kapiw(カピウ)とapappo(アパッポ) アイヌの姉妹の物語
劇場公開日:2016年11月19日
解説
北海道阿寒湖コタン生まれのアイヌ民族の姉妹がライブデビューするまでを追ったドキュメンタリー。故郷の北海道を離れ、東京でアイヌの歌や踊りを披露する日々を送る姉の絵美。妹の富貴子は故郷の阿寒湖コタンで家族とともにアイヌ料理店を営み、観光船でアイヌの歌を披露している。東日本大震災後、子どもたちの夏休みを利用し、東京に夫を残して子どもとともに阿寒湖へ戻ってきた姉。再会を喜ぶ姉妹だったが、そこでは姉妹では初となるデュオライブの企画が立ちあがっていた。突然のライブの話に戸惑や気後れを隠せない姉妹は、時に喧嘩もし、反目しながらも初のライブ本番に向けて支え合っていく。タイトルの「Kapiw & Apappo」(カピウとアパッポ)は姉妹によって結成されたアイヌ伝統歌のユニット名。監督は大林宣彦作品などで助監督を務め、本作が初の長編ドキュメンタリー作品となる佐藤隆之。
2016年製作/112分/日本
配給:オリオフィルムズ
劇場公開日:2016年11月19日