勝手にふるえてろのレビュー・感想・評価
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松岡茉優が最高によかった。
脚本も、とてもデザインされた作品だった。なにより設定が素晴らしい。
妄想女子だとは分かっていたし、誇張して誰かと話しているのかと思ったけど、まさかこれまで見ていたシーンまでも妄想だったなんて。上手くミスリードできている。
ミュージカルシーンで、これまでのシーンは、彼女の妄想だと分かる。
細かいドラマ(窮地)が散りばめられていて、飽きない展開だった。
二が付いてくるところとか、ホントにウザくて良かった。細かいワクワクがしっかり作りこまれているので飽きない。
裏切られた感を出すうえで、親友との描写がしっかりしていたのが素晴らしい。
この振りのお陰で、裏切りがしっかりしてたいし共感が持てた。
二のやってきたことを真似て、飲み会をするところがいい。活躍がしっかり活きている。
ひとつ残念に思ったのは、実際の時間よりも長く感じたこと。別に退屈なだったわけじゃなく、恐らくこれは純粋にテンポの悪さだと思う。
圧倒的、松岡。
ドラマなどを経て、
満を辞しての主演を務める松岡茉優。
現実と妄想を行き来きしながらも
自分の芯を貫き通す主人公と絶妙にマッチしている。
テンポ良いストーリーに、
ノリの良いギャグが合わさって、
観終わった後にほっと元気になれる作品。
女優松岡をあらためて好きになった。
妄想女子の気持ちを軽々しく「わかる、わかる」なんて言うつもりはないけど、”に”の気持ちだったら結構わかる。ヨシカがちょっと不思議ちゃんぽく見えるところが、妙に可愛くて放っておけないんだよね。FBのアカウントがなくて狂喜したりとか、何ごとかにつけちょいちょい吐き出すつぶやきとか、ああいう子の生態には気持ちが持っていかれるわ。
そんなヨシカ。一人に慣れているんだけど、やはり誰かとつながっていたい。自分の方こそ、人の名前も知らないくせに、いざ自分がその扱いを受けると傷つくなんて遅いよって思う。でもそこ、こっちもグサリと来た。ヨシカの虚構の世界がどんどん崩れていくのが痛々しく、だけど、それを乗り越えて「霧島」の名を呼ぶところが、また可愛いんだよな。自分を好きでいてくれる人の幸せを感じたラストには、ちょっと嬉しくなった。
松岡茉優、素晴らしい初主演作品
2018年1本目の作品。
2人の男性イチと二の間で揺れる良香のこじらせ恋愛ストーリー。
イチは三次元の存在であるが、良香の脳内では完全に二次元化している。ホント完璧すぎるこじらせ具合。
私だけを見ていると思っていた良香に、イチの「名前なんだっけ?」の一言でイチへの気持ちが終わった。
ミュージカル風に街の人々と歌いダンスするのも全て妄想。可愛そう…と同情してしまうがこれまたヤケクソ具合が最高過ぎる。
突然産休って…笑
一度は距離を置いた二だが不器用ながらも良香に想いを伝える姿が素敵だった。
松岡茉優大活躍
松岡茉優さん素晴らしいです。ここまで見せて次回きつくないか心配になりました。石橋杏奈さんはここからコントが始まるんじゃないかと考えてしまいますね。すみません。時間長めの映画ですが充実していました。
その気持ちわかる
公開当初から予定が合わず観れませんでしたが、高評価でロングランしていてようやく観ることができました。
ずっと観たかったので期待値も高かったですが、期待を裏切らない面白さでした。
面白いと思った理由は、ヨシカに共通点がいくつかあるということが大きかったです。
あ、これ自分だ!とら思う瞬間が何度か。
観ていて自分が恥ずかしくなるような映画は久しぶりでした。
高評価ということは、ヨシカのような人間は実は多くいるのかな?と気になりました。
また、ヨシカの歌唱シーンからの展開がまあ現実的で最高でした。
ヨシカを演じた松岡茉優さん最高です!
