オリエント急行殺人事件のレビュー・感想・評価
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この世には善悪しか存在しない。が均衡は有り得る
端的にいうのであれば、過去の殺人事件の被害者関係者による、犯人への復讐劇。
有名なアガサ・クリスティの「オリエントの急行の殺人」を原作とした作品だそうだが、当方未読だったゆえに新鮮な気持ちで楽しむことができた。
ただ哀しく、切ないストーリー。
と同時に、殺人による影響というのは被害者家族だけでなく、多くの人を巻き込むものだと改めて感じた。
「この世には善と悪しかなく、その中間は存在しない」ゆえに「不均衡(アンバランス)を病的に嫌悪する」といった主人公の性格がおもしろく、最後に彼が下した決断は「均衡」であったことが善悪の判断の困難を語るには十分だった。
豪華絢爛
こんな旅がしてみたい。
原作既読の方も豪華な俳優陣と素晴らしい列車の旅を観てみましょう。
現代的なアレンジもされてます。
真剣に観ると満足度が下がるので映像を楽しみながら軽く観ましょう。
続編も楽しみです。
原作は未読
群像劇
監督は舞台の方なのですね納得
観せ方が独特で美しかったですね
もっとキャラが濃かったら良かったかなぁ
市川崑監督石坂浩二版金田一の陰鬱ドロドロを取った感じです
そもそもが古典ミステリーなので、様式美を楽しむ感じで観ると良いかと思います
追記:ポアロの髭マスクが萌える
謎解きよりそれぞれの物語を楽しむ映画
昔は謎解きが後付けすぎてアガサ・クリスティの良さが解らなかったけど、今の歳になって初めて様式美なんだなと理解した。
推理サスペンスなので感想は書きづらいけど、謎解きよりそれぞれの物語を楽しむ映画でした。
アクション映画さながらのサスペンス。
内容は、アガサクリスティ原作のエキュール・ポワロ探偵が活躍するシリーズの一つ。時代は、世界大恐慌の影残る1934年オリエント急行(シリア〜ロンドン)車内で巻き起こる殺人事件。大雪で列車から降りれない状態での密室で起こる殺人事件。乗客全員にアリバイのある不可解な謎の真相は?!という物語の映画化。印象的な台詞は『沈黙を禁じる法はないわ』デブナムの言葉。黙秘を貫く乗客が堰を切るのが早すぎて饒舌に、口すぎて暴挙に出る始末には参ってしまった。印象的な場面は、雪崩のVFXです。お金をかけて美麗な絵作りをしようとする制作者の気持ちが伝わってきます。無理やり自然を美しく撮ろうとしている所が苦く思いました。印象的な雰囲気は、今までのオリエント急行を覆そうと苦悩するアレンジが感じられた所です。あっさりした謎解きとカタルシスの感じない終わり方には原作にない虚しさを感じました。推理ものでは無く、アクション探偵もの🕵️♀️なのでジャンル違いに戸惑います。冒頭のポワロのこれまでの推理や事件が新聞で紹介されたりしましたが最初のポワロ人物紹介的な件は全体的な物語を窮屈にしてしまった様に思えてなりません。音も凍る様な列車内一歩も出れないからこその密室トリックが醍醐味の作品だけに名俳優達に頼り切った残念なアクション映画です。原作も人種差別的な表現が軽く描かれていて読む人を楽しませますが、映画にすれば酷く差別的に見えて世界観壊れてしまい残念です。原作がポップな感じで余韻を残して終わるのに対して、無駄に悲しさを全面に押し出す終わりにもカタルシスが感じられず。監督の思い描く名探偵ポワロ像の押し売りの様に感じました。
名作を見事に映像化。
アガサ・クリスティのあまりにも有名な作品を、雰囲気満々で見事に映像化していると思います。
エルキュール・ポアロのキレキレ推理も素晴らしいですね。
ラストの容疑者をズラリと並べての推理からエンディングまでの展開もかなり良かったと思います。
正義が問われる話。
列車で起きた密室殺人に挑む探偵の話。
有名なミステリー作品だったので観ました。
ナイル川を先に観てしまうという
凡ミスをしてしまいましたが問題なかったです。
列車という密室殺人だったので
コナンくんらしい密室トリックを
期待してしまいましたがそういうものは無し。
探偵ポアロが一人一人に話を聞きながら
真相に迫っていくので地味っちゃ地味です。
でもラストには驚きました。
警察や裁判の正義とは何かを考えさせられました。
この前北川景子がやってたドラマのように
一人一人に寄り添うことも推理や捜査には
必要なんですよねえ
キャー!ほぼ初ジョニデ!出番少なっ!
