劇場公開日 2018年6月15日

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空飛ぶタイヤのレビュー・感想・評価

全354件中、1~20件目を表示

3.5本木克英監督&長瀬智也なら違うタイプの作品のほうが…

2018年7月11日
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鑑賞方法:試写会

知的

池井戸潤の小説の初映画化。池井戸原作のテレビの連続ドラマはかれこれ10年近く人気を博してきたのに、映画が作られなかったのには理由がある。企業小説や経済小説と呼ばれる池井戸作品は、銀行を含む複数企業の組織の概要と人物相関、また主要登場人物の生き様を見せつつ、不正に立ち向かう人々の群像を描く。情報量の多さゆえに、2時間程度で語るのは無理があるのだ。案の定、本作はストーリーを駆け足でなぞった印象を否めない。

赤松運送社長に長瀬智也という配役にも違和感。運送業界は全国規模の大手に押されて、赤松のように単独事業所で操業している中小企業は、ぎりぎりの資金繰りで苦しい経営のはず。長瀬にはスターのオーラがあり、泥臭い運送屋の社長には似つかわしくない。本木監督も「超高速!参勤交代」のような喜劇は得意だが、シリアスな企業ドラマは向かないと感じた。このタッグなら、コミカルな活劇のほうがはまるのではないか。

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高森 郁哉

4.0何気に見たら意外とおもしろかった

2024年11月4日
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鑑賞方法:VOD

知的

別に誰のファンでもなく
なにげなく
ネットフリックスで見ただけだけど、
テンポがよく
いろんな立場の人がいて
「そりゃこうなるわな」というのもわかるし
逆に「こういうことがあるのか」と発見もあったりして
意外とおもしろかった

ただ
それなりに重めでシリアスな内容なのに
ラストのサザンの曲が
マヌケなかんじがしたかな?
(よくに曲の入りのプープププーみたいな音が。
『空飛ぶタイヤ』ってタイトルで
コメディ映画と思って
曲作ったんじゃないかと思うくらい)

これに限らず
たまにラストな曲が合わないってあるね
特にビッグネームな人ほどあるかんじ
(カットしたり再発注したり
いろいろ弄りにくいせいか
わからないけれども)

いや、もしかして
あえて合わないものをそのままつかって、
そういうところの構造的問題も
提起してるのかもしれない

・・・とか言ってみる

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ぺも

1.0これは現実である。情け無用な終末である。

2024年9月30日
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マサシ

2.550点

2024年5月9日
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悲しい

知的

映画評価:50点

空飛ぶタイヤというキャッチーなタイトルの様で、見てみると全然キャッチーではなかった。

商品のタイトルとしては正解でも、
人としては最低とも呼べる名付け方。

これで誰も亡くなってないなら、
もう少し気軽に見れたでしょう。
内容はどこを切り取っても面白いし、
役者陣は豪華だし、流石の池井戸潤。

でも、内容が頭を通りすぎる感覚が拭えない。
このストーリーの背景に人の死があり、
その死は俺のせいじゃないと抗う姿。

我々は濡れ衣だとわかっているし、
長瀬が頑張る気持ちも理解できる。

それでも何かポッカリと、
大事な物が欠けている気がしました。

【2024.5.8観賞】

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まぁと@名作探検家

4.5人に薦められる良作

2024年3月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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モンブラン

3.5長瀬が熱い

2024年3月12日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

知的

いかにも池井戸潤原作の作品といった感じ。
さらに言えば、例の大手自動車メーカーのリコール隠しを題材としてる話なので、物語なりの装飾はあれどリアルな印象を受ける。もともとはWOWOWのドラマだったらしいが、映画の時間に圧縮して見やすいそして入り込みやすい長さにしていると思う。原作を読んだ人のなかには本作を悪く言う人も少なく無い。それは、原作で重要なシーンが雑に扱われてたり削られてたりするからだ。自分は原作を知らないので、その良さは分からないが原作を知ってる人からするとそれは相当惜しいところなんだと思う。原作を知らない私のような人は素直に楽しめる作品ではないだろうか。
とりあえず、久々に見た元TOKIOの長瀬の熱さや、ディーンフジオカの淡々とした表現、キャスティングはメチャクチャ当たりだと思う。

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なかのねこ

4.5真摯さが報われる世界の素晴らしさ

2024年1月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

意外なほど面白かった。原作あり映画の場合、原作は事前に読んだり、読まなかったり。観賞後に読んだり、読まなかったり。私のスタンスは様々だ。

強いて比べようとは思わないし、映画の良さはストーリーだけじゃなく、構図や間に左右される部分がある。
セリフ以外の、地の文で表現されることやテーマを、いかに映像で魅せるのか?それこそが映画の醍醐味だ。

