羊の木のレビュー・感想・評価
全68件中、1~20件目を表示
サイコパスも大変だわ
面白そうだなって
タイミングあれば見ようと思っていて
期待大で見ました。錦戸さんが抑えたよい感じで、木村文乃さんは
何でも器用にやらはるなという印象。とにかくめちゃめちゃ怖いのは
松田龍平、この人の目、雰囲気、躊躇なく轢き殺したりする感じ
でもともだちにこだわる?気持ち、どういう感情なのか
北村さんはドラマと映画で芝居のテイストが違ってて、
今回の役柄では、悪い風でないと生きてる感じがしないのか
リセットとか立て直すとかって難しいんだな
いやぁ漫画が原作らしいけど島の閉鎖的な感じといい
話もまとまってたりで見やすかったです
人間模様
6人の前科のある人間がある町に移住する話ですが端折りすぎなのかどうか意味がよくわからないシーンもおおかったです。
優香さんセクシーでした。
後最後の大仏の首引き上げた時木製パレットに乗ってるのおかしくない?どうやって乗せた?
不穏な空気の中で
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作は未読です。
サスペンスが秀逸でした。終始不穏な空気が漂っており、何かが起こるのではないかと云う不安を否応無しに煽って来る演出が素晴らしい限りでした。6人の誰もが何かをやらかしそうな雰囲気を醸し出しており、常にドキドキしました(笑)。
松田龍平の演技が出色でした。無表情、飄々としている、得体が知れない―これらが組合わさった役柄ほど、彼の演技力は最大限に発揮されるのかもしれないなぁ、と…
マトモそうに見えて、実はとても深い闇を抱えている人物でした。一度暴発したら、もうやめられない止まらない。お前がいちばんヤバかったんかよ!!!―みたいな…
6人の人生が交錯する展開なのかなと想像していましたが、一同に会したのはおろろ祭りの宴会場くらいで、あとはずっとバラバラで全員が絡むことはありませんでした。逆に6人もいることで、散漫になっている部分もあるように感じました。
タイトルの意味も分かりませんでした。
市川実日子の部屋のドアに掛けられていた絵…?
原作ではどうなんでしょう???
※修正(2022/09/21)
過疎化対策に犯罪者を住まわせるっていう設定は面白いと思った。 殺人...
過疎化対策に犯罪者を住まわせるっていう設定は面白いと思った。
殺人がおきて6人のうちやったのは誰だ?っていう流れになるんだと思ったら、宮腰が犯人だって分かっちゃってるから他5人の影が薄いし見てて特に面白くない。
最後のオカルトチックな幕引きもなんだかなあ。
先入観や差別っていうテーマも含まれているのかなぁとは思うけど…
物語が上手、面白い。
不気味さが素敵。
入りがうまい。
視聴者の元囚人刑に対する偏見をうまく刺激して、ドキドキしながら見られて面白かった。
うまく復帰できる人もいるし、昨日も一昨日もそれからこれからも人殺しとしてでしか振る舞えず、復帰できなかった人もいるし。
なかなかテーマが重くて面白かった。見入ってしまった。
それにしても、ノロロ様と羊の木の皿がうまい伏線。
訳ありの移民者
この映画を見る前に、プラージュという誉田哲也のドラマを見て、前科持ちの人々がシェアハウスに住み、社会に馴染む為に日々成長するドラマを見た。
その後にこの羊の木をみたので、色んな意味でも犯罪者の味方が180度違う物語だと感じた。
前科持ち5人が田舎の過疎化地域に保護してもらいながら10年生きるという物語。
舞台が富山県だっただけあってかなり親近感がわいた(富山生まれ)
やはり、人それぞれ前科持ちの人に対する意識は違うけど、それを頑張って馴染んでもらうように気にかける主人公もまた良かった。
しかし、移民者全員がどこか不思議な空気感を持っているのもまた見所だったと思う。
最初から最後までずっと怖い
始まりは、
本気で気の触れた
踏み入れちゃいけない人たちのやばい怖さ、
終わりは、
予想だにしないひどい結末に対して
嘘でしょ?この展開で終わるの?まじ?
