アスク・ミー・エニシング 彼女の告白
2014年製作/98分/アメリカ
原題または英題:Ask Me Anything
スタッフ・キャスト
- 監督
- アリソン・バーネット
- 製作
- ローレン・アビノーム
- ニコラス・エミリアーニ
- ローレン・ホガース
- 製作総指揮
- アリソン・バーネット
- 原作
- アリソン・バーネット
- 脚本
- アリソン・バーネット
- 撮影
- パトリス・ルシアン・コシェット
- 美術
- クリスタン・アンドリューズ
- 衣装
- モナ・メイ
- 編集
- アダム・リクテンスタイン
- 音楽
- ジョン・エアリック
2014年製作/98分/アメリカ
原題または英題:Ask Me Anything
彼女は自分のことを大切にしない。それには、心の傷が隠れていて理由がある。
ブログによって、全てが真実ではないにしても、彼女を知ることができる。普通は、人の心の中がわからない。まだブログがあったから、彼女を知ることができた。
彼女は悪人ではない。傷つけているのは自分だ。自分を大切にすることが何なのかわかっていない。
性に奔放だが、少なくとも好きな相手としている。
会う男たちはみんな彼女を見ていない。他人から見ればわかる体だけが目的だ。自分勝手で対等ではない。この中の誰かが殺したとしても驚かない。自分の生活のために…。
最後に母親が言ってた、傷つけるのは
「誰でも」という言葉。
ネットで言葉で平気で傷つける人がたくさんいたんだろう。
登場人物は、関係のあった男たちだけではなく、ブログに来ていた訪問者もまた登場人物。
彼女は恋する相手を理性で選ばない。
男も理性で止めようとは思わない。
彼女には問題があるように描かれてて、それが理由だろうけど、男たちはどこも病んでなくてもこの行動か。
年齢差がある人が多いけど、どちらが幼稚なのか。
中絶は非難してはいけないと思う。
産んで欲しいと母体以外の他人が言うならサポート前提だ。
非難する奴らは中絶を止めたら満足か。無責任な他人が無責任に口を出す。
子ができるもっと前に口を出して変えてほしい。その時ならまだ誰にも責任はないから。
妊娠後は二人に責任がある。責められるのは一人の世の中。
10年前の映画だから仕方ないが、現在はこの結末では駄目なはずだ。
一番の問題点は、性行為に対する男性の意識が著しく欠如していて、物語として描く場合、性行為に至る男性としての決意が全く無い。この類の男を受け入れて、自分の人生を大きく変えてしまう結末はありえないと思う。登場する男性は全て下心丸出しで、今の女性なら見抜けない訳がない。最後の、爺さんも同類である。というか、一番の確信犯だと私は判断した。
さて、
避妊薬は決して問題のある薬ではないが、自己の快楽のみに使うべきではない。やはり、避妊は男性側が率先してやるべき措置だと 私は考える。 そして 妊娠に付いては、自己の判断に委ねるべきだが、自己の判断がおぼつかない場合は、やはり、正式なカウンセラーに相談すべきだ。勿論、子供を育てて、社会的に生き残れる自信があればの話だ。
今の現実社会では、大変に難しいと思うが。
そして、こう言った行為を行っても、自分の生活を維持できる男性社会を変革すべきだと 私は思っている。