子供の死が絡むと碌なことがない
登場人物多すぎ、地理多すぎ、よく分かんない言い回し多すぎ。
そこでつまづいたせいで多分4分の1くらい理解できてない
あとちょっと話の展開速度が早すぎる
このボリュームを2時間で終わらせるには仕方ないんだろうけど…
と、文句ばかり言ったけどラストの疾走感と登場人物の話の矛盾点をつくシーンにはかなり興奮させられた
衣装も舞台セットも綺麗で楽しかったし、なんだかんだで続編も楽しみにしてる自分がいる^_^
推理モノは好きには、シンプルに楽める!
悲しく切ない殺人事件。
列車という、ある意味密室な場所で起こった殺人事件。容疑者は乗客の中にいるのか⁉︎豪華すぎるほどの俳優陣で、だれもが怪しい容疑者に思える。
名探偵ポワロが、一人ひとりから事情聴取を行い、真実を暴いていく。見事な推理だが、推理が一つにつながっていくゾクゾク感が味わえるのは、もしかしたら映像よりも本の方かもしれないね。
13人いる! 兎にも角にも、超豪華俳優陣によるアンサンブルは見ものです。
言わずと知れた名探偵、エルキュール・ポアロの活躍を描いたミステリー映画「エルキュール・ポアロ」シリーズの第1作。
「エルキュール・ポアロ」シリーズは過去に何度も映画化やドラマ化されているが、本作はそのいずれとも繋がりを持たない、新たなシリーズ作品である。
舞台は1934年。中東とヨーロッパをつなぐ豪華寝台列車「オリエント急行」内で発生した殺人事件の謎に、名探偵エルキュール・ポアロが挑む…。
監督/製作、そして主人公エルキュール・ポアロを演じるのは『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(出演)、『シンデレラ』(監督)の、レジェンド監督/脚本家/俳優サー・ケネス・ブラナー。
怪しい美術商、エドワード・ラチェットを演じるのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『チャーリーとチョコレート工場』の、名優ジョニー・デップ。
艶やかな婦人、キャロライン・ハバードを演じるのは『アイ・アム・サム』『ヘアスプレー』の、名優ミシェル・ファイファー。
敬虔な宣教師、ピラール・エストラバドスを演じるのは『セックス・アンド・ザ・シティ2』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の、オスカー女優ペネロペ・クルス。
家庭教師、メアリ・デブナムを演じるのは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のデイジー・リドリー。
人種差別主義的なオーストリア人の教授、ゲアハルト・ハードマンを演じるのは『スパイダーマン』シリーズや『ファインディング・ニモ』シリーズの、レジェンド俳優ウィレム・デフォー。
精神的に不安定な伯爵夫人、エレナ・アンドレニを演じるのは『シング・ストリート 未来へのうた』『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』のルーシー・ボイントン。
横柄な老婦人、ドラゴミロフ公爵夫人を演じるのは『007』シリーズや『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の、レジェンド女優デイム・ジュディ・デンチ,CH DBE FRSA。
製作に名を連ねるのは『エイリアン』シリーズや『オデッセイ』の、巨匠リドリー・スコット。
「灰色の脳細胞」こと、世界一の名探偵エルキュール・ポアロ。
ミステリーの女王、アガサ・クリスティがこのキャラクターを生み出したのは1920年。それから100年以上にも渡り愛され続けている、ミステリー界のヘラクレス。
おそらく、シャーロック・ホームズに次ぐ知名度を持つ名探偵キャラクターでしょう。
なんて言っておきながら、「エルキュール・ポアロ」シリーズを読んだことは一度もありません💦
映像化作品も、デヴィッド・スーシェがポアロを演じたテレビドラマ『名探偵ポワロ』を、なんとな〜く観たことがある程度。
という訳で、「ポアロ」作品を真面目に鑑賞したのは今回が初めてです。
「ポアロ」初鑑賞とはいえ、当然『オリエント急行殺人事件』のオチは知っている。
というか、この映画をわざわざ観ようなんて思う人間が、『オリエント〜』のことを全く知らないなんて事はなかなかに考えづらい。
それもあってか、この映画における謎解き要素はすごーく薄味。
観客に謎を考えさせるような余地はなく、急行列車のようにクライマックスに向かって一息に物語は疾走してゆく。「みんなこの物語知ってるでしょ?いちいち立ち止まらずに、一気に流しま〜す」みたいな感じ。
謎解きの代わりに用意されたのは、超豪華キャストによる演技合戦!
