沈黙 サイレンスのレビュー・感想・評価

沈黙 サイレンス

劇場公開日 2017年1月21日
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日本人社会の本質をあぶり出すスコセッシ監督の手腕

序盤、アンドリュー・ガーフィールドの「キチジロー!」とたどたどしく呼ぶ台詞が、シリアスな状況にもかかわらず微笑ましい。とまあ、そんな些細なことはさておき。

もちろん宗教と信仰が大きなテーマとしてあるわけだが、過去から現在まで不気味なまでに変わらない日本人特有の社会、支配と服従の構造と手法、個人が集団に属したときの暴力性と残虐性といったものが、外国人監督の客観性によって的確に――的確すぎて日本人観客には痛いほどに――描き出されている。その意味で、クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」に通じる作品でもある。

日本人キャストも、とてもいい。イッセー尾形の役作り、窪塚洋介のしたたかな弱者っぷり、塚本晋也の凄絶な死にざま。彼らの熱演の前にややかすみがちだが、浅野忠信のつかみどころのなさ、厳しさと親しさを自在に使い分けて宣教師に棄教を迫る複雑なキャラクターも、確実に効いている。

AuVis
AuVisさん / 2017年1月19日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 怖い 知的
  • 鑑賞方法:試写会
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潜伏キリシタン・・

原作はカトリックに改宗した遠藤周作の50年以上前の小説。踏み絵を踏んだ潜伏キリシタンのキチジローが悩み苦しむと云うもの。映画では弾圧する武士がリアルに・・2017年の作品。

亮一君
亮一君さん / 2018年8月4日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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神を信じる人の心情や日本人独特の宗教観が丁寧に描かれていて演技もみ... ネタバレ

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神を信じる人の心情や日本人独特の宗教観が丁寧に描かれていて演技もみんな素晴らしかった ただ、アダムドライバーが死ぬシーンはなんかあっけなく感じた

コーヒー
コーヒーさん / 2018年6月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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体調いいとき観たほうがいい

答えてくれない神とストイックに向き合う描写、「最後の誘惑」にも通じますね。スコセッシ監督にとって重要なテーマなのでしょう、答えない神との対峙は。

最近、広い意味での歴史ものにちょっとハマっててうっかり観てしまったが、重い、暗い、長い。よくもわるくもとてもしんどい映画。(ちなみに一昨日「幕末高校生」を観てしまったのでギャップが...)
グロさ、痛ましさも下手な戦争映画よりよほど強烈、なので要注意。いや、この映画の過激描写が別段飛びぬけているというわけではない。戦争による死と弾圧による死に軽重があるわけでもない。戦争のように物理的に排除するためだけに殺すのではなく、見せしめとして苦痛を与えるために殺すから強烈なのだ。そしてある意味、神が主役なわけだか、まったく救いがないという皮肉。そして史実という現実...ヘビーだ。

正直いって、信仰心のない自分には殉教者の心情が理解し難くもあり、そういう意味でもストレスがかかる映画。
ひさびさに、観るの本気で途中でやめたくなった。
ひとつ指摘しておきたいのは、たしかにすごく残酷なことが我が国におけるキリスト教の迫害では繰り広げられたわけだが、こういった残酷なことが洋の東西で現在でも起こり、とりわけ中世以前ともなれば珍しくはなかったであろう、ということ。この映画は敢えてリアルに表現しているだけで、通常はここまで生々しいシーンはスルー、またはぼやかしているだけにすぎない。別に日本特有ではない。恐ろしいことだが人類が残虐性を内包しているのは確かということだ。

肉ネ~ム
肉ネ~ムさん / 2018年5月2日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:TV地上波
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ーーーー10

窪塚洋介が誰よりも役に入ってたと思う

LandBLUE
LandBLUEさん / 2018年4月24日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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宗教観

この映画があるのは知ってましたが、あまり興味を持っていなかったのですが、知り合いに強く勧められて観ました。

非常に丁寧に作られている映画でした。
キリシタンや宣教師に対する戦国末期から江戸時代における迫害とはこういうものだ!という視点と、神や信仰とは何かということを突きつけてくる内容です。

