ジーパーズ・クリーパーズ

ちょっとぶっ飛んだホラー。
コメディ要素わりと入っていて
ホラー好きでも好き嫌いが分かれる作品、
かなりのB級、B通りこしてる感じが私は好き。
音楽も良い。

姉と弟の２人が 実家へ向かう道中で、都市伝説が現実のモノとなって襲ってきた恐怖を描くお話し。

んー、自分的にはビミョーだし、シリーズ化されてるとは これまた驚き(笑)

先ず全編通して全然怖くない上に、迫り来る禍々しい恐怖も全く感じない。
このモンスター、ジーパーズクリーパーズ？も 襲った人間を地下室の作業場で、座りながら処理してるとか 普通に人っぽ過ぎるし、自分的には謎過ぎてどこが面白いのか全然解らなかった。

薄汚いトラックが襲って来る序盤だけ、興味が湧いたけど。
「そう言えば…昔～無人(だと思う…)の車が人を襲う映画があったなぁ～」…と。

出だしの車内会話は、私も良くやるので好感を持てました。車で追い掛けられてからノンストップのスリラー映画だったら楽しかったですが、色々と場面が変わってモブキャラも増えたりして、必ずしも姉弟の活躍を描いてはおらず、散漫な印象です。お姉ちゃんは赤いタンクトップ姿でホラーのヒロイン要素がバッチリだったので、もっとお姉ちゃん中心で観たかったです。クリーチャーはまさにレッサーデーモンという見事な造形で格好良いですが、終盤にやっと少し観る事ができるという感じで、姿のみならずそのアクションももっと堪能したかったです。

話自体はかなりエヴォリューションです。
しかし、このモンスターかっこよすぎる。
ジーパーズ・クリーパーズって一体何なんでしょう。
こんなにカッコいいモンスターもなかなかいない。
スペシャルにかっこいいです。
こいつをカッコよくする天才的なコッポラに圧倒されまくり。
えええ？って展開は笑ってごまかしてもお釣りが来ると思います。