昼顔のレビュー・感想・評価
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観る人の結婚観、恋愛観によるかな…
見終わった後はどっと疲れた…
前半はそれなりに楽しめたのに…
後半、あんなヘビーにする必要ある?
子供のいたバツイチの自分からすると、子供のいない夫婦って、結局はお互いの気持ちが大事な恋愛の延長な気がするし…
そういう価値観の自分からすると、あの終わり方は、あまりに現実と解離しすぎていて…
ドラマではお互いに普段の生活やパートナーに不満を感じてて、そんな中で、他の人を好きになってしまい、不倫という関係に救いを求めた結果、最終的にはお互い、精神的にも社会的にも制裁も受けているのに…
映画では、生死まで持ち出して、そこまでして不倫は悪だっていいたいのかな?
不倫を正当化するつもりはないけど…
だったら、お互い気持ちがぐらつかないように、もっと結婚生活やパートナーを大事にしとけよって話しだし。
キャスティングはとっても良かったと思う。上戸彩は可愛いかったし、伊藤歩の演技もよかった。斎藤工もかっこよかった。レストランの面々もいい味出してた。
でも、ドラマの延長線の映画としては楽しめなかった。
とくに後半のストーリーが、サスペンスとか、ホラー見てるみたいだった。
後味悪くて、スッキリしない…
あー、最後は川で二人で結婚式して、指輪はめてほしかったと思うのは自分だけかな?
ドラマのファンだったから、なんか残念…
映画だからこそ
ドラマから見ていた者です。
映画ではきっと幸せになってくれる。そう思い観に行きました。
再び出会う紗和と北野はただ蛍を見て会話もせず肉体関係を持つことも無く一緒にいられる時間を大切に楽しんでいました。この時点でやはり2人は心のどこかでずっと思い合っていたと感じました。
乃里子に関係がバレてからの幸せな日々。
それでも北野のことが信じきれず愚痴を零しオーナーに一喝され周りにも責められ、自分のしている事の罪の重さに改めて気付く紗和。
北野のことが信じきれないという部分では紗和も乃里子も似ていると思いました。
思い切ってお互いの相手(と呼んでいいものか)に会いに行くシーンで2人の覚悟が垣間見えました。
最後のお願いを断られた時の乃里子の、怒りを噛み締めるような表情を見て完璧に許したわけではないと悟りました。
ここでお願いを断らなければ未来が変わっていたとも思います。
約束の朝、漸く「好き」と口に出しそうになって飲み込んだ北野を見て結末がわかりました。
せめてここで好きだと言ってあげてほしかった。
最後凶行に走ってしまった乃里子の狂気と執念は北野の曖昧な優しさ、紗和の貪欲さによって生まれたと思いました。
7階から落ちても脊髄損傷で済み、尚且つ助手席にいた北野は即死だったにも関わらず乃里子は松葉杖程度。遺品に離婚届がなかったことからも妻として、女としての執念を感じました。
北野がわからない、けれど紗和のことが好きと乃里子に言い亡くなっていきましたが最後まで残酷だと思いました。
1番聞きたくない言葉を言われた乃里子と、1番聞きたかった言葉を聞けなかった紗和。
1番欲しかった子供を授かる事が出来ない代わりに妻の座を守り通した乃里子。
1番欲しかった北野と一緒にいることは出来ない代わりに愛する人の子供を授かった紗和。
2人共残酷なまでに北野を求めた結果1番欲しいものは手に入りませんでした。
乃里子が最後笑っていたシーンはゾッとしましたし、紗和に指輪は渡ってほしかった。
個人的に最後の子供のシーンより、紗和が最後あの場を訪れたシーンが見たかったです。
不倫はいけないことだとわかっていますが2人の愛は本物だと思いますし、映画だからこそ慎ましやかに結ばれてほしかったです。
せめて好きだと、指輪を渡してほしかったです。あまりにも残酷な結果で涙も出ません。
ファンとしては…
不倫は現実的にしてはいけない事とは理解しているからこそ映画の中だけでも夢を見させてほしかった。さわちゃんだから、北野先生だから、ハッピーエンドにしてほしかったです。幸せいっぱいのハッピーエンドではなく贅沢はのぞめなくても一緒にいられる幸せを描いてほしかったです。世論におされていてのこのエンディングならもっと温めて時期を待ってからつくってほしかった。この作品をもっと大事にしてほしかった。
どんな結末だったら納得できたかな。
Predictably lower than average
It's hard to expect something extraordinary from a movie with such cover. Well, it's another Japanese chick movie with a predictably twisted plot and weird "too sweet" ending. May be I just couldn't understand the main male character, the way he behaves, not manly, indecisive, emotionless. And the actress playing his wife was not convincing at all. Check this movie out to make your opinion. Still King Arthur and Arrival are #1.
