夜は短し歩けよ乙女のレビュー・感想・評価
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ファンタジーと妄想の境目
不思議な世界観に浸ってきました。アニメーションならではのファンタジックな世界観や妄想。声優さんたちも表情豊かに演じていました。
妄想全開になりつつ、お話に引き込まれていく感じ。
星野源さんがすごく叫んでいたのが印象的でした。
黒髪の乙女がとてもキュートかつ、とても強い。
京都の景色も、出てくる個性的な人々も。こんなに不思議な一夜はなかなかお目にかかれないはずです。
劇場特典もいただいてホクホクしながら劇場を後にしました。また観たいなぁ。
独特な誇張表現の面白さ
原作は未読です。
まず、とても面白かったです。軽快にストーリーが進みますが、1つのシーンにおける情報量が多く物足りなさを感じることなく最後まで視聴できました。
特に古本市の1幕では有名著書に関する膨大な情報量が押し寄せ、再度視聴したくなるような面白さでした。
また映画開始直後、物語の舞台や人物相関などがわからない状態にも関わらずスルスルと話の内容が理解できる構成になっており、すぐに物語に集中できました。
映像表現においては、酒を飲むと喉が膨れ上がる、強風の際の服が壮大にはためくなど、1アクション毎の動きの誇張表現が印象的でした。ただ、その動きが不自然と思わず、普通のアクションと同じように解釈することができて不思議な感覚でした。
あと個人的に好印象なのが最後にハッピーエンドでしっかり終わっていることでしょうか。この手のヒロインだと最後は主人公を振って我が道を進むことが多く、主人公は過去を捨て去るように未来を歩むような最後になる印象があります。最後に双方が聞きたいことがあるんだと思うシーンがとても良かったと思います。
最後に少し残念だったのが演劇でのミュージカルの1幕です。演出上仕方ないことなのですがセリフが聞き取りづらく会話がわからなくなってしまうところがあって流れを追うのに少しだけ苦労しました。
恐らく、原作を読んだり、四畳半神話体系を見たりしているともっと面白いことに気づけるのではないかと思いました。
原作への敬意は感じた。しかし時間がなさすぎた。
わずか一時間半でこの小説を描き出したら、これ以上のものは完成しないと思う。が、正直映画のできとしては…というのが本音。原作を知らない人が見れば何が何やらとなってしまうくらいの詰め込み具合。
細かい変化は映画化に当たって仕方ないとして、大きく違うのは原作においては春夏秋冬で4部構成だが、今作では一夜の出来事としてあること。(どちらともとれる風にはしてあるけど)
上映時間が短いために無理もないが、すべてのエピソードがさらっと流れてしまう印象で、4部に分けてほしかった…。が、それには時間が足りないと言うジレンマ。
中でも気になったのが仮にも「青春恋愛小説」なのにその要素が完全に薄まって笑いへシフトされてしまっていること。もう少しロマンチックに感じられる部分に時間をさいてくれてもよかったのでは…(パンツ総番長の恋の相手が大幅に変更されていること。文化祭をコミカルに書きすぎて、乙女が先輩に惚れるのに動機付けがあまりに薄いこと。先輩が樋口式飛行術を身に付ける描写がないこと。冬の出来事がほぼ完全に夢の出来事とされてしまっていること。)
春夏パートの方が絵にはなるが、ストーリーとしては秋冬にもう少し時間を割いてくれないとしっくり来なかった。
一方でよいことは、キャラクターの完成度。星野源の先輩には賛否あると思うが、俳優さんがやる声優としてはそこそこ(やや台詞が聞き取りづらいが)。あれだけの膨大な台詞を読みきるのは難しかったと思う。黒髪の乙女は少し凛としているものの可愛らしく、原作ファンが「イメージと違った!」となってしまうことはないと思われる。樋口師匠については四畳半の時とは違う声優さんであることを忘れてしまうほど馴染んでた。
加えて、森見さんの他作品や四畳半のアニメを知っている人にはおっ。と思わせるネタがちりばめられていること。そういうコアな部分や全体的な雰囲気は原作小説を忠実に再現している。
テレビアニメ放送にして、ゆっくり時間をとってほしかったという思いはぬぐえない。が、映画としてはこれ以上は出来ないだろうという思いで★3.5
特典の小説が原作に寄せられているので、映画特典としてどうなんだwと思いつつも、原作ファンとしては嬉しい。これはやっぱり原作を見てから見る前提で作られている映画なんだと再確認した。
1時間半、黒髪の乙女を眺めるだけのPV
