キングスマン ゴールデン・サークルのレビュー・感想・評価
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コミカルであり、シリアスな世界観
一つ一つの世界観の作り込み方がすごい。
英国vs米国のガジェットの違いや、悪役なのにここまでポップかつクリーピーな世界観を作り上げるのはさすが。雪山のシーンは007を彷彿させるし、一つ一つの武器のユニークさは007を上回るほど。
話は結構破茶滅茶なのに、最後はしっかりとまとめるあたりは監督の力量なのか。英国人らしい紳士さ(ノーブレスオブリージュ)も随所に散りばめられ、単なるコメディではない。
キャスティングも素晴らしい。
007のようにシリーズ化してほしい作品。
ガラハット/ハリーの「ギャップ萌え」
今作の予告を見て
「これは!」と思い
急いで前作を見て予習。
ワクワクしながら
劇場まで足を運びました。
その結果。
うん!面白い!
若干ハードルを上げすぎたかなと
思いましたが、それでも十分面白かった。
基本的にコメディが大好きな私にとって
このシリーズのバックグラウンドにある
ポップなノリというか軽いノリが
個人的にバッチリハマりました。
初めてチャーリーズエンジェルを見た時の
あの感覚に近いかもしれませんね。
アクションシーンがキレッキレ!
同じカメラアングルでずっと追い続ける
ワンカット撮影(CG?)が
個人的にはツボでした!
あと、キレッキレなのに
分かり易いアクションシーンも凄い!
「ん?今のどうなった?」的な
置いてけぼり感が一切なかったのは
監督の演出の妙だったと思います。
スローモーションの使い方も絶妙!
ただPG 12の割には
ややグロいシーンは
ちょいちょい出てくるので
苦手な方は要注意です。
今作の個人的一番のお気に入りポイントは
ガラハット/ハリーのポンコツぶりでした。
記憶復活後にバーで絡まれるシーン。
「マナー…メイクス…マン」のセリフ!
キター!!と思ったら。ハズすんかい(^^;;
隣で爆笑してたおねーさんも
前作のファンなんでしょうね!
しかし!ポンコツのままでは終わらない!
成長したようでまだまだ青二才のエグジーを
最後はちゃんとカバーするいつものガラハットに。
このギャップ萌えが堪らなかった!
続編としてのクオリティが高いだけに
ぜひ前作を観てから劇場に行って下さい!
PS:エルトンジョン!
美味しいとこ
持って行き過ぎ!
お馬鹿で熱い!やりすぎアクションが最高!
続編として完璧
1作目を見てない人が見て楽しめる作品ではなかったと思う。ただあの1作目を知っている自分からすれば最高の作品だった。
正直「1作目を超えることはないやろう」と思って鑑賞した。いい意味で裏切られた。
とにかく今作中での1作目の使い方がうまい。一つ一つの会話にも深みが生まれていた。特にハリーがドアの鍵をしめるシーンなんて鳥肌モノ。あのシーンだけでご飯3杯いける。
ただ死なせるにはもったいないキャラが死んでしまったのが残念。マーリンは殺しちゃダメだろ〜。
一作目が良すぎた
マーリンが死んでしまうのは、残念でした。
死に方も、、、。
前作より、過激さはなくなってます。教会での無双とかはありません。
いくつか説明不足で、わからないことかあったので、マイナスです。
難しい事考えないで観るなら、楽しめるかもしれません。
めちゃくちゃ強いハリーとエグジーを観たかったので、そこは、不満足です。
英国諜報なのに下品で単純
好きな映画
2回目観たよ
2回目観たい気持ちがトラウマに打ち勝ったので観てきました。賛否両論あるけど、私の中では最高of最高〜〜〜!!!!!監督最高〜〜〜!!!!!超絶楽しい〜〜〜!!!!!に尽きたので。めちゃくちゃ楽しい映画だったな…
イギリスのスパイ感が薄れたってレビューを観て私もよく考えたんだけど、あのアームとか犬とか使ってるのはアメリカ側(語弊があるけど)でキングスマン側はわりとしっかり前作のガジェットを活かしててそこまで気にならなかったなって感じ。
でも、ハリーがなんでウィスキーは裏切り者と気づいたのか、あと外に投げて敵が固まった武器は何だったのか、が分からなくて少し釈然としなかった。次でわかるのかな?
マーリンが死ぬシーンは大泣きしながら観た。とにかく辛い。清々しい顔で死んだのがまた辛い。死んで欲しくなかった…でもすごくかっこよくて素敵だった。ほんとそれが無ければ頭空っぽ最高テンアゲスパイアクションだったけど、それはそれで上手くまとまってて本当に楽しかった!
凡作になって残念でした
期待外れ、前作が良すぎた
案外深い?アクション・コメディ
今回はすっかりアメリカン。
英国スノッブな前回がツボにハマったので少し残念ですが、巨大なドーナツ落ちてきたり、ポピーのアジトの50s感といい、ウイスキーの見事なロデオぶりといい、徹底してアメリカだったのでこれはこれで良しです。
さすがコリン・ファース、チョウチョ学者→キングスマンへ戻る際の変貌ぶりたら!なかなか昔のように動けない彼を見るのはもどかしかったが、新・ガラハッドとマリーンの手腕光りました。
マリーンはウッカリすぎましたが、勇敢な最期を遂げグッとこさせてくれました。RIP。
ジュリアン・ムーアのぽわ~んとした狂人ぶりは怖かったけどもちょっとインパクトに欠けた感じ。周りを固めるデジタル狂犬も良かったけど、インパクトとしてはエルトン・ジョンには足元にも及ばず。
チョイ役だと聞いてたけど印象としては全くチョイではなく、観終わってまず言及したのは彼への賞賛…。一番楽しんでるように見えました。
毎回毎回、悪役の言うことに一理あるなと思ってしまう。
人間が多すぎるだとか、麻薬を自由化するとか、もちろん極端すぎて現実的ではないけれども。
カリスマ性とカネのある人間がこういうこと企めば、案外世界をころりと動かせちゃうのかもしれないという恐ろしさを感じます。
実世界にはキングスマンなんていないのだから、余計に怖い!