ネタ?を疑う意味での怖さ。
松田龍平の演技はさすが、圧巻。
トラックをバックさせるシーンは
あまりにナチュラルすぎて
異常さがすごくよく出てて息を飲んだ。
ただせっかくあれだけの俳優を使っていたのに
脚本が稚拙というか雑で
すごくもったいなかったな…
もっと深みのある作品にできたんじゃないかな…
という感想。
殺人罪になった人でも
更生できる人もいれば
全く懲りない人もいるし
そもそも罪の意識がない人もいる、
最後は天罰が下る、え?
描きたかったのはそれ…?嘘…?
無駄にバンド練習のシーンやるくらいなら
もっとそれぞれの背景や
感情の動きを描いてほしかったし、
好きな子取られた腹いせに殺人罪のこと話したり
いきなり「友達」アピールしたり
岬に付いてく錦戸くんピュアすぎて小学生かよ。
言うだけならいくらでもの物言いで
これを読んで気分害される方いたら
申し訳ないけれど、
木村文乃の演技がひどすぎる。
クールに自分の道を行く、感情はある、
これがただのお高く止まった都合よく女を使う
感じの悪い嫌な奴にしか映らない。
声の張り方や表情の変化がいつも同じで
見ててげんなりしてしまう。
違う人で見てみたかった。
序盤から怒涛のヤバい空気醸す人たちの登場、
音楽も相まって不穏感増してく展開、
どんな話になるのか期待できると思ったのに…。
ヤクザからの足抜けが容易ではないこと、
異常な性的嗜好も自然に治るものではないこと、
そのあたりも伏線だけ張って
回収されないままだったな、とか、
ほんと不完全燃焼の映画に終わってしまった。
海面に浮上したところにピンポイントでどーん。
アスミックエース/テレビ東京
吉田大八監督 原作 山上たつひこ×いがらしみきお 「羊の木」126分。原作とは人数や設定を変えてあるらしい。筋書きも異なる。
「人が肌で感じることは大概正しいです。」
深水三章さんの遺作となった。元関ジャニ∞の錦戸亮演じる市役所の中堅職員 ツキスエ君が終始淡々としていていい。ホラー仕立てになっているが、血は極力見せない。多少笑わせるところもある。
魚深市。海の神様「のろろ」がいる町。空港と港がある架空の地方都市。市長からの直轄案件で、国の過疎対策の極秘更正プロジェクトがおりてくる。課長とツキスエのみ知る。
ツキスエハジメ (錦戸亮)市役所職員。老いた父と二人暮らし。バンドではベースをやる。
アヤ (木村文乃)千葉で看護事務をやっていたがUターンで戻ってきておりスナックで働いている。ハジメのバンド仲間。
ミヤコシ (松田龍平)極秘プロジェクトの受け入れメンバー6名のうちの一人。車の運転ができ、宅配便をやる。ツキスエと親しくなる。
スギヤマ (北村一輝)仮釈放されたのが自分だけではないことを知っており、悪事に仲間を誘おうとする。
6名がついた仕事は、介護士、清掃員、クリーニング屋、床屋、運送屋 、釣り船屋だ。
メグロ (深水三章) 全国紙に載ったのろろ祭りの写真を見て、ミヤコシをさがしにやってくる。
水澤慎吾、田中泯、優香、市川実日子、中村有志、安藤玉恵、松尾諭、北見敏之
最後の文の言葉
祭りの儀式中に抜け出した杉山は殺され、見ることをタブー視されているのろろ様に「怒ってるんですかね」と話しかけた宮腰も死んでしまう。エンディングでは残りの元受刑者は町に馴染み、のろろ様も引き上げられて平和な町に戻る。
ここで疑問に浮かぶのが最後の文の言葉。月末はラーメン?と解釈して互いに真逆の方向へ進むシーン。月末や町の子たちと違い、のろろ様を不気味と評した文もまた 死んだ2人同様に深魚に異質な存在なのでは。そこから文は月末にじゃあねと言ったのではと考えられる。また町を離れて病院に戻ることを決意したのだろうか。
地方の活性化や税金の無駄の排除など、社会問題を扱った映画かと最初に思ったが、その予想の斜め上を行く最後には驚いた。そして色々腑に落ちない映画だった。
時間がもったいなかった…
それぞれが深く絡み合うことなく終わっていったので、話がつながらずあまり面白くなかったです。
役者さんのサイコパス感や受刑者の受け入れ、のろろ様という非日常的な設定は興味深いのですが全体の話としてはイマイチでした。
もう少しそれぞれのバックグラウンドが知りたい
桐島部活やめるってよの吉田大八監督。
タイトルからどうな映画か分からず視聴しました。
6人の元殺人犯が同じ街にという設定はドキドキ。
松田龍平の殺人犯の猟奇的演技も優香の老人相手の体当たり演技もすごいなと思ったが、6人の殺人犯の背景がもう少し知りたかった。市川さんはなぜ生き物死骸を埋めるのか、優香はなぜ錦戸亮演じる一の父親に惚れたのか。北村一輝は…!?
