空海 KU-KAI 美しき王妃の謎のレビュー・感想・評価
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「圧倒的に面白い」
黒い化け猫の物語
見ごたえのあるオリエンタルファンタジー
世界三大美人のひとりである楊貴妃を演じるのは、どんな美人女優にとっても荷が重いのではなかろうか。予告編を見てそんなことを思った。
しかし映画は楊貴妃の美人度にそれほど左右されないストーリーで、ある程度以上の美人なら大丈夫だ。容貌よりも楊貴妃の人となりの方が気になる展開だった。
染谷将太は演技派の俳優らしく、悟りを開きつつある空海を好演。白楽天を演じた中国の俳優との掛け合いも見ごたえがある。
栄華を極めた玄宗皇帝といえども、ひとたび権力闘争に巻き込まれれば、権威は相対化され、限りある肉体を持つひ弱な個人となってしまう。そしてそこにドラマがある。
日本語吹き替えで観賞したが、本人の吹き替えに若干の違和感があったので、全編中国語の字幕バージョンも観たかった気がする。
とはいえ言語にかかわらず、とても見ごたえのある大人向けのオリエンタルファンタジーであることは間違いない。
綺麗だった
空海じゃなく、やはり妖猫伝だよね!
惜しい
おもしろかった
予習が必要でした
今後の中国映画に期待
ストーリ自体は原作が素晴らしいので面白いのは当然であるといえる。撮影期間が短いことからもうかがえるが、展開がやや雑な印象を受けた(必要なシーンと不必要なシーンを吟味して選んだとは思えない感じ)。
吹き替え版のクオリティが非常に低く、本来の評価は字幕版を見てからが正しい評価になるのだと思う。
他のキャストの演技がやや微妙なこともあり、阿部寛の演技が抜群に光っていた。後半からはほぼ阿部寛主演の映画と言っても良いのではないかというぐらい、阿部寛のお陰で楽しく映画館を去ることができた。
謎の、うすら笑い
ストーリーはVFX満載の幻想ファンタジー。「さっぱりわからん」と言いながら席を立つ客もちらほら。
過去のチェン・カイコー作品は人間描写が細やかで、私達の共感を深いものにして感動に打ち震える作品もあった。ストーリーが謎解きであるからといって背景にお金をかけるならば、もっと脚本や演出に気を使うべきだと思う。なかでも主演の染谷将太の存在感のなさは全編通しての「謎のうすら笑い」を除けば、何も残らないほどのもの。これには、タイトルで客寄せにつき合わされた、お大師様もただ笑うしかなかろう。「じゃがのう、笑みは良いが、うすら笑いはイカンぞ」と思うのは私だけではあるまいに。
監督が美をテーマにしただけあって、ただ画面の美しさに監督自身が自己陶酔したような作品となってしまったが、この時代にこのスケールのセットを可能にしたのは大監督の証しとも言えます。今の日本にはこれほどのセットを可能にする大監督がいないのも事実ですからね。
また、日本公開が吹き替えというのは頂けない。
吹き替えのキャスティングに失敗していると思う人も多いかと感じるからこそ、中国語版で是非、見たいと思うのも、ごく自然なことなのです。
脚本に問題?=綺麗で壮大な平凡作
思ってたより雑に感じた。
原作自体とても斬新で完成度あると思うが、
脚本の処理は雑に感じる。
チンカイゴーらしき濃厚な色彩で、CG映像も映画館で見るのはいいと思うが、映像への工夫をしすぎたせいか、物語に何かもの足りないと感じた。
大枠のストーリーはわかるが、それしかなかった。
各論点はあるのに対して主張と論理展開が欠けているみたいに、
映像がすごくいいのに、勿体無い。
主人公は白楽天でも空海でもない。
楊貴妃でも皇帝でもない。
阿部仲麻呂でもない。
何か軸に相当するものはなかった。
歴史に照らしてからのロジック構成がしっかりしているが、メインがなかった。
特に意味のないCG映像が多すぎてちょっと興ざめ。
特に日本での上映はほとんど吹き替えでやるのはやめて欲しい。
唐朝なのにみんな日本語喋るのはおかしすぎる!
「空海」という題名も最悪。
俳優さんの演技は悪くない。
原作読みたくなる。
いろいろビックリ。
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