「本木克英監督&長瀬智也なら違うタイプの作品のほうが…」空飛ぶタイヤ AuVisさんの映画レビュー(感想・評価)

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空飛ぶタイヤ

劇場公開日 2018年6月15日
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本木克英監督&長瀬智也なら違うタイプの作品のほうが…

池井戸潤の小説の初映画化。池井戸原作のテレビの連続ドラマはかれこれ10年近く人気を博してきたのに、映画が作られなかったのには理由がある。企業小説や経済小説と呼ばれる池井戸作品は、銀行を含む複数企業の組織の概要と人物相関、また主要登場人物の生き様を見せつつ、不正に立ち向かう人々の群像を描く。情報量の多さゆえに、2時間程度で語るのは無理があるのだ。案の定、本作はストーリーを駆け足でなぞった印象を否めない。

赤松運送社長に長瀬智也という配役にも違和感。運送業界は全国規模の大手に押されて、赤松のように単独事業所で操業している中小企業は、ぎりぎりの資金繰りで苦しい経営のはず。長瀬にはスターのオーラがあり、泥臭い運送屋の社長には似つかわしくない。本木監督も「超高速!参勤交代」のような喜劇は得意だが、シリアスな企業ドラマは向かないと感じた。このタッグなら、コミカルな活劇のほうがはまるのではないか。

AuVis
さん / 2018年7月11日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:試写会
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