嘘を愛する女のレビュー・感想・評価
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愛してる人がいきなり知らない人になった時
自分ならどうするか、知りたいか知りたくないか、考えながら見た。
ここまで極端じゃなくても、一緒にいる人のことを果たしてどこまで知っているのかってところはきっと誰でも思っていて。
でも、なんだかんだ言っても本質は、この映画でいうところの、人混みで具合悪くなって助けてくれたとか、靴貸してくれたとかそういうところにしかないのかもな、と思った。
逆に、嘘をついて愛する人と生きていくってどんなだろうとも想像した。小説書いたり、夜の公園行っちゃいそうだなと思った。
そっくりさん、いい味出してた!しかもいい人。
高橋一生見たさ
長澤まさみはそれほど好きな訳でもないですが、
高橋一生が出ているので見てみました。
5年同棲してた恋人が名前も違うし、素性もわからないってそりゃ気になりますよね。
小出桔平を紐解いていくのは面白いけれど、
なんか長いな~と感じてしまった。
長澤まさみ演じる女性は、なんだか自信家すぎる印象もありキャリアウーマンだから仕方ないけど
好感はあまり持てないキャラだったと思いました笑
長澤まさみ×高橋一生のアンサンブルが凄かった
予告を観て、面白そうだなと思い鑑賞しました。東日本大震災発生時、駅でパニック障害を起こしていた由加利を助けてくれた桔平という男性。二人は5年間同棲しますが、ある日、刑事が訪ねてきて免許証も桔平という名前も職業もウソであることを知らされます。 これを機に、貝原という探偵と共に桔平のついた嘘を探すため奔走します。
前半は謎解き編、後半は桔平の過去が描かれるドラマとコンパクトな作品でした。
長澤まさみさん、高橋一生さんの演技力の凄さに感服しっぱなしでした。一生さんの謎めいたオーラの意味が分かった時は衝撃でしたが、監督があまり存じ上げない方だったので有名な方が撮るともっと重厚な作品になったと思います。
重くも深い愛を感じる映画
本は読まずに鑑賞。
展開が分からず、飽きずに観れました。
私にはハマり、こういうの弱いので胸が熱くなりました。
長澤まさみと高橋一生、二人の醸し出す雰囲気がとても良かったのもあります。
これだけ愛せる人に出逢えるのは羨ましく思います。
結構重くなる展開もありましたが、素敵な映画でした。
複雑な女心の旅
富貴晴美のメインテーマにつられて視聴してみました。とてもいい曲です。
とはいえサスペンスとしては少し重さが足りない感じでしたし、主人公の女心に振り回されたわりには「濡れ場もないんすか?」とか「もっと不幸のどん底まで行き着いて欲しいなぁ」 と感じました。
女性目線を徹底した部分は良かったんですが、この作品の直前に観た「Miss Sloane」と比べたらライオンと猫くらいの差です。
一緒にこの謎解きを体験できました。
まず、面白い設定に惹かれて鑑賞したこの映画。
主人公と一緒に、「どういうこと?!」「騙されてたの?」と不安に襲われながら、物語が進んでいき、じわじわと謎か解けるまで…
見終わったときには、じんわりと広がる深い感動を味わえました。尺が長いと感じる方もいらっしゃる様ですが、わたしには丁寧な進み具合で良かったです。
ラストは救われるかたちでホッとしました。
地元の広島が出たのも意外でした。最近はそんなにあからさまな方言使わないよねーなんて思いながらニヤニヤ(笑)
高橋一生さんの役が、やっぱり雰囲気あって素敵でしたね。そんな素敵な人が出逢い系を使ったというエピソードなど、唯一ショックです。浮気がお互い様なんてこと、絶対に有り得ませんからね。廃
好きな作品のひとつになりました。
実話ということなので、
実際のお話、どこまで忠実なのか知りたいです。
宣伝作った人が上手い
ミステリーサスペンス物ということで、ラストにかけてどんどん面白い展開なのかなと予測してましたが、そこまで衝撃な展開もなく、騙されたー!!!みたいな展開もなく、筋書きはしっかりしてる小説を読んだような感覚の映画でした。
しっとりとしたかんじ。
身元不明の高橋一生さんは人殺しとかした人かな?って予測してましたが、過去に結婚していて、育児ノイローゼの妻が、子供を水死させ、自ら自殺。
それが理由で、高橋一生は別の人になりすましてひっそり生きていました。
