いぬやしきのレビュー・感想・評価
全58件中、1~20件目を表示
初老の男と高校生の対比
同じ佐藤信介監督の「BLEACH」がイマイチだったので不安に思っていたが期待以上に面白かった。
まだ作品数が多くないので断言できないが佐藤監督が脚本も担当する場合はダメになるのかもしれないなと考える。
本作は監督だけなので能力を発揮できたのかなと。
何者かによって人間ではない何かに変えられてしまった二人の男、犬屋敷と獅子神。その力を使って自分の心の穴を埋めていくのだが、犬屋敷は癒しの方向へ、獅子神は破壊の方向へと、元々は似たような心の穴を抱えた二人の方向性が全く逆なのが面白い。
そして、獅子神は更に深く闇を抱えていき、自身の力に呑み込まれる形で悪役に落ちていく。
二人の体の機能はとんでもなく高性能なのだけれど、マニュアルがあるわけでもないので使い方や機能について手探りだ。
スイッチで起動することもあるが基本的には頭で考えて動かすことになると思うのね。
だから柔軟な思考とイマジネーションを持った高校生の獅子神は次々に機能を使いこなしていき、犬屋敷は人に教わったり、獅子神をみたり、または偶然に、何とか一部機能を使えるだけという対比もまた面白い。
ストーリーを作るのはキャラクターの心。それを上手く対比させて紡いだのが面白かった理由だろうと思う。
CGや演出も良かったので高次元でまとまったハイスピードSFアクションの良作になった。
佐藤健の役者力
まさに人間の心の中の天使と悪魔のせめぎあいという普遍的テーマを高い画力で描いた人気コミックの実写化。
突然普通の人間が神の力を手に入れてしまったら、という発想で作られた本作。一方は自分の欲望のため、一方は他者の命を守るために戦うことに.。
当時原作を読んだ印象としては高校生の獅子神がその力を使って殺人まで行う理由が明確ではなく、改造されてしまった自分にまだ人間の心が残っているのかを確かめるために行っていたように思う。
神の力を手にした男がもはや人類を超越し徐々に人間社会のモラルや法律に縛られない暴君になってゆく様が丁寧に描かれていればよかった。かたや神の力を得てもそれを私利私欲のためではなく人を救うために使ういぬやしきとの対比がそれでより鮮明になったのではないか。
せっかく今回映画化するのならそのような原作にはない深みを描いてくれたらよかったが、本作はただ原作をなぞっただけであり、映像的にも確かにCGは多用してるものの原作の持つビジュアル力を圧倒するほどのものもない。
演出もあまりいいとは言えない。改造された近眼だった主人公にセリフで見えると言わせたり、目の前で両親を殺された娘にまだ死にたくないなんて冷静なセリフを言わせたり、テレビドラマっぽい演出が目立つ。
脚本的にも、獅子神が父親に指ピストルを向けるのは彼がすでに殺人を繰り返した後でないとこのシーンはスリリングではないし、また最初の殺人から獅子神の逮捕が早すぎて少々端折りすぎ。警察はどうやって犯人だと探り当てたのか。などなど細かいところが気になった。
唯一よかったのは原作と違い二人を生かしたこと。人間の中の天使と悪魔の戦いなんて簡単には決着しないだろうから、無理矢理終わらせた原作よりもいい終わり方だった。
そしてやはり佐藤健が良い。ただ美形というだけでなく、そこはかと愁いを帯びた表情など、実にスクリーンに映える役者だと思う。最近彼に興味を持ったので彼の今までの作品を観たりしている。
映画を観るのは結構集中力を要するので疲れているときに配信で観るのに本作のように気楽に観れる作品はある意味重宝する。
おっさんvs高校生
僕はこの作品の原作を読んだことはない。その上で評価していく。
鑑賞方法:Amazon prime Videoで鑑賞。
評価点:78点/100点
・評価1:映像:25点/30点中
見る前に予告を見たがその時も思ったのがやはり新宿のビルを横切る迫力のあるアクションシーン。まるでジャパニーズスパイダーマン。さらに圧巻のカメラワーク。アクション映画としては大変満足できた。空中のシーンだったからか、ヘリなどのCG浮きは全く感じなかった。
