ザ・マミー 呪われた砂漠の王女のレビュー・感想・評価
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トム主演作としては異例の問題作
トム・クルーズの携わる映画にはいつも高い信頼を寄せている。本作も序盤はうまく進んでいるかに見えるが、純然たるエンタメ作としてそこそこ楽しめはするものの、トム主演作としてややアンバランス仕上がっているように思えた。ご覧の通りトムを始め、脚本のデヴィッド・コープ、クリストファー・マッカリーなど、集結した面々はかなり手堅いことは百も承知。そこには従来型のトムというアイコンを突き崩そうとする様々な目論見が見え隠れするし、セリフやストーリーラインの部分部分を手に取ると、一筋縄ではいかない展開を画策した彼らの苦闘ぶりがうかがえる。それらがうまく整合性を持って繋がっていればよかったのだが。さらに奇妙なことに、本作は徐々に超常的な力を秘めた者たちの物語へと進化していく。もしやこれはアメコミヒーロー映画に対抗するための、映画スタジオの壮大なフランチャイズ計画だったのか。そんな勘ぐりさえ働いてしまう一作だ。
ソフィア・ブテラ、当代随一の“スーパー悪女”
「キングスマン」の両義足がブレードになっている女殺し屋で大ブレイクしたソフィア・ブテラが、今回の「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」でもタイトルロールで大活躍。アルジェリア人の血を引くエキゾチックな美貌と、幼少期にバレエを始め20代からダンサーとして磨いた身体能力が、危険な魅力を放つ超強力な悪女のキャラクターにぴったり。一応のオリジナルである「ミイラ再生」で蘇るのは男のミイラだが、これを女性に改変して大正解。主役のトムと対峙するのが強くて怖いだけの男ミイラだったら、かなり退屈な話になっていたかも。
往年のモンスター映画を現代に蘇らせる「ダーク・ユニバース」シリーズの第1弾ということで、最新の視覚効果を駆使しつつ、蜘蛛やネズミをぞろぞろ出して本能的な恐怖を刺激する怪奇演出は伝統の継承を感じさせる。それと、トムの相棒が死んだ後も幽霊としてとぼけた感じでトムを助けるのが、個人的に結構笑えた。
トム・クルーズのジャッキー・チェン化推進中
もう随分前からトム・クルーズはジャッキー・チェン化しているなと思ってきたが、こんかんのなんだか冒険が好きなちゃらんぽらん野郎(だけどハートはある)というキャラも非常にジャッキー的。いや、冒険好きなアドレナリンジャンキーなのも、裸になってキャーみたいなネタも、自分でスタントしないと気が済まないのもいつもの安定のトムクルクオリティなのだが、どれもジャッキーが先鞭をつけてきた要素である。今回の呪いのような得体の知れない相手にでも身体を張ってアクションしてしまう荒唐無稽さ、とりあえずどんなジャンルも自分に当てハメてみようという貪欲さ、やはり今の映画界ではジャッキー/トムクルしかできないサービスなのではないだろうか。
まったくはまらなかった
ストーリーが入ってこない。
遺跡発見までは面白そうだった。
後は何なんだ。
まあ、何度も睡魔に襲われたから判らないのは当然か。
判らなかったから眠くなったのか。
トムの身体は凄かった。僧帽筋の隆起、素晴らしい。
午後ロード録画視聴にて。
映画は好きやけど、別に業界のイベントとか詳しないし 殆どのレビュー...
映画は好きやけど、別に業界のイベントとか詳しないし
殆どのレビューで出てくるダークユニバースシリーズってやつも知らん
ほんでハムナプトラも見たことない
もちろんミイラ再生も見たことない
ミイラも冒険映画も特に好みじゃないけど、
トムがオキニなので鑑賞
リメイクの元作品が好きとかダークユニバースってイベントにときめいてた人からしたら期待を裏切られた気持ちになるんかも知れんが、なんの前知識もなく見たら
なぜこんな低評価なのか…悪ないやんって
知識ないからなんてラッセルクロウがジキル&ハイドである必要が…?って疑問は湧いたけど、
ミイラの女王は美しくオーラがあってトムより目が釘付けになったわ♡
いつも善良 甘い爽やかヤンチャトムばかりだから
闇堕ちトム ミイラの王ラストも見てみたかったな〜
続編を考えてた?
