22年目の告白 私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価
全139件中、101~120件目を表示
後半の展開に今ひとつを感じるのは僕だけ?
前半から中盤に掛けて、事件当時のザラついた映像や、ちょっとずつ解き明かされる展開、とても良い感じだったのに〜
物足りないと感じるのは、真犯人の狂気が全然感じられないこと。
自分と同じ境遇を作り出して観察するとか言ってたけど、そんな事をしている風でもないし、最後に気が狂ったみたいになってるけど、取って付けた感あり。
最後のどんでん返しの為には、最後まで狂人である事を言えないのはわかるが、登場人物が少ないので、解っちゃうのね。
途中まで良かっただけに残念
エンターテイメントとして
尺の問題かな。真犯人を明かした後半の展開に強引さを感じてしまった。ネタの証し方は映画サンブンノイチを思い出した。アレも主演は藤原さん。
これ感情移入しそうで仕切れないのは、実年齢10前後離れた藤原さんの配役に、右腕を刺された伊藤さん数日後鉄格子の扉を普通に右手で開けてたり。途中ネタ明かし前に真犯人わかるし、エンターテイメントとして楽しむには適したストーリーだけど、事前告知は煽り過ぎる感があるしミステリーとしては楽しむことは難しい。
真実
藤原竜也と伊藤英明がダブル主演という事でタイトルにとても興味が惹かれて観てきました。
藤原くんの独特の雰囲気がいいですね。
怪しさ、殺人者の雰囲気が似合ってると思いました。
曾根崎が有名になりある種、神格化されている姿は藤原くんという事も相まって「デスノート」のキラの様に見えました。
正直に言うと、最初から藤原くんが犯人という事に若干違和感がありました。
作中で特に年齢は出てきてなかったと思いますが藤原くんは確か35歳。
となると22年前は13歳です。
一人、二人ならわかります。
でも、必ず二人組を相手にし、五人も人を殺し、中にはヤクザもいる、そして警察が見つけられない。
ちょっと13歳の少年が大の大人を相手に無理がありはしないかという所です。
それでも体の傷や、その立ち振る舞いが、やっぱり犯人なのかなと思わせてくれる。
話の構成や、藤原くんのそして拓巳の演技が見事だったという事だと思います。
最後まで観ると、見方がかわりますが曾根崎を憎みながらも、その命を守らなければいけない牧村の姿に辛いんだろうなって見てました。
少しだけ、その気持ち返してよって思いましたけど(笑)
時効が成立し、屋上で怒る拓巳。
野村くんのあんなに怒る姿は見たことなかったのでその芝居が新鮮に見えました。
TV局で妹が死ぬ姿に、牧村が涙していましたが一番あそこで泣きたかったのは拓巳でしょう。
まだ自分の正体を明かせない状態で、自分が犯人だと言っているのだから泣く事なんてできない。
精一杯の行動が真犯人と名乗る男をペンで刺す。
建前としては自分以外の犯人を名乗る男への怒り。
でも、そのペンには真犯人への恨みが込められていたと思います。
二転三転するシナリオ構成は面白く、次がどうなるのかとワクワクしながら観ることができました。
最近、観た邦画の中では断トツで私に刺さりましたね。
自分が体験したトラウマを人にしてしまう。
それを話す拓巳の姿に彼もまた同じ道を歩まないかと心配になりました。
これからは穏やかに健やかに自分の人生を生きて欲しいですね。
最後に驚かされました
ずっと犯人だと思っていた人物がそうでなかった瞬間から、この映画の醍醐味がはじまります。その時に初めてこの事件の真相もわかることになります。途中まで少し間延びしてしまいますが、犯人が違うことがわかってから、一気にストーリーが展開しますから、それまでじっくり見て下さい。
エンタテイメントしてました!
