ライフ(2017)のレビュー・感想・評価
全290件中、201~220件目を表示
けっこうよかった
リアリズムに徹しようという頑張りが感じられるサスペンスSFだったが、手首が折れて下にブラーンとなった時、無重力は?と思った。結末は、火星生物がもう一匹いるオチだったら嫌だな〜とハラハラして見ていたので違っていてよかった。
宇宙服の中で溺れるのが怖かった。火星生物が強すぎて、もうちょっと何か弱点があったらもっとハラハラしたような気がする。
やたらとすぐに無線が使えなくなるのは、ご都合主義ではないだろうか。ネズミは全部食べていたのに、人間は食べ残していた。
どうしろという事ですか?
悲劇的なバッドエンド❗エイリアンのミニチュア版という感じです。
かなり豪華なキャスティングで期待感は高まります。でも殺られっぱなしでライアンも早々にいなくなる展開は意外であり共感できない。
絶望感だけがつのる。
無難には楽しめるSF作品
あんまり噛み砕かれなかった
宣伝では人が噛み砕かれてバキバキって感じでしたが、噛み砕くより、巻きついて締め上げて砕く方が多かったし、怖かったです。口の中に入っていくシーンはオェッだったし、クルーが命懸けで対処しても、全て無駄になっていくのが絶望的で良かったです。怖かったー。ラストもありがちな所に納めず、ホラーとして締めたのも良かったです。
寝た子を起こした報い
それなり
それなりに怖かった…が。
どおにも最強すぎる。
宇宙空間で活動できるわ、猛火を浴びても燃えないわ、電気ショックにも動じないし、ペラペラで軟体系だし。
それなのに、クルーの行動があざとくて萎える。誰しも人殺しになりたくないのは分からなくはないが判断の基準が俗っぽ過ぎてゲンナリしちゃう。
バカな脚本とでも言えばいいのだろうか?
なんていうか、単純な疑問がいちいち残る脚本だった。
先入観で警戒を解く科学者もアホだし、火炎放射器が功を奏さない時点で、逃げないクルーもバカだし、その指示を出さない司令官もボケだ。んで、殺されて泣いてるクルー達の無能さと言ったら呆れてしまう。
船外活動でエイリアンと接触した司令官はさ「チャンス!」とか思わないのかね?
元よりISSごと地球から引き離すんであれば、
自分とともにエイリアンを道連れにして、とかさ。
そういう易々と回避できそうな事を回避出来ず泥沼に陥ってくエリート達が不甲斐なさすぎて…ため息しか出ず感情移入し辛い。
もうちょいと何とかならなかったのか、脚本的に。
なので、シッカリ金かけた割には脇の甘さが拭えない残念な感じだった。
このエイリアンを自然災害に例えたレビューを読んだが、そういう側面もありはするかと、この映画の印象が少し変わった。
ミドリムシ
ストーリーはとってもシンプルです。火星で採取した土の中に生命体を発見して国際宇宙ステーションのラボ内で単細胞のところから分裂させ成長していきます。
その生物はある程度成長すると知能と筋力と生命力に優れていることが判明します。
序盤は初の地球外生命体の存在に歓喜しますが、ある日を境にそいつは凶暴化してクルーを攻撃し始めます。
なんとか駆除を試みますが次々とクルーが殺られていき追い込まれます。駆除困難であれば次に考えることはこの危険な生命体を絶対に地球に入れてはいけないというプランに移るのですが……
SFパニック作品
この手のジャンルはもれなくチェックしてますね。
全体的に突出した点はありませんが平均的に楽しめました。
もっと現実線で
((/_;)/)
カルヴィン
久しぶりのSFホラーということで、期待して観に行ったが、少々肩透かしをくらった。
地球外生命体との初接触シーンこそ、感動がスクリーン越しに伝わってきたが、肝心の地球外生命体の造形がいまいちピンとこない。
理屈をこねて幹細胞だ、単細胞だと言われるのも純粋なホラーとして楽しめ無くしてしまっているような気がした。総じてホラー感もSF感も薄いどっちつかずの印象。
ただ、ISS内の細かい描写や、細かいガジェットの質感は個人的に好みのリアル加減。特に火炎放射器?から噴出される炎の出力感は大好きでした。
数多くのオマージュも最終的にはプラスに働いていたのではないでしょうか。
また、宇宙服で溺死するという斬新なアイディアも良かった。そこまでのシークエンスも緊張感が張り詰めており、ハラハラした。
ストーリー的には可もなく不可もなくな印象ですが、細かいISS描写やガジェットの質感を考慮して、☆3だと感じた。あのあと、カルヴィンは成長してムートーになってゴジラと戦うのかな?
