空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価
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池井戸潤らしい
池井戸潤らしい中小企業対大企業の戦いを描いた作品
最初から中盤までギリギリの綱渡りで敗色濃厚ですが、ご都合主義よろしく最後の最後にしっかり逆転して終わります
原作を読んでないので分からないですが、要所だけを押さえてまとめたような内容なのか、展開がよく分からないような場面も
特に最後の辺りは展開が急すぎる印象です
他に気になった点として、
・長瀬智也の演技が他の演者さんが上手い分若干イマイチな所が...
・最後の線香をあげに行くときのネクタイがカジュアルなのが場違い過ぎてどうも
・最初と最後くらいしか出てこない警察は途中何やってたのか
他にも色々とありましたけど、2時間で纏めるような作品ではないなってのが、素直な感想でした
日本の大企業ってこんなんなのかなー。 夢や明るい未来の為に、国を引...
日本の大企業ってこんなんなのかなー。
夢や明るい未来の為に、国を引っ張っていくカッコイイ存在であってほしいなぁーと思うけど、、、
とりあえず本作の警察は悪者ではなかったので、それはよかったかな。
エンディングのサザンは最高!
ムロさんの役も、演技も好き❗️
長瀬智也。
三菱のトラックのハブが取れてタイヤが外れそのタイヤが人に当たって死亡する。NEWSになった作品。
真相を長瀬が暴こうと悪戦苦闘する。
大企業の不祥事を暴くことはなかなか難しいことだと思った。
暴くことが出来てよかった。
面白い。
もはや池井戸潤は日本のスティーブンキングか。
映像化作品は全部観たが、全部同じ。
事件がおこり、大ピンチ。
そこから発奮するが孤立無援。
悪い奴はとことん悪く。強い。
裏切らない仲間たち。
隠蔽。
内部告発。
行けると思ったら力でねじ伏せられる。
記事を消される。
子どもイジメられる。
奥さんが強く、学校と家庭の事件は全て解決。
悪い奴よりさらに悪い奴登場。
会社が助かる額の金をちらつかせられるが、断る。
社長一人で動き出す。
悪い奴が力を貸してくれる。
仲間が増えて来る。
大どんでん返し。
だけど、これが気持ち良い。
最初は空飛ぶタイヤを開発する話かと思ったら
空飛ぶってそっちかい!と面食らいました。
今作は、他作と違ってラスト解決するのが警察や
告発した人たちなので、いつものスッキリ感がなく
ボヤッとした終わりだったのが残念だった。
池井戸作品はドラマが合ってるのかな?
良かった
池井戸原作なので、勧善懲悪、最後は正義が勝つ!
やっぱりいいです。
予告やチラシ的にもっと高橋一生が登場しているのかと思ったけど、
とても少ない出演。
でもラストの笑顔にもっていかれた。
みんなが見れるという事
個人評価:3.6
邦画ってつくづく見易いなぁと、ある意味感心する。老若男女みんなをターゲットしている為、何かに偏ったこだわりはなく、お決まりの邦画方程式の脚本。それが日本人に向けての映画に必要なマーケティングであり、興行収入も安定する。
キャストも端から端まで有名俳優で、台詞も回想さえもない、亡くなった母の遺影だけに谷村美月を起用する徹底ぶり。それぞれでお客を呼べる役者もきちんと配置。
作品性はあるとは言えないが、こういった作品も必要だろう。
リアリティに欠くキャラクターたち
長瀬、ディーンフジオカのアイドル万歳映画。
2人をいかにカッコよく見せるか、その為に三菱自動車がワルモノ扱いされているという感じを受けてしまう。現実がどうあっても。
つまり、2人とも人として正しすぎてリアリティがないのだ。
勧善懲悪も過剰に過ぎると悪になりうる。実際あった事件だからと言ってこうもみだりに芸能エンタメのネタにして良いのか?そこには長瀬が演じた赤松社長のような正義感なんて微塵もないではないか。
空飛ぶタイヤ