■好きなところ
SNSなど盛り込んだ、「今」の演出か自然だった。動画の投稿を絡めるのも良かった。
現実に名乗り出たとして、殺人犯をそんなにもてはやしません。でも、それでいい。仮にそんな盛り上がっちゃったりしたらどうなるか。そこをこの映画は描いている。
仲村トオルの演技。何だかいちばん美味しいとこ、持っていくよね。とはいえなかなかの演技。違和感ない。
■嫌いなところ
ラストあたりの密着カメラマン達が、だらしなく逃げるシーンは現実味がない。そうならざるを得ない、話の流れや演出が必要。
トリック的な所はすごいよかったが、それに対応して伊藤英明や、藤原竜也の復習への信念が、伝わりづらかった。2人が実際にでっち上げようとなったシーンが欲しかった。
全然前知識なしで知り合いに誘われて見に行ったのですが、意外な展開で...
全然前知識なしで知り合いに誘われて見に行ったのですが、意外な展開で完全に騙されました。
藤原竜也も伊藤英明も仲村トオルも全員役にはまっていて見応えがありました!
上司を殺されて、時効になってもなお真相を探す刑事の執念とそれをバカにするような犯人のやりとりがあり、そして、それさえもがこの映画の後半の急展開につながるための伏線だったとは。
真相がわかったあとに映画の前半を思い出すと、いろいろと登場人物たちの細かいセリフや表情に込められた思いがわかり、よくできてるなあと思いました。
こういう頭脳戦的な話はもともと好きなのでかなり楽しめました。
見事に騙されました
世間に流れた、藤原竜也さんといえばクズ役というイメージを巧みに利用した映画だなと。
映画中に流れる歪音も緊張感を煽ってて世界観に入りやすかったです。個人的に仲村トオルさんはコメディーを演じてる方が好きですが、内に狂気を秘めた殺人犯の役も素晴らしかったです。
役者の使い方が非常に巧み
1995年という年を象徴する為に盛り込まれたような阪神淡路大震災。被災者をリアルに知っているだけに、生きる気力がないという表現に使われるのは歯がゆい思いでした。
地震にも負けない強い心を持って亡くなった方々の分も毎日を大切に生きていこう
"幸せ運べるように"の歌詞にある一節です。被災者はそんなにヤワくないです。生きるのに必死でした。因みに言うと衣服もあんなに小綺麗ではなかったです。
とはいえ、事件が震災から3ヶ月ほどしか経っていなかったという点と、医療従事者としてなす術なく、目の前で消えていく命を目の当たりにした人間、という観点からすると、ギリ初期の罪悪感を口にするのは有りかもしれませんが…
藤原竜也がリカさんの映像を見て、手を緩めたきっかけが何だったのか、口パクで何かを言っていたリカさんの口から「死にたくない、タクミくんと生きたい」という言葉が出て、それを読み取ってのことだったら良いのに、でもそれはそれで又、彼にとっては辛いことですが…
演技としてはどの役者も主役クラスの豪華キャストだったが、伊藤英明も仲村トオルも藤原竜也の怪演ぶりを、真犯人が判明するまでは出過ぎず、薄すぎず上手く引き立たせていたと思います。
そして犯人バレした所で、仲村トオルがほぼ主役に成り替わるべくの怪演。役者の使い方が非常に巧みだったと思います。
伊藤英明ファンの方には少し物足りなかったかもしれませんが、迫力押しだった伊藤くんも味のある脇役が出来るようになって来たということですね。
時間が気にならない映画
つまらない作品だとついつい時間が気になってしまいますがそれがなかったです。
中盤のニュースのシーンは2人がすごくいい演技です。あそこが最高ですね。
今迄藤原竜也の演技があまり好きじゃなかったんですが、良かったです。
邦画として見る価値はあります。
ただ、震災と絡めたのは、シンゴジラや君の名はなど、なんだか最近の流行りっぽさを感じてううん。。でした。
藤原竜也が叫ばない
かなり引き込まれました。ストーリーのテンポも良く、気付いたら終盤。リアルなストーリーと、まさか藤原竜也が犯人じゃなかったとゆうオチは、ビックリしました。そこからみんな怪しく見えてきましたが、やはりトラウマを抱えていたあいつか、と。最後は刺されたのか、大丈夫だったのかわかりませんね。藤原竜也が思ったより叫ばなかったので、物足りなかったです。笑 殺害シーンがグロテスクで、効果音やBGMも不協和音とゆうのですか、かなり心拍数が上がりましたね。久々にあたりの映画でした。
俳優さん達の魅力的な演技に拍手!