・評価2:脚本:21点/30点
正直、原作を読んでいないため正確な評価はできない。機械人間になった原因や生き返った獅子神などに関しては原作を読んだ時に改めて評価したい。
この映画を観て心に響いたシーンは、映画前半の犬屋敷パパのダメ人間さや周りからの扱いの酷さ。そして唯一寄り添える1匹の犬。それらを観た時、あまりにも共感に近い感情を抱いた。彼は、というより僕も含む人間は誰かに必要とされたいと思う節がある。家族からも職場からも必要とされてない彼を観て心から辛くなってしまった。だからこそ彼が病院で患者を救うシーンは「自分にもできることがある」と立ち上がる主人公が観れてよかった。
少し難点をつけるとすれば、獅子神の動機。原作を読んでいないため適当なことは言えないが、周りの幸せを観て殺人に手を染めるという一連の流れはもう少し詳しく描いて欲しかった気もするが2時間という限られた時間内ではよく描けてたと思う。
・評価3:キャスト陣の演技:25点/30点
特に違和感もなかった。というか上手い。モブが下手なのはどの映画も共通。
・おまけ:7点/10点
余命宣告を受けるおじさんと高校生のガチバトル、というアクション作品では異質な光景を見せてくれた。原作も機会があれば手にしてみたい。
かなり偉そうなレビューでごめんなさい。
面白かったです。
むごい
最初は面白そうだったので期待してたが、すぐにむごいシーンに出くわし、一気に見る気が失せた。あまりにもすぐだったのであきれてしまった。続きのクチコミが良かれ悪かれ、続きを見ようとも思わなくなったのは初めてです。気分が悪いです。
悪役の佐藤健
GANTZの佐藤監督&佐藤健の組み合わせに期待して鑑賞
初の悪役ぶりは、あの端正な顔つきで生まれてきた健くんにはもってこいの役でした。優男もいいけど、やっぱり悪役の健くんは魅力が倍増!
アクション映画は普段ほとんど観ないのですが、久々にみると面白い。ただ、ついつい非現実的な設定にちょっとひいてしまった本作。憎しみから悪行を続けていく皓(佐藤健)と、家族や会社でも肩身の狭い生活を強いられながらも、家族を守ろうと奮闘する犬屋敷(木梨憲武)との対決。
正直いうともう少し迫力が欲しかった。
犬屋敷が弱すぎてボッコボコにやられるのとか観ていると、えーっ、もうちょっと互角の闘いが見たいと思ったし、皓が最後やられるところもおいおい、ソレデオシマイカイ?と物足りなさを感じた。
皓が普段から感じていた世の非情さには同情する部分もあったが、だからといって無差別に殺人をするというところに繋がるのはいかがなものか。
犬屋敷も、あそこまで家族に疎まれるのは、それまで何してたんや?と疑問も残る。
あぁ、書いてるとマイナスな部分しか出てこないのだが、敢えて良かったところを書くと、皓が同級生にいじめられる友達の為にやり返すところや、病気の母親から癌だと聞かされた後に治して、フランスへ行こうと話したりするシーン、しおん(二階堂ふみ)へずっと一緒にいようと伝えるシーンなど皓の優しさをとても上手く健くんが演じていると思った。そのシーンがあるから、悪を演じている健くんの良さが引き立つ。
あとは、鍛えあげた体がとても良い!
ソフトマッチョな感じでgood!!
もちろんアクションは彼の得意とするところなので見応えあるけど、あれはやっぱり劇場で観ないともったいなかったなと思う。スマホの画面では良さがきっと半分くらいしか観れてない気がして、、、せめてテレビでみればよかった(ToT)
ノリさんは、普段のノリさんのイメージがありすぎて、真面目なシーンですらやはりギャグっぽく見えてしまうのも、鑑賞中ずっと気になってしまいました。
もっと悪役の佐藤健をこの先見てみたいと思います。
勘違い⁈
いぬがしま(犬ヶ島)
⇅
いぬやしき を勘違いして鑑賞💧(アホ)
舞台は日本🇯🇵って聞いていたので、いつアニメに切り替わるのかなぁ?なんて……。
と…まぁ⏸一時停止して確認。。。
二文字違い!惜しい!