コミカルな話の中に、そんな警鐘も見て取れる、案外深い作品だなと感じます。
さて、テキーラがこの後どうなるか…。
『キングスマン』は娯楽映画のマナーを忘れず
おはよう、エグジーくん。今回の任務を伝える。
“キングスマン”が麻薬組織“ゴールデン・サークル”の襲撃を受けた。アメリカの“ステイツマン”と合流し、“ゴールデン・サークル”の壊滅に当たってくれたまえ。
任務の成功を祈る。
尚、このメッセージは自動的に…(プシュ~)
…と言う事で、昔ながらのスパイ映画を現代的センスで色付けした快作スパイ・アクション、第2弾!
開始1分でノリノリの音楽に乗せて、迫力の車内&カー・アクション!
ユニークなスパイ・グッズの数々、
過激なバイオレンス、
ドラッグ問題、傲慢な米大統領、○○○を吸う王女様などなど、タイムリーな題材やシニカルなユーモアも。
今回もサービス精神たっぷりに、マシュー・ヴォーンは娯楽作のマナーを忘れず。
続編のマナーは、スケール&パワーアップ。
アメリカは勿論アルプスの雪山など世界を股に掛けた活躍は元より、人気俳優や3名のオスカー俳優新参戦のキャスティング!
今回の敵、“ゴールデン・サークル”。
カンボジアの山奥に拠点があり、それが何故かダイナーなどノスタルジックな70年代のアメリカ風。
ボスのポピーは一見エレガントだが、相当イカれた女。
彼女の目の前でとある肉を用いた特製手作りバーガーを食べるシーンは、ある意味拷問…!((( ;゚Д゚)))
ジュリアン・ムーアが余裕の女帝っぷり。
にしても、前作のサミュエルもそうだが、英国紳士スパイの敵が如何にもな“THEアメリカン”なのが面白い。
某大統領曰くアメリカは正義だから、敵ばかりやってられない。
表向きは酒造業、しかしその実は、カウボーイ・スタイルの私設スパイ組織、“ステイツマン”!
ジェフ・ブリッジスやチャニング・テイタムは思ってたほどの活躍は無かったけど、ハル・ベリーがナイスサポート!
サプライズゲストも何人か。
ポピーに誘拐され、超大物歌手が本人役で出演。それなりに見せ場も設け、彼は“お友達”。
米大統領はいつものアノ人。この人、すっかり大統領役の常連になったね。
タロン・エガートも立派な英国紳士スパイに。
登場シーンは恩師のハリーを彷彿させた。
プライベートは不良少年に戻って、友人たちとワイワイガヤガヤ。
って言うか、ちゃんとあの王女様と交際してるし(笑)
前作でナイスサポートだったマーク・ストロングは今回も。と言うより、“カントリー・ロード”に…(T_T)
そして、今回の最大の話題は、まさかのアノ人の復活!
本来ならネタバレNG級だが、予告編やポスターにも堂々と出てるし、大っぴらに言えるのが有難い。
ハリー!
前作で死んだ筈の人物が実は生きていた!…と言うのは禁じ手級の展開だし、生きてたのはいいものの記憶喪失に…と言うのもお決まりだが、やっぱり彼ナシで『キングスマン』は始まらない。『MIB』のトミー・リーみたいな存在。
エグジーが序盤でハリーを思い出しうっすら涙を浮かべ、ハリーが記憶を取り戻し二人が抱擁するシーンなど、師弟を超えた二人の絆もそれとなく。
素行悪い連中にマナーを説くお馴染みのシーンにニヤニヤ…あ、あれ!?
まだ身体が完全じゃないハリー。頭の中を蝶々が(笑)
今回、ちょっとお茶目なコリン・ファース。でも勿論、紳士的にキメてくれる。
140分の長さを感じさせない娯楽に徹した作りは飽きさせ無かったが、色々面白味をたっぷり詰め込み過ぎたせいか、多少飽和状態は否めず。
“ステイツマン”には裏切り者が…など話の展開も予想出来、前作のソフィア・ブテラのような特異なキャラ不在が惜しい。
また、アメリカンなノリに染まり、不良少年が英国紳士に成長するようなドラマ的要素や上品さが損なわれたのもちと残念。
なので、採点は前作よりちょっと控え目だが、それでも上々の面白さ、新年最初の劇場鑑賞にいい景気付けの娯楽作!
次があるとすれば、“プリンスマン”かな…?(笑)
キック・アスは1も2も良かったのに...
出演陣の豪華さやハリーが生きていた!って事で盛り上がっていたら小学生のウチの息子も観たいと...。まあ、自分もロジャームーア007を親父に連れってもらいお色気シーンにドキドキした記憶を思い出し、まあいいかと吹き替え版を一緒に観に行きました。一応、際どいシーン、グロシーンには目隠ししつつ。
映画自体は...、とても楽しいアクション映画...。うーん...。なんかちょっと残念。
子供は凄く喜んでました。キングスマン1を観て、「このお姫様と結婚するね!」と、予言していた息子が「キングスマン3ではマーリンが生き返るね!」と、予言しています。
ドタバタ劇場
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