羊の木のレビュー・感想・評価
全223件中、201~220件目を表示
人もいいし魚も美味い、、、けど。
予告を観ただけで、その設定と豪華なキャスティングに期待し過ぎてしまったのだが、前半の面白さが後半にいくに連れ一気にトーンダウン。
松田龍平は確かに良かった。
他の移住者のエピソードももう少し触れた方が良かったのか、それは時間的に間延びしてしまうのか、、、
うーん、映画は難しい。
あと、ジャニタレが出演する作品はファンの方のマナーが気になって。
エンドロール中に席を立つ、場内が暗い内にスマホ開く、そもそも電源切ってないとか。
そういう人が多いです。残念ながら。
あとひと押し欲しい そんな印象
興味を惹かれる設定で、キャストもそこそこ豪華。前半のなんとも言えない気持ち悪さがある展開にもゾクゾクした。
ただ終わってみると消化不良感が否めない。大きなオチを期待してしまうことが悪いのかもしれないが、あんなふうにヌルっと終わってしまうと「う〜ん」って感じ。
俳優陣の演技はすごくよかった。松田龍平のあのサイコ感がたまらない。木村文乃はいつ見ても綺麗です。
【ダークな緊張感がじわじわと効いてくる映画。】
ー 吉田大八独特の緊張感張り詰めるダークサスペンス。とても面白く鑑賞。ー
・松田龍平 北村一輝の演技の凄さも堪能。
・劇中のハードロックは個人的に好み。
・エンディングの”Nick Cave & The Bad Seeds”の”DEATH IS NOT THE END”が沁みた作品。
<様々な事を考えさせられる映画である。>
<2018年2月3日 劇場にて鑑賞>
誰にも感情移入ができない
ストーリー的にはもっと面白い映画になりそうなのだけど、主人公含めた7人の登場人物のバックグラウンドの描写が弱く、バックグラウンドが薄っぺらいことで、あれこれ想像できず感情移入もあまりできなかった。
ゾワゾワする
スッキリ!!といった感じでは終われないような。なんとも心にゾワゾワとしたものが残ります。出演者の方が公開前からコメントしていた通り、見る人によって感じ方が違う。という意味が分かりました。
主人公の錦戸亮さん演じる月末の目線から見ているつもりなのに、所々で元殺人犯6名の立場に立ってしまったり。自分でも見ていてコントロールが効かない部分があったように感じます。心を揺さぶられたなぁ。そんな風に思います。
スッキリしたい方や、納得したい方は満足できないと思います。私もスッキリしたい派なので、いつもだったら満足できないと思いますが、今回はもう一度見てもっと深く感じたいなと思っています。
見れば見るほど分からなくなるかもしれません。でも、いろんな視点からいろんな気持ちになれるのではないかと思います。視点が変わるごとに捉え方も変わるんだと。そこを楽しみたいなと思っています!
ぜひ、皆さん自分の視点から。自分の思うように見て見てください。きっとソワソワ、モヤモヤ、ゾワゾワします。
ずっと緊張感と不穏な空気感で疲れたけど面白かった。ちょっと最後びっ...
ずっと緊張感と不穏な空気感で疲れたけど面白かった。ちょっと最後びっくりしたけど。笑
元殺人犯、それだけで差別しちゃダメだけど、変われる人もいれば変わらない人もいる。
「怒り」とはまた違う感じで良かったです。
人を信じるか疑うか、その一言に尽きる
朝にすき焼きを食べたようにあとからじわじわと消化不良のものを消化する胃のように考えてしまう。いま隣にいる人は、いま会話している相手は、何者なのか、証明する方法はない。信じるか疑うか、その一言に尽きるとエンドロールのDeath is not the end を聴きながら気づく。この映画を一言で説明するのは難しいがあえて言葉にするなら、自分は人を信じるかどうかの根拠を一体どこに据えるのか、という問いを胸に7人の新たな人生を主人公と共に見守る映画。
人を信じるとは愛ゆえなのか、直感なのか、言葉なのか、行動なのか、時間なのか。
裏切られた時に自分はどのような行動を取るのか。
重い内容のように書いてしまったが観ている間は重いとは一切感じず、むしろさっぱりと気軽に観れる。
そこが、この映画の本当にすごいと思うところ。
長い!その理由は。
6人の殺人犯の仮出所後を描くお話。
人は更生して変われるのか、周りの人はその罪を受け入れられるのか。それを北陸の田舎町のような小さな社会で繰り広げられます。ある意味、群像劇は吉田大八監督の得意とするところかも。
しかしながら、6人がそれぞれ一部を除き絡む事がないため、描こうとすればするほどダラダラと長くなりますね。
狂言回しの錦戸くん、普通の人を演じるのはグッド。
松田龍平は安定したpsyco演技を魅せてくれます。どこか、この前の宇宙人演技を思い出しますが。
田中泯さん、中村有志さん、良かったです。
好き
序盤からまず脚本のセリフ回しが素晴らしく、月末の難しいキャラクターが錦戸くんの好演でちゃんと引き出されていた。
松田龍平のいつものエキセントリックさが最高だったし、優香の唐突な愛もワンシーンで完璧に表現されてた。
好みでいうなら好き!