藤原竜也、伊藤英明、仲村トオル、美しい俳優3人の迫真の演技を同じスクリーンで見られるだけでも映画館で観る価値あり!
特に映画後半で竜也くんとトオルさんが繰り広げる圧巻のシーン、残酷ではあるけれど贅沢でたまらないシーンでした。
そして岩城さんのやくざっぷり、白衣が似合う岩松さん、実直な刑事役がぴったりの平田さん、3人のおじさま達の渋い演技も見どころです。
若手では竜星涼くん、若い刑事の熱い演技が新鮮でした。
さらに早乙女くんのフットワークというか身のこなしがめちゃくちゃカッコよかったです!
他のキャストさんもそれぞれ魅力的な演技が光ってました!
唯一、女性編集者の役は違う人がよかったかな・・
映画としては、男の人が撮る映画だな、かっこつけてるなと思うところが多々あり(笑)
ですが、俳優さん達の魅力的な演技が生かされている良質な映画だと思います!
良作。しかし・・
CMで使っていたシーンのセリフの掛け合わせが違ったり、ストーリーでも予想を越える展開がありとても面白かった。
しかしいくら犯人がイケメンだからといっても殺人犯相手に曽根様曽根様言ってサイン会でキャーキャーなってたり、時効の過ぎた事件に関して囮捜査みたいな事をしておいて「全部捜査の一環」で実際に暴力行為を起こした曽根崎や警察の牧村が何の制限も無く行動できていたりと無茶な所も目についた。
最後、死にたいって言ってる犯人の首を絞めてる友人に銃を向けて止めようとする牧村も意味わかんなかったし。
だが作品のキャストも良く、演技の勢いで最後まで楽しくみることができ、全体的にはよい映画だったとは思う。
どんでん返し
ほどでも無い。
だけど、目撃者=被害者家族の皆さんには感情移入して胸が痛んだし、
藤原竜也にはほんとムカついて殺気覚えたし、
伊藤英明の演技もよかった。
キャストサイコー!
って感じなんだけど、
仲村トオルかよと。。もっとテンション上がりたいとこなのに冷めてしまった。
やけにこいつにスポット当てンなーて思ったその瞬間、犯人だと分かった。
いや、観てる皆んな分かってただろう。
分かっている上でのストーリーだよね?
まさか、最後別荘のテレビにあの映像流れた所で気付いたりする人いるのかな、、
結局犯人も精神的に病んでる系でしょ?
だいたい殺人犯って病んでるやん?
それ憲法39条だっけ?あれで片付けられたらほんと警察いらんっつーの
病んでる人に殺されて、殺された遺族だって病まん訳ないやん。
熱くなってしまいそうな所を抑えて、
本当のところはもっと、藤原竜也と伊藤英明が組んで犯人炙り出してるっていうのをもっともーっと引っ張ってほしかった。
あの場面で泣きながら僕が書いてないし、犯人じゃない。
はい、僕が書きましたって流れがスピーディで、もう告白ーーーーー!ってなっちゃいました。
もっともーっと引っ張って、最後の最後にどんでん返ししてほしかったかな(私の勝手な要望)
最後早乙女くんがやった事は、救われなかったのか、それとも救われたのか。
そこだけは難しいところ
追記、なぜ藤原竜也は身体に沢山の傷があったのだろう。整形に必要な傷でもないし、自分を自分で傷付けたのかな、、
久々によかった邦画。
原作があるらしいが、未鑑賞 今後も観る予定はないです。
普段は劇場に足を運んでまでは邦画を観ないのですが、CMをみて何となく気になり観にいった。
藤原竜也さん、伊藤英明さん、仲村トオルさんと怪演が出来る役者さん勢揃いで興味本位半分 でもどうせ邦画だし…と偏見の目を持ちつつ鑑賞開始。
結果、これは久々のアタリでした。
これは分類的にサスペンスかミステリーどちらなのだろう。
最後まで鑑賞終えると確実にミステリーなのだが。
真犯人が別に存在するということも、真犯人は誰なのか結構序盤で想定がついてたのだが
キチガイ(褒め言葉)をやらせれば天下一品な藤原竜也さんが主演なので
脳内の推理は本当に正しいのか不安にさせられた。
