LOGAN ローガンのレビュー・感想・評価
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感動の最終章
X-MENシリーズは他のアメコミ映画とは違って、内容がとても重い。決して物事が良い方向にだけ進むということが無い。愛する者が容赦なく死んだりする。僕はそういう御都合主義でない部分が大好きなシリーズだった。
今作も決してハッピーエンドとは言えない結末であったが、同時に後腐れが全くない感動の結末であった。
大切な者を失いすぎたウルヴァリンは、自分は誰のことも愛してはいけないと卑屈になっている。そんな彼と一人の少女との間で生まれてくる家族愛には心を打たれた。初めは全く噛み合わない二人が、最後には真の親子になる姿。そして別れのシーンでは思わず涙を流してしまった。
最後の最後で初めて「愛」というものを知ることができて本当に良かった。
最近のアメコミ映画とは違いアクションメインではなく、人間関係がメインになっていてとても見応えがあった。
ヒュー・ジャックマンのラストウルヴァリンはまさに彼の全身全霊そのものだった。
ダフネ・キーンのアクションもさることながら、最後に見せる涙のシーンには感動した。
ローガンの最後の物語
素直に面白かった
今までのx-menシリーズにはないジャンルでローガンのリアルなところがでていた。
R15だからできるローガンの戦い
ラストのローラがdad!と叫ぶシーンはとても感動した。
ローガンの人生がここで終わると思うと悲しいがローガンの最後としてとてもよくできていた。
ヒュー•ジャックマン17年間本当にお疲れ様でした。
ありがとう
ローガンことヒュー様そしてチャールズことパトリックスチュワートよ、ありがとう。キャラクター上、旧3部作と単独作、そして新3部作の主人公の2人の幕引き。有終の美。そして僕も今作にしてXメンシリーズを卒業しようと思う。区切りが良い、というか素晴らしい終わりに言うことなし。涙を我慢してたが、ローラちゃんが十字架をXにしたところで、'00年から始まるこのシリーズ、いや1845年の彼の能力が目覚めた時からの経緯を脳裏に、走馬灯のように浮かべ涙腺は決壊した。本当に長かった….彼の人生が幕を閉じた。ありがとう
ウルヴァリン最後の物語
事前情報通り重厚な物語。
既出のミュータントはこれまでのウルヴァリンとプロフェッサーXのみとしており、敵側も人間といった形で一層ストーリーの孤独感に拍車をかけている。
X-23がウルヴァリンの孤独を最後に救ったシーンはヒュージャックマン最後のウルヴァリンという現実も相まって涙モノ。そして残る寂しさ。
娯楽作ではないが、心に深く残る作品だった。
ただ、残念なのはX-24の存在。
登場しなくてもストーリーは成立したんじゃないかと感じてしまった。
予備知識0でも楽しめました
痛そうな映画です
あのウルバリンが寄る年波に負けてボロボロに!
キズの回復もままらないので、拳先からでる武器を出した先から血だらけ。
体動かすのもつらそう。
最後は、自分の遺伝子を受け継いだ女の子を守って死んでしまいます。
また復活するかもと思いエンディングクレジットを最後まで見ましたが、
さすがに最後みたいですね。
切なさ滲むウルヴァリン集大成
感動。その言葉に尽きる。
X-MENシリーズを追っかけてきた私にとってはまさに集大成と言える作品。
冒頭のボロボロなウルヴァリンとか、最新兵器に襲われるプロフェッサーのシーンとか、次世代に繋ぐラストとか、とにかく切ない哀愁漂うシーンが多くて今までのX-MENとは違った作品になっているけれど、だからこそそれが長年演じてきたヒューとパトリックのラストに相応しいですね。
ただ歴代のX-MENメンバーがどのようにして死んでしまったかの説明が乏しく、ミスティーク好きな私にはちょっとそれが残念。プロフェッサーに巻き込まれたの?それとも組織に殺された?最後の日まで学園で静かに過ごせた??
