劇場公開日 2017年1月21日

  • 予告編を見る

「映画としては良くできていた。」沈黙 サイレンス だいさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0映画としては良くできていた。

2017年1月22日
iPhoneアプリから投稿

江戸時代キリシタン弾圧を描いた映画です。とにかく描写がリアルだった。処刑のシーンは目を覆いたくなるほどに。実際日本で宗教が違うだけでこのようなことが行われていたと思うとゾッとしました。スコセッシから見た日本はこうなのか?日本人とは?と思わされた。
3時間という長い時間だが、あまり長くは感じなかった。サイレンスというテーマも守れています。このサイレンスは重くて残酷。結末も良くできていると思います。
映画としては良くできており、見る価値は十分にあると思うが、当時の日本人はこんなに英語ができたのだろうか?ハリウッド映画で日本が舞台になるとどうしてもこのようなツッコミが生まれてしまうのが欠点。不自然に感じます。窪塚とか井上様はもうちょっと片言でいいような気がします。
テーマがマニアックなので一般受けはしないが、観て損はない映画だと思う。

だい