私個人的には前者に関しては良く知っていたので特に驚きや新規点は見出せず若干退屈でした。宗教観に関しても、非常にやはり西洋的な観点からの東洋観(特に日本でしょうか)であり、スコセッシを持ってしても難しいのかなと思いました。

しかし、非常にリアルな映画です。リアル過ぎて逃げることはできません。そこに3点を付けました。

こうへい
こうへいさん / 2018年4月24日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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当然だが重い…

アダム・ドライバー出演なので観た作品。
題材が題材なので哀しいし重い……。

戦争映画と同様、もう2度と同じ過ちを犯さないためにも日本人として観ておいて損はないと思うが、楽しめる映画ではない。

映画に付き物の音楽がほとんどないのが、この映画の内容に合ってて納得。

井上筑後守(井上政重)がキャラ的にも役者的(イッセー尾形)にもいい味だしてたと思う。

Ren
Renさん / 2018年4月18日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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すごいわこの映画

この映画、制作背景を知って解釈が全く変わってしまった不思議な映画。

日本酒には味の濃い料理は合わない。赤ワインには肉料理。酒には飲み方がある。
同様に、映画にも見方がある。
ロッキーはボクシングシーンがあるけれどボクシングの映画じゃない。

以下の解説を聴くて、沈黙の解釈は180度変わった。
映画っていうのは見方とかその人の思想によって様々な解釈が生まれるから面白い。
https://tomomachi.stores.jp/items/5893158f41f8e8dafe001b99

僕は自分の解釈を他人に押し付けるくせがあるので、気をつけないといけない。

t
tさん / 2018年3月24日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:-
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いやー良い映画だわ

文句無し。素晴らしい。

@Jankichi@
@Jankichi@さん / 2018年3月17日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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キリスト、仏教、、

宗教の考え方、信仰心の在り方に対して漠然と問題提起した作品。なのかなと個人的に感じた。
仏教における自分の中にある仏の心を信じる価値観と、キリスト教における神という存在を信じる価値観の違いは生涯相入れることのない異なる考え方であって、その信仰を変えさせることは、命をかけるほどのことなんだと、一応仏教徒の自分からしたら共感できるところや考えさせられるシーンが多くありました。

ヨシコ
ヨシコさん / 2018年3月8日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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深い作品

いろんな意味でとても考えさせるいい作品です。残酷なシーンもあり、そこに沈黙、サウンのない演出でリアル、残酷さが強調される。宗教の持つ意味、劇中にキリスト教に改宗して仏教でも心の安らぎを得たと言ったけど、結局宗教とは信じることにより自分自身の精神を浄化させることである。キリスト教とブッダが人間かを考えるのは無駄なことだ。

素子
素子さん / 2018年2月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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濃厚な作品

音楽が無い。という前評判で興味があり見ました。
劇中本当に音楽は一切ありませんでした。
そして本当に素晴らしい!
残酷な作品なのに景色の見せ方がとても美しく、神の沈黙に相応しい。海の音、風の音、ありとあらゆる音が逆に、沈黙を際だたせているように感じました。
マーティン・スコセッシ監督の他の作品も見てみようと思います。見て損はない作品です。おススメします。

mizupoyo
mizupoyoさん / 2018年2月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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「沈黙」

アメリカ人はこれをどういう目線で観るんだろう。大名とか、仏教の埋葬法とか、拷問の仕方とか。日本人の今も続く宗教観や集団意識みたいなものが外国の監督によって丁寧に客観的に描かれているように感じた。
あと、ヒグラシの鳴き声は蝉がいない国には季節感が伝わらないんじゃないかと思ったけど、日本人からするといかにも「日本の夏」を表すもので非常によかった。

そして日本人のキャストがよかった。何の違和感もなく自然に見れた。…ということは非常に演技力があるということ。事務所ゴリ押しの臭い演技の俳優が使われていなくて本当によかった。ホッ。

るん
るんさん / 2018年1月29日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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弱くてもいい。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

信じる人が救われればそれでいいんだと思う。それにしても、人の宗教を弾圧するという恐ろしいことが、あの時代には行われていたというのに、驚いた。踏絵は学校では習っていたが、踏めないという人がいて、殺されていたという事実。