ただ、飽きずにさらっとは見れました。
原作の漫画読んでみます。
0か100かの怖さ
他の殺人犯の印象は『怖い』だが、松田龍平だけが『不気味』な印象を醸し出す。
他の殺人犯は、セックスを繰返した先に、耐え続けた先に、暴力を受け続けた先に、義理を通した先に、『過程を経て』結果として殺した・殺してしまったという結果に至っているが、宮腰一郎(松田龍平)だけ、過程は経ず『いきなり結果に至る=殺す』という【0か100】の異質さがある。完全なる別もの。
随所で月末一(錦戸亮)に「友達」と言われてきた宮腰一郎(松田龍平)は、崖に行って自分が生まれ変われるかを試したかった。家で殺さなかったのは、「友達」だからであり、崖から飛込むのは「2人でなければ意味が無い」からでもある。
宮腰は月末に「一緒に飛込もう」「大丈夫助かるのは君だ」と、決して無理には誘わない。「友達」だから。月末は必死に止め「友達だろ」と言ったあと、奇しくも宮腰の心は決まったように見えた。
宮腰には、小学生のような(友達は助け合うもの)といった純粋な思考のみがあって。(飛込んだら死ぬかもしれない)(友達はこんなことまではしない)といった思考は介在しない。【0か100】。助け合うものか、助け合わないものか、のどっちか。
しかし、崖の上で宮腰に一瞬のためらいも見られた。そこには少しだけ(月末=友達が死ぬかもしれない)と思ったからかもしれない。
しかし、逆に、そのためらいが宮腰にとって(あ…俺変われるかも)と思わせてしまい、その瞬間とっさに手をつなぎ海に飛び込んだ。
結果、のろろ様の銅像の首の落下で海に吞み込まれ、宮腰は死んだかのように見えた。
『魚深の崖で祭りの日に2人の生け贄がそこから飛び込むと、一人は助かり、もう一人は沈んだまま死体が揚がらない、という言い伝え』を実行した。1人は死に、1人は生きる。
自分が改心する術として、年月を経て人格を構築することをせず、【0か100】の極端な方法を試した。まさに「羊の木」の極端な発想そのもの。これは、宮腰一郎の物語なのかもしれない。
オチ
終始まとわりつく不穏な空気感は好みだが、内容がやや薄いように思う。元囚人を6人登場されたけど、それぞれのストーリーが弱いので、減らしてフォーカスした方が厚みが出たのではないか。
オチは好みかと思うけど、個人的にはいただけなかった。
むっず
これほどレビューに困る作品に出会ったのは久々。
面白くないとは思わないし、逆に落ち着きのあるドキュメンタリーのような作風は好みと言えば好みなんだけど、人に勧めるかと聞かれれば勧めません。
でも、何が良くないのかがあまり明確に浮かばないので「つまらない」と言い切ることもできないし。
まとまらない頭のまま書いてしまいますが、これはもう殆ど、月末と宮腰の話、と言ってしまっても良いわけですよね。
自分の町に移住してきた6人のうち、一番ヤバい奴と最も親しくなってしまったということ。
だいぶ序盤から、松田龍平こと宮腰のヤバさは際立ってましたね。
某サカキバラって、ざっくりこういうイメージあるよね感。
元殺人犯で元受刑者、という先入観がどうとか、月末の言うところの「同じ人間だし」(元殺人犯の俺が怖くないの? と宮腰に問われての台詞)という、まぁそりゃそうなんだけど……、いや、でもね。
人を先入観で見てはいけないなんて道徳の授業とかで教わったような気がしないでもない。
確かにそうかもしれない。
けど、殺人まで話がいってしまうと、そこで「人を先入観で見るとは! あなたの心は汚れてる!」なんてことを声高に主張できる人ってのは、基本的には偽善者だと私は思ってしまいます。
何故なら、通常の価値観を持っている人はまず人を殺さないから。