腑に落ちない。卑怯なエンディング
前半は、北野と紗和が再会して、人が人を好きになる気持ちは法律で抑えられないもの!と表現されていて、
尚且つ紗和のパート先のオーナーから不倫された側の気持ちや、世間の目を生々しく表していて、
反省したり、自分もキズついたりと、多方向からの心情が表現されていて良かったのに…。
終わり方がストーリーとして汚い。
死なせてしまうなんて卑怯な作品。
不倫はダメだけど、心中殺人はOKなの?
だったらドラマで終わらせて、映画なんてやらなくて良かった。
もやもやしか残らないし、見てる途中で冷めた。
不倫の結末で幸せになれない事は承知しているので、100歩譲って、
なぜ脊椎損傷してやっと歩く事ができる様になった乃里子が、あのスピードで車ごと転落して生きているのか?
更に退院の日に片側松葉杖で歩く事が出来るのか?意味がわからない。
ドラマの段階で乃里子が異常行動をとる事は分かっていたハズなのに、
車の方向を変え、異常なスピードを出し始めてから 北野が何もしない時間が多く、危ない状況で更に乃里子の気持ちを逆なでする様な回答を連発する。
ここで北野が乃里子の行動を止めるために何かできる事がもっとあったのでは?
離婚後幸せにさせないことで乃里子の勝ち! でも、最後子供ができた報告で紗和の勝ち!のようなエンディングだったけど、
指輪が永遠に見つからないのはどうなのかな?
紗和に子供ができたとかどうでもいいから、せめて指輪を見つけて欲しかった。
あの指輪を見つけた子供が、紗和が身ごもった子供の7.8年後の成長した姿なのかもあやふやだし、意味がわからない。
北野が亡くなった後、紗和が思い出の場所に1度は訪れるシーンがあってもよかったのでは?
演技力ある役者さんばかりなのに、活かしきれていない、勿体無い映画だった。
女の強さ
北野、紗和、乃里子 それぞれの想いがヒリヒリと伝わってきて痛いくらいだった。ドラマでは見られなかった嫉妬する北野先生に正直驚いた。
恋が実ってもいつの日か心が離れる日が来るのかもしれない。それに比べれば衝撃のラストは二人に永遠の愛をもたらしたという点で幸せか?
でも、紗和は一日でも長く一緒にいることを望んでいたのに。
疾走する車の中で今まで煮え切らない態度の北野先生が、はっきりと紗和を好きだと意思表示した。最後の最後にやっと本心を語った。
嘘をついてでも、北野先生には生きていて欲しかった。
紗和と乃里子、二人とも同じ熱量で北野を求め、
乃里子は、最後まで法律上の妻の座を明け渡すことはなく、紗和は、乃里子が望んでも授からなかった新しい命を身篭った。二人とも形は違えど北野からの永遠をもらったんだろう。
ずっしり
言いたいことはわかるけど‥
しかし安易に殺しましたなぁ〜しかも途中からバレバレで
もっとも陳腐なエンディングでした。不倫でブームを作ったことで、出来るだけアンハッピーな最期にしたかったのか?
どっちにしてもスッキリしない最後でした。泣くと言うより
ドン引き感がして不完全燃焼な作品でした。
愛とはなんでしょう。
ドラマから観ておりました。
不倫はいけないことだけれど、あんなに求めあって愛し合うふたりが羨ましいなと思ってしまう。
冒頭、さみしい生活からはじまり幸せな日々。からの北野先生の死で一気に地獄に落とされる感じがたまらなく辛かったです。
さわちゃんが少しでも夢を観れたからよかったのかな。
結ばれて欲しかったな、と思ってしまうけど神様はきっと許してくれなかったのですね。
指輪を隠しておいたところが北野先生らしかったです。
タイトルなし(ネタバレ)
不倫って本当に沢山の人を悲しくさせるんだなぁとつくづく思った。
当の本人達も本当にスッキリした気持ちで幸せになれる日は来ないんじゃないかなぁ。
ハッピーエンドを期待していたわけじゃないけど、とても切ない終わり方だったなぁ。
最高!!