ですが、どうなるんだろと引き込まれて観入ってあっという間でした。
木梨憲武さんのお父さん役よかったなぁ…
ほっとするイメージを感じられます。
家族から蔑ろにされ家庭に居場所が無いよくある設定なんですが毎回切なくなってしまいます。娘が父親の匂いなどを嫌う事は近親相姦を避ける生物のしくみだと知っていても辛いものです💧 オヤジ狩りスルーを一番見られたくない娘に見られるなんて…💧💧💧
偉大なるチカラ(能力?)を持った者の善か悪か への別れ道があって、経験や置かれた環境次第で変化してしまう。自分的には終始どうしたらヒロ(佐藤健)を説得できるのかなぁと考えながら観ていて、でも悪への加速が止まらなくて…。本当は母思いの、弱い友達思いのいい子なんですよ皆さーん! って、、
なぜ警察がヒロにたどり着けた?とか銃弾が無いんだからトボケたらわからないんじゃとか気になりました。原作漫画があるようでそちらに描かれているのでしょうか…
戦闘シーンのピンチでは、いつサイボーグ化された はな(柴犬)が登場するかと期待していましたが、可愛い犬🐕のままでした💧
最後のシーンがちょっと救いかなぁ…
勘違いで観始めましたが、楽しめました🌱
面白かったが、改善余地も
CGの製作は申し分なかった!ストーリーも面白かった。
強いて言えば、前半の弱いジジィの部分はもっと短く、後半家族に見返してやるところをもっと膨らませられるとよりいい。
特に能力と共に、精神的にも成長できたとこの描写がほぼなく、最後までネチネチ、弱々しいところは、人間の本能に合ってない。自分の容姿や能力、他人からの評価によって、社会的な立ち位置が変わる。こういった心の変化が現れてなかったから、物足りなさが残る。
ハリウッド映画なら、息子の同級生を奴蹴るとか、奥さんに感動させ、娘に反省させるなどのシーンを出すだろう。伏線を回収し切ってないところはもったいなかった。
キャスティングはよかった。三吉ちゃんが身長高く顔が整えすぎて、木梨憲武と濱田マリの娘に見えないところだけ違和感があった、映画だから仕方ないか(*^^*)。。
わかりやすい物語と新宿上空を飛び交うアクション
家庭でも職場でもバカにされる初老のサラリーマン、犬屋敷壱郎(いぬやしき・いちろう)はガンと宣告され死期が迫る。母一人子一人で育った高校生、獅子神皓(ししがみ・ひろ)は、愛する母がガンの宣告をされる。
生きにくい毎日を生きる二人が人類の技術力では作り出せない体を得て、一人は救世主の道を、一人は破壊神の道を選び、そしてぶつかる。
人物の描写はやや大げさでわかりやすく、物語はベタである。フィクションが多くの人に受け入れられるためには、わかりやすく、ベタでなくてはならない。
さらに、さえないオヤジがヒーローになるという意外性があり、木梨憲武と佐藤健が新宿上空を飛び交うアクションは爽快である。
多くの人が行き交う新宿が、信じがたいことに、新型コロナのためにすっかり人が減ってしまったらしい。新宿の街中でこの映画の撮影が行われたのはまだ数年前であるが、平和だったなと思う。
もうちょっと工夫できたんじゃ...
実写で省かれるのは仕方ありませんが醍醐味である
犬屋敷家が父への想いを告げるシーンや
獅子神母や渡辺家への愛が薄い。
救い、失う二項対立が雑。
身体に血肉が通ってなくとも、これまで積み上げてきた人間関係や想いによってその個人足り得るのですから。
獅子神を好きになるシーンも機械化する前から
渡辺が一瞥する様子を加えたり
安藤の不登校時も「お前がいないとつまんねえよ」の一言も言えば何で獅子神がそこまでするのかが伺えると
麻理が倒れてる時に小さい頃の父を思い出したり、
犬屋敷も戦闘で暴かれてしまった、終わりじゃなく
改めてこんな身体です。でも父は父だよ、そんなワンシーンの積み重ねで大きく印象は変わったと思います。
あまりレビューしないですが、最近原作アニメを見て感動しただけにちょっと残念でしたね。
豪華役者陣目当てで鑑賞したが
人が死に過ぎる鬱展開。木梨パパに家族が当たりがキツ過ぎて悲しくなる。
GANTZの作者と同じだったんだ。なるほど。あれも好きではない作品。
散々人が死に、ラストがモヤっとする作品が合わないみたい。
本郷奏多くんと佐藤健が好きだから☆はつけたけど。
あとCGは凄かった。
アニメ観て、漫画本読んで映画観ました!
アニメは
何だ?
いぬやしき?
金田一さんのなんか?
じいちゃんがHERO?
ロボット?
なんのこっちゃ?
