哭声 コクソンのレビュー・感想・評価
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ホラーと思ったらコメディだった!!
親父のダメさ加減に クスクス笑いの連続で、
前半は ヘタレ親父に起因する笑いを楽しめた
そのヘタレさが だんだんと鼻につくようになっていき
後半からは 次第に笑いが失せていく
ヘタレさが妄信へと変わっていく様が延々と描写されていくと
それに慣れてきて、
あー愚かだねーと ただただ感じるばかり
終局に向かう過程で、
その愚かさに ため息まじりの笑いが再び出てしまって
ラストに うはっと 笑いがもう一つ
噂に煽られ 直情に駆られ 猪突する妄信者と化して
悪人に利用されて食いものにされてしまう愚か者を
2時間半たっぷりとかけて 風刺し続ける 強烈なコメディだった
國村隼版ゴラム
サスペンススリラーとはなんぞや?ホラー映画だった。
國村隼が出てて、ナ・ホンジン絶対見なきゃと思ってウキウキして観たわけだけど、オチ付近こそ、どうなるんだ?と思ったけど、それまでが何これ?って感じと物語の流れに満足出来なかった。
期待していたのは、國村隼が韓国映画の十八番トンカチで人を殺しまくる事で、早々にこれは違うなと思ったけど、これは悪霊らしい祈祷師に頼もうという流れが現実離れし過ぎというか、まどろっこしい感じがして、一番残念なのは怖くなかったという事。
オチはなるほどと思ったけど、あの祈祷は何だったのだろう?と引っかかる。祈祷してる時は白い服の女の子は出て来てたっけ?
鶏が三回鳴くのを待ってたらどうなってたのだろう?
悪魔の疑心唄
今年の3月に立て続けに公開された韓国3大サスペンスの一本。レンタルを待っていた!
先日「お嬢さん」を見て、「アシュラ」はまだ未見だが、多分衝撃度は本作がダントツ。
言葉通りの“予想も出来ない”ラストがもう…!((((;゜Д゜)))
韓国映画ではよくある猟奇殺人モノかと思ったら、ジャンル分けすら出来ない。
グロ・サスペンス? オカルト・スリラー? それともホラー?
ただ、衝撃作である事だけは間違いない。
韓国ののどかな山村で、村人が突然発狂し、自分の家族を虐殺する凄惨な事件が多発。
村人の間で、ある噂が立ち始める。
いつの頃からか山の中に住み着いた素性の知れない日本人の“よそ者”が怪しいと…。
序盤は人間臭いユーモアあって、ちょいと笑える。
次第に不穏な雰囲気やスリルがじわじわ高まっていく。
地元警察のジョングは、殺人を犯した村人に肌が爛れたような湿疹が出来ている事に気付く。調べると、幻覚性毒キノコの成分が。これが原因…?
“よそ者”のボロ家には村人たちの写真やジョングの娘の靴、何か呪いの儀式のような痕跡が。そんな時、娘の体にも湿疹が。一連の原因は“よそ者”の呪い…?
ジョングの家に悪霊が取り憑いているという。信じ難いが、悪霊悪魔の仕業なのか…?
怪事件は二転三転と言うより、混迷を極めていく。
が、この不気味なムードから目が離せない。
祈祷師による除霊シーンは、たたみかける演出・編集、迫力ある音楽で異様なまでの高揚感。
湿疹が出来た村人の姿、悶え苦しんでの絶命、意表を付くゾ○ビのようなシーンなど、いずれもなかなかグロい。
衝撃のラストまで、2時間半の長丁場も全く中弛みしない。
娘に頭が上がらず、図体がデカイくせにビビりなジョングを演じたクァク・ドウォンも絶品だが、やはり國村準が“噂”通りの怪演、圧倒的存在感!
台詞も少なく、何を考えているのか分からないミステリアスな佇まい。
ふんどし姿で、顔を血で真っ赤に染めながら鹿の生肉を頬張るシーンは強烈!
ラストの彼の正体は、ショッキング!
つくづく日本では、脇役ばかりで良役に恵まれてないと思った。
また、ジョングの娘役の女の子もびっくりするくらいの凄みある怪演を披露。
疑い。
アイツが怪しい。
それだけで人はこんなにも気が狂う。
もう、何が正しいのか、理性など無いに等しい。
そこにトドメとばかりに、あのラスト…。
ハッキリ言って理解不能。いや、理解出来なくて当然。
このキチ○イ・ムービーを理解出来る者が居るとすれば、キチ○イか悪魔か。
「お嬢さん」に続いて本作もまた、今年のBEST級!
クァクドウォン
まさかのホラー映画でした。 時代設定はスマホを使ってるので現代のは...
國村さんの顔が怖い
ホラーサスペンス
やっと近くで公開された
長い
予測不可能なラスト40分。意外性のあるサスペンス・ホラー。
【賛否両論チェック】
賛:猟奇殺人事件を追う警官が、奇妙な日本人との出逢いから、次第に自らの家族を巻き込んで追いつめられていく様子に、ハラハラさせられる。
否:ラストに至るまでの過程は非常に淡々としていて、かつ上映時間も長いので、思わず眠くなってしまいそう。グロい描写もかなり多い。
基本的にはホラー映画です。不気味に連続する、気が触れた人間による自らの家族への猟奇殺人事件。事件を追う巡査が、森に住む謎の日本人に遭遇したことから、次第に追いつめられていく様子が淡々と描かれていきます。
そしてこの作品の見所は何といっても、何が真実が分からなくなるラスト40分です。あまり言うとネタバレになってしまいますが、果たして真相はどちらなのか、葛藤する主人公が選んだ結末には、悲しさが残ります。
ただ逆に言うと、衝撃の結末に至るまでの過程は非常に単調で長いので、辿り着くまでが大変です。グロシーンも多いので、お気をつけて。
予想外、想定外。
「チェイサー」の、ときくと、ワクワク度が否が応にも増してしまう。ナ・ホンジン監督のスリラーである。
村人が続けて不審な死を遂げていく。警察官というか村のおまわりさんといった風情のジョング(クァク・ドウォン)が事件に関わっていく。
初めは能力もなさげで頼りないジョングであったが、いざ、自分の娘に災厄が及ぶとなると真剣さが増す。
物語は、もうあらぬ方向に行ってしまうのだが、ナ・ホンジンの演出はずっと緊張感を保たせたまま進んでいく。
こいつをやっつけた、となったあとも緊張感を持続したのには驚いた。
好みでいうと、そんなにストーリー的には好まないほうだが、映画としての緊迫感はただ事ではなかった。
ジョングの娘ヒジョンに扮したキム・ファニは圧倒的であった。この子自身の将来が心配になるくらいである。
國村隼は評判通りであった。
聞いてないよー。
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