昼顔のレビュー・感想・評価
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ドラマではやれないことに挑んだ攻めのメロドラマ。
テレビシリーズは観ていないので、この映画単体のことしかわかっていない。が、それでも充分に楽しめた。予備知識がまったくなくても大丈夫なように作られていて、くどくど過去の経緯を説明することもなければ、回想シーンを挟み込むこともなく、ひたすらに現在進行形で物語が綴られるのが潔い。
ムリがあるなと思う展開もなくはない。が、テレビが必要とされるわかりやすさを踏襲することなく、イメージカットを畳みかけるような編集の妙も心地よく、ストーリー云々よりも表現を楽しむ“映画”になっていた。
あと、最後のオチ的なナレーションは個人的に不要だった気はするのだが、あの場面で終わりにしようと決めた作り手の姿勢も応援したくなる。映像で語ろうと腹を括った覚悟が伝わる、魅力の多いメロドラマだった。
結果
不倫は許せないけど2人には幸せになってほしかったなあ
斎藤工が好きになった作品
この作品の斎藤工は色気がすごくて大人の男性で落ち着きがあって個人的にすごくタイプでした (⊃ • ̫ • ⊂)♪
ちょっとダサい服装も理系の先生ぽくて逆に好き(^_-)
あとさわちゃん可愛いーー!
華奢で守りたくなる感じ、女の私でもわかる
上戸彩と斎藤工のビジュがこの作品にすごく合ってた
最後の展開は衝撃でした。
不倫はいけないことだけど2人には結ばれてほしかった。
幸せそうに暮らしてる2人がもっと見たかったー🥺
でもハッピーエンドになってたらリアルで不倫してる奴らが調子乗るから、あの結末で良かったかも( ᐡᴗ ̫ ᴗᐡ)
おぞましい捨てられた女の執念
内容はひどい。でも映画としては面白い
ドラマ版は未視聴で映画を見ました。
本編を見て特に感じたのは①ガチクズムーブに打ち勝つ上戸彩の清純オーラすごい②斎藤工の奥さんほんま可哀想③オーナーのド正論パンチ気持ちいいの3つです。
まず上戸彩です。不倫で接触禁止令を出されているにもかかわらず、斎藤工と密会して、斎藤工の浮気?(元鞘)を疑い、奥さんの家に乗り込み、職場で不倫だけど幸せになる!と開き直り宣言をするという聞くと耐えない内容ですが、これが上戸彩の清純オーラによって純愛っぽく見えるんだから、上戸彩ほんますごい。特に上戸彩やばいなと思ったのは斎藤工の奥さんが車椅子状態になった後、斎藤工が元鞘にならないとわかって初めて奥さんに上戸彩が謝るところです。旦那を奪い、奪った相手が下半身付随なりかけ、という圧倒的勝者の立場になってから心の余裕を持て、初めて謝るという姿勢は、自分本位ここに極まれりということで骨の髄までクズだなぁと笑ってみてしまいました。しかも上戸彩の演技でなぜか上戸彩が被害者っぽい空気感あるんですよね笑
斎藤工の奥さんについてはそりゃキレるわって感じです。名前の呼び方許してたら、あと斎藤工が安易に指輪がどうとかペラペラ話さなかったら奥さんもあんなことしなかっただろうに、という。斎藤工もマジろくでもない。
奥さんが子供欲しがってたのに上戸彩があっさりできてたのも、かなりきついとこですね。
奥さん可哀想の極み。後皆さん言われてますが、この女優さんは実力ありますね笑
ラストはオーナーですが、
たぶんオーナーへの評価が低い人は不倫&浮気したことある人なんじゃないですかね笑
斎藤工との純愛っぽいムードと、実はオーナーと秘密の関係も...というドロドロの雰囲気を匂わせながら、突然めちゃくちゃ痛いところを説教してきて笑いました。あれは浮気とかしたことあったら刺さりすぎて反省を超えて逆ギレをしちゃうんだろうなって感じです笑
上戸彩が斎藤工と早く出会えば...という幻想的思想をぶっ壊す現実的説教でもあったので、この手の映画としては攻めたシーンでもあると思い、爽快感を超えて少し感心しました。
やはり不倫という行為への世間イメージも加味してのシーンだったんでしょうか。
内容をボロカス書いた気もしますが、
個人的には見た後にこうしてレビューを書きたいと思う作品は中身はどうあれ良作なんだと思います。しかも映画を見た後にドラマ版があることを知ったレベルのにわかだったのに、こうしてあーだこーだと思い出せるので、役者の魅せ方や映画の構成ができてたんだろうなって所です。
とりあえず不倫&浮気なんてダメですよ〜。
もしいい人と出会えたら、きっちり別れてから身綺麗な状態になりましょ。それが当たり前の世間のルールです。
