あの日、兄貴が灯した光

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あの日、兄貴が灯した光

解説

韓国の人気アイドルグループ「EXO」のメインボーカルD.O.と「建築学概論」の実力派俳優チョ・ジョンソク主演作で、互いに憎しみ合いながらも徐々に心を通わせていく兄弟の絆が描かれる。試合中の事故で視力を失いオリンピック出場の夢が絶たれた柔道選手のコ・ドゥヨンは詐欺前科10犯の兄コ・ドゥシクと15年ぶりの再会を果たす。2人は積年の憎しみをぶつけ合い、ドゥヨンは兄が作る食事も受付けず栄養失調で倒れてしまう。そんな弟に非情な言葉をぶつける兄ドゥシク。しかし、ある時にドゥヨンが口にした言葉をきっかけに2人の葛藤が氷解したかに思えたが……。D.O.が弟のドゥヨン、ジョンソクが兄のドゥシクを演じる。監督は「裸足のギボン」のクォン・スギョン、脚本を「7番房の奇跡」のユ・ヨンアが担当。

2016年製作/110分/韓国
原題または英題:My Annoying Brother
配給:CJ Entertainment Japan
劇場公開日:2017年5月19日

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映画レビュー

5.0いい作品には、愛すべき脇役がつきもの

2025年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

興奮

レビューが14件(現時点)しかついてないのが不思議なくらい、面白かった。

前科者のクズ兄貴と、国民的スターになりそうな資質があるスポーツ選手の弟。

再会後、双方いがみ合って心の距離があるが、一緒に過ごす時間を経て、
互いに想いあい、昔のように深まりつつある兄弟の絆。

兄貴が、挫折した弟を支え、再起していくのだが、、、というお話。

この作品、まず、最初の「掴み」が異様に早かった。
兄貴の仮釈放申請が通るかどうかの、面談からスタートするのだが、
そのシーンと、釈放後の弟との再会でのキャラのギャップで、
だいたい兄貴がどういう人間性の持ち主なのか、よくわかったし、
物語へ没入しやすかった。

あと、いい作品には、愛すべき脇役がつきものだが、
牧師を目指してる出前持ちのご近所さんや、弟の元女性コーチと、

物話に出てくる脇のキャラクターたちも、段々好きになってくる魅力的な人間だった。
兄弟と合わせ、4人の主要キャストの演技が上手くて、最後までハラハラがあり、
最後はエンドロールで久々に余韻に浸れた。

元々、あまり韓国という国は政治的に好きじゃない国だったのだが、

映画にハマるようになって以降、韓国映画を、一作品一作品観るたびに、
面白いと感ずることが多く、次第に好きになってくる。
この作品も、そういう感じる作品の1つだった。

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ソビエト蓮舫

4.0シンプルだけどやっぱり泣ける

2024年7月22日
iPhoneアプリから投稿

やっぱり役者って大切だなと感じた映画でした。この2人だからこんなにシンプルでもこれだけ素晴らしい映画になるんだなぁ。

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快晴

3.5兄弟愛

2023年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

興奮

弟は柔道選手で、オリンピック代表を期待されていたが、試合中の怪我で失明してしまう。
兄は詐欺で刑務所にいたが、口八丁で仮釈放になり、弟の家にやってくる。
弟は引きこもっていたが、いつも前向きな兄の力で少しずつ積極性が出てくる。
スポ根プラス難病という韓国映画お得意の題材で、やはり泣かせてくれた。

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いやよセブン

3.5もうひと工夫

2022年5月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

刑務所上がり、挫折、障害、病気、とてんこ盛りの不幸を兄弟愛が乗り越えるストーリー。わかっていても引き込まれ、心打たれる。ただ、展開や時間の流れが急で、もう少し時間をかけて描いた方が良かったのにと思わずにいられない。
なぜ、柔道だったのだろう。柔道にするからド・ギョンスの体型が柔道金メダリストに見えず、パク・シネが柔道のコーチに見えず、リアリティを奪っている。残念。

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Misty