哭声 コクソンのレビュー・感想・評価
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うまく創られていて感心する
最後について言及するレビューが多い事もあり期待してしまったためか、え?これで終わり?となってしまった。しかし、この作品のキモは衝撃のオチとか大どんでん返しではない。 映画を観る前に考察サイトなどは観ない事をオススメする。観終わったら自分なりの考察をしてみてから、色々な考察サイトを読んでみてほしい。色々な解釈の仕方があるのだけど、全てがストンと落ちる解釈があって、なるほどうまく創られた映画だと感心するはず。
國村隼さんがこんな仕事を!!!
Amazonプライムでオススメにあがってたんで、何の前知識もなく見たんですが、まず、國村隼さん!!!こんなところでこんな仕事をしてたんですか?!!!ってことにびっくり!! 韓国の映画って、暴力的だったり、グロすぎて、目を背けたくなるシーンが多すぎて、その結果、話が何も入ってこないという、、、ラスト、どう解釈したらいいんだ??と、何もわかっていません(>_<)
これは難解
韓国独特のキリスト教をモチーフにしたサスペンスです。 湿度が高く強烈に血みどろで、なにより役者のパワーが凄まじく笑えるくらい。 緩急の振り幅が激しく上映時間は長いですが全く気にならないほど。 信じるものは救われる。 じゃ、誰を何を信じる? 二転三転するストーリーはかなり惹き付けられますが やはり理解しづらいです。 とにかく國村準が凄すぎる。
韓国版エクソシスト?
コクソンと言う村で変死事件が起こり始め、事件解決を図ろうとする巡査部長にどんどん災難が降りかかる。
最初はサスペンスかと思いきや徐々に怨霊ホラー映画へ。
最期の最期、真実は?って感じなんだけど、映像から観ると色々解釈が出来て、私的には「こちらの人は善、そちらの人は悪。???が原因だ!」と決め打ち出来ないまま終わる。(搔きまわす小悪魔的な奴はいますがね。)
上映時間は2時間半。面白いけど体力的に疲れた。
國村隼人が凄いとか、翻弄されるとか観た感想をネットで書かれている訳だが、私とすればまあまあ。
もう少し原因の中身・正体が判れば面白かったのに!
ゾンビみたいな奴は何だったのか!!
日本ホラー映画や真夏にある怖いお話のテレビ番組が好きな方々はよいかもね。
体力勝負でどうぞ。
宗教臭い。
好き嫌いが分かれる映画です。僕は映画の真意はわかりませんでしたが、全体的な雰囲気は好きでした。終始緊迫感があり長い映画ですが飽きずに見れました。映画内で出てくる情報はみんな人から聞いた話で真実とは限らない。村の異常な事件の原因はわかっているのに疑ってしまう。人間の醜さを描いている。
めちゃくちゃ怖かった。いろいろ衝撃を受ける。こんな悪魔祓いシーン見...
めちゃくちゃ怖かった。いろいろ衝撃を受ける。こんな悪魔祓いシーン見たことない。ラストも謎だらけ。も一度観直したい気もするけど、たぶん観ないだろう。理解が深まるより余計わからなくなりそう。 國村隼すげぇ。他の役者さんも皆すごい演技。
イエスは悪を許容したのか
2千年前、イエスは世界に向けて愛の必要性を掲げ、勝利したが、もう一つ示した悪との対峙については決着していない。イエスの能力でも二つ同時には行えず、当時の必要性から愛を優先したのかもしれない。2千年を経て、核や化学兵器により、一人の悪人が数億人を殺傷できる時代となった。残された悪との決着の為、イエスは概念等、何らかの形で復活する。
こわすぎる!
とりとめもなく、最後までひたすら怖かった。 怪現象というか、ホラー。 人里離れたどんよりした村で昼でも暗いのに、夜はもっと真っ暗。あの風景も怖さを倍増させている。 最後は日本語が話せる韓国人がみているのが幻覚風にもなり、誰が本当の事を言ってるかわからなくなりる最後まで誰がクロでシロかわからなかった。
サスペンスかと思いきや
サスペンスかと思いきや、これはホラーだよね(^^; 韓国のホラー映画って、ここまでやるかって感じホントに怖いわ(^^; 観るのに疲れちゃったよ。 しかし國村隼さん、キモになる日本人役だけどよくこの映画に出たね〜って思った。 でも、結局のところ結末がよく分からない映画だった(^^;
すごかっった!!がっつりホラーじゃねえか!ホラーっていうか何コレ?...