ジョニー・デップ、ウィレム・デフォー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルス、etc。
よくぞこれだけのキャストが揃ったな!と驚かざるを得ない、正にハリウッド・オールスター軍団。
彼らの熱演がこの映画の核であり、作品の面白さそのものであったように思います。
これだけのメンツが揃ったのは、やはりケネス・ブラナーの人徳によるものなのでしょうね。
ケネスも嬉しかったのか、終始楽しそうでホッコリしました(*^^*)
まぁ正直、もう少しミステリー的な面白さをキチンと描いてくれよ、とは思う。
物語の鍵を握る「アームストロング事件」というものが突然出てきて面食らってしまった。もう少し自然な流れで挿入出来んかったんかね?例えば映画の冒頭でこのアームストロング事件を描いてしまうとかさ…。
映画を盛り上げるために描かれたのであろう、中盤のアクションシーンもなんだかなぁ…。
全然必然性を感じなかった。そんなことを描く暇があったらもっと推理描写を丁寧に描いてくれ。
とまぁ、画面のゴージャスさが凄いし、物語の面白さも保証済みな作品のため、かなりの満足感はあるが、これだけの俳優陣を揃えたのだから、もう少し盛り上がりがあっても良かった、というのが率直な感想かな。
ケチもつけたけど、チャーミングな作品である事は間違いない。
ケネス版「ポアロ」、どんどんシリーズ展開していってほしい👍✨
※吹き替え版で鑑賞。ポアロの声優さん、喋り方の感じで「この人本職じゃないな」とは気付いたのですが、まさか草刈正雄さんだったとは!!
芸能人声優って死ぬほど嫌いなんだけど、草刈正雄さんは流石というべきか、やはりお上手👏
ジュディ・デンチの吹き替えを担当していたのは山村紅葉さん。こちらも気づかなかった〜。
山村さんも上手い!まあそれほどセリフは多くないんだけど…。
名作は点数化不可。したがって映像の壮麗さのみの採点。
アガサ・クリスティー作品の中でも上位に位置しており、
話自体は、当然、知っている人が多い中で、よく踏み切ったと思う。
しかも、個人的にポアロ=スーシェ=熊倉一雄世代なので。笑。
なので、一度頭についてしまったものは取れないので、そこは点数化は自分的にはできません。
なので、そこを除外します。※実際に今年、続編来ましたね。(嬉)。
名作を紡ぐ・継承することは大事で、その継承証明は、しっかりされたのではないかと思います。
よくやってくれたと思います。
そんな中でも、映像の壮麗さは、良い、を、飛び越えて、すさまじいまでの領域となっていて、
最後の謎解きシーンのときに全員が一列に並んで映ったシーンは身震いがきました。
展開はもう分かってたのに、何かしらの緊張感がびびび、と、走りました。
結果のみが見えてしまう昨今の時代ですが、この物語に限っては、
是非、まず、物語そのものを知ってほしいと思います。
時代は、紡がれた、と、思います。次の世代へ語り継いでいきましょう!
最後まで楽しめる作品
ナイル殺人事件を見て興味を持ったので鑑賞しましたが、こちらを先に見るべきだと感じました。キャストや話のつながりが若干ではあるのですがあるので、その方がより楽しめた気がします。
今作品は、犯人は1人ないし数名という前提を覆したことから、非常に楽しかったです。
疑わしき複数名の中からより殺意の高い人ではなく、皆でと言う点があまり見た経験が無かったので、新鮮でした。
さらっとしている展開だけど、おもしろく、観れた。 ラストは切ないな...
さらっとしている展開だけど、おもしろく、観れた。
ラストは切ないながらも、余韻が楽しめます。
良い終わり方だったのでは。
そして、映像が綺麗でした。
全員あやしい…
超豪華キャストが集結した、アガサ・クリスティの有名なミステリー小説の映画化作品。
有名な作品なので、ストーリーがよく出来てるのかと期待したけど、途中でなんとなく解ってしまい、ミステリーとしては微妙でした(^_^;)
まぁ、ストーリーはそんなにだったけど、オリエント急行の美しい車内の様子や、美しいロケーション、それに豪華キャストによる競演は見応えありました(^^)b
とりあえず、名探偵ポワロの最後の処置が良いのかどうか、意見が別れそうですな…
古典的ミステリーの名作
アガサ・クリスティー原作、エルキュール・ポアロシリーズの8作目。
原作の邦題は「十二の刺傷」。
今回の劇場版ではケネス・ブラナーが監督兼主演のポアロを熱演。
ジュディ・デンチ、ミシェル・ファイファー、ウィレム・デフォー、ジョニー・デップ等の一流俳優がキャスティングされる中で、スターウォーズ/フォースの覚醒で一躍有名になったデイジー・リドリーもトップ俳優の仲間入りを果たした。
エルキュール・ポアロと言えば、テレビシリーズのデヴィッド・スーシェが有名だが、原作のポアロがベルギー人という設定に対してスーシェ、ブラナー共にイギリス人である。
またブラナーはクリストファー・ノーラン監督最新作の「テネット」においてロシア人を演じている。
監督としてのブラナーは近年マイティソーなどアクションやスーパーヒーロー物も撮っているが、やはり古典的なエレガントさをモチーフとする作風はお得意なんだということが感じ取れる👍
物語はポアロを迎えにきた警官が
「ナイル川で事件です」
と告げた後ポアロが車に乗り込んでラストを迎えるが、そのままポアロシリーズは最新作「ナイル殺人事件」へと続く設定となっている。
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