と思ってても気になって
アッサリに終わった感ですが
全部観ました!
漫画本は
漫画本の方が奥深いと少し思い感じ
ヤクザのは寒気がしました。
じいちゃん怒らすと怖いと言うか、
矛盾はありますが、生きるため、
守るためですね!
実写化は
迫力あり過ぎて少し無理あるような
だけどありなのか?!とか、
思いだけど
飽きはしませんでした!
木梨憲武さんかい!と、
突っ込みいれたかっです‼️
小日向文世さんの方がと思ってましたか
木梨憲武さんも良いと思ってます。
小日向文世さんのいぬやしき実写化も観て観たいと思ってます‼️🤣
超SFチックな名作
原作未読、アニメも観ていない「いぬやしき」初心者です。
定年間近のしがないサラリーマンの犬屋敷は、家族からも社会からも疎外されているかのように生きていました。ある日、宇宙人の事故に巻き込まれ、ヒトではなく機械になっていたのです‼
時を同じくして、高校生の獅子神は目立たず物静かな少年だったのですが犬屋敷と同じ力を持っていたため極端な二面性が現れます。新宿でジジィと高校生が戦うというありそうでなかったストーリーとまるでVR体験をしているかのような映像、アクションに引き込まれました‼
p.s 「キングダム」をこの間、鑑賞したため本郷奏多さん演じるチョッコーこと安堂直行が「成矯がイヤーな奴じゃなくてイイ人だ!」と感じてしまいました。やっぱり、役者さんって凄いなー。
救う男VS壊す男
レンタルBlu-rayで鑑賞。
原作は第1巻だけ読みました。
ある日突然得た強大な力―冴えない中年男・犬屋敷は人々を救うために使い、母親想いの高校生・獅子神は全てを破壊するために使いました。そんな両極端なふたりの戦いを、ふんだんなVFXを駆使した超絶バトルと共に描いていました。
日本映画のアクション大作を牽引する佐藤信介監督なだけあって、その面白さはすでにお墨付きが出ていると云うもの。その期待に見事に応える出来映えだったなと思いました。
同じ奥浩哉原作を実写化した「GANTZ」二部作でも邦画離れしたアクション演出を見せてくれていましたが、本作でもその力量は十二分に発揮されていました。
クライマックスの新宿大決戦は、本作のキャッチコピーである"映像トリップ"が大袈裟じゃないほどのクォリティー。映画館で観なかったことを激しく後悔しました。ダイナミックな画面展開とスピーディーなバトルに釘づけでした。
豪華な俳優陣を贅沢に使っているなと思いました。
本編に殆ど関わって来ない宮〇誠司風のワイドショー・キャスター役で生瀬勝久を出し、獅子神にとって重要な心境の変化の要因となる二階堂ふみも早々に退場するなど、要所要所で名優を投入して、巧みな適材適所に唸りました。
刑事役の伊勢谷祐介なんて、「え、そんだけの出番しか無いの?」と唖然とするほどの出演時間。めちゃくちゃ贅沢じゃないか!―うむむ…続編への伏線か?(笑)。
インターネットの普及により、スマホなどから手軽に意見を発信出来る時代になりましたが、それに伴い無責任な言動や匿名性を利用した悪意が蔓延しているのも事実。メディアの過剰報道もしかりで、それらに警鐘を鳴らしているなぁ、と…
新宿大虐殺で多くの人々が犠牲になりましたが、不思議とスカッとした気持ちになりました。この気持ち、なんと表現したら良いものか?―事の重大さを認識せず、安全地帯だと思っていた場所から、勝手な発言を面白半分に垂れ流している人々が撃たれていく…。ざまぁみろ!?
パソコン画面に向かっている自分の行動の意味が理解出来ていないような人種がたくさんいると言われている中で、自らの行いを省みると共に鬱積した感情があったのだなと、自身の心と向き合えたような気がしました。
冴えないひとりの男がヒーローとなり、生き甲斐を見つけていく王道なストーリーでしたが、こう云うのが私のような特撮ファンにはいちばん響いて来るのでした(笑)。
※修正(2022/01/05)
結構重い内容だった
原作もアニメも観ておらず完全に初見です。
やたらお父さんに辛辣な麻理、闇深い獅子神、次から次へと死んでいく人達、憎しみが憎しみを呼ぶ連鎖…結構重い内容でした。先に結論を言うとハッピーエンドではないです。
一番の見どころは何といっても木梨さんの老いぼれたお父さんの演技!感情移入せざるを得ない実力のある演技でした。本当に感動しました。
ラストに麻理を命がけで助けるシーンには思わず涙…。あんだけ辛辣だったのに…。でも上半身裸でお父さんと獅子神が殴り合うシーンには正直めっちゃ笑いました。
佐藤健を存分に拝みたい人には持って来いの一品かもしれません。私は拝むほどではないですが鑑賞中50回くらいは「佐藤健目でっっか!!」って思いましたね。さすがイケメン俳優です。
アクションが凄い!