その上で、「空飛ぶタイヤ」を観た後、無性に原作を読みたくなった。出来に不満があるからじゃない。この世界にもう一度浸りたいと思えるほど、魅力的な作品だったからだ。

何が良いって、とにかく登場人物の「熱さ」が良い。青臭い情熱かもしれないけど、リスクしかない決断かもしれないけど、とにかく信じた道を走り抜きたいという思いは、人間が人間足り得る大事なことだと思う。

自分を、家族を、大事な人を守りたいという気持ちは大切だ。それは時に命であり、生活であり、立場であり、プライドである。
生きることは複合的な行為の集合体で、何かひとつにに満足できても、何かが欠ければ人生は立ち行かない。

長瀬智也演じる赤松は、一本の電話をきっかけに人生の荒波に翻弄される。自分が大切だと思うことは、一体何なのか?
彼の前に示される選択は無慈悲な二者択一を迫り、彼は悩みながら、苦しみながら、大切なことを選びとるしかない。
それは彼と対になるディーン・フジオカ演じる沢田も同様だ。立場も生活環境も全く違う彼らが、同じように己の譲れないものを問い続ける。
その対比と同調のバランスが素晴らしい。

苦しい立場に追い込まれる赤松を鼓舞するように、熱い思いを抱えた者たちが少しずつ加わる展開は、最高に胸を高鳴らせる。
時にストレートに、時に全く見えない場所で蓄積された思いの果てが、ラストへと繋がっていくカタルシス。文字通り、目の離せない映画だ。

正直に告白すると、長瀬智也はちょっと赤松役には若すぎるように思えて心配だったのだが、映画を観続けていくうちに気にならなくなった。
むしろ妻役の深田恭子(いつ見ても可愛い!)とバランスもとれていたし、スーツに隠れた筋肉質な感じが、小さな運送屋の二代目社長という役柄にもハマっていたように思う。

赤松を補佐する経理の宮さん・笹野高史の、地味ながらも素晴らしい演技もあって、最後まで胸が熱くなる気持ちが切れなかった。
現実はそんなに上手くいかない、なんて野暮なことは言いたくない。
積まれていった人の思いが世界を動かす。あっても良いんじゃないかな、それくらいのことは。

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つとみ

4.0悪徳企業を懲らしめるw

2024年1月1日
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プライア

4.0さすが池井戸作品

2023年12月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

トレーラー事故の真相を追う、運送会社社長の奮闘を描く物語。

長瀬智也主演・・・というよりは、ヒットメーカー池井戸潤原作の映像化作品ですね。原作未読。WOWOWでもドラマ化されていましたが、未鑑賞です。

流石に池井戸潤原作。とても良く出来た物語ですね。
運送会社社長の苦悩描写がしっかり。着せられた汚名、家族にも降りかかるパッシング、無実を信じながらも加害者として対応せざるを得ない立場。
会社存続の為の厳しい判断が求められるシーンを含めて、苦悩のエピソードがしっかりと描かれています。

ラスボスの設定も素敵です。財閥系の自動車メーカー。その中でも圧倒的な権力を持つ役員。大企業の影響力と官僚主義。
主人公の苦悩とラスボスの存在がしっかりと描かれているので、ラストのカタルシスが大きく感じられます。

エリート社員の苦悩、銀行とマスコミ。色々な人物がしっかと描かれていて、物語を重層的に盛り上げてくれるのも良いですね。

やや主人公を演じた長瀬の演技が芝居がかって感じたのが残念なところ。若い頃ヤンチャしていた昔気質・職人気質の社長描写なのでしょうが、もう少し抑えても良かったかもしれません。もっと私的な好みで言えば、寧ろひ弱な2代目にした方が、物語は映えたように感じられます。

私的評価は4にしました。

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よし

3.0過去にドラマ版を夢中になって観たことがあった。 映画は、キャスティ...

2023年12月11日
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過去にドラマ版を夢中になって観たことがあった。
映画は、キャスティングの違いを楽しみながらサクッとストーリーを再確認出来たので良かった。

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Don-chan

4.5ラストシーンに胸がスッとして泣けた。

2023年9月28日
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泣ける

興奮

知的

人の命より大事な組織などない。
巨大組織が金と保身のために人の命をないがしろにし隠蔽した事実。怒りで震えた。

赤松運送は、会社の存続に苦悩しながら粘り強く自ら調査する。赤松運送はじめ、内部告発者、関係者の想いに胸を打たれる。

母親をなくした幸せな家族は、もうもどらない。

誰もが、しがらみの中で右往左往し、なかなか社会正義は実現されないもの。

追い詰められた極限でも諦めなかった人間の魂を感じるストーリーに拍手したい。

俺は永瀬の演技がすきだ。ディーンフジオカや、高橋一生、小池栄子、ふかきょん、キャストみんな良かった。

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新れいすけ(木村れい)