東京に来たのも漠然とした闇から逃げるためだったのでしょう。
そんな中で長澤まさみに出会い、嘘をつきながらも本気で彼女を愛してましたね。
パソコンをロッカーにしまってまで隠れて小説を書いてたのは何故なのでしょうか。
川栄との出会いも、出会い系サイトという、誠実とはかけ離れた出会い方で、長澤まさみさんと付き合ってる時に、出会い系サイトで川栄さんとやりとりしてますよね。
長澤まさみさんが、高橋一生さんと抱き合ったあと、仲良く話してる時、時々空っぽになりたくなるというセリフを長澤まさみさんが言っていましたが同じセリフを川栄さんにも高橋さんは言ってるし、出会い系サイトをしてまでやりとりしたのは、何も知らない誰かに気を使わず吐き出したかったのでしょうか。
耳の後ろのホクロは、おお。って思いました。
小説は全て前の嫁へではなく、長澤まさみさんへでしたね。
意識不明が続いてる中でラスト、目を覚ましたところはよかったーーって思いました。
悪者と言うか嫌な人が一切出てこない映画でした。
だから変なムカつく!とかモヤモヤするこの人!みたいな感情が生まれなかったので、見やすいは見やすい作品でした。
ハラハラドキドキするサスペンス感はゼロでした。
ミステリー感もそこまでありません。
ある意味で期待を裏切る題名では予測できない内容でした。
めちゃくちゃ面白いとまではいきませんが、見て良かったです。
宣伝ではもっとサスペンス感やミステリー感が滲み出てましたが、本編は全然出てないので先入観を捨ててみることをお勧めします。
意識不明の中、人の前の家にまで上がり込んで色々物探して探ってってやってることヤバイですけどね。笑
5年も一緒にいた自分のパートナーが本当は身元不明で名前も違くてってなったら、そこまで人は調べてしまうかもしれませんね。
押し付けがましい愛を見せられた感じでした。
長澤まさみさん酒癖やばいし浮気するしよく5年も一緒にいましたね。笑
半歩先のトレンドを『作る』のが私の仕事
映画「嘘を愛する女」(中江和仁監督)から。
ストーリーとか、スケールの大きさから考えると、
テレビドラマでも良かったかな?という印象をもって
鑑賞を終えた。(汗)
メモした台詞を眺めても、この作品を思いだすに足りる
インパクトなフレーズがなかなか選べなかった。
そんな中、なぜか、キャリアウーマン役の長澤まさみさんが、
作品冒頭に、企画の仕事をしている女性らしい台詞を言い放った。
「今はどこの企業も調査調査と慎重になっていますが、
私は市場調査を信じすぎちゃダメだと思うんです。
今価値があるものじゃなくて、半歩先のトレンドを『作る』のが
私の仕事だと思っています」
この「半歩先」の距離感が、私にはしっくりとハマった。
「一歩先」ではなく「半歩先」。
最先端すぎでもいけないし、みんなと同じペーズでもない。
その「半歩先」を上手に見極め、企画として仕立てていくか、
それが、一番難しいんだけどなぁ。
P.S. (何度も繰り返された表現ではあるが・・)
「夕方になると、太陽が灯台の上に来て、
まるでロウソクのように見える。
そして夕陽を浴びた灯台は、その光を溜めて夜の海を照らす」
嘘からの真実
劇場予告からずっと気になってはいたもののレンタルで観ました。
長澤まさみのプライド高きバリバリのキャリアウーマンに感情移入が出来ないなーと思いつつ観ていましたが少しずつ嘘で絡まった糸が解けていき
最後はとっても可愛いヒロインになり思わず泣けてしまいました。
川栄李奈のストーカーっぷり、なんだか可愛かった。
そしてとっても重要なキャラクター。
出会い系で会った女の子の喫茶店に通う?という疑問点はあるもののとにかく良かった!そして可愛い!
嘘から知った秘めた想い
駅のホームで具合が悪くなった所を、由加利は一人の男性に助けられる。
そんな出会いでその男性・桔平と同棲を始めて5年、彼がくも膜下出血で昏睡状態になる。
しかし、それがきっかけで信じられない事が発覚。
彼の全てが嘘だった…。
“夫は誰だった?”という実際の新聞記事から着想。
ミステリー風味のラブストーリー。
名前も偽名。免許証も偽装。
研修医という肩書きも嘘で、医師免許も偽装。
身内は無く、友達も一人も居ない。
あれよあれよと明らかになる彼の素性は、存在していない人間のよう。
何故、今まで気付かない?