終わり方が、中途半端でこの映画は序章感がある気がしたけど、本当は作成当初は続編も考えていたけど、ヒットしなかったから無くなったのでしょうか?
よく知らないで観たのでわかりません。
スペースバンパイアな狼男アメリカンのミッションインポッシブル
公開当時トム・クルーズ映画史上大コケした作品と聞いていたので今まで見る機会がなかったが、配信で暇つぶしに見てみたら、あれ、全然面白い。
娯楽作品としては十分及第点。なんで大コケしたのかな。確かに製作費がかなりかかってるし、トム・クルーズ主演の娯楽大作としては物足りないということだったのかな。でもこれはホラーアドベンチャーとして普通に楽しめた。
人の生気を吸い取る女ミイラが大暴れしてロンドン中がゾンビだらけになるあたりは「スペースバンパイア」、アメリカ人の主人公が死んだ相棒に導かれる様は「狼男アメリカン」、そして輸送機墜落シーンや、横転する車から投げ出されるシーンなど、ミッションインポッシブル並みのアクションをトムが相変わらず体を張って見せてくれて、これは劇場で見ても十分楽しめたと思う。
アマネット役のソニア・ブテラはエキゾチックな顔立ちではまり役だったし、ジキル博士役のラッセル・クロウも良かった。あんなさりげなく古典的キャラクターのジキルとハイドを登場させる遊び心にはにんまり。ちなみに彼の研究室にあったあの本は確かほかの映画で見たな、トゥームレイダーだったかな。六角形のカギで開けるやつ。うーん思い出せない。
個人的には不死身のセトになったトムの今後の冒険をもっと見てみたかったな。でもミッションインポッシブルの最新作も興行的には失敗して続編は難しいみたいだし。
いつも体を張ってファンを楽しませてくれるトム様の映画は応援のためにも映画館に見に行かないといけないと思った。
結末が微妙
途中まではそれなりに話は分かる。
後半から、何かに取り憑かれた博士が出てきたり、突然主人公が覚醒したりして、話がよく分からない展開に。
結末もよく分からないまま終わる。
古代系アドベンチャー映画の中では下位の部類。
なんか中途半端
ホラーとしても中途半端だし、何やらダークヒーロの誕生系のアメコミのような印象さえあるがそれとしても中途半端。
原作を未見なためそれほど深掘りできないが、呪い系の話と自分の相性が悪いのかもしれない。
なんでもありすぎてあまり没入できない。
ドクターストレンジにハマれなかった感覚に近い。
ジキルとハイドが出てきたのは面白い。
セテパイ〜
ダークユニバース第一弾〜そして最後のダークユニバース作品笑。ハムナプトラとはまた違った解釈のマミー映画。個人的には嫌いではなく既に数回観たが、ダークユニバースシリーズに続く要素が多々有り、この後フランケンや透明人間、その他ダークヒーロー達が結集して最大の悪を倒すというシナリオを楽しみにしていたが、シリーズ自体が頓挫。やっぱり人気無かったのかな?まぁ、マーベルシリーズに対抗しようとしたが時期が悪かったね。マーベルシリーズがクライマックスに近づく中では、そりゃ人気ねぇわな。ジキルとハイドをリーダーにダークヒーロー達が戦う姿を見たかったが、もうそれも永遠に訪れる事は無いでしょう。トムが頑張ってセテパイになったのにね残念〜
全然面白い
シリーズがこれ一作で終わったとか、批評家に評判が悪いとか、興行収入が低いとか、前評判をみてから観たので、思ったより全然面白かったな、という感じだった
ただ、おもしろキャラの友人を速攻殺したのはマイナス(ただし、ゾンビというかマミー?で蘇ってはいるが・・・)
主人公の最後が何になったのかもよくわからない
暗黒神になったうえ、生も死も操作できるなら能力が強すぎるため、もし続編があってもよほどうまくやらないと面白くなかったかもしれない
記念すべき「ダーク・ユニバース」の第一弾! ………で、第二弾はいつですか?