すごかっった!!がっつりホラーじゃねえか!ホラーっていうか何コレ?!監督アタマおかしい! ギリギリの笑いとか脱力する主人公とか、容赦無い暴力、緊張感と、さすがナホンジン監督。ドッキリ脅かし系をいっさい使わないのもすごい。 3時間近かったけどあっという間。むしろまだ終わらないでーと思いながら観てました。 登場人物の言動、あえて日本人を使った理由など、まだまだ裏の裏がありそうな。もっかい観ねば… あー怖かった。
タイトルなし
なんなんだろうこの映画 コメディ? ホラー? お国柄? この映画のジャンルはなんだったかな… わけわかんないまま2時間がすぎ 汚いし 泣くし叫ぶし 死んじゃうし 人。人が怖い また韓国映画苦手感を払拭できなかった . 「哭声」 泣き叫ぶという意味らしい 國村隼さんはキリストか 犯人は…🍄 惑わされる人の心
キム・ファニの怪演
とある田舎の村に一人のよそ者が出現したのをきっかけに凶悪な殺人事件が頻発し、人々が混沌の中に突き落とされるさまを描く異色サスペンス。 監督は僕の大好きなチェイサーや哀しき獣などのナ・ホンジン監督。 とても恐ろしく、人間の本性をえぐり出すかのような僕が今まで見たことのないような怪作だった。誰がクロで誰がシロなのか。目撃者、祈祷師、よそ者、娘、先が全く読めず観客も警察同様不気味なストーリーに惑わされていく。時間がある方などは2回見て欲しい。結末を知った上で見るとまた違う楽しみ方、違う惑わされ方を体感できるはず。 とても良いストーリーと同時に、俳優一人一人の演技も本当に素晴らしかった。その中でも國村隼、そして子役のキム・ファニ、この2人は狂気とも言える演技力で物凄く圧倒された。何かに取り憑かれて豹変していく娘を演じたキム・ファニは、僕が今まで見た子役の中で確実にトップ5に入ると思う。
サスペンスであるのなら
國村×ファンジョンミン×ナホンジンだったら、もっと凄いのを観れたと思うが、どうにも・・。 サスペンス要素が強いので、途中の祈祷シーンが何だったのかという疑問に打ちひしがれる。 國村準とファンジョンミンはいつも通り怪演が良かったが、クァクドウォンがこんな親父役もできるんだと、1番驚いた。 →大方さんのレビューを読んだらおどろきました。ナホンジンがただめちゃくちゃな脚本にするわけないですよね。自分の理解力の問題でした。
二転三転
國村隼がオムツで林野を駆け巡る映画と聞いて、見た訳だが、まさにそんな映画。思い込みやイメージで作られた輪郭が二転三転し、まったく先が読めないので上映時間長いが、気にならない。 矛盾点や、あれは何だったの?とか、あるけれど、そこは気にせず、浸るのが良い。 記憶に残りそうな1作でした。
面白いが、、勿体ない。
長めの映画だけどかなり楽しめた。
役者陣は國村さんをはじめ全員ガッチリはまっているし、子役の女の子も良かった。
大した中だるみもなく、常に新しい展開で観客を飽きさせないつくりだし、時折挟まれる山河のカットが非常に美しい。単純に映画として非常によく編まれていると思います。純粋につけるなら星4.5です。
けど、誰もが感じるであろうラストでのモヤモヤ感はいただけない。
キリスト教のメタファー沢山出る映画ですよー!って事も最初に示されているし、当然そういう描写も多くてべつにキリスト教に詳しくなくても、人を疑う事や主観に捉われることの愚かさ、未知のものに対する畏怖を、韓国人⇄日本人という関係性を土台にかなり攻めた感じで描いてんだなぁ、、、。
って事は分かるけど、そうすると他のシーンや思わせぶりなアイテムの使い方がボケてくるし、逆に宗教的テーマを考慮せず、幻覚キノコ起因のファイトクラブ系だったりエクソシスト的な霊能バトル系と捉えても結局スッキリと割り切れない。
あのゾンビは、壮絶な祈祷バトルは、謎の女性は、湿疹は、結局なんだったのか?
観客に深読みさせる為か、様々な角度で物事を捉えさせようとするがあまり、本当は何が言いたい事なのか分からなくなって、本当に言いたい事が殆ど伝わらない映画になってしまっている。それも監督の狙いの内だとしても、もう少し焦点を絞った方が良かったのでは?と思う。全体の構成やテーマの盛り込み方が上手いだけに勿体ない。観劇後に胸に挿さるモノが弱かった。
なので3.5です。
ただ、祈祷師バトルのシーンは最高だった。祈祷師の除霊は道教なのか、儒教なのか、よく分からないけどあのガチャガチャ楽器がなる中で踊り狂いながら殺を放つあの感じ「なにこれ!カッコイイ!!」となってしまいました。
絶対に観て損する映画ではないですよ。
あ、それと、レーティング付いてませんが、お子様に見せる前に1度は大人が観て、観せるべきかを判断すべきかと思います。
谷城、國村、哭声
字幕での判断なのだが、舞台となる村の名前が谷城と書いてコクソンと読んでいた。映画のタイトルもコクソン。そしてコクソンと読めなくもない國村隼も主演のようなものである。とにかく國村隼の怪演である。
映画は、難解だ。喜劇タッチで進んでゆくが、2時間36分は長い。
父と娘の哀しい物語がメインであり、同時に悪魔と人間の闘いの物語でもある。カメラを手にした悪魔。あまり見たことのないビジュアルで、これだけでも見る価値があったかもしれない。しかしそこに至るまでが長い。
谷城という韓国の田舎町。山がそばにあり、森がある。電気はひかれているけれども、洗濯は外で手もみ。民家は基本、木造一階建て。
主人公が、警察官で、それなりに体格もよく、美人の妻と娘もいるのに、かなり臆病のようだ。その彼が、臆病ゆえに、犯罪を犯してゆく。ひとり娘と家族を守るという大義のために。
雨がよく降る。多分、日本人の男は、犯罪者なのだろう。この村に災いをもたらす悪魔そのものなのかもしれない。流行り病、婦女暴行、火事、殺人事件、首吊り自殺、一家心中。精霊が言うように祈祷師とこの悪魔がグルなのか、グルではないのかもよくわからない。祈祷師は、悪魔をあとすこしで殺せたかもしれないのだ。そしてなぜゾンビが発生するのかもわからない。
雷に打たれた男は、哀れだが、笑うしかないところだ。漢方薬が効いて命が助かるということはあるのだろうか。
タイトルが、いかにもホラー的な感じで、このタイトルだけでは、見なかったはずだが、予告編を、何度か見て、刷り込まれており、さらにファン・ジョンミンが出ていたため、見てしまった。
もちろんほぼフィクションだろうけれども、一見アナログなこの映画にはなにか惹きつけられるものがある。
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