ドラマで終わってほしかった作品
ドラマが映画化して「ドラマだけで終了しておけば良かったのに」って言われる作品ってよくあるじゃないですか。私にとってはそれに当てはまるのがこの作品です。
不倫って常識的な考えでいけば許されることではないし誰かが傷つくわけだから、レビューサイトで映画のラストに納得の意見が多いのも頷けるんです。
不倫をしてしまったことの代償があれだと言われれば本当にその通りなんだと思います。
でも私の中では、物語としては北野さん(斎藤工)が生きている世界線のままであってほしかったです。
妻
不倫は悪いこと、と言う人がいるけど、夫が原因のこともある。逆も同じ。
不倫は恋愛ではない、と言う人がいるけど、不倫も恋愛ですよ。認めたくないだろうけど。不倫は悪い、恋愛じゃない、そうあって欲しいと言う願望ならわかります。
好きな人に、結婚後に出会ってしまう事は、十分あり得ます。
この映画はドラマの延長で、引き裂かれて、無理矢理裂かれた2人がどうなるか気になって見ました。
理解できないのは奥さん。苦しいのはわかるけど、見切りつけられないのは何故でしょう。夫はモノじゃないです。妻も同じように。
一方的に、偉そうな態度の嫁と、楽しくもなさそうな夫。さわの方が、気持ちが共有出来る人だったんだろうなと思います。
人生何が起こるかわからない。
不倫の当事者だって、なろうとしてなったわけじゃない事は頭の片隅に置いておくべき。
妻の、般若のような顔見たら、私は、さわの方が全然ほっと出来ましたね。
今の私はこれ大好きです。
しょーもない。結局上戸彩に色んなお芝居をさせてみようという目論見で作ったような映画だけど(ファンには良いかもしれないが)如何せん話が薄っぺらい。
①TV版は観たことがないが、何となくTV版とは違うことをやろうという感じは受けた。②しかし、もっと男女のドロドロとした関係を通して男と女という性、恋、セックス、世間との向き合い方、「結婚」という形と「人を好きになる」ということとの相克等を深掘りする、みたいなドラマを期待していたので肩透かしを喰らった。③そもそも「不倫は悪」という前提が個人的には気に入らない。不倫していた二人が結ばれました、という世間の建前を裏切るような話にしたら却って社会学的に面白い話になったのにと思うが、恐らく二人のどちらが死ぬんだろうな、と思っていたらちゃんとその通りになりました。社会の通念に挑まない映画なんてつまらない。④最初は面白そうかな、と思ったのに段々つまらなくなって来たので、ラスト、線路からホームに必死に上がろうとする上戸彩を見ていたら「彩ちゃん、上に上がらなくてもホームの下に入ったら良いんだよ」とツッコミを入れたくなった。最後、妊娠で落ちを着けるのも在り来たりと言うかちょっと違うんじゃない?と思ってしまう。⑤斎藤工は濃い顔の割には存在感薄し。役自体が北野という男の内面を全く描いていないので仕方ないか。⑥伊藤歩は最初から最後まで能面顔で殆んどホラー。⑦薄っぺらいキャラクターが多い中で自分の役に命を吹き込もうとしている平山浩行や黒沢あすかの好助演が勿体ない。
不倫映画、恐怖映画
終盤までありきたりな不倫映画で、結局男の妻も納得し、全てが丸く収まり、幸せになりましたとさっていう映画かと思い、つまらなかった。しかし、終盤にこの展開!と衝撃がありました。
あの執念を持った前妻が紗和の妊娠を知ったら?子供が生まれたら?を考えると恐ろしい。
伊藤歩の狂気の演技が素晴らしい、怖い。不倫を肯定せず、奪った者は奪われる恐怖を伴うことも描かれていたことが救い。
不倫ってさ、恋じゃないでしょ
映画「昼顔」(西谷弘監督)から。
物語の内容はどうであれ、不倫をテーマに描かれた作品。
それは、男女の永遠のテーマなのかもしれないが、
ハッピーエンドの結末だけは、映画とはいえ、認めたくない。
映画をそういう視点で観ることは、おかしいのかもしれないが。
しかし不倫に関するメモは、けっこう多かった。
「純愛ごっこのつもり?」「ばっかみたい、何2人で酔ってんの?」
「男は いくつになっても人のものが欲しい。
で、女は奪われるとすごく愛されていると勘違いする。
だから結婚したって、不倫がやめられない馬鹿が多いんじゃない?」
「なんか、ダッさぁ。だって不倫ってさ、恋じゃないでしょ」
「お前たちが楽しんでいる裏で、全てを失う人間がいるってことだよ。
そういう人間の痛み、考えたことないだろ?