豪華キャストそれぞれに味があって良い。
最後社長の努力が報われた瞬間が良かった。
それぞれの人がそれぞれの立場で行動。自分の身を守ることだけの行動をする人やそうでない人も。
自分勝手なのは人間の性。
間違いなくキーパーソンは銀行員の高橋一生。彼は唯一行動が一貫してた。
この人間同士の攻防が魅力的なのは池井戸潤作品様様。
映画全体を通して天気とか電気を使った明るさの対比が良かった。
三菱自動車の病巣
三菱自動車が繰り返し組織的にリコール隠しをしていた事件をとりあげた骨太なテーマの作品。
がっ、経営的に追い詰められているにも関わらず運送会社に悲壮感とか苦悩感があまり伝わってこない。たぶん1シーンの芝居が短時間かつ細分化されすぎてて、各々の感情がいまいち伝わってこないんだろう。映画というよりドキュメンタリーの「ドラマ」になってしまっている(しかも詰め込みすぎ)せいか、深田恭子が無駄に色っぽいせいなのか…
組織の病巣、被害者の悲哀を本格的に描くなら、この映画では尺が足らない(映画というよりドラマ向き)ような気がした。
安定の池井戸原作。だけど淡々…
安定の池井戸原作なので魅せてくれます。
でもなんか淡々とした演出で、お約束のスッキリ感が無い。
サワダを触発したのが赤松社長だとしても、いずれは内部告発で露呈しそうだよねってのが要因かなぁ。
そもそも事故原因を製造会社が検証したらそりゃあ隠蔽も生まれるでしょうよ。
第三者が検証するんじゃ無いんですかね?
そこがなんか不条理で怖かった。
企業不正vs正義
財閥系自動車会社のリコール隠しを焦点としたサスペンス。登場人物個々に芽生えている「正義感」が財閥政治により押し潰されていく。
長瀬とディーンを突き動かしたのは、不正を社内政治で潰してはいけないという正義感だったわけだが、それでも事態は一筋縄で改善に向かわないという点がとても根深くてリアル。
■良い点
・物語と俳優陣が完璧でした、見てよかった。
・企業不正の解決の難しさを教えてくれる
・不正事実を社内外の組織が把握しながらも一向に解決に向かわない点がとてもリアル
■惜しい点
・最後の音楽が合ってない。
話自体は地味だけど、人間味あふれるストーリー!
やっぱり正義は勝つ!
最後には絶対不正は暴かれると分かっているからこそ、安心して観ていられる(笑)
トラックのタイヤの脱輪の事故で、人1人の命を失ってしまった赤松運送。
脱輪の原因は、自社の整備不良だとばかり思っていましたが、捜査を開始すると全く問題なし…⁉︎
これはいったいどういうことなのかと、調べていくとトラック製造会社のホープ自動車に不正行為がある事が分かってくる…。
今回の事故は偶然なのか?
それとも必然だったのか?
なんて言ったって、赤松運送の赤松社長の男気が素晴らしい!
部下を守る為に、独自に調査を進める姿は社長の鏡です!
その社長の役を長瀬さんが演じているから、なんだか余計に義理と人情の絆の強さわ感じてしまいます
(*´∇`*)
事故の原因をここまで徹底して暴けるのも、部下の丁寧な仕事の賜物。
部下は絶対ミスをしていないという証拠と信頼があったからこそ、地道な努力による訴えが続けられたのだと思います。
ただ、この話、真相が暴かれたところで終わってしまった感じがしたのが残念…。
半沢直樹のように、徹底的に相手を訴えて追い詰める感じではなく、その先は司法にお任せするという感じ。
現実的ではあったけど、せっかくの映画だったので、ドラマティックな終わり方が良かったかな…。
また、豪華キャストの割には、その使い方が結構もったいなかったのが残念。
高橋一生さんや、佐々木蔵之介さん、深田恭子さんなどなど、主役にしてもおかしくないメンツがすごく脇役だったので、もう少し見所があると面白かったかも
(๑・̑◡・̑๑)
まあ、なんだかんだいっても、池井戸潤さんの作品だから安心して観ていられる映画でした。
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