二を演じた渡辺大知さん、最高に面白かったです。
見たことあるな〜と思っていたら歌手でエンディングを歌っていて、演技も歌もいいなと思いました。
ただ、カメラでの表現の仕方で気になるシーンが何点かあったのと、自分的に題名がそこまでピンとこなかった(原作のある作品ですが)です。
元気なくなったときに観たいと思う映画でした。
出てくるキャラ全員に嫌いなトコがある……けど胸にえらく響いた
告白された同僚のニと中学から(勝手に)想ってるイチで揺れ動く妄想暴走乙女のラブコメ。
出てくるキャラ全員に嫌いなトコがある……けど胸にえらく響いた。
コミカルもシリアスもいける松岡茉優の演技は素晴らしいです。
憎めるけど、ちょっとした仕草にキュンとくる。
妄想と現実の境目が見える演出はなかなか。
めっちゃ笑えるってわけでもなかったけど、独自の世界観を持ってしっかりコメディしてるのは見事
しかし胸が痛い映画だなぁ
まったなんだこの映画
20回以上というとてつもないリピーターが現れるのもわかります
見る前は「そんなにかよw」と少々軽く思ってるものがありました……ごめんなさい………
当初"松岡茉優初主演映画"ということで知り、映画館で見たいと思い続けて3月までいたら、まだロングランしてる映画館があったじゃないですか。偶然立ち寄る機会があったので見に行きました。半端ないです。
まぁ最近よくある感動系圧倒系ではありませんよ。期待しすぎて幻滅という方ももしかしたらいたんじゃないでしょうか笑 それでもこんなに愛されているというと、幻滅しかけた人までしっかり回収しているんだな、と思います。
リピする時間があればしたいですが、パンフ、原作、ブルーレイ(ちょうど今日発表でしたね笑笑)で我慢します。
あと、みんなはまり役なんてずるいですよ監督!!あの妄想女子も隣のオカリナも釣りしてる人も好きな人にしか目がないやつも……。
レビューになってなくてすみません
「オトナ女子のリトマス試験紙」
コレを観たオトナ女子に感想聞いてみ。
どんな生き方してきたか、分かるから…
こじらせ女子(だった人)は、必ずどこかで
傷を抉られて、イタイイタイ・・・(涙)ってなってるから。
人によってシーンは違うけど。
「面白かったけど、共感できる所がナイ」
そんな彼女は、スクールカーストの最上部で生きていた人です。
断言します。
ついでに断言するけど、この映画とか『ゴーストワールド』に共感するオトナ女子(というかBBA)は、
たいてい、正直しんどいです。
This is me だから、断言します。
↑※『グレイテストショーマン』
また見たい
3回観ました。
おっさんだけど、こういう妄想する気持ちはなんとなく分かる。
松岡茉優がとても可愛い。
最後のほうで 彼女の
なんで私の名前覚えてないの、あ、いまそんなことどうでもいい。
というセリフが一番笑えたわ。
松岡茉優ちゃんが大好きになったね。
あと石橋杏奈ちゃんも綺麗やし。
女性版モテキ爆誕
江藤良香10月生まれB型雪国育ちひとりっ子彼氏なし(24年間)絶滅した動物が好き
2人の彼氏?の間で揺れ動くオタク系女子の大暴走をキュートに描いた2017年のダークホースラブコメディ。
快作で傑作!!笑
主人公の江藤良香が中学校の頃から10年間片思いし続けるイチと会社の同期で人生で初めて告白されたニの間でコミカルに、時に悲しげに大暴走する松岡茉優の魅力が爆発した作品!
あまり松岡茉優は映画では観たことなかったけども、時たま観るバラエティ番組で癖の強さが隠せていなかったり、ドラマでの演技力の高さには少し気になっていた。
それが今回基本早口で、目を合わせず、感性の合わない人にはとことん心を開かないオタク系女子を快演!
