旅猫リポートのレビュー・感想・評価
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原作未読で。
有川浩大好きなのに何故か旅猫だけは読んでいなくて、映画も観るきなかったんだが暇だったので。
内容としては想像した通り。
出てくる人皆いい人で悲しいけどなんて言うかお涙頂戴過ぎない所は良かったかな。
しつこ過ぎない、というか。
ナナかわいい。
家の犬を思い出す、動物ええな、って映画でした……
いたたまれない
トレーラーでは福士くんと猫のみが写っていてストーリーがあるのかないのかよくわからない印象だったが、実際は猫を引き取ってくれる人を探しながら、福士くんの過去や猫を手放す理由がだんだんと明らかになる物語が描かれる。
ただ、感動というよりもいたたまれない気持ちの方が大きかった。
不幸な境遇、人の死、動物…と盛れるだけ盛った展開で、人によっては号泣できるのかも。
個人的にはその内容が猫や猫との絆で解決できているようには思えず、気持ちが落ち込む。
高畑充希の声の演技と猫の動きがあまり一致していないようにも感じた。
大事なことが伝わる映画です
原作がとても素晴らしい。その木の幹の部分はしっかり持ってきている。原作は主人公の一人称がなく他者目線で進むのが面白いが、主人公目線になることでより簡潔になっている。
展開は分かりやすいが、結末が見えるからこそ、共感しやすかった。生きていく上で大切なことを伝えようとするのに、シンプルなストーリーで良いのだと思う。
猫と菜の花畑の色彩のコントラスト、澄みきった空気の中そびえたつ富士山などCGを使わない自然の美しさ、コトリンゴの優しくて可愛らしい音楽もマッチしていてよかった。
世の中殺伐としている雰囲気を潤してくれるような作品。
猫はいつでも猫様。だけど猫は優しい。
心温まった映画
自分はこういった映画は、滅多に視ないのだが、最後が特に良かった。
主人公と猫との旅で、猫との出会いや主人公の辛く大変だけど、友達との出会いや淡い恋愛感情!
いっぱい画かれていて、楽しく感情移入して視ることが出来た。
後半からラスト迄、悲しいんだけど心が温かくなる、人と猫との繋がりが画かれ、泣かされました( ω-、)
凄くいい映画で、もっと早く視ればよかった。
猫好きじゃないからかな…
猫があまり好きではないからか「えー猫そんな扱いする?」って場面も「まっ映画だし。」と気にせず…どっちかというと悟の生い立ちに涙。だって、悟ってなかなかの人生…でも、そこはあまり深追いせず(拍子抜けするくらい)淡々と過ぎていく映画。あっ、淡々とが悪いわけでなく、たまにはこんな静かに日々を描く映画もいいなぁと思いました。また、淡々とした映画に福士蒼汰さんの雰囲気がピッタリでした。疲れている時にちょうどいい映画です。
いきかた
何が違うんだろう。
泣きました。
考えました。
普段の自分の捉え方と
この作品の人達の在りかた…
どんなストーリーだったかと
言えば、
死を告知された主人公が
飼えなくなった飼い猫の
引き取り先を求めて
旅をするはなし。
だけなんだけど、
その生き方というか
考え方がポジティブで
関わった人達と幸せを築いていく。
旅先の引き取り先は、
主人公の悟が、かつて
心を通わせた人達で、
そのだれもが、彼のことを愛している。
徐々にに
明かされる悟の人生は、
普通で考えるなら厳しい生い立ち。
産みの両親からは捨てられ、
育ての両親とは交通事故で死別し、
当時の飼い猫とは離れ、転校が多く
若く発病し、死んでしまう。
なのに、
その短い人生での
人とのつながり方や考え方は
ちゃんと筋が通っていて、
思いが入ってる。
それは、
相手が言う言葉や行動に
あらわれています。
小学校時代には、
両親の葬式の時、
卒業旅行を途中で帰った悟のために
友達の幸介は
彼が買おうとしたお土産を渡す。
父が教えてくれた母がきにいるだろう
あぶらとり紙。
一切涙をみせなかった悟は、
そのお土産を見た瞬間、
在りし日の両親を思いだし
亡くなった現実に気付き、号泣する。
高校時代には、
バイト代でいく予定だった
亡き飼い猫の家にいくのを止めた時、
同級生の千佳子は言ってくれた。
「ちゃんと悲しんでおいでよ。間に合わなかったけど会いに来ようとしてたんだと言ってきなよ」
こころを通わせていなかったら
葬式の時、わざわざそんなこと
しなくていいと思ったり、
もう猫は亡くなったなら
そうね。いくだけ無駄ね。
という人がいるかもしれない。
けど、
悟の友人達は、
自分だったらどう思うか。
という、
視点で
自分がこう思うから、あなたも
そうしたほうがいいと
純粋に言葉をもらっている。
これが
どれほど大切で素敵な事か
わかるだろうか。
なにかとうまくいかなくて、
自分とどう向き合って
いいか悩んだ時に、
また見たいと思いました。
いい作品と思います。おすすめ。
涙、なみだ。
猫好きの友達に勧められて観に行きました。
猫好きにはたまりません。
景色もキレイで、猫も可愛くて。
泣いて、癒されて、ときめいて。
猫ちゃんの動きに驚くばかりでした。ホントすごいです。涙誘われました。
原作も読みたいです。
必要以上に泣かす設定が多いかな?