無理もない。
誰が愛する人の事を疑おう。
彼の事を信じ、全て受け入れていたのだから…。
動揺を隠せない。
今までの愛は嘘だったのか。
キャリアウーマンとして順調だった仕事にすら身が入らない。
彼の本当の事を知りたい。
探偵を雇って彼の事を調べ始める。
知らなかった彼の一面を知る。
彼は密かに小説を書いていた。
それは、瀬戸内海で暮らすある家族の話。
これは創作か、それとも…。
真意を確かめる為、瀬戸内海へ。
そこで辿り着いたのは…。
彼は何者か。
謎が謎を呼び、少しずつ少しずつ判明していくミステリー的要素は興味惹かれる。
それ以上に本作は、アダルトなムードのラブストーリーだ。
それを醸し出しているのが、長澤まさみと高橋一生のカップリング。
それにしても、長澤まさみはいつの間にやらこういう作風も似合う大人の女になった。少女の面影はもう昔。
ほんのり色気漂ういい女っぷりと魅力をたっぷり堪能。
高橋一生もミステリアスに。
吉田鋼太郎、DAIGO、川栄李奈ら個性的なキャスト。
中でも吉田鋼太郎は、さすがの存在感とユーモアももたらす。
瀬戸内海で辿り着いた彼の過去。
ありがちと言えばありがち。
実話ベースとは言え、ちと捻りやインパクトに欠けた。
吉田演じる探偵の別れた家族とのエピソードはちと蛇足感。悪くはないのだが。川栄の役所もユニークだが、本当に必要だったかと問われれば…。
また、賛否分かれそうなのは、長澤演じる由加利の性格。
まあ、自己チュー。
シビアなくらい仕事一筋。桔平も心配するくらい。
協力してくれる探偵にも配慮や礼に欠ける。
ホント、終始振り回され、関わった周りの人たちの気苦労を察する。
そんな自己チュー女の自分自身を見つめ直すまででもあるのだけれど。
相手の隠したい秘密や過去を知ったって、何もいいもんじゃない。
彼の悲しい過去を知り、何が出来るか。
でも、小説に込められた彼の想いは知って良かった。
彼は再び愛せる人と出会い、もう一度歩み出そうとしていた。
私の愛も、彼の愛も、嘘ではなかった。
あなたは、愛する人の事を知っていますか…?
悲しい過去を嘘で隠しても、それを受け止め、秘めた本当の想いと共に、愛する事が出来ますか…?
ラブサスペンスでは無い
ラブサスペンスと作品紹介にあったので高橋一生の過去がもっとドロドロしているのかと思った。。
ちょっと拍子抜けしたけど二人が幸せになれるといいなと思える終わり方でした。
長澤まさみスタイルいいな〜
熟練期 長澤まさみ
病で意識不明になった同棲彼氏。その彼氏の名前や職業が嘘だった事から始まるミステリーラブサスペンス。
サスペンスにはなってはいるが、長澤まさみ演じる彼女が吉田鋼太郎演じる探偵と真相をまったり探す映画となっている。真相への追求の仕方は「ゼロの焦点」「砂の城」に似ていて、彼氏の地元付近へ行っての調査であり、これが映画内容の殆どである。
まぁ後半に真実があり、中年や夫婦にはグッとくる訳だがそれまでが平坦で長い。長澤まさみと川栄李奈で保っている様なものである。
高橋一生も他のドラマや番宣・CMと変わらない役者ぶり。他にぶっ飛ぶ役はやれないのだろうか?
もう1人の主役・長澤まさみだが、この映画にてますます演技の熟練さが増してきた。もう昔の可愛い東宝女優まで戻れない所まで来ているかの様に、また今後も役者として骨をうずめるかの様な演技ぶり。
何故か途中、往年の名女優・乙羽信子の影が見えた。
映画を影で支える様な名女優の素質がある。
エンドが良かっただけに中盤までどうにかならなかったのか?
小説など脚本の題材が良かっただけに、残念な作品である。
長澤まさみさんの素晴らしさ
ちょっと前に、長澤まさみさんが宇宙飛行士で、
高橋一生さんがそれを地上で待つ夫という、
二人が夫婦役のCMがあり、
その空気感というか雰囲気がとても素敵で、
美しい夫婦(役)だなと思っていました。
そのCMよりもこちらの映画の方が先なのかな?、
それで見てみたいと。
実は今まで、個人的に長澤まさみさんにはそんなに関心は無かった。
『海街DIARY』の次女はまあまあ好きだけど、
あんまり魅力が発揮されていないというか、
この人はもっと大人っぽい役の方がいいのでは?と感じていました。
『嘘を愛する女』での彼女は…本当に素敵です。
本当に美しくて魅力的。
こういう感じを見たかったんです!。
ハッキリ言って物語はちょっと簡単に済んでしまう。
(高橋一生さんの役の設定は食い足りないです)
でも長澤まさみさんの魅力に引き込まれ、
どんどんぐんぐん最後まで見ました。
仕事が出来、自分の人生を性愛も含めて選び取っていく、
(揺らぎはありますが…そこがこの映画の肝ですね)
とても存在感のある女性像でした。
欧米の映画に出てくるような。
彼女の文字通り長い手足が、
伸び伸びと世界を掴んでいくようで、
健康的な香気あるセクシーな彼女が見られて、
とても楽しかった。
予告見て、観たい!と思ったが
モテキの長澤まさみが、少しお姉さんになったような、仕事バリバリしてる感じ、強いけど芯が弱いみたいな、魅力ありました。
でも高橋一生には、もっとドロドロした役をやって欲しかったし、予告ではそんなドロドロのニュアンスだったよねぇ。。
ちょっと期待外れでした。
私も吉田鋼太郎と四国にドライブ行きたいとか思ってしまったり。
四国、美しいところですね。
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