孤狼の血のレビュー・感想・評価
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ヤクザ映画として観なければ酷評はないかも
広島を舞台に、ヤクザ同士の抗争に立ち向かう刑事たちを描いた警察映画。
時代の再現力や役所広司の演技はよかった。原作が素晴らしいので、脚本のベースはいい。映画ならでは脚色も寛大に受け入れるつもり。でも、展開に違和感が残った。省略したエピソードがキャラの行動の必然性を薄めてしまったのかも。それでもノートのシーンは原作になかったところだがとてもよかった。
最大のマイナス点はヤクザの迫力不足。凄惨なシーンはがんばっていたと思うが、ミスキャストを補うには至らなかった。
松坂桃李がよかった
クラシックラガームービー
コワモテ映画好きになってきた(*´艸`)
先日、韓国映画『犯罪都市』でヤクザもの映画の観賞デビューしたら思いの外面白かったため、こちらも劇場鑑賞してみることに♬
30〜40年前のマル暴対策刑事の相手と渡り歩くための傍若無人さが(実際は知らないけど)とてもリアルに描かれていて楽しめた。舞台が広島・呉っていうのもまたいい。広島好きにはたまらない(´∀`艸)♡♡
正義のためのチカラとただの暴力の違いが途中からとっても明確。警察と暴力団はもちろんのこと、暴力団の中でもカラーは違う。そしてなによりも歯痒いのは「正義が勝つ」は毎度の方程式ではないということ。本当に面白かったなー (๑>◡<๑)
役所広司、松坂桃李、江口洋介、竹野内豊とフレッシュから燻し銀なイケメソが大集結✩⃛✩⃛✩⃛こーゆー映画は女性の1人鑑賞には向かないかな?と思ったけどオラオラ系男子が好きな女子たちにとって
目の保養としては良き作品なのかも(*´艸`)
一緒に観た子いわく北野作品へのオマージュ的な部分があるとか。白石監督は北野監督をリスペクトしてるのかしら??『アウトレイジ』未観賞だから今度挑戦してみよ✩⃛✩⃛✩⃛
見たばっかりなのに続編が楽しみ❗
綱渡りの綱に乗ったら、もう前に進むしかない❗
ヤクザ同士の抗争がこれ以上悪化しないように、警察の権力を最大限に利用して、丸くおさめようとする役所演じるヤサグレ刑事の考え方に共感してしまった❗
というか、生き様に惚れたな😆✋
綱から落ちれば死が待っていると分かっていても敢えて綱に乗り続ける❗
それを分からず、表面だけを見て憤る若手刑事が松坂桃李😆✋
その生き様が分かったときには、時すでに遅し😢
それでも、大学を出たエリート刑事の松坂もだんだん目覚めて逞しくなっていく課程を上手く演じている❗
目付きが変わり、真の正義に目覚めていくのはとても痛快で面白かった😆✋
えげつない場面もあるが、ヒューマンドラマとしては最高じゃないか❗
続編もあるとの事なので、是非見たいと思うよ⤴️⤴️
東映ヤクザ映画では無い
ザ・東映 仁義なき戦いをオマージュした作品 女性の原作とは思えない...
落とし前のつけ方。
昭和63年が舞台。
昭和の町並みが、暴対法が確立していない極悪非道な映像を引き立てていた。
騙したり騙されたり。
アウトレイジも好きですが、こちらは人間味がある。
愛もあれば、優しさも、悲しみも、憎しみも。
映画自体は暴力的だが、人の感情が全てに滲み出てます。
行方不明から水死体のシーンまでは、ハラハラドキドキ!
あの強面で負けなさそうなキャラが無残な姿となり涙腺緩みっぱなし!
出だしから激しい描写で、ラストまで本当に目が離せません。ある意味疲れる。笑
綱渡りをしたら後にも引けない。ラスト30分は松坂桃李の落とし前のつけ方をまじまじと見せつけられました。豹変していく演技も見もの。
孤狼の生き様、かっこよかったです。
脚本は美しい女性でこれまたビックリ。
続編も決定したようで、いまから楽しみです。
継承される血の物語
ブタ ブタ 子ブタ
よくもわるくも安定の邦画
画面に収まるミニマルなヤクザ映画
原作は「仁義なき戦い」に触発されたとのことだが、内容は深作欣二監督の「県警対組織暴力」のリメイクであり、オマージュ作品である。
往年の東映実録シリーズよろしくオーバーアクションで怒鳴ればヤクザの演技といったステレオタイプから脱け出すことが出来ていないのは返す返すも残念だ。多くの鑑賞者が未だにそんな程度の演技と演出を求めているのかもしれないが…
それでも松坂桃李と滝藤賢一の演技は中々白眉である。
主役の役所広司の演技にはもう一つ何かが足りないもどかしさが残る。
映像も安定して見やすいが、やはり何かが足りていない。
白石和彌という監督は上手いけど、それ以上のものがない印象である。それでも「アウトレイジ」よりは遥かにましな出来映えである。監督のセンスも含めて…
原作実写化としては少し物足りない
原作を何度も読み返すほど好きなので、待ちに待った映画化ですが
原作の実写化としてみたら???が多い印象でした
・日岡“秀一”の大切さ
→映画ではスルーされてますが、とても大事なワードです
・ガミさんという人物
→原作では悪態つきながらも筋がちゃんと通っている昔ながらの
不器用な人なのに、映画ではただ破天荒な人となってしまっている
最後に少しだけその部分に触れていますがそれまでは救いない扱い
・小料理や 志乃と喫茶店コスモス
→え?なんで無かった事になってるの?
・昌子
→映画では里佳子が代役ですが
昌子の優しくも切ないキャラじゃないとダメですよ
・尾谷組との関係
→特に守孝との関係が納得いかない
でも現在の映画では原作のような関係をそのままは難しいのかな
とわかっているけど、やっぱり納得いかない
・上早稲順子
→原作ではダメな兄貴思いの良い妹なのに、ただのケバい人と
なってしまったのは悲しい
等、もう7割ぐらいは原作と違うので、小説を映画化として観るなら
星一つぐらい
でもオリジナルの映画としてみれば、最高に面白い
役者陣の迫力は言わずもがなで、全体的に感じる熱さ、暑さ
最近の映画にはない、攻めて攻めて攻めまくる内容で
非常に楽しめました
ラストはオリジナルなのですが、原作の終わり方が何かが残る
終わり方なので、片つけてくれて良かったです
原作ファンにはオススメしません
原作未読の人は是非見てほしい
そんな作品でした
暴力と矜持と正義をガチンコでぶつけます
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