クオリティも抜群です。
亮ちゃん、よかった✨
錦戸くん、普通の市の職員て設定ですがギターひいてるとこは絵になりすぎですね❗
予想のつかないラスト、心の準備ができてなくてひぃ~ってなりました。
不思議感が面白かったです。
観てよかったです❗
こわかったですが😱
残念
六人の元犯罪者達はみなさん、流石、の一言です。
ですが、自分には描き方がすべて中途半端に見えました。あえて、なんでしょうか。わかる人にはわかるってやつかもしれませんが、自分はダメでした。通路側の席なら途中で立っていたと思います。
エンドロールが終わるまでが映画です
映画化を知って原作漫画を読んだ上で観賞。
漫画と展開や役柄が違うことは知りつつも直前までは「どうして松田龍平が宮腰役なのだろう」と疑問が。今は納得がいっている一方、「宮腰くん」はどうしようもない中に希望を持たせてもらった人間なのかもしれない。
主演の錦戸亮をはじめ、どなたも自然と、或いは不自然でも魚深という町に馴染んで生きていた。
スカッと爽快になれるわけでも説教めいた教訓があるわけでもなく、作中断言されない事柄もあり観る側に委ねられている部分もあって、どういう映画だと言い切る言葉がまだ浮かばない。
漫画を先に読んでしまったので物足りない・勿体ないと思った部分もある。
けれど良い映画を観たな、と映画館からの帰路に正直に思えた。
それにしても久しぶりの映画館でしたが、エンドロール前に出て行かれる方が多くて驚きました。主題歌「Death is Not the End」を聴きながらラストカットの余韻を感じて欲しい。
後半失速…
前半までは、緊張感あって何かが起きそうな不安と期待がありましたが、後半、特にラストは完全に失速してしまいました〜
同じ日に「スリー・ビルボード」(大傑作‼︎)を観たのも印象をより悪くしたかも。
良かった
一言で感想を述べるのは難しい。見終わったあとの余韻がすごい。ゆっくり始まる序盤、このまま物語はどうなるのと思ってたら途中から一気に加速して加速する物語。そこからはクライマックスまでドキドキしながら手を握りしめて見ていた。主演の錦戸さん演ずる月末の真面目に優しく普通に生きる人の強さ(弱さもあるのだけど)が印象的。信じるということ、生きるということ、救いということ、いろいろ考えさせられる。また見たい。
バランスを欠いた展開。
元殺人犯の六人のうち、優香、市川実日子らの存在感が希薄で、松田龍平の描写に重きが置かれていました。どんな映画でも登場人物の描き方に濃淡が出てしまうのは仕方のないことですが、この映画はちょっと極端ですね。「殺人犯」という重い十字架を背負った人間の背後にはそれぞれの一言では云い尽くせない重たいドラマが潜んでいる筈なのです。それから、もっと、六人の横の繫がり細かく描いていれば、映画としての強度も増したであろうに、とも思いました。せっかく、いい役者を揃え、いい原作に基づいているので、もう少し脚本をなんとかして欲しかったですね。
面白くは鑑賞できましたが、同時になんだか勿体ない作品だな、とも感じました。
全223件中、201~220件目を表示