メッセージのレビュー・感想・評価
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The most surprised thing is meeting you. 空に浮かぶ「ばかうけ」
なんでだろう?なんとも美しい映画でした。特に刺激的な場面があった訳でもないのですが、静かな美しいSF作品といった印象です。いやー、面白かった。
宇宙人の描く文字とかホント良く考えられてます。あの円で1つの文章になってるとか良く思い付くなぁ。作った人の創造力すげぇわ。「言語が人の考え方を決定する」って事はあると思います。流石に未来を見通す能力は無理でも違う言葉を知ると物事の視点って大きく変わるもんですしね。
ルイーズは最終的に未来を見通せるようになるのですが、人生のこれからの人生が全部分かっててもイアンと結ばれて娘を作るって選択ができるのがスゴいです。劇中のセリフから想像するに、きっと将来的に離婚になった原因は娘が若くして亡くなる事をイアンに話してしまったからと思われます。未来が見える重圧に耐えられなかったから。離婚になる未来が分かってても耐えられなくなった瞬間があったのでしょう。うーん、考えれば考える程重いわ。
今作はエイミー・アダムスが出ずっぱりです。流石に「魔法にかけられて」の頃に比べると歳とった感がありますが、まだまだ美しいです。ジェレミー・レナーはアクションのイメージが強く学者役はどうかなって思っていたのですが、ほぼほぼルイーズのアシスタント・ポジションだったので逆にジェレミー・レナーっぽくて良かったです。
しかし、ロシアが中国を追随する位置づけになってるのは世界のパワーバランスが変わってしまった事を如実に表していますね。最後の亡くなった奥さんの言葉がなんだったか気になる所です。
時間が題材に組み込まれているので話が多少ややこしい感はありましたが、色々と考えさせられる面白SFでした。見終わった後に色々と考えてしまうSFは良いSF映画なのでしょう。評価が分かれるのも理解できますが、アクションなくても平気な方にはお薦めです。
さて、途中の会話にあったカンガルーの名前の由来、あの話オーストラリアに行った事がある人なら誰でも知ってるぐらいな有名な話なのですが・・・都市伝説って本当なの!?
Louise sees future=No future
Louise sees future=no future, no future, no future for you for me for us・・・
傑作だけど、映画『○○○○○○』や『○』で既視感ありありなので、ややウケ。
この類のSF作品は、謎の上帝やwiseな人orAIが現れ、
人類に契約を迫ったり、接触を試みてくる。
そして宇宙とは神とはこういうことなんじゃね?
的な展開を迎える。
できるだけ主人公のキャラ、パーソナリティ、エピソードは排除される。
なぜなら100分程度の短時間で世界観を語るのにはそんな事は不要だからだ。
ところが!
本作は、主人公の娘のエピソード!不治の病!あろうことか亡くなる!旦那は受け入れられない!別れる!・・・・
本作のメインメッセージはメインプロットはこれ!
受けいられない未来を自ら選択して乗り越える!
それこそが宇宙、神!
昭和のひとは、HANNAH ハンナをハンナ・アーレントと解読し、
平成のひとは、早すぎた人工知能チップ、ANNAと解読するのだろうか・・・
「装甲騎兵ボトムズ」も改めて再見したくなった。
原題
静かにしかし饒舌な語り口で見応え充分。幾重にも重ねられるパラドクスに混乱する人もいるかもしれません。鑑賞後に原題の意味と物語を併せて想いを巡らせ
ました。3000年後に備えます。peace!
あのSF仕立ては必要だったのでしょうか?
厳しめに星4、というのもやはり難しい映画
観終わった後に激しい頭痛に見舞われます。なぜなら頭をフル回転させるからです。語学研究であり、主人公の中の時系列がごちゃ混ぜであるからです。ですが、音響はとても良く繰り返される音楽もどこか心落ち着くものでした。
やはりこの映画の大事なところは人生における愛です。悲劇が訪れることを知っていて、それでも子を作る主人公。なぜなら子を作ることで訪れる幸せがあって、その幸せは例え子が亡くなっても記憶として、想い出として心に生き続けるから。
町山智浩さんの解説を聴いてなかったらここまでこの映画を味わうことが出来ませんでした。ので、観終わった方はYouTubeなどにある解説動画を聴くとまた新たな見解があるかもしれません。
眠くなる映画
あまりにご都合主義
人間は頭の中で考えるとき、言葉で考えます。そのため違う言語を学びその言葉で考えると、思考パターンや内容もその言語の影響を受けてしまうというようなことがまず語られます。そこはその通りなのかなと思います。
が、だからといって、未来を見通せる宇宙人の言葉がわかったら自分まで未来を見通せるようになるという設定はあまりにひどい!そしてそれがこの話の最も重要な部分なのだから、ただしらけるばかり。
その後も、主人公は未来のことが全部わかってるんで、危機になっても、未来に教えられた情報を使ってそれを乗り越えるんだけど、そんな設定だったら、そもそも乗り越えられることも含めて全部わかってるはずなんで、焦ることも悩むこともないはずだし、もっといえば最初から危機に巻き込まれることもないだろ!と突っ込みたくなります。
宇宙人からもらう最強の武器が言葉だってことで、この映画は、昨今のきな臭い国際情勢への「一番大事なのは話し合うこと」というメッセージだっていう評論家の批評とか見ても、ちょっと???です。
異星人ネタかと思ったら実は…
俺の頭が悪い?
なんだかキツネにつままれたような感じです。
人はいつか必ず死んだり別れたりするって、誰もがわかってて今を生きていると思うんですが、そういうこととは違うんでしょうか。
改めて柿の種に教わることでもないような気が…。
設定が無理過ぎて
駄作、設定がオカシイでしょ
ファーストコンタクト系の映画ですが、また駄作ができました。
いろいろ有りますが・・全部突っ込んでもアレですし・・
とりあえず・・
地球へ来れる地球外知的生命体は、我々よりとても進んでます。
コミュニケーションの手段は秘かに確立してから姿見せるはず。
会話に困る平和的来訪はありえない。でなきゃ駆逐前提の侵略開始だよ。
しかも時間を超越の文明?でも我が子の未来は若死にと決定?
何のアクションも無いのに、核攻撃に走る地球人の描写も臭い。
イカ・タコ系の外見も抱腹絶倒・・ 映画館で転げ回りそうだった。
新作ブレードランナーの出来が心配になった・・
まあ、この映画の場合は原作の問題だからアレでしょうが。
賞レースもノミネートばかりなのは妥当でしょう
知的好奇心くすぐり
インテリ女性好きとしてお気に入りの作品になった。
殻 が現れたときの描写が良かった。アメコミ映画で世界への脅威となる敵が出てくるが、スースクの話、その地球規模の恐ろしさが伝わらないことがよくあるが、これは違った。
あと、教壇側から見るとMacBookのライトがうざいんだなと気づいた。
おそらく、日常への衝撃から世界への衝撃という見せる順序と丁寧さが良かった。これにより、世界の各地で、日常が非日常へ犯されたことが想像できたのだろう。
この作品、中国とロシアの人はどう観るのかね。中国はラストに見せ場あったけど。アメリカの攻撃はせこい。日本はなぜか北海道に現れてるみたいだけど、特に目立たず。
何と言っても、冒頭から見せられてた少女が過去だという思い込みに気付かされたときはニヤついた。ルイーズは未来を知りながらまともな生活を送れると思えないけど。
言語学面白そうだなと思った。科学と対等に扱われててカッコよかった。カンガルーの話とか言語とものの見方の話とかイケてた。世界に日本語知ってほしいし、いろんな言語知りたくなった。
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