メアリと魔女の花のレビュー・感想・評価
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う〜ん…
登場人物が少なく、内容も薄い印象です。
映像はきれいでした。
一人一人のキャラクターの感情の演出が少なく、展開が予測しやすい映画です。
話や設定に捻りが無く、良くも悪くもありがちで、ジブリを小さくし薄めたようなイメージです。個人的にはイマイチでした。
少し物足りない印象
ジブリ系ということでどうしても過去作品と比較されてしまうものだと思いますが、期待していたよりも物足りなかったです。前半部分がだらだらと無駄に長く、後半部分があっけなかったなと思いました。まあまあ面白かったという感想に終わりました。
薄味
ジブリの上澄みだけすくい取った感じの作品。
綺麗なものも汚いものも今ひとつグッと入ってくる感じがない。サラッとしてて後味があまり残らない。
比べてはいけないのかもしれないけど、ジブリは偉大だったんだなあ‥
動きは良いと思いました。
杉咲花ちゃん
あの子はなんでも上手。
メアリととてもマッチしていて良かった。
個人的には大竹しのぶさんも良かった。
色彩もストーリーも楽しめた。
展開が早いなぁと、休憩が欲しいなぁと、
ピーターとの絡みが薄い気がするので
星は2.5。
今までのジブリ映画を全部ごっちゃにしたらこうなる!という感じの作品...
今までのジブリ映画を全部ごっちゃにしたらこうなる!という感じの作品でした。魔法が出てくると聞いて観てみましたが、個人的にはイマイチでした。
あと、メアリのセリフがところどころ棒読みなのも気になりました。
お話自体はわかりやすいと思いますが、私としてはシナリオにもう少し凝れたら良かったのではないかと思います。
音楽はなかなか良いと思いますよ^ ^
ポノック第1作目ということで、ジブリへの尊敬の念のようなものもあるのかなーと思いました。他作品のオマージュがかなり盛り込まれており、オリジナリティは薄いですが、個人的には面白いと感じました^ ^
また、音楽も非常に良い。ダルシマーをここまで多用したアニメ劇伴もそう無いでしょうし、作品ともマッチしており、異国の物語感を十分感じられます。サントラには主題歌であるRAINも収録されており、オススメですよ^ ^
残念なのは内容が薄いところですかね。淡々としていて掘り下げがすくないため、人物やモノを活かしきれていない感じがしました。登場人物が少ないわけでも無いのに、まるで2.3人しか出ていないような感じ。魔法学園でのストーリーも、そこである必要性はあまり感じられず、あくまでおまけ程度でした。米村監督らしいと言えばそうかもしれませんが、もう少し何かあれば良かったかなと。
観て損をする映画では無いと思います。
ただ、アリエッティやマーニーがつまらないと思った人やジブリ並みの作画と人物描写を求めるような方にはつまらない作品かもしれません。
ベストアルバム
思い出のマーニーみたいな家に住んでる女の子が、となりのトトロみたいな大きな木の中にあったホウキに、魔女の宅急便みたいにまたがって、天空の城ラピュタみたいな雲の中の島で、猫の恩返しみたいなキャラクターに導かれて、ハリー・ポッターみたいな魔法学校に入学し、千と千尋の神隠しみたいなお婆さんに追い詰められ、ハウルの動く城みたいに魔法をかけられたり、もののけ姫みたいに沢山の動物たちと逃げたりする話。
エンドロール最高
過去のジブリ作品の寄せ集め的な。話は結構軽い。とにかくセリフが多くて、少し黙って欲しいと感じてしまうくらいだった。
エンドロールで、「感謝」として宮崎、高畑、鈴木の3人の名前が並んで出た時は温かい気持ちになった。そこが一番よかった。
ジブリだが
話が単調。
登場人物が少ない。
魔法学園のスタッフが非常に少ない。教授陣がたくさん居る筈なんだけど、全然描かれていない。そこにいる学生もモブすらいない。
宮崎駿なら、へんてこな教授陣をたくさん揃えてイメージボードで展開してたはず。この映画は見えている部分しか考えてない。
見えている部分の背後にある仕掛けを何一つ考えてない。
ジェネリック・ジブリに満たず
どこかで見たような描写が多く、シナリオにも捻りがない。
できればナウシカ→ラピュタ系の「活劇として楽しいジブリ」の後継者になって欲しいので厳しい点をつけておく。
スタッフさんには頑張ってっ欲しい。
村松崇継の音楽いい!
厳しい意見をいろいろ見たあとで劇場に足を運びました。確かにキャラクターたちには既視感がありますが、私はむしろそれを楽しんでました。
研究熱心なあまり倫理的にNGな部分に踏み込んでしまう、純粋な研究者・科学者ほど陥る人の業が描かれてる気がしました。ただ、ジブリ作品にあった心理的な部分、心の裏側に潜むエロチシズムやグロテスクな部分を「感じさせる」力はまだやや弱いかな。
一方私が注目したのは、村松崇継の音楽がとても良かったことです。
サウンドトラックは、それだけだとちょっとこまぎれだったり単調になってしまうものが多い中で、音楽だけでも訴える力があります。
ひどい酷すぎる。でも見てよかった。
本当に嘗てないくらいにひどいです。
ジブリ作品だったら、金返せと言っているくらいの
本当にひどいヤツです。
もちろんいいシーンやいいカットはたくさんありました。
でも全体的に薄べったいし、安っぽい。
ジブリっぽい?嘘嘘。ジブリはどんなに酷くても絵だけは全部よかった。
今回はそれがあんまりないです。
物凄いスピード感を出さなきゃいけないシーンで、
全くスピード感がない。
動かなきゃいけないものが、動かない。
予算の問題もあるかもしれないけど、他に方法はあるでしょう?