3.5人の命の重み…

2023年8月16日
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KEI

3.5実際にあった痛ましい事件

2023年6月14日
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原作は池井戸潤の同名小説。
主演は長瀬智也。

【ストーリー】
主人公・赤松は運送会社を経営する二代目社長。
自社で運用しているホープ社製トラックが起こした死亡事故に動揺して、担当の整備士門田を怒鳴りつけ、解雇してしまう。
だが門田がロッカーに残した整備ノートには、非常に詳細なメモが残っており、整備不良はあり得なかった。
すぐに門田に謝罪して処分を撤回する赤松だが、被害者となった柚木家を訪ねると強い罪悪感に苛まれる。
だが自分が賠償をすることは本質的な解決にはならない。
ホープ社の調査報告書では整備不良とされ、系列のホープ銀行からも融資を渋られ、そして警察の家宅捜索と会社存続の危機に見舞われる中、赤松は自らの足で事故の真相究明へと邁進する。
そこには巨大企業ホープの、ユーザーへの信じられないほど傲慢な商品供給態勢があった——。

ベースとなった物語は2002年に起こった、三菱ふそうトラックによる横浜母子3人死傷事故。
走行中に車輪がブレーキごと脱落し、歩道を歩いていた母親が死亡、子供二人が軽傷を負ったという悼ましい事故です。
当該事故を引き起こしたリコール隠しは、人為的な事件として、三菱自工と元部長の二人が起訴され、現在では有罪が確定しています。

20年以上前の事故ですが、巨大企業グループ全体にいまだ蔓延するずさんさとデータ隠蔽体質には、今なお怒りを禁じ得ません。

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かせさん

4.0面白かった。

2023年3月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

そんなに好きなジャンルではないものの、楽しめました。
ストーリー展開で一つ疑問なのが保証金云々の部分。
1億やるから黙っとけならわかるけど、部品を返すまでの云々であれば受け取ってても攻めれるじゃんと思ったね。
あと、1億をポンと出せる決断が課長レベルでできる会社はないと思うよ。
その変がちぐはぐしてた感じでした。

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khapphom

5.0癖もなく密度MAXで楽しめた!!

2022年10月27日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

4.0面白い

2022年10月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この手の映画はあまり見ないのだが、見る機会があったので。
見応えありました。

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Keita

3.0執念の闘い

2022年9月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ゴールデンキャスト陣の渋くてシリアスな演技が印象的でした。
期待値が大きかっただけに盛り上がり感の少なさを感じてしまいました。

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tuna

5.0主演は長瀬智也なのだが主役はディーン・フジオカかもしれないと思った。 かっこよく見えたのはディーン・フジオカ、高橋一生、笹野高史。 悪すぎるホープ自動車の取締役を演じきったのは岸部一徳。

2022年9月1日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

知的

動画配信で映画「空飛ぶタイヤ」を見た。

劇場公開日 2018年6月15日

2018年製作/120分/G/日本
配給:松竹

長瀬智也
ディーン・フジオカ
高橋一生
深田恭子
岸部一徳
笹野高史
寺脇康文
小池栄子
阿部顕嵐
ムロツヨシ
佐々木蔵之介
本木克英監督
池井戸潤原作

2002年に発生した三菱自動車製大型トラックの脱輪による死傷事故、三菱自動車によるリコール隠し事件などを物語の下敷きとしている。

犯行動機は、リコールを隠すことで数十億円の費用を節約できるという。

トラックの事故により、1人の主婦が亡くなった。

長瀬智也は整備会社の社長。

主婦が亡くなったことで、刑事と民事と会社に対する社会的制裁の3つを問われることになる。

従業員と会社には落ち度はなく、長瀬智也は真相を求めて奮闘する。

主演は長瀬智也なのだが主役はディーン・フジオカかもしれないと思った。

かっこよく見えたのはディーン・フジオカ、高橋一生、笹野高史。

悪すぎるホープ自動車の取締役を演じきったのは岸部一徳。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.0大企業のリコール隠しに立ち向かう中小企業の社長。 場面展開が早く、...

2022年6月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

大企業のリコール隠しに立ち向かう中小企業の社長。
場面展開が早く、観やすくもあるけど、もう少し深く描いても良かったんじゃないかとも思う。
企業の思惑、様々な人々が交錯する。
おもしろく観れました。

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よっしー

4.0大企業の闇

2022年4月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

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難しい

リコール隠しと言えば三菱自動車
三菱自動車と言えばリコール隠し

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takamuseum