動物を扱った映画は基本的に大ハズレは無いけど、過剰な演出を入れ過ぎる時もあるので、そうなると好みが分かれるかな?と言うのが今まで動物作品を観てきた感想ですが、松竹系の映画館でかなり前から予告編をやってたので気になって観賞しました。
感想はと言うと、まあまあかな。
細かい事を先に書くと、タイトルの「旅猫リポート」と言う程旅ではなくて、結果として旅になったと言う感じです。
引き取り先が幾つかあるにしても、それなりの理由があっても割りとあっさりと引き下がる。
まぁ最初の所で引き取られてたら、旅にはならない訳ですがw
予告編から主演の福士蒼汰さんに何かあるから、ナナとの最後の旅をするんですが、ちょっと泣かせようとする設定を詰め込み過ぎでは?と思う所アリ。
もう少し、タイトル通りにナナとの様々な旅先のリポートをしても良かったのでは? と思います。
あと、個人的に気になったのはナナ以外の猫や犬の吹き替え。あれがいるかどうかはそれぞれですが、個人的にはやり過ぎな感じがするのと、原作を読んでないから言いますが、悟の死に対しての説明が少し薄く感じて乗れなかったかな。
悟の死は決まっていたとしても、ナナとの関係性に必要以上に泣かせようとする設定を詰め込み過ぎたのではないかなと感じます。
ナナがストーリーテラーではあるので、もう少し簡潔に悟とナナとのお話でまとめた方が良いと思うので、変に弄くりまくると福士蒼汰さんと演技力に土を付ける感じがします。
猫の演技に過剰な演技力をつける事態がナンセンスだと思うし、福士蒼汰さんの目力は物語の指針になると思うからこそ、勿体ないかなと。
お話としてはもっとシンプルにまとめられたのではと思うので、余分な味付けが多いかな?と思ったりしました。
もう一度観たい!
有川浩さんの原作を読んで、映画化をとても楽しみにしていました。
主要な配役はイメージ通りでバッチリです。
悟とナナに会える嬉しさがこみ上げすぎて映画の本編が始まる前のCM時点で半泣きでした。
個人的に、竹内結子さん演じる悟のおばさんの、不器用でストレートな雰囲気が自然に醸し出されていて好感を持ちました。
2人(悟とナナ)の旅は美しい景色に彩られ、さまざまな記憶を辿ります。
とても切なくて優しい時間を一緒に過ごしたような気持ちになりました。
途中、嗚咽が出そうなのを必死で堪えるのが大変な場面もあり、悲しくて泣いたり、微笑んで泣いたりと、さまざまな涙がこぼれました。
ナナの声のアフレコがなかったら、ただの悲しい物語になってしまったかもしれません。一方的な人間視点のストーリーならアフレコは無くても成立したけれど、この物語は悟とナナのお互いの楽しい記憶であり、悟の想いをナナの言葉や行動から反映させている場面もあり、アフレコは無くてはなりません。
強くて少し生意気な高畑充希さんの声は、悟の優しい声とのバランスが良かったと思います。
映画という時間的なものを含めた制約がある中で、いたしかたないとは思いますが物語が駆け足で進んでるような感覚はありました。
しかし、原作を読み返したいような気持ちになり、その後、またもう一度観たい!と思える映画です。
何度も泣いた
泣きすぎて、コンタクトレンズを落としてしまいました。
猫はそんなに好きではないんだけど。
なぜか涙が止まりませんでした。
人生で、とてつもなく悲しい事ばかり続いても。
それでも真っ直ぐに、優しい気持ちで生きていく。そんな主人公に感動しました。
猫好きじゃない人も、是非観てください。
泣けなかった
旅を通じてナナとの思い出を振り返る感じかなと思ったらサトルの人間関係がメインという感じでした。
サトルが目を細める→回想が何回か繰り返されます
あと死ねば感動するだろ?みたいな
仲直りする前に両親が死ぬ、再開する前にハチが死ぬ...
そして突然自分は養子と告げられるって不幸を詰めすぎでは?
隣に座った人は泣いてましたが私はイマイチ入り込めませんでした。交通事故で大怪我した猫がいるのに玄関のドアを開けっ放しなのも気になったし、始めの設定はどうしたんでしょうか。動物たちの台詞もクサすぎて人間に都合のいいものばかりに思えました
面白かったら原作もと思いましたがやめておきます
優しい気持ちになれました。
予想外の展開が続いて、いい意味で期待を裏切られました。そして、沢山の優しい人や動物の姿に、自分自身も優しくありたいと思いました。
この映画をよく思わない人がいることに心底驚いて、生まれて初めてレビューしました。私は沢山の人に観せてあげたいと思いました。出演者もストーリーも素晴らしかったです。
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