メッセージのレビュー・感想・評価
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苦手。
この手の静かな映画は苦手です。長く感じました。ネットの解説読んでたらこんな深いんだとそこで初めて面白く思いました。
ツッコミどころもあります。シャン将軍の鶴の一声で中国の軍隊はどうにかなるものなのでしょうか?それにルイーズがシャンに言った言葉も教えてくれないし。
難しい内容ですが....
難しい内容でしたが、今まで観たエイリアンものの中でこんなに美しい内容は初めてでした。映像が素晴らしいというのもあるのですが。
中盤から後半はグイグイ引き込まれてしまいました。
最後はあーそうなんだ!って感じがいい。
ストーリーはいつもの結果だった。 あんまり新鮮感はなかった。 なぜ...
ストーリーはいつもの結果だった。
あんまり新鮮感はなかった。
なぜ中国人役が助けたか、気になる。
中国のスポンサーあったのかなw
ただのSFじゃない
のっけから引き込まれた。で後半盛りさがっていく映画も多いが、さらにぐいぐい引き込まれる。つっこみどころも無いわけじゃないが、SFにしては奇跡的に少ないと言っていい水準で、どっぷり非日常の世界へと誘われてしまった。女の子が愛くるしいのがもう切なくて。音楽もすばらしかった。
表意文字、墨汁、書道...どこか東洋的な異邦人でもあった。
言語学者と数学者が異星人の意図を得ようとする
ルイーズが異星人との交信を始めてから時折見ていた夢の事は初めてよく分からなかったが後に異星人の時間という概念の内容の意味を知り納得がいった
そしてまたイアンもルイーズに「夢を見るか?」と聞いていたのでルイーズと同時期に未来が見えるようになっていたのでは
異星人の言語が現代の人間の書く文字では到底表せない文字だったことが良かった
彼らが宇宙船の中に入った時異星人との間に壁が出来ていたのは爆破されることを異星人は知っていたからルイーズとイアンを守るために張っていた
彼らと同じ感覚で『時』を理解できるようになる
映画「メッセージ」(ドゥニ・ビルヌーブ監督)から。
言語学者が、異星人とのコンタクトを「言葉」で繋がろうとする物語。
そこには、言語学者らしい「言葉」に対する定義が溢れていた。
「当時は、言語は芸術とみなされていた」
「言語は文明の基盤だ、人々を結び、対立時には最初の武器となる」
「話すとおりに書くだけの人間の言語は、無駄だと思われているかも」
「ある論文を読んでみた、外国語を学ぶと考え方が変わるって」
「サピア=ウォールの仮説ね。つまり「思考は話す言語で形成される」
「これは贈り物よ、『武器』は『言語』よ。言葉が教えてくれたの」
「言葉がわかって何になる?」
「彼らと同じ感覚で『時』を理解できるようになる、未来が見えるのよ」
「言葉の力」に、興味関心が強い私にとって、メモが輝いていた。
日本語以外の言葉に対しては、他の国の言語も、異星人の言語も、
私にとっては、あまり変わらない気がする。
感情の起伏を、どんな単語を使って、どうやって表現するのか、
そんなことが気になって仕方がない。
言葉に含まれている、ちょっとしたニュアンスを感じとれないと、
大きな誤解を生むことになるから。
異国の人や異星人と、同じ感覚になれるかどうか、
言葉の持つ力って、そんな事ではないだろうか?
未来予知が出来る地球外生命体が飛来。3000年後に地球人の手助け...
未来予知が出来る地球外生命体が飛来。3000年後に地球人の手助けが必要になる事を予知した彼らは人類に時間の読み方を教えに来たらしい。しかし言語が上手く伝わらず中国に宣戦布告される。言語学者が予知能力を証明し武装解除。人類は時間を読む力を得る事になった。というお話。
霧の中を彷徨うような不思議な感覚と、未知への底知れぬ興味
目を細めてもその先は見えないような霧の中、身体中のすべての感覚を研ぎ澄ませてそこにあるはずの「何か」を掴むような、そんな映画でした。過去は未来に、未来は過去になり、確実なのはそのふたつが交わる現在という不安定な基盤だけ。ゾクゾクが止まりませんでした。本当に本当に、素晴らしい映画でした。この映画に惹かれる理由は、まさに「未知の知覚」だと思います。原作も購入して、読み込むとさらに面白いのではないでしょうか。ああ、この映画に出会えて僕も何かを掴んだ気がします。こんな気持ち初めてです。ぜひ、1度観てみることをオススメします。この映画は、あなたの人生の物語です。
静かだけど眠気は全くこない
視聴:1回目
推薦:知的好奇心旺盛な人
感想:SFの中でも全てを理解しなくてもいいのかなと思えた映画でした。みなさんが言っている通り私も一回見ただけでは全てを理解したとは言えません。インターステラーのときもそうでしたが、このわからない感が残ってるほうが私の満足感が高いときがあります。今回もそうでした。一人でじっくり見る映画ですね。カップルで途中で話ししてしまうような映画ではないです。
硬派で理知的なミステリーサスペンス接近遭遇
ファーストコンタクトもののエポックメイキングなものといえば、未知との遭遇とかがあるが、本作はこれらのリストに並んでもおかしくない。
難解なところがあるけど、世界観がガッチリしていて歯ごたえがある。歯ごたえがありすぎてアゴが疲れるくらいに。
エイリアンの恐怖に謎解き要素を合わせていて、良質のミステリーサスペンスの趣がある。
時間の概念を循環させることで、後悔や郷愁といった過去志向のフィーリングと、世界や人生の今後をこうするんだという未来志向の意思を併存させるという離れ業もやってのけたのはお見事というしかない。
抑制的で、理知的すぎて、もうちょっと情動的でもいいんじゃないかとも思うけど、エモーショナルにするとこのモチーフだと破綻するかもしれない。
観る方も頭を使わないといけないからちょっと疲れるが、こういう妥協を受け付けない映画は貴重だし、難解さに堂々と挑んだ監督に敬意を表したい。
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