そのくせして、彼がどうしたとか奥さんと別れてくれないとか、
気持ちよくしゃべり倒しちゃだめよ」
「泣けば・・・泣いても罪は許されないけどね」
物語は、意外な方向へ展開するけれど、仕方ないのかな。(汗)
不倫している人たち、この作品、真っ直ぐに観られるのかな。
通勤圏に半端に逃げて暮らしたい。
悲しい。
ドラマは未視聴です。
2人の純愛の丁寧な描写と演技は、とても良かった。特に再会するセミナーのシーンとか。
話しは引き込まれるし、心は揺さぶられる映画だけれど、北野さんが亡くなって、その伝えようとしていた想いも間接的にでも伝えられずに終わる感じが、救いが無くて悲しかった。
不倫は悪い事だから、人を悲しませて幸せになろうとすると結末は悪くなるというメッセージ?登場人物を殺して結末にする映画は、個人的にはあんまり得意では無いです。。
せめて、指輪くらいは紗和に渡って欲しかった。きっとあの後、その価値を知らないあの女の子とか、その親とかに粗末に扱われるのかもと想像すると、さらに悲しくなった。
乃里子の気持ちを考えると仕方ないという事なのか…。
途中で、いっそのこと亡くなってくれたら逢いたいなんて思わなくていいのに、なんて言っていた紗和。実際、そうなってしまうなんて。
【“いっそ、あの人も死んでしまえば良いのに・・。” 申し訳ないが、上戸彩さんが演じた紗和に全く共感できなかった作品。夫を取られた乃里子を演じた伊藤歩さんの狂気の演技には魅了された作品。】
■物凄く叱られることを覚悟して書くが、且つ綺麗ごとを言うつもりはないが、人の家庭、幸せを壊す不倫(他の理由(どんな理由?)による不倫は除く)は、認め難い。
今作は、世の奥様達に多大なる支持を受けた昼ドラマの映画であることは、殆どの方が御存じであろう。
劇場公開時には、鑑賞する積りも興味もなくスルーしていたが、(言い訳がましいが)先日、一緒に働く女性からイロイロと相談を受け、どの様な心境で、そういった行為に及ぶのだろうと思い、鑑賞した。
◆結論(あくまで個人的な意見です)
・如何なる理由があろうとも、他人の幸せを壊してまで、自らの幸せを求める行為は、矢張り受け入れ難いと思った。
・尚且つ、あのラストは”好意的に見れば”そのような行為に”釘を刺す”という意味なのかなあ、とも思った。
・悲劇のヒロイン紗和(上戸彩)の悲劇度合いを増すための演出であるならば、肯定し難い。
・それよりも、且つての夫であった裕一郎(で、紗和の元へ走られた・・)(斎藤工)を道連れにしようとした、乃里子を演じた伊藤歩の鬼気迫る姿の方が、余程胸に迫った。
<昼ドラマから見ていれば、感想は違ったのかもしれないが、劇中に屡流れる金井克子の
”他人の関係”
の様々なバージョンも、アザトク聞こえるし、何だかなあ・・、と思った作品。
男としては、二人の女性を不幸にした甘えた考えの、北野裕一郎センセイの横っ面を、張り飛ばしたくなった作品。
斎藤さんのファンから無茶苦茶叱られそうですが・・、そう思ったのだから仕方がない。
更に言えば、当時の資料での「上戸さんと斎藤さんのスペシャル対談」の言葉を読んで、
”何言ってんだ!不倫をなんで、美化しているんだ!”
と、思ってしまったのです・・。
私の思想が、不寛容すぎるのかなあ。
もっと”お気楽な気持ち”で見れば良いのかなあ・・。>
タイトルなし(ネタバレ)
うーん、純愛なんだけど
好きと言わない北野先生は
離婚成立してからと思っていたのかもしれないけど
結局は不貞の関係なんだからそんな言葉だけもったいつけてもどちらも傷つけるだけじゃん。
紗和が好きだってもっと早く(3年前に)
ハッキリ言えば結末はちがかったのに。
って、そうするとこの映画が成り立たないんだけども。
もっと爽やかなラストでもよかったよなー。
ガリガリの上戸彩は、役作りで痩せたのでしょうか?
遺体安置のシーンの演技はとても良かった。
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