結末がすぐにわかってしまうと、面白くないので
流石だと思った。
22年前に藤原竜也さんが犯行に及んだとすると
年齢的に無理があるのではないか、キャスティング的に無理があったのでは、とも思ったがそれ以上に
彼を冒頭で犯人とすることにより先入観が入るので結果的によかったと思う。
そんなこと気になったら22年前は子供だろうしね^^;
もうちょっと深く掘って欲しかったなぁと思うのが何点かある。
1.頭が相当キレる真犯人が何故曽根崎の真意に気づかなかったのか。
2.作中に争点となる著書をどういった立場の人間が書けるのか、書いたのかをわかっていたのか。
3.どういった心理で被害者を選出したのか。
4.真犯人が被害者遺族に取材をしているシーン
1、2はおそらく真犯人は全て想定済みで踊らしていたのだろう。
上記全ては尺の都合だろうがそういったシーンを盛り込んで欲しかったという要望。
ともあれ、疾走感があり
どの役者さんも緊迫した演技で映画の世界に引き込んでくれたので観ていてとても楽しかった。
何度も劇場に足を運び観るような内容ではないが
数年後金曜ロードショーで放映されるのを楽しみに待っている。
因みに蛇足だが邦画を劇場では観ない理由として
洋画のような迫力がないため、大スクリーンで観なくてもレンタルもしくはテレビ放送を待てばいい。
日本で気になる役者さんの演技を観たい場合は機会は限られるが演劇を観にいけばいい。
というスタンスなので
決して嫌いという訳ではないのであしからず。
面白かった
良かった。
伊藤英明は22年経って今の状態ならうなずけるけど、藤原竜也にはちょっと若すぎる感じもある。童顔すぎるから、40過ぎには見えない。
22年前に犯人のプロファイルとかしてるはずやろ。当時二十代後半から三十半ばくらいの犯人像があったはず。それくらいの年齢でないと、あれほどの犯行は無理。
ということはキャスティングミスかな。
仲村トオルの存在が前半から目立つので早目に怪しいと気付き、もしかして自作自演の可能性もあると思っていたらそうでした。
でも楽しめる映画です。🎞
男前が3人揃うと
時効後の犯罪に関する告白本を出した人物をめぐる、刑事とマスコミの物語。昔からいけ好かないサイコ系の犯人させたら天下一品の藤原竜也が、その男前ぶりと嫌味ぶりを存分に発揮するところから物語は始まるが、ここに、これぞオトコ!と手を叩きたくなる、男臭い伊藤英明が熱い思いを内に秘めつつどこかワルを感じさせる現場刑事として絡んでいく。さらに、仲村トオルが、2人の間を取り持つメディア代表の知的キャスターとして登場してくると、画面はどこ見ても、男前だらけ。しかも、タイプが全然異なる男前達。ときおり出てくる岩城滉一の渋さがあー、元祖イケメンねと思いながら、このキャスティングはきっと女子目線で選んでるに違いないと勝手に想像しながらも、物語は予想もつかない展開となっていく。
それぞれの俳優のキャラと登場人物像がピタッとはまる感覚はなかなか素敵で、ある面、この映画はその裏を突きに来たとも言えるのですが、その裏切り感が心地いい。想定外かつ役者イメージから外れた展開に引き込まれつつ、物語の謎が解かれていくのだが、その一方で、ネット全盛時代の日本の持つ軽さを幾分嘲笑したり、マスコミのあり方もどこか批判的に見ているような気にさせるのも、この映画の効能か。
仲村トオルは危ない刑事、藤原竜也はデスノート、伊藤英明は海猿と、それぞれテレビドラマを見ていたおじさんからすると、この3人の競演だけで、嬉しくなっていたが、ここに、私が大好きな石橋杏奈ちゃんが出てきたのを発見して、ナイスチョイスとこの映画をもっと応援したくなったのは、軽薄すぎですかね。
今年は大して観てないが、今のところ、今年No.1ですね。家帰って、huluで藤原竜也の藁の楯を見たくなりました。
全139件中、101~120件目を表示