休日はクラブ系のピコピコミュージックをヘッドホンで大音量で聴き、絶滅した生物の化石を購入しては撫で回し、10年間片思いをし続ける中学の同級生のイチと脳内デートを繰り返してはニヤニヤバタバタしてる様子を冒頭5分垣間見せ、観客のおよそ7割を寂しい気持ちにさせる笑。食事のシーンの無音やめて!テレビつけて!笑
そんな彼女が人生で生まれて初めて告白され有頂天になる様が最高に笑えて楽しい笑。
街中の行きつけの店や場所で出会う馴染みの人々に告白されたことを自慢げに楽しげにバカらしく話す彼女は超面白い笑。
改札でSuicaをスパーンやってクルクル回りながら飛びながら駆けてくシーンがめっちゃ好き笑。後ろでグーサイン的なのやってる前野朋哉めっちゃツボ笑。
オタクの割には私服がオシャレでいろんなカッコしている姿が可愛い一方、親友の来留美に裏切られ会社に長期休みを申請する理由を
秒で思いつきこれなら勝てる!!!と絶叫するもアッサリ却下され、ファアアアアアックと絶叫する様が泣けるほどに笑える笑。
その彼女が夢中な中学時代の想い人のイチには北村匠海。全編にわたってイチが好きー!な話だが意外と出番が少ない。しかし影のある2枚目を言葉少なに演じ、衝撃的な一言でストーリーをカオスにさせて行く悪いやつ笑。
彼の一言がめちゃくちゃ刺さる。良香も少しコミカル気にダメージを負ったような演出だが10年越しの想い人からの一言がアレとなると立ち直れないクラスのダメージに違いない。
そして会社の同期で良香に想いを寄せるニこと渡辺大知。
このイチとニというわかりやすい名前と格差が凄い笑。
不器用でドンくさく、訳のわからないタイミングと決めポーズで良香に告白笑。
全くタイプじゃないと邪険に扱われても、決して諦めず中学の同窓会にまで参加しようとするギリアウトなストーカー並みの根性を見せつける笑。
こういうキャラクターが一歩身を引くと途端によく見える不思議笑。
自身がボーカルを務める黒猫チェルシーの「ベイビーユー」でも作品を盛り上げている。
個人的邦画の傑作「モテキ」の女性版のような笑えて泣けて楽しい作品。
とにかくキュートな松岡茉優を楽しんでもらいたい。
アンモナイトをなぞる手
松岡茉優が凄い、とても好きになりました。
痛い夢女、しかも絶滅種マニアでタモリ倶楽部はリアタイで観ているだなんて、好きにならないわけがない。
このはみ出し女子に共鳴してしまうとふるえっぱなしです。
相変わらず、渡辺大知は一番になり切れない男が似合うなあ。
周りを囲む個性派俳優達も最高でした。
不思議な世界観
なんていうか不思議な世界観、そして観る人によっては感じ方が180度違うような なんとも評価の難しい映画でした。個人的にはあまり共感出来なかったです。
ただみんなが言うように松岡茉優はこの役にドハマリ役だったと思います。身体を使っての感情の表現も上手ですが、なんと言っても表情での表現が上手くヨシカがその都度感じているだろう気持ちを表情1つだけで見事演じていたと思います。
ラブコメって言えるほどのコメディ要素はあまり無かったように思うけど時々思わぬとこから笑わせに来るんでそこは楽しかったです(笑
自分のイタさが愛しくなる
鑑賞後すぐ、絶対2回目を観に行こう。と強く心に誓いました。正直、そんなに期待はしていませんでした。でも最初のオープニングから「何?何?」って感じって感じでそこから約2時間、エンドロールまで中だるみ感全くない衝撃の映画でした。低予算で短い時間の中で作られた作品であろうと察しはつきます。が、たいそうな時間とお金をかけてもこの「自分のイタさが愛しい」なんて思わせてくれた映画、私は知りません。大九監督の絶妙な演出、編集、構成、キャスト力に拍手です。音楽も盛りすぎずよいです。個人的に渡辺大知くん、すばらしいです。再度チャンスがあれば3回目行きたいな♪
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