ダークレイン
劇場公開日:2017年1月21日
解説
雨の中に潜む「何か」におびえて常軌を逸していく人々を描いたメキシコ発の感染パニックスリラー。世界中が記録的な豪雨に襲われた夜。人里離れたバスステーションで、偶然居合わせた8人の男女が立ち往生していた。やがて1人の女性がウィルスに感染したような症状を見せ、正気を失ってしまう。ラジオから流れてくる情報によると、原因不明の伝染病で外でもパニックが起きているらしい。彼らは建物から出ることもできず、1人また1人と感染していき……。監督・脚本は「パラドクス」のイサーク・エスバン。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2017」上映作品。
2015年製作/90分/メキシコ
原題:Los Parecidos
配給:AMGエンタテインメント
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2.5.
ネタバレ! クリックして本文を読む
自宅にて鑑賞。メキシコ産、原題"Los Parecidos(英題:"The Similars")"。深夜零時過ぎ、一向に止まない土砂降りの中、バス停留所に取り残された八人の男女、下界から遮断されたソリッド・シチュエーション・スリラー。全篇、彩度を抑えた色調にケラレが出ており、紗がかかったソフトフォーカスっぽい画面──まるでぼんやりとした夢を見ている様な雰囲気に統一されている。そして迎える田舎道を走るバスと拡がる青空と云う打って変わった鮮やかなラストショット。風変わりで奇妙な人を喰った一作。50/100点。
・緊迫した雰囲気の連続だが、起こっている事象はコメディっぽくこちらの反応を試されている様な感覚に陥る。半ば過ぎから何が起こっているのかと云う関心より、どう結ぶのかに気が行った。有態なホラーを期待すると失望するかもしれない。
・進行するつれ、どんどん不条理に陥るが、終始離人症を思わせる展開である。BGMは往年のA.ヒッチコックを髣髴させる調べだし、クロージング・クレジット("FIN"表示直後の)表示もヒッチコックのを思わせた。ラスト近くのシーケンスでは『パラドクス('14)』との繋がりを匂わせる箇所がある。
・昨今では殆ど見掛けられない妊婦による喫煙シーン有り。監督・脚本に(共同)製作を兼ねるI.エスバンによれば、本作は'50年代・'60年代のB級映画の影響下にあると云う。
具体的にはR.サーリング、R.マシスン、P.K.ディック、M.クライトン、S.キングの諸作品であり、『ミステリー・ゾーン('59~)』や『アウターリミッツ('63~'64・'95)』、『FRINGE/フリンジ('08~'13)』の各TVシリーズ、『SF/ボディ・スナッチャー('78)』、『遊星からの物体X('82)』、『“アイデンティティー”('03)』、『運命のボタン('09)』、『クラウド アトラス('12)』を挙げている。
・鑑賞日:2018年1月21日(日)
2017年8月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
何のお勧めもできません。
ラスト衝撃ミステリーなどを好む為、最後まで真剣に見ましたが、後悔しました。
94%が高評価??笑わせないでほしい。
内容の意味もラスト15分と言った所も
理解はできるが内容は細くラストの衝撃は軽く
本当にがっかり通り越しました。
ちなみに映像は、ユージュアルサスペクツの様な感じでした。
これは見ない方がいいです。
後味悪すぎて、今はTVも見る気がしません。
2017年8月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
パッケージに偽りあり。
大雨の日のバスステーションで起こる惨劇。
男女8人に感染していく不思議な症状。
互いに感染源を疑い争いが起こる。
また1人また1人と死んでいくのだが、本当の犯人は美少年イグナシオ。
彼には特殊な能力があり、彼はマンガのダークレインの世界を現実に変えてしまった。
なぜあの顔に…
髭面の男が大量に映るひどい映画。
産まれたばかりの赤ちゃんも、犬も、グラビア女性も…キモい。
個性を無くした人間の顔は皆同じ。
蟻を見てそれぞれ違うと思わないように彼らから見た人間もまた同じ顔。
美少年イグナシオだけは髭面にならなかった。
2017年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
パニックといえばパニックには変わりないが…92%高評価もよくわからないし…結局わけわかんなかった。
人面犬の登場には苦笑。B級過ぎてついていけない…見ているこっちがパニックになる映画(笑)