僕と世界の方程式
劇場公開日:2017年1月28日
解説
「ヒューゴの不思議な発明」「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のエイサ・バターフィールド主演で、国際数学オリンピックで金メダルを目指す天才少年を描いたドラマ。自閉症スペクトラムと診断されたネイサンは、他人とのコミュニケーションは苦手だが、数学に関してはずば抜けた才能を持っていた。普通の学校では適応できない息子の才能を伸ばそうと、母のジュリーは数学教師ハンフリーズに個人指導を依頼。ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれるまでになる。バターフィールドが主人公ネイサンを演じ、エディ・マーサン、レイフ・スポールらが脇を固める。
2014年製作/111分/PG12/イギリス
原題:A Brilliant Young Mind
配給:レスペ
スタッフ・キャスト
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2022年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ピントをぼかした映像、ガラスについた水滴ににじんだ信号機や町の原色系の光。
Keaton Hensonの楽曲。
ネイサン役のエイサ・バターフィールド、母親ジェリー役のサリー・ホーキンス。
そして脚本。
すべてが繊細な物語に、欠かすことができないものばかり。
自分のために書かれたような小説、という誉め言葉があるが、
これは、まさにその映画版。
自分のために作られた映画だと感じる人にとって、
かけがえのない映画になることは、間違いのないことだろう。
この映画に出会えたことを、幸せに思う。
2022年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
テーマとしてはこれはもう間違いなく🎦インターステラの上位概念を実現可視化した作品である。しかも抽象概念や難解な科学知識で映画を見るのではなく、そう言った要素は散りばめながらもあくまでも一人の少年のビルドゥングスロマン。設定だけ言うと🎦グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち、と似た系譜になり感動系の王道ではあるが。本作品の方が内容が深い。なによりもチャイニーズ少女のジョー・ヤンがめっちゃ可愛くてそれだけでもう★5(笑)
2022年8月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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英国の中国に対する黄禍論だ。
しかし、こんな事やっていては、数学の発展が鈍るじゃないかなぁ?そもそも、難解な定理を解いて、フィリーズ賞を取ったとか騒いでいるが、こう言った教育の場を経験したものはいないはずだ。もっとも、数学オリンピックの日本代表に落ちた主人公が地球を救うって話はあったが。
さて、学問は権威主義ではないと思う。また、学問は人と競い合うことでもないと思う。もっとも、少なくとも日本の大学は、この権威主義は今でも通じる。中国も含めた世界が日本よりも良いとは言えないかもしれないが、他の国は、こんな事で子供達に学問を教え込もうとしていないはずだ。だから、この映画も黄禍論を持ちながらも、日章旗のはちまきを巻いた日本代表をディスっているのだ。
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当事者としては(なんの才能もない当事者ではあるが)結構期待値が高かっただけに、世の中的にはこれがハッピーエンドなんだ…とガッカリした。
母親と抱き合うシーンとか無理無理無理。観ててゾワゾワした。急に治っちゃったの?
数学への情熱はどこに行っちゃった?
思春期男子的暴走がそんなに美しいのか。
リスカしてトイレに篭っている方は放置なのね…
主人公がこうなるかと思って観ていました。そこから数学の美しさで立ち直ってほしかったです。
実は自閉症ではなくて交通事故のPTSDだったのが愛情で癒えた賢い男の子のお話でした、と誰かに言って欲しい。