あれはホモサピエンス?
英語のLIFEには、複数の意味がある。3年前の映画「LIFE!」の意味は「人生」の意味だろうし、少しだけ「生活」の意味もあったかもしれない。
この映画では当然ながらLIFEは「生命」の意味だ。機械が採集した異星の土壌の中から発見された生命が人間を栄養源として捕食する恐ろしい物語である。
ところで生命とは何だろうか? 分子生物学の福岡伸一さんによれば「生命とは自己複製を行うシステムである」(『生物と無生物のあいだ』)とされている。DNAの螺旋構造が二重になっている意味はそこにあるらしい。
この作品では単細胞生物のように単体で存在が完結している細胞が、互いに連繋してひとつの生物のように活動する。すべての細胞が幹細胞みたいに役割に応じて動き、生命を維持するためのあらゆる行動を取る。動きは速く、攻撃力も防御力も人間の敵うレベルではない。捕食しながら自己複製を繰り返す。単体の細胞の集合体で定型がないのであれば、無限に巨大化することが可能だ。
映画を見ているうちに、ひとつ変わった視点が頭に浮かんだ。捕食される側から考えると、捕食者は次元の違う生物である。地球上では最強の捕食者は人間だ。LIFEを地球上の人間に置き換えると、宇宙ステーションの人間たちは狩りの獲物である鹿や鴨に相当する。
我々は人間だから、どうしても登場人物に感情移入してしまうが、一旦人間の立場を離れて鹿や鴨の立場になるとどうだろうか。ある日突然、自分たちに向かって銃をぶっ放し、殺して捕食する人間という恐ろしい生き物が地球上に出現する。人間は地球上の生物を次々に絶滅に追いやってきた。LIFEはそんな生物たちにとってのホモサピエンスに等しい。ただし、捕食されるのは人間だ。
もちろん制作者の意図は人類の存在を否定するものではないだろう。しかしこの映画には、地球に現れてはいけなかったのはもしかしたら人間かもしれないと考えさせられるところがある。英語のLIFEのように、多義的な作品だといえるだろう。
ストーリーはSFホラーとしても十分に楽しめる展開だ。生物の生命、攻撃される乗組員の生命、そして何も知らない地球上の沢山の生命。いろいろな生命(LIFE)が立体的な関係性をもっていることを感じさせる。タイトルも内容にぴったりの、奥行きのある作品である。
宇空間にある密閉された場所目一つの宇宙生命体に翻弄されて殺されてゆ...
全然乗れなかった
導入は普通に期待感持って見られましたが、カルビンがチート過ぎて人間を攻撃するあたりからは完全に白けてしまいました。
生態に関する考察もガバガバだし、物理法則を無視した動きは“未知の生命体“という理由では片付かないでしょう。
『カルビンが生きるために我々は殺される』といった台詞がありますが、殺して食うわけでもないどう見てもただの殺人鬼。生命体としての存在感がなく、監督の都合のために動かされているカルビンがかわいそうですらありました。
終わり方は嫌いじゃないけど不穏な演出過多で予想がついてしまったのが残念です。それよりギレンホールがまだ生きてるのが許せない。
全290件中、201~220件目を表示