの見事な演技があってこそ。いつもはスーパーヒーローのクリス・エヴァンスは不器用だけれども、そこに内在する愛や色気があった。なんといってもマッケナ・グレース。ある意味普通じゃない数学天才少女という簡単じゃない役柄を演じ切ったのは彼女自身が天才だったからかもしれない。そして、オスカー女優という肩書きを持つようになったオクタヴィア・スペンサーはいるといないのでは作品の質が大きく変わっただろうと思う味があった。その存在が安心感みたいなものを生んでいた。
本題の中身。実の親子ではないことで逆に近い関係を築くフランクとメアリー。メアリーが普通の子供ではないからこそ、2人の付き合い方も難しい上にそこに更なる難題が降りかかると…
人によって”普通に暮らす”ということに対する物差しが違うと感じもした。
子供の心は純粋で正直ですね
愛らしい子が演じてるからということではなく子供は純粋でかわいいですね。親や大人が子供の人生に方向性を示すのは大切だけど、行き過ぎるとそれはハラスメントになるのでしょうね。ただ、無邪気な子供の時代は短くその時が一番大事で、大人になるための大事な時間なんでしょう。何かわかりませんが大人と子供の絆を感じました。約束と信頼は世代超えて大切なものなんですね。なんかほっとする作品です。
後味が最高
可愛い天使から小さな幸せを分けてもらいました。ホロリときたりクスッとしたり心暖まるシーンもたくさん。
アメリカンカントリー調の曲でほっこり大らかな雰囲気に、メアリーの反抗的な態度は良いアクセントになっていました。
自分の思いを通したくて頑なだったり、自分を攻めたり迷ったり、判断を誤ったり、主人公や彼を取り囲む人達は、人間味のある人ばかりで、誰も真の悪人はいませんでした。
観て良かったと思いました。
脚本力に脱帽
キャラクターの表現の仕方が素晴らしい。
役者の演技もさることながら、細かいシーンの端々にキャラクター性を象徴させる要素が散りばめてある。その1つ1つがキャラクター同士の関係性を豊かに表現できている。
今年最後に良い映画を観れました。
毎回同じ
これ感動的なストーリーでいいんですけど、こういう親権者争いの映画は結末が毎回同じで先が読めるからイマイチ感動以外は何も感じない映画でした。
この点では『チョコレートドーナツ』は良く出来たストーリーだった気がします。
まぁでも感動は出来たのでいい映画なのかな。
数式が美しい
まだ子供のメアリーが 数学の難問をスラスラと黒板に書きつけていくさまは、
とても優雅で洗練された感じがしました。
数学を操れる人はとても繊細で美しいイメージがあります。
この映画、才能を持つ少女とその保護役である主人公を描いたドラマです。
メアリー役の子役がとっても演技上手でした。
二人のシルエットが夕焼けに照らされて浮かび上がっているシーンがとても綺麗で印象的。
親の手を取って空宙返りをする……よく子供の頃やっていたなあ という。
どれだけ天才でも、メアリーが普通の女の子で
血が繋がったいなくても二人が親子だということが
よくわかるシーンでした。
You are smiling. 子役スゴい。
個人的にマーク・ウェブ監督作品はアタリが多いんです。マーク・ウェブ作品は観たら大体どっかで泣いてます。映画好きな人なら誰にでもある自分の琴線に触れまくる監督。自分にとってマーク・ウェブ監督がそれにあたります。
というわけで今作も良かったです。なんかね、子供が泣いたりするシーンってこちらも無条件でつられる訳ですよ。メアリーが里親に引き取られるシーン、そしてフランクと再会するシーンも涙無しには観れませんでした。そういえばフランクとメアリーが夕陽をバックに遊んでるシーンも子供ってあんな感じ大人登りたがるよなぁっと何だかシミジミ。
後、つい子供に心にもない事言ってしまうフランクがリアルでした。ずっと子供の相手をしてたら自分の時間が5分もないって言いたくなるんですよね。親子と言っても人間ですしね。で、言ってしまった自分に落ち込む。あるある。あー、やっぱマーク・ウェブ監督って人間描くの上手いわぁ~。
フランクを演じたクリス・エヴァンスも良かったですが、何よりもメアリー役のマッケナ・グレイスちゃん。超演技上手い。とても自然に演じてて、恐ろしい才能です。そして「おはようございます。スティーヴンソン先生」って言う時の顔!大爆笑でした。そういえば映画「ルーム」に出てたジェイコブ・トレンブレイ君といい、最近の子役って演技力ハンパない。やっぱハリウッドってスゴい才能があつまってるんだなぁっと改めて思いました。
もはや2人のラブストーリー
マッケンナグレイスちゃん、最高でしたな。泣いても笑ってもほんとにキュート。将来が楽しみだけど、あの大きな垂れたおメメはどうなることやら!
ストーリー的には、ほぼ予告です(笑)
グッモーニンミススティーブンソンには笑った!
最初の方テンポよくてずっとこんな感じかと思ってたらなんか違かった
けっこうママがキーパーソンなんだね。
実際もっと姉の苦悩やらを回想で描いてくれたりとかしてたら、もっとクリスエバンスに感情移入出来たかなあと。
病院での出産シーンは名シーンでした。泣けた。あれは誰でも泣けるわ。
号泣
人生で一番泣いた映画かもしれない。映画の完成度がどうかは置いといて、声が出るのを必死に堪えるくらい泣いた。
主人公フランクは姪のメアリーと愛犬フレッグとしあわせな暮らしを送っている。ある日、メアリーは学校で天才的な恵まれた才能、“ギフテッド”を持っていることが発覚する。その才能で特別な教育を受けさせ、偉業を成し遂げてほしい祖母と、頭脳は関係なく普通の人生を送ってほしいフランク双方の気持ちを考えるだけで、ただ才能を持ち、難しい問題に挑みたいメアリーの気持ちを考えるだけで胸が締め付けられる。
ワンカットワンカットがとにかく美しいのも純粋に好き。フランクの職業がボート修理というためか、海辺でメアリーが遊ぶシーンや父親の手を繋ぎながら体を登っていくシーンなど余計に綺麗で癒される。
後半のあるシーンで泣いてしまったのだが、そのシーンのメアリー役のマッケンナグレイスやフランク役のクリスエヴァンスの演技に泣かされたと言っても過言ではないほどの心に突き刺さるものだった。そこに感動する挿入曲を入れられたら号泣するしかない。
とにかく、完全に個人的な好きが詰まってる映画で一生大切にしたくなるものだった。ありがとう、マークウェブ!!!!
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