ひどいだけでは語れない。当時は、本当に脅威を感じていたんだろう。そして、殺されていく人たちも、神を裏切らないということで、死後の幸せを得たのかもしれない。

そして、奉行も、殺したくて、殺しているわけではない。

パードレ二人も、結局、心の中までの改宗はされなかった。信じ続けていた。これを、日本の監督ではなく、マーティンスコッセッシが撮影している。すごい。すごいの一言。

ただ、エンタメではない。これは、作品である。いい映画でした。

Kentaro
Kentaroさん / 2018年1月8日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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解釈と変革の映画館。

2017年最高傑作。間違いなく。神を裏切るところで、神と出会い、信仰を捨てることで、過去と未来を同時に救う。解釈と変革の映画。信じているけれど、信じていない状態の虚空。誰の声が聞こえているのか。ゾッとするくらい静かな場所で。

ESSAI
ESSAIさん / 2017年12月31日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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秀逸なタイトル

俳優たちの演技が皆素晴らしい。
ジサマと塚本晋也の熱演にのっけから心をぶち抜かれた。

映像も音もスタイリッシュで美しい。
自然も、それぞれのシーンも
五島の人々の夜のミサのシーンは厳かで本当に美しかった。

ベースとなる物語もスキャンダラスで重厚。

信仰とは、宗教とは、人とは、人生で大事なものとは、強く問いかけられる作品。

良い作品である理由しかなかったです。

sannemusa
sannemusaさん / 2017年12月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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信念を貫く

キリスト教を排除するためには、単純に弾圧すればよいということでは
ないと理解できました。
キリスト教を弾圧するだけで、排除できるなら、キリスト教は世界最大の
宗教にはならないでしょう。
キリスト教を排除するためには、宣教師に棄教させえることだと思いました。

キリスト教に支配されなかったから、宗教に支配さえれていないから、
現在の平和な日本があるのだと思いました。

江戸時代でも、現在でも、日本でも、米国でもイエスを全てと信仰をされては、
政治はできない。
政治体制を顧みずに自らの信念に基ずいて生きることは、江戸時代でも
現在でも、日本でも、米国でもできない。
命を懸けるだけの信念を持って生きている人間が、江戸時代でも、現在でも、
日本でも、米国でもいるのかと思う。

信念を待たずに生きるのは、数を増やすだけの動物と何が違うのでしょうか?
人として生まれてきた意味はどこにあるのでしょうか?
私は、自分の信念の基に眠る人でありたいと思う。

ノリック007
ノリック007さん / 2017年12月8日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  悲しい 知的 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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2017年度ベストムービー!

非常に重厚な物語。常に神は黙して語らず…自分の心の声に従うしかない…正しいとか正しくないではない。自分の信念を貫く時、人はそれに心揺さぶられるのだろう…。

stoneage
stoneageさん / 2017年11月28日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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神は、心は助けるが、命は助けない

“沈黙”なのにスティーブンセガールが出ていない(代わりに、リーアムニーソンが出てます)。

って、ふざけた感想を書くような内容ではない。

かなりの重量級で深く、そして出口の無い迷路のような作品。日本人だからこそ、両方の角度からの視点を持つことができるので、この迷宮がどれだけ複雑で根が深いかがわかる。そして、困惑する。

ただ観てて思ったのは、日本人にしろ、イエスズ会にしろ、宗教の真髄が見えていなかったのかな?という事。

神は、心は助けるが、命は助けない。

心が救われることで、命が救われるケースが多いのだとは思うが、それを絶対としている事に矛盾が生じ、悲しみが生まれてしまう。
そんな事を、我々に示す必要があるのか?
ああ、なんと無慈悲な作品なんだろと思う。

サケビオース
サケビオースさん / 2017年11月24日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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長年の夢

マーティンスコセッシが長年温めていた待望の映画化。1600年代の日本、キリスト教を布教しにきた神父の話。
まずは160分と時間が長い!当然話の内容も全体的に暗い。劇場鑑賞だと辛さが残るだけだったかも。ただ日本人としてこういった出来事があったということを知っておくべきだろう
劇中に流れる蝉の音が余韻として残っている

しゅんすけ13
しゅんすけ13さん / 2017年11月18日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  悲しい 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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