ビジランテ
劇場公開日:2017年12月9日
解説
「22年目の告白 私が殺人犯です」「SR サイタマノラッパー」シリーズの入江悠監督によるオリジナル脚本作品。大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太の主演で、入江監督の地元である埼玉県深谷を舞台に地方都市特有の暗部を描いていく。高校時代に行方をくらました長男の一郎、市議会議員を務める次男の二郎、デリヘルの雇われ店長をしている三男の三郎。三兄弟はまったく世界の異なるそれぞれの道を生きてきた。兄弟の父親が亡くなり、失踪していた一郎が30年ぶりに突然帰ってきたことにより、三兄弟の運命が交じり合い、欲望や野心、プライドがぶつかり合う中で、三兄弟を取り巻く事態は凄惨な方向へと動いていく。大森、鈴木、桐谷がそれぞれ長男、次男、三男を演じるほか、篠田麻里子が次男の妻役で出演。
2017年製作/125分/R15+/日本
配給:東京テアトル
スタッフ・キャスト
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2022年5月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
初鑑賞
監督と脚本は『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』『日々ロック』
『ジョーカー・ゲーム』『太陽』『22年目の告白 -私が殺人犯です-』『ギャングース』『AI崩壊』の入江悠
ビジランテ?ゴジラ対ビジランテ!?
ビジランテとは自警団のことらしい
エロス&バイオレンス
土地を巡る遺産争い
舞台は架空の地方都市渡(わたり)市
おそらく入江監督の地元埼玉県深谷市かもしれない
凄腕の地元市議会議員だった父はDV男
息子3人は子供の頃から毎日暴力を振るわれていた
長男の失踪から30年後に父は亡くなり長男が戻ってきた
土地を相続した長男は頑として土地を売らず次男三男は土地を手放してほしい
ヤクザや地元の政治家が絡んでくる
次男夫婦のカーセックスのシーンはいらない
夫婦なんだから「中に出して」なんてセリフ絶対におかしい
入江監督の趣味だわ
気持ち悪い
おかげですのコントで松嶋菜々子に変なセリフ言わせる石橋貴明みたい
女性陣はオッパイは出すけどしっかりパンツは履いていた
全裸じゃないとちょっと不自然な場面でもパンツを履いていた
だいぶ昔に観たことがあるビッグトゥモローという雑誌のハウトゥーセックス特集に出てきた女性モデルを思い出した
焼肉店で大迫が三郎の手の甲に金属の串を刺すシーンがエグい
一部ヘイトスピーチと感じる者がいるがあの程度ではまだまだ
日本人同士でも起こりうる地域のトラブルが板エスカレートした形に過ぎない
地方都市の閉塞感というステレオタイプな者もいるが外国人は東京や大阪の方が圧倒的に多いし報道ではあっちの方が派手にヘイトスピーチしてる感じ
舞台は埼玉だから地方としては微妙だし東京だって板橋にイオンショッピングセンターあるだろうよ
父の暴力に耐えかね家出し30年ぶりに帰ってきた長男・神藤一郎に大森南朋
渡市市の市議会議員になった次男・神藤二郎に鈴木浩介
デリヘルの店長をしている三男・神藤三郎に桐谷健太
渡市の市議会議員だった三兄弟の父・神藤武雄に菅田俊
二郎の妻・神藤美希に篠田麻里子
大泉一派の参謀的役割をしている岸公介に嶋田久作
渡市の市議会最大派閥の長・大泉源二郎にたかお鷹
二郎の顧問弁護士・飯田に日野陽仁
自警団の若者・石原陸人に吉村界人
地元のヤクザ大迫護に般若
横浜の借金取りに坂田聡
戻ってきた一郎が連れてきた女・サオリに間宮夕貴
三郎の店で働いていたデリヘル嬢・亜矢に岡村いずみ
新味無し。
どうした、入江悠 。
幼稚な開発と地上げ、純粋悪の田舎政治家とヤクザ、典型的に疲弊した地方都市に、対照的に不器用だが心根は其々に優しい典型的三兄弟を置く。
1982年「さらば愛しき大地」を再見すれば済む。
2021年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
歪んだ兄弟愛の物語でした。
自分達の身を命を懸けて守り通してましたね。
長男の大森さんは思い出の家に土足で上がられたくなかったのかな?
ずっと続くなんだかなの緊張感、それぞれの意志を感じさせる表情カット、結局それぞれが嫌な父親からの血を受け継ぎ、最後は家族を守ろうとする。深い良い作品だった。