22年目の告白 私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価
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時効の矛盾
藤原竜也扮する時効を迎えた1995年の東京連続絞殺事件の犯人を名乗る曾根崎雅人が現れ、事件の全てを語ると本を出版した。殺しの手口、自分のルールなどを語り、肩を撃った伊藤英明扮する牧村刑事を巻き込んで犠牲が増えていったのだった。やりきれない殺された遺族たち、告白本の出版会社の編集者、仲村トオル扮する曾根崎雅人を生放送するテレビマン仙堂俊雄、犯人を捕らえられなかった牧村刑事らを描いていく。本を売るために逆なでされた者たちの悔しさはたまらんだろうし、熱狂するファン心理は理解を超えるね。殺人犯が生き残り恨みを持った者が犯罪を犯していく。しかし真相は別の方向へ。今は無くなった時効の矛盾をついた作品かな。劇場の予告編で見たけど観なかった映画だね。
俳優さん達の演技力で化けた作品
めちゃくちゃ作り込まれてる
執念
見事にアップグレード
よく出来た秀作だと思います
作品の世界観に引き込まれました
罪の声×クリーピーみたいな
藤原竜也主演ということでずっと見たかった作品。
評価も悪くないのでそこそこの期待で鑑賞。
韓国版はもちろん見てないです(?)
結構面白かったです。
見応えもあり、刑事もの?にしてはパンチも効いてて中々良かったんじゃないかなと。
同一犯による罪のない5人を殺人した事件の捜査を担当していた刑事の牧村(伊藤英明)は、逮捕寸前まで追い詰めるものの逃れられ、ついに時効を迎えてしまう。
初っ端から引き込まれる映像と演出は素晴らしい。
取材カメラのリアルさと、現在から過去の出来事を振り返る際に黒枠が左右にも挿入されるのは上手いなぁと関心。入江監督の映画は初めて見たが、割とこの辺は好きかもしれない。
刑事ものが苦手な私が最重要しているのは中だるみをしないこと。最近は特に途中で飽きるのが多すぎて、映画館で刑事ものを見るのは控えようと思うくらい。
でも、今作はそういうことが一切なくそこそこ緊迫感もあって面白い。飽きることなく最後まで楽しめる
役者と音楽もとてもいい。
久々に見た伊藤英明は相変わらず涙と怒りと憎しみと様々な感情を強く表現するのが上手いし、藤原竜也や仲村トオルも安定していた。
挿入歌もこの映画の雰囲気に合っていて、エンディングは「面白かった〜」と余韻を与えてくれる。
ただ、伏線回収が分かりやすい。
こうなるんだろうな、ああなるんだろうなは想像つくしハラハラドキドキ感がいまひとつ。なるほどね!とはなるけど、爽快感は薄い。
あと、無理矢理すぎるところも多々。
それだと辻褄が合わねぇだろ!とかなんでそうなるんだよ!とかツッコミどころがあり、なんか微妙。騙されるぞ!と思ってみると肩透かしを喰らうかも。
まぁ、でも結構面白かったんで満足です。
それより、3月から大作が本格的に公開されるようになり、4月に至っては見たい映画が20本もあるんですけどどうしたらいいですか?固めすぎですって!(嬉)
顔力(かおぢから)不足。
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