人間を殺すって、刑務所行って出てくれば「うんうん。罪償ったんですよね」ってもんでもないと個人的には思います。
例え相手に泣き叫びながら請われても、私は絶対殺さない。愛があろうがなかろうが、個人の人生には、基本的には誰も介入するべきじゃないと思うし、どうしても死にたいなら、申し訳ないけれど己でケリをつけてくれと言うしかない。
こっちが殺人の罪に問われるだろ、みたいな理由でもなく。生まれてきた以上、誰かに殺されることも、誰かを殺すこともあってはならない。
こんなこと長々と書かなくたって当たり前なんだけども。
脳死状態が続いている方の安楽死問題等については、その限りではないと思いますが……
つまりこのお話は、
一度殺人を犯したが、更生の道を歩む者
脳のタガが外れていて、一生救えないモンスター
同じ殺人者でも、こういう圧倒的な差があって、宮腰は後者だった、ということなのだと思います。
終盤、ギターの練習などで距離を縮めた月末にだけ一瞬「まともな人間」としての気持ちを覗かせたものの、そういう大事な存在である月末を道連れに海に身投げして、民間伝承が作り上げた怪しげな神に審判を委ねるというミラクル展開は賛否あるかと思いますが、これこそ宮腰という人物を語る上では外せない、究極自己中人間だけの発想ですもん。
何であんな無茶苦茶なことするんだよ!
俺がそうするって決めたからだよ!
という感じの、宮腰の行動理念そのもの。
作中、たとえば優香(役名失念)は「セックスのプレイの一貫として首を絞めてたら夫が死んだ(気持ちいいから首を締めてくれと日常的に頼まれていた)。殺すつもりは本当になかった」と話し、且つそのいきさつを裁判では信用してもらえなかったため刑務所行きになったと独白しているので、事実上の事故のようなもので、うっかり相手を死なせてしまった的な描き方なわけですが、相手を死なせるまで我を忘れて快楽に溺れていた事実がある以上、彼女もどこかで、未必の故意のようなものが頭によぎったことがあって、でも当たり前になっている夫婦間の異常な営みに甘んじいていたわけだから、女子刑務所で夜な夜なすすり泣く声が聞こえてきてどうのこうのと言われたところで、そういう場所に行く価値観を育ててきたのは旦那さんと自分自身であって、亡くなった旦那さんのせいだけではないですから。
二度と愛する人と離れたくないから絶対同じ罪は犯さない、というような台詞もありましたが、
それを信じるか疑うかというのはこちら側の問題ではなく、信じて欲しいという気持ちがあるならば、生涯をかけて信じてもらえる行動をし続けられるかどうか。
それはあちらの問題です。
そこまで究極の一線を越えるかどうかという判断を自分の中で下して、結果的に「殺す」或いは「それも仕方なし」という選択肢を取った経験のある人たちの存在。
それは先入観云々なんて言葉で処理できるものではなく、その時に、殺人という判断にGOを出した思考回路の持ち主なんだから、そこは信じるだの信じないだの、そういう単純なものではないと思います。
元殺人犯と共存していくために必要なことは、これは本当に超主観なのですが
「最悪、この人を信用したことで殺されたとしても本望」
と思えるかどうか、だと思います。
書いていて思いましたが、
優香と月末父の恋愛過程、
宮腰のバックボーン、
月末の戸惑い、葛藤、素顔。
このあたりをもう少し丁寧に描いてくれたら数倍良かったのではないかという気がしました。
特に優香と親父さんのあの感じ、
女子刑務所から出てきて、久々に老人相手に性欲が大爆発したようにしか見えなくて、優香の体当たり演技にはとても驚きましたし素晴らしかっただけに残念です。
ヒューマンドラマと銘打つのであれば、もっともっと人間の機微を描いて欲しかった。
長くなりすぎましたが、
以下、素敵だった点!