森見作品の原作は読んでおり、四畳半神話体系のアニメは何回も見返すほどのファンです
そんな贔屓目で見ても今回の作品は微妙でした
映画としてのストーリーはほぼ無いです
ひたすら黒髪の乙女の可愛い仕草を眺めるだけのPV
一見さんが見るとわけわからないシーンと暗喩が多すぎて面白さが分からないと思いますが、原作と四畳半のアニメを見ていても面白いとはお世辞にも言えない…
ミュージカルでお茶を濁しすぎたのと、
1クールのアニメで丁寧にやれば良かったんだろうけど、1時間半では濃すぎる登場人物紹介と世界観を説明するのに時間を割きすぎてストーリーにまで手が回らなかったのが残念
ちょっと違う
原作とは別物と思ったほうがいいでしょう。
原作が春夏秋冬を4章に分けて書かれているのに対して映画では一晩の出来事として進んでいきます。
なのでキャラクターの登場順番もぐちゃぐちゃ
何人かはキャラ崩壊してます(これは私見ですが)
古本市の神は美少年だったはずで、決して小津ではありません。
偏屈王がミュージカルになってた辺りも…
というか序盤で既に星野源の声に違和感しかなく…
四畳半神話体系はアニメ成功でしたが、これは正直残念としか言えません。
原作派 意見
今回キャストに星野源が起用されたこともあり身の回りで原作読まずに夜は短しを見に行く子達が増えました。
それは良いことだと思います。何故ならいろんな人に森見作品の良さを知っていただけるからです。
私は原作が大好きなので、何度も何度も繰り返し読むくらい好きな視点から感想を書きます。
今回の映画で残念だったこと。好きなくだりの1つゾウのお尻が無くなって軽い展開になった、原作の一年という先輩の外堀を埋めていた長い歳月をたった一晩と纏めてしまったこと、学園祭事務局も実はちゃらんぽらんな性格であることが省かれた、結局鯉が帰ってきた表現がすっ飛ばされた…
あと森見先生の京大と京都の町の好きさをもっと出して欲しかったです。作品同士の繋がりを大事に大事にするところは凄く良いと思いました別の作品の登場人物出したりとか。
結局映画には含まれなかった原作の魅力を知らず、周りは森見作品を嫌煙する人が増えてしまいました。
とても悲しく思います。
原作にも確かに少しはミュージカル表現ありました、しかし今回長々と伸ばされたミュージカル。変わってしまった番長の綿より軽い恋に私は鳥肌が凄い 、お前何のためにパンツ履き替えなかったんだよ。そんなんで良いのかよ本当…
ゾウのお尻のこと話せよ。
以上を踏まえ、私は四畳半と同じでこれはパラレルワールドだ、違う時間軸のものだと思いつつ15日から公開の乙女の手紙付きを見に行こうと思います。
申し訳ないけど、私には一番最初の飲み比べまでしか認められなかったです。
なのでこれはこれで別の作品として見ることにします。
不思議で愉快な映画でした
四畳半神話体系を視聴していたつながりでこの映画を見に行きました。
四畳半神話体系知らなくても楽しめる内容になっていると思いますが、引き継ぎで登場しているキャラもおり知っていた方が楽しめることと思います。
怒涛の展開で次々と展開されていくストーリーは実に面白いものでした。原作が小説なのもあってか非常に興味深い言葉使いや、大変豪華な声優陣が、この作品をより一層面白くしていたように感じます。是非劇場まで足をお運びになってください!
楽しみにしていた作品
原作とは違う1つのアレンジ。
けど、それが一番「夜」は短し歩けよ乙女のタイトルに繋がる、監督の演出だったと思います。
鑑賞できて、本当によかったです。
見ていて楽しい気分になれる映画、主題歌も大好きです。
不思議な世界観でした
小説は読まないで見に行きました。
割と◯ネタが多くて驚いたけど、笑えました。
黒髪の乙女はもっとおしとやかな女の子だと思っていたので、いい意味で期待を裏切られました(笑)
星野さん演じる先輩も、面白かったです。
トラブルに巻き込まれすぎな、へたれな役が
星野さんにとても合っているなと思いました。
神谷さん…とても可愛かったです。
誰もが認めるイケメンボイスだと思いました。
ミュージカルのシーンが、なかなかよかったです!!!
原作も見ている人でも楽しめるエンターテイメント! 知ってる人とかも...
原作も見ている人でも楽しめるエンターテイメント!
知ってる人とかもでてくるかも!?
星野源さんをはじめ声を当てた方々とてもあっているなと思いました!
ミュージカルシーンでは色々な方々が歌っていて、しかもとてもうまい!!!
ご縁があれば是非見てください!!!
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