わー!!!前知識無しで観に行ったんですが話も理解しやすくて…
ドラマを観た事が無いし大丈夫かなって思ったんですが全然大丈夫だったし楽しめました!!
心残りとしては北野先生が死んだことかなあ、結局ダブル不倫した人間は報われないのかなと…
2019/06/26
アマプラで配信されてからもう一度見返しました。約2年前に初めて観たのか…やっぱり2人で過ごしている時間はとても幸せに溢れていて終わりは解っていたが、やっぱり悲しいです。
2021/08/27
もう一度視聴
2人で秘密の逢瀬を重ねる時間が何度見てもワクワクするし大好きです。
電車の灯りを蛍っぽく魅せていたのも良かった
縛れるもの、縛れないもの
日本の法律が、もしも一夫一妻制でなければ、彼らの罪悪感も罪もないのに、何だか不倫って大袈裟に悪にされているなと。
その法の下では、確かに北野は乃里子の夫で、他の女性を愛してはいけないとされているけど、法律で気持ちは縛れない。
乃里子のあの運転は、危険運転致死罪にはならないのか?
妻たる立場はそんなにも強固に守られるべきものなのか?
離婚届が遺品の中になかったのは、乃里子が揉み消したから?
もちろん悪いのは北野と紗和だけど、なんか残酷。
でも途中までトントン拍子に幸せに向かっていて、そんな訳ないと思ってしまったので、離婚届取りに行く時点で私の中で死亡フラグが立った。
どうやって?と思った。
乃里子が刺すのかと思ったら、まさかの命懸けで紗和の元にはやらないという女の執念。
北野が中途半端に優しくなく、何で紗和なのかの問いに「そういうヒステリックさがないからだよ!!車止めろ!!!」とか、残酷なほど現実に引っ張り戻せる男なら死ななかったかもね。
…そしたら、3年の間に離婚出来てるか。
中途半端な優しさ、優柔不断さは周りの人を不幸にするよね。
運命は自分次第…
観たら誰かと言い合いたくなる作品ですね^^;
「贖罪」というサブテーマとの事ですが、ドラマ版よりも今回は奪われる(妻や杉崎さん)側の気持ちが強く伝わってきました。
紗和さん、「私は幸せ諦めてます」な薄幸美人オーラ出して慎ましく暮らしてる割にはオーナー杉崎さんに対して触れなば落ちんポジションに居てみたり。
「会えないならいっそ死んでいてくれた方が良い」と究極自己中な本音ポロリしたり。
北野先生が自分のものになるとわかった途端乃里子さんの「今後も裕一郎って呼ばせて」というたったひとつだけのお願いも拒絶したり…。
こういう所が因果応報、結局物質的にも精神的にも幸せになれない由縁なんだろうなぁと思いました。
自殺思い止まって強く生きていったのは救いですが、認知もない無い子どもをひとりで育てていくのはこれまで以上の苦労がありそうで…
だからこそより紗和さんの強さというか女のたくましさが伝わるのか。
ちなみに途中の美浜駅シーンで紗和さんの後ろにあった「おもいは還る」みたいなキャッチコピーの(わざわざ撮影用に取り付けたような)看板が何故か頭の中にずっと残っていて…
それが気になっていたせいか、北野先生にそっくりな男の子がリング見つけて女の子にはめてあげたシーンは微笑ましい反面、この子が今後どのような人生を送るのか…などと考えて少しそら恐ろしい気もしました。
思ったよりもドロドロしていなかったのですが、その分リアルさがあり、もしやニュースで目にする男女絡みの刃傷沙汰事件の内側ってこんな感じなのかなぁと想像してゾッと。
細かいセリフのひと言やシーン小道具など全てが物語を示唆しているので、観終わった後からよりズーンと響いてくる作品でした。
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