・北村一輝さんにハズレなし
・松田龍平は本当に上手い
・クリーニング屋のおばさんの「だったら私が肌で感じたことは何? 私、あなたに嫌な感じしたことないんだけど!」というような台詞、群を抜いて良かった
・のろろ様という存在の設定やお祭りの雰囲気、好みです。不気味で怖いけど神聖なお祭り。参加したい。
・理髪店の店主、中村有志さんが年々好きになる。いいお芝居だった……
・「もう胸もなくなっちゃったしグラビアなんかできないですよー!」と言っていた優香さん。Tシャツのシーンで「あー! 全然でかいじゃん!!」と、久々に見た優香の巨乳が何となく懐かしかったので声出してしまった(自宅鑑賞です)
・北村さんを豪快に轢き殺すシーン、静かさが逆に怖さを引き立てていた。
不気味な雰囲気
気にはなっていたけどわざわざ映画館に行く気も、レンタルする気にもならずあまり期待はせずに観ました。
一人一人の不気味さを感じ、裏では何かあると考えさせられる雰囲気だけど結果特に無く、ある意味予想を裏切られた感じに思えました。
クリーニング屋の店主とヤクザのおっさんだけにこやかにホッコリ迎えたけれど、飲んであれだけ暴れる理容師は特に感情移入せず、、優香に至っては末期の寂しがり屋のエロ未亡人で手っ取り早く手玉に取れる老人に色気で落としただけだけど「本気で好き」とか絶対裏で何かあるかと思ってしまった。
唯一「羊の木」というタイトルの鍵を握る市川実和子のキャラもイマイチ掴めず..
このタイトルは人生をやり直す人々が新しい土地で芽を咲かすという意味合いなのかな..
ノロロ様の頭が落っこちた時は「そんな馬鹿な」って5回ぐらい呟いてしまった。
海シーンのCGはもう少し頑張って欲しかったな..
総合してあまりいい感想はないけれど、初見はただただ楽しめれたし、錦戸亮&松田龍平の演技や独特な雰囲気が良かったので個人的評価3.5。。
良い緊張感がずっと続く
錦戸くんの「普通の人」感、松田龍平の「こんな犯罪者いそう」感(後半で暴走するシーンは、そんな感じではなく物凄かったけど)、あと優香の熱演。
色々とても良かった。
ストーリーも、常に緊張感があり、次に何が起こるんだろう、この人に背中向けてて大丈夫かなとスリルがある良い作品でした。
シーンとしては想定内だった終盤のシーンの展開にはビックリした…!それで4.5にしようかとも思ったけど、やっぱり満足度は高いので5。
自分の街が実はこうだったらとか、「犯罪者はまた必ず犯罪を犯す」という表現に受け取られそうで地上波での放送は難しいのかなとか、色々考えてしまう作品だった。
(個人的に、新聞に掲載されてしまった犯罪者、からの田中泯さん…の流れで、『八日目の蝉』を思い出した…)
サスペンスというわけでもなく暗い過去を持った人々の生きざまを描いた...
サスペンスというわけでもなく暗い過去を持った人々の生きざまを描いた感動ものかと思うとそうでもなく中途半端。一体何を言いたい映画なの?
最後に崖から転げ落ちた像の頭部分がなぜか港で引き上げられるのもよ0くわからん。
最後は「未来惑星ザルドス」かと(笑)
原作ほどの濃さはないが
作品としてはキャストの割に小品感が漂う。
しかし懲役を終えたとは言え、町に重犯罪を犯した人間がやってくるのは、心中穏やかではない。
町の祭りも気持ち悪い。
のろろさまとかなんだあれは。
ラストで町の過去が見えてくるが懐深いとは言え、それを知った住人はどう思うのだろう。複雑である。
全68件中、1~20件目を表示