古代の墓所を暴いたことにより呪われてしまった米国軍人ニックと、悠久の時を経て蘇った古代エジプトの王女アマネットとの戦いが描かれるホラー・アクション。
主人公、ニック・モートン軍曹を演じるのは『トップガン』『ミッション:インポッシブル』シリーズの、レジェンド俳優トム・クルーズ。
古代エジプトの王女、アマネットを演じるのは『キングスマン』『スター・トレック BEYOND』のソフィア・ブテラ。
”悪”と対峙する秘密結社「プロディジウム」を率いる謎の男、ヘンリー・ジキル博士を演じるのは『ビューティフル・マインド』『レ・ミゼラブル』の、オスカー俳優ラッセル・クロウ。
1932年公開の映画『ミイラ再生』の、3度目となるリメイク作品。
ちなみに2度目のリメイクはブレンダン・フレイザー主演のアドベンチャー映画『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』(1999)である。この映画金ローとかで死ぬほど観たなぁ。
本作は古豪ユニバーサル・ピクチャーズが満を持して世に送り出した「ダーク・ユニバース」の第一弾。
これはユニバーサルが1930's〜50'sに生み出していた怪奇映画群、いわゆる「ユニバーサル・クラシック・モンスターズ」を現代に甦らせ、さらにそれを一つの世界線の中で展開させちゃおう、というなかなかに壮大な企画である。まぁぶっちゃけ「マーベル・シネマティック・ユニバース」の二匹目のどじょうなんだけど、それは言わないお約束。
ハビエル・バルデル&アンジェリーナ・ジョリーによる『フランケンシュタインの花嫁』(1935)のリメイクやジョニー・デップ主演による『透明人間』(1933)のリメイクなど、とんでもなく豪華なキャストが名を連ねるこの一大プロジェクト。
その幕開けを担うのは我らがヒーロー、トム・クルーズである。ハリウッドを代表するトップスターが集結するこの新たなユニバース。彼ほどそのヘッドライナーに相応しい人物はいないだろう。
そんな大いなる野望の嚆矢となる本作。そのオープニングロゴからも、ユニバーサルがいかにこの企画に注力していたのかが見て取れる。
お馴染みである地球儀のロゴが画面に映し出された直後、その地球儀が「DARK UNIVERSE」の文字と共に黒い影で覆われる…。
この否が応でもワクワクさせられる始まり方。誰もが映画史に残る新たな伝説が始まった…と期待に胸を躍らせたと思うのだが…。
はい、ポシャりましたこの企画。。。
本作の興行的/批評的失敗により、ダーク・ユニバースはDARKの彼方に消え去った。凄い見切りの速さだ💦
さらに主演のトム・クルーズはラジー賞俳優という不名誉な称号を獲得。観客も含め、本当に誰もが悲しい思いをした呪われし映画となってしまった。
世間ではボロクソに言われている映画だけど、少なくとも前半は普通に面白いっ!
本作のトムは、度胸はあるが軽薄なチャラ男という役どころ。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)で見せたコメディアンとしての資質はこの映画でも存分に活かされておりなかなかに楽しい♪呪われた相棒をつい撃ち殺しちゃうところとか、死体安置所での全裸アクションとか、やったるぞオラっ!からのワンパンK.O.とか、ギャグの切れ味はトム・クルーズ映画史上NO.1なのでは?
このギャグとアクションの塩梅、これはもうほとんどジャッキー・チェンである。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)くらいから始まったトムのジャッキー化だけど、まさかスタント方面だけでなくその性格までもトレースしてくるとは…。どんだけジャッキーを意識してんだトム😅
まぁなんにせよ、ミイラホラーとアクション、そしてコメディの三要素が上手く絡み合っており、普通にアドベンチャー映画としての面白みに溢れている✨
しかし、ジキル博士が登場してからは…。
次回作への布石として、ジキル博士率いるプロディジウムを登場させなくてはならなかったのはわかるのだが、そのせいでお話がゴチャゴチャしすぎてしまって、結局この物語の焦点はどこなのかがよくわからないままクライマックスを迎えてしまった。
ミイラの呪いを解くためには何をどうすればいいのか?あの石を嵌めた状態で人を刺すとその人がセトとかいう死の神様になるから、それで、えーと…。うんよくわからん。
前半のトーンは悪くなかったのだから、下手に次回作のことを考えずに、まずは一本の映画としてキッチリと作り込んで欲しかった。『アイアンマン』(2008)だって、エンドクレジットのニック・フューリー登場以外は独立した一本の映画だったんだからさ。どうせ真似するんならそういうところもちゃんと真似しなさいよ💢
失敗作の烙印を押された本作。
まぁ確かに傑作とか名作とかには程遠いけど、そんなにボロクソ言わんでも。一応楽しめたし、せいぜい凡作ってところじゃない?