どうなったんだろう?ウルヴァリンが主役なX-MENですが、言葉だけでもいいからどうやって死んだか言って欲しかったな~。気になります。だから-0.5。
人間ドラマ、アクション共に納得の完成度
一通り見てきたお気に入りのシリーズだが、ストーリーやアクションに関して観賞後にモヤモヤが残ることが多かった。
が、本作は集大成的な作品として大満足。
ローガン、チャールズ、ローラの三世代の人間ドラマはロードムービーや西部劇の要素が入っており引き込まれる。
アクションはミュータントの能力を「爪」に可能な限り絞ったため、大味にならずにすみ、痛々しさが残る見え方に。
シリーズのファンであれば観て損は無い作品です。
「嫌なら観るな」状態です。
私はエックスメンシリーズは殆ど観ていて、ウルヴァリン単独映画シリーズはZEROしか観ていない前提でレビューします。
日本では漫画でも実写でもヒーローの老いた姿など描く様な事はあまりしない。歳老いる事は無い、いつの時代でも憧れのヒーローでなければならないのが日本のヒーローだ。
ウルヴァリンは米アメコミヒーローであり、映画エックスメンシリーズのヒーローである。バリバリ活躍するヒーロー。
だが、(原作も老いた姿を描いているか分からないが)映画の主人公ウルヴァリン(+チャールズも)は更年期障害持ちの様な老いた姿になっている。
「これはアメリカ人が観たいものなのだろうか?」
「誰得?」
そう予告編や前半から思ってしまった人には「嫌なら観るな」状態で終始つまらない。
老いた事で過去を見つめ直す様な映画でも無く、残りの余命を存分に味わう映画でも無い。
ストーリーが至って地味で「エックスメン要素を入れなくてもいいんじゃ無い?」と思ってしまう程。
ローラにも関心が湧かないのは何でだろ?終始騒ぐだけで可愛さがないからかも。
演出も初期エックスメンシリーズからお金に糸目をつけぬ様なバリバリCG大迫力だったのに、今回は地味で片田舎が多すぎる。
エックスメンのテーマが「ミュータントと人間が共存出来る世界を構築する事」と映画シリーズを見続けて来た私としてはこの内容と結末は頂けないです。
割り切ってこれがローガンとチャールズの余生物語なんだよと観るなら別だが、、、。
ヒュージャックマンお疲れ様でした。
「ローガン!カ〜ムバ〜ック」とは言いません。
ウルヴァリン最高傑作
「LOGAN/ローガン」2D字幕版で鑑賞。
*概要*
不死身の治癒能力が失われつつあるウルヴァリンことローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの希望となる少女を守るため、命をかけた壮絶な最後の戦いに身を投じる様を描く。ウルヴァリンシリーズ最終章。
*主演*
ヒュー・ジャックマン
*感想*
前作のウルヴァリンが最悪だったので、少し、不安を抱かせながらも、観に行きました。
いやぁ~最高。ただただ最高の一言。面白い!
前作より髭もじゃで、さらに渋く、更にワイルドになってしまったウルヴァリン。ミュータントの最後の希望である少女ローラを守りながら、ひたすら突き進む様が素晴らしい。
アクションシーンは、派手さはそんなにないけど、とにかくグロい。腕や首が吹っ飛びますw
少女ローラのアクションが俊敏な動きで、叫びながら、敵をバッサバッサと斬り刻む。途中から、うるさいな~って思いましたけど、ラストのウルヴァリンの最期を遂げた際、ローラの行動が良かった。X-MENの色んな意味が込められているような気がしました。素晴らしかった。
ロードムービーでありながら、ちゃんとX-MENならではのアクションが盛り沢山だし、ウルヴァリンと少女の絆、チャールズの変化など丁寧に描かれていて、X-MENの映画ってこんなにグロかったっけ…?と思わず思いたく程、グロいシーンはありましたw
久しぶりに素晴らしい映画と出会いました!
ウルヴァリン最終章にふさわしい作品でした。\(^^)/
大人向けX-MEN
渋いですね。経済的なことや、体力的なこと、全てにおいて大人向けな感じがしました。
子どもへの愛や親への愛など。
途中、一時の幸せを感じさせてくれる家族は残念な結果になったのが惜しかった。良い人たちなので救われて欲しかった。
ウルヴァリンの最期、なかなか良いラストを迎えられて良かったです。これ以上の死はX-MENではなかなかないのではないかな。
生命力
くたびれ、枯れ果てた元ヒーローの重い足取りが描かれる一方、
子役であるローラは愛らしくしなやかで、戦う姿は獰猛なイタチのよう。
彼女はあの世界の次世代のウルヴァリンになるのかもしれません。
ローラは心の強さと優しさを既に持っているヒロイックな少女でした。
一方のローガンはもう強いとはいえない。
もちろん戦えばまだ強いけれど、精神は純粋な強さを失い、肉体は疲弊している。
厄介事に首を突っ込んでまで人を助ける元気も無い。
それでも愛した人達まで見捨てる事は決してしない。
疲れ果て今にも倒れそうな立ち姿になっていても、残っている物は確かにあった。
全体を通してとても楽しめたのですが、終盤でどうしても引っかかる展開がありました。
敵組織が、既に処分を決めているはずの逃げた子供たちを生け捕りにしようとして結構な犠牲を出してしまう場面が甘すぎる。
これ、終盤以外は気にならなかったんです。
それまでもローラを殺さず生け捕りにしようとしていましたが、他の場面に負けず劣らずバイオレンスで、説得力のあるアクションシーンが展開されていましたし、ローラの能力を考えても殺害より捕獲が妥当でしょうし、ローラは他の子供たちの情報も持っていました。
利敵行為が見えなくもない敵の現場司令官が裏で人道的に動いていたと考えれば説明できそうですが、これだと子供たちにクズ野郎と憎まれ殺された事が哀れすぎる気もします。
R指定でも、子供が人を殺す姿は描けても子供が殺される姿にはストップ掛かったんじゃないかなどと邪推するのですが、如何に。
他のシーンがR指定映画だけあるハードな展開目白押しだった為に、どうしてもひっかかってしまったシーンでした。
寂しい…
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