カリオストロはそれが出来た。
これではそれが出来ない。
それはないです。あなた、カリオストロの城を見なかったんですか?と言いたい。
絵コンテがつまらないから、いいアニメーターを使ってもいいシーンにならない。
レイアウトが悪いから、背景とキャラが合わない。
と、同時に監督の空虚さも感じました。
どの景色も寂しい。前からずっと思ってたことだけど、この監督の世界はいつも寂しい。
圧迫感と何か人間的な繋がりの希薄さを感じるし、感情も嘘っぽい。
多分この人の中身はいつもとても辛い。
生々しい感情が希薄なんだと思う。
この人の暗部はとても深い気がする。
けれどもね、ちゃんと感動しました。
この人はやりたい事をいつも諦めてしまう人なんだと考えたら辛くなったけど、志の高さは感じた。
不器用だ。あまりに不器用すぎる。
この監督に宛てた宮崎駿の手紙を見たけど、
その不器用さは伝わった。
ここはこういうふうに描いてくださいと言っても多分伝わってない。
だから、凄いんだけど全く魅力のない背景とか
これ動いたら面白いんだろうなとかいうものが全く面白くない。
自分で描いたら出来るかもしれないけど、そこまでの時間も作れない。
だから、やりたい事だけがカラ回りしているような作品になっちゃった。
結果として駄作という評価になるのは仕方ない。
でもわかる人にはわかったと思います。
ダメだけどよかった。
本当にひどいけど、それでも今まで見た事ないものを作ろうとしたのはよくわかった。
その一点に於いて、この評価をします。
オマージュは要らない。新しいものが見たい。
キャッチフレーズからそうですが、
魔女の宅急便を意識していることが明言されていたので、
そういうつもりで観ました。
マーニーが面白かったので、米林監督への期待もありました。
感想を先に言うと、
魔女の宅急便うんぬんは置いておいても、単純に作品としてつまらない。
宮崎アニメ黄金期の金字塔(同時に久石譲最高傑作)の一つにちょっかいを出すこと自体が間違いです。足元にも及ばないし、比較すらできないくらい豆粒です。
スタジオポノックが潰れないか心配になりました。
序盤からダラダラとした展開が続き、
「盛り上がらないなぁ」と感じたまま、
ありきたりなシーンが連続して、
興奮なり情緒なりが一切無く、こじんまり・がらんとした世界に寂しさを感じていたら、
終わった。
「2時間の苦痛……」、そんな映画でした。
快楽、喜び、ゼロ。
たぶん宮﨑氏の原点はパンダコパンダにあって、あんなふうに赤ちゃんでも喜ぶような根本的な快楽の法則を研究しまくって作品を練り上げている人なんだと思います。魔女の宅急便の大ヒットまで、赤字ばかりでも情熱は消えるどころか煮えたぎっていた。
米林氏は、温室育ちの天然さんなのでしょう、冒険活劇への研究が全然足らない。アクションとなると人物も構成も下手すぎです。
でも、わざわざ激しくしなくてもいい。文学的な静かな世界を描くのは上手いんだから、そっちで勝負してほしかった。
そもそもジブリのカムバックって、世間は求めているのでしょうか?
現在は細田監督も新海監督も、片渕監督さえ居るんだから、ジブリは過去作品で充分だと個人的には思います。
なんでスタジオ新設したのにまだジブリに呪縛されてる。大人の事情? そんなものに左右されて情けない。
『ハウル』製作途中に監督を降ろされ、ジブリをクビになってノイローゼになり、それでも諦められずに細々と始めた『時をかける少女』で下克上を果たした細田監督。
魔女の宅急便の監督を降ろされ、『この世界の片隅に』まで27年も地を這うような活動を続けて、56歳でやっと花が咲いた片淵監督。
両者を見習ってほしい。
はっきり言います。
米林さんは天才ではないです。
ただ、抽象文学を描く才能は感じますので、それを突き詰めた先に、前のめりに倒れてほしいです。
これも大人の事情だったのかも知れませんが、フカイノツワリが大嫌いなので、こんなのを主題歌にもってきたのも大失敗だったと思います。
アンチが多いのを知らないのでしょうか?
どうせ世界の終わりだったらミッシェル・ガン・エレファントを主題歌にすれば映画の評価はひっくり返った。
ばらばら
アニメーションをどのように作成するか理解しないでレビューを書くが全体的に全くまとまっていない印象。決められた予算とスケジュールに押し込むために妥協したとしか思えない。絵は綺麗に見えるが肝心のストーリーがショボすぎて全く引き込まれない。次回作に期待したい。
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