それに、イムホテップ様の代わりに登場した女ミイラのアマネットがとってもHで良かったですボソッ
確かにダーク・ユニバースは水泡に帰した。
しかし、ユニバーサル・クラシック・モンスターズのリメイク、これ実は着実に進んでいる。
2020年に公開した『透明人間』(1933)のリメイクは普通に面白かったし、2023年に公開(日本ではいまだ未公開…)された『ドラキュラ』シリーズ(1931〜)のリメイク作品『レンフィールド』はめっちゃ面白そう。なんたってドラキュラ伯爵を演じるのはあのニコラス・ケイジですからね!こんなん観るしかないやろ!!
確かに一度は立ち消えになったこのダーク・ユニバースだけど、リメイク作品も段々と充実してきたし、今一度企画を復活させてもいいんじゃない?
トム・クルーズvsニコラス・ケイジとか、死ぬほど観たいぞ!!
というわけでユニバーサル・ピクチャーズの皆さん、シン・ダーク・ユニバースを首を長くしてお待ちしております🙇
これは果たしてホラーなのかコメディなのか迷いながら観ていたが、後半の次のシーンで理解しました、コメディだと・・・“平泳ぎするミイラたち”・・・
①トム・クルーズの映画に外れなし、と何処かに書いてあったが有りましたがな。②何やら説明が多くて其れがホラーになる要素を全てワヤにしている。まあ、ユニバーサルのホラー映画の古典『ミイラ再生』のリプート版という触れ込みなので勝手にホラー(として再映画化された)と思い込んだ私がバカだったのかもしれないが。では、どういう映画なのか色んな範疇を考えても相当するには悉く中途半端でしかなく、やはりコメディと考えるのが一番良いかと。③トム・クルーズ扮する主人公の人物造形がおざなりで最後までどういう人間かよくわからない。そういうあやふやな人間を何故アマネットがパートナーに選んだのかよくわからないのが映画の説得力の無さに繋がっているのだと思う。④それはラッセル・クロウ扮する二重人格者のジキル博士についても同じで、悪の人格であるハイド氏を備えているが故に悪を滅ぼす目的を持っているのがわかるくらいで、それ以外はどういう人間なのか輪郭がぼやけている。大体あんな回りくどいことをしてまでアマネットの棺を捜す必要があったのか。そこに説得力がない為、3000年も何も起こらず眠っていたのならそのまま埋めといたら良いものを寝た子を起こすようなことをして却って大惨事を惹き起こすことになってバカかと思う。ここはよくある通り欲に目が眩んだ人間が誤って墓を暴いたくらいにしておくべきだろう。⑤『ミイラ再生』に『ジキル博士とハイド氏』とを加えて相乗効果を狙ったのだろうが、何ら映画に貢献していない。ハイド氏の人格が出てくるのを抑える薬なんて都合のよいものが何故か出てくるし、ハイド氏になったラッセル・クロウとトム・クルーズが戦うシーンも無駄に長く必要なかったと思う。⑥アマネットも、棺に入ったまま飛行機を落とせるパワーがあるのなら、もっと凄いことが出来そうなのに、普通にワイヤーで捕まっちゃうのも変。最後ももうちょい頑張ってくれるのかと思いきや、結構アッサリとやられちゃうのも肩透かし。⑦同じ『ミイラ再生』のリプート版としては『ハンナプトラ』の方がずっと面白かった。
残念ながらやっぱり評価どおり…
トム出演で唯一、観てなかった作品。理由はハムナプトラ系があまり好きではなかったから。インディジョーンズシリーズは大好きだったけど、ハムナプトラは好みではなく…
観終わり、ああ、やっぱりという感じ。
トムの出演作品は、いつも素晴らしいものが多いのに、なぜこの作品にトムが出演を決めたのか、、それが不思議でならない。というのが感想です。
残念ながらトム出演以外で良いところが見つかりません。
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