アクションがとにかく凄い!本当に戦っているような迫力がありかっこよかったでした。
また主演のお二方の演技は文句のつけどころがないと感じました。
しかし、これら以外は微妙でした。
ストーリーはアニメ視聴済みの私から見て、無難に2時間で収めた感じに見えました。よってアニメで描かれていた正義と悪の境目についてや大円団のラストに着いてなどが映画では描かれておらず、アクションに重点を置いた作りで微妙な感じを受けました。
総評 映画としてはアクションシーンだけでも一見の価値あり!俳優たちの名演技を見逃すことなかれ!
原作と結構ちがう
原作アニメが好きだったため拝見しました。
実写化となると結局内容が変わるんだろうなと思いながら見たけど、予定以上に違くなってました。
キャストとしては佐藤健さんのあの感情のない獅子神のアニメの感じが出てていいなと思いました。
憲武さんも寄せてくれてはいるが、個人的にはアニメの声をやっていた小日向さんにそのまま実写もやってほしかったです。
小日向さんの方がシルエットも似てるし、むしろ獅子神役も村上さんをそのまま使用しても似てるし近かったんじゃないかと思います。
わんちゃんも捨ててきてと言われても捨てない頑固さとかそのままにしてほしかったです。
捨てに行ったら未確認生物に死亡させられて起きたら改造されてました。になるんですね。
勇気を出して悪のヤンキーどもをやっつけるシーンとかすごく好きだったのになくなってましたね。
悔しかったり何か思うことがあるとぷるぷる震えてしまうところとかも出してほしかったです。
マリが2回も死にかけますね。
ラストシーンで最後の最後まで獅子神が悪で終わりましたね。
自分の大切なものだけを守る獅子神。
全ての人を救ういぬやしき。
いぬやしきさんのアトムの歌を歌いながら飛ぶシーンが大好きだったからそこはやってほしかったです。
2人で協力して地球を救うシーンが無くされてたのがとても残念でした。
更生の余地なしな感じの終わり方。
アニメ自体が面白い作品のため、それなりに実写化もしやすい作品だったとは思いますが期待を超えることはなかったです。
悪だけど悪じゃない獅子神の良さが映画では全然描ききれてないのがもったいないですね。
2時間に詰めるのがそもそも無理があるし、いぬやしきさんは家族からもっともっと酷い扱いだったように思えるのも、2時間じゃ伝わりきらない。
家族との絆も深まるはずなのに、母親と息子は父のすごさに気づかないまま話が終わるし、んー。でした。
一つ一つ、同級生と同級生のおばあさんへの気持ちとかもっとすごく深いものがあったはずなのに全然映画では出きってなかったです。
本当なら息を吹き返して2人は生き続けるはずなのにそのまま死んでしまって終わってます。
なんか全てがバットエンドへ導かれてて、すごく残念でした。
いぬやしきさんは死なずに行ったことが一つ救いの流れになってましたが、やっぱり実写化はいまいちでした。
切ない親父とイケメン高校生(笑)
概ね、原作に沿って物語を再現している。
まぁ高校生に見えない高校生が沢山出てくるけど、そこは仕方ない。
木梨憲武の犬屋敷さんは割に似合っている。
もう少しハゲにしたらもっと似てた(笑)
家族の分解具合も切なさをより色濃くしてるから、終盤の家族ドラマが盛り上がる。
佐藤健の獅子神くんをちょっと複雑な悪役にして終わらせてしまったのは勿体無かったが、さすがに原作完全再現とはいかなかったか。
都市を飛び回り撃ち合う姿はそれなりに見映えはする…しかし「いぬやしき」は犬屋敷さんの優しさと獅子神くんの世の中への怒りの表現が観ている側を「自分だってそんな気持ちになる」と共感しカタルシスを得るのが気持ち良い作品だと思う。
全58件中、1~20件目を表示