22年目の告白 私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価
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久しぶりに鳥肌が立った
独特の気持ち悪さ
少し物足りない。
きっかけは、藤原竜也が主演と言うことで、映画館で見ることにしました。
でも正直、悪役をやる藤原竜也はとっても素敵だったのですが、デスノートやカイジの演技を知っていると、もう少し暴れて演技をやってほしかったな…。
ネタバレで、あぁいう結末があるのであればそういう演技になってしまうのは分かるんですけど、藤原竜也独特の演技が見たいを理由に見るなら少し物足りないかも…。
脚本も半分くらいまではすっごく面白かったのですが、途中から、「あー、この人犯人っぽい」と分かってしまうのが惜しいかも…。
最初からよくよく考えたら、真犯人は分かっちゃうような感じで残念…。
真実から作ったら、あのようなストーリーになってしまうのは分かるけど、もう少し衝撃的な感じにしてほしかったかな…。
でも何本も映画を見ている内では、全く面白くない映画とは全然違って面白いけど、音楽や効果音に頼っているホラー映画のようで、内容は薄かった。
それに震災のことを出てくるなら、ネタバレになってしまうけど、今のご時世言った方がいいのかも…。気分を悪くする人がいそう。
面白いけど、本で読む程度でよかったかな~。少し期待したばかりに残念。
今シーズン1番見応えのあった邦画でした!
リバースとは別人のキラが帰って来たって感じ・・叫びのフジワラ封印(^^;
そして、伊藤英明の役への入り具合もハンパない。
現実的にはあり得ないシナリオながらグイグイ引き込まれるが、殺人犯がアイドル級に人気が出てLINEスタンプ出来るってのは200%ありえないと思いながら、まさか!?やっぱり!も、え!?そうなん!?の繰り返し(^^;
震災とリンクしてるので、被災者としては、辛い映像もありましたが、神戸から避難して来た伊藤英明演じる牧村刑事の妹と彼氏が、キーポイント!
刑事と被害者の家族が、時効になっても犯人への恨みは消える事はないが、22年後に突如現れた犯人をヤケに守る牧村と被害者達との関係・・・
中盤以降、主演2人と同等に対峙するポスターには載ってない大物俳優が、怪しいと思うも彼の経歴とその事件への取材歴って部分が・・・
22年の事件に関係してた人々の憎悪と悲しみが、一つになり虚しくやるせない犯人逮捕ですが、エンドロール途中に天誅〜アイツ捕まってなかったんかい@@!!!!
久々に見応えのある邦画でした〜☆4.8
<敬称略>
日本版としてのローカライゼーションが秀逸だ
"ワーナー映画×藤原竜也"といえば、「デスノート」(2006)、「藁の盾 わらのたて」(2013)、そして本作もワーナー映画である。ある意味で、故・蜷川幸雄監督とともに藤原竜也最大のパトロンになっている。
モノマネ芸人のネタにされるまでもなく、映画ファンにとって"藤原竜也"はひとつのキャラクター芸であり、"そういうもの"として楽しむアートだ。その極みは、「探検隊の栄光」(2015)での自虐的ともいえるコメディで観ることができる。
今回も、"藤原芸"による一連の犯罪者を彷彿とさせる曾根崎役なのだが、このサスペンスはひと味もふた味も違う。オリジナルプロットの秀逸さに加えて、日本版としての脚色が素晴らしい。
韓国映画「殺人の告白」(2012/英題:Confession of Murder)のリメイクなので、原作は小説というよりも、映画を原作としている。その韓国版を知っていても、入江悠監督のローカライゼーションの見事さに感心しきり。
22年前の連続殺人事件の犯人による、"告白本"が出版され、時効が成立している犯人がマスコミとSNSを利用して、時の人となる。
衝撃の真相は、映画を観てもらえばいいが、日本版では事件設定を1995年にしている。これは改正刑事訴訟法(時効の廃止)が衆議院可決した、2010年4月27日から逆算されている。強盗殺人の公訴期限15年を引き算して、1995年となる。その1995年は、"地下鉄サリン事件"や"阪神淡路大震災"のあった年で、この不穏な空気感を伏線のひとつとしている。
また、韓国版では時効成立2年後に告白本が出版される設定だが、日本版では実に7年も真相を寝かしたことになっている。これは作品公開の2017年にしたほうが1995年からの時間経過によるリアリティが増すことと、劇場型犯罪を演出するためのSNSがより大衆化しているので都合がいい。
伊藤英明の存在も大きい。脇役でも主役を喰ってしまうほどの"藤原芸"を、いい意味で打ち消してくれる。本人も"海猿イメージ"を消すのに極端な役柄を選んでいたように思えるが、「3月のライオン」(2017)も本作でもニュートラルでありながら、揺るがない存在感を発揮している。日本映画にとって必要不可欠だと再認識させられる。
(2017/6/10 /TOHOシネマズ日本橋/シネスコ)
22年目に意味は無いのか!?
面白かった
鼓動に共振する音
予想を上回るプロットと
心拍を煽る背景音に
グイグイ引き込まれます。
2回目のTV中継あたりから
犯人のめぼしがつき、海外拉致体験の
告白でわかってしまったのが
残念でしたが、全然登場しない人物を
犯人にしないところがフェアに
感じました。
全部の殺害映像や特に
最後の殺害映像は、もう少し音声を
いれた方が残酷さが浮き彫りに
感じたように思います。
何故かわかりませんが
犯人に対する敵対心情があまり
高まらなかったので、
最後は少しまったりしてしまいました。
オブラートにつつみすぎかな。
海外ドラマの見過ぎで刺激に対する
感覚が過激になりすぎたせいかもです。
でも、
後半までは間違いなく、
予想のつかないストーリー展開が
面白いです。
皆さんが書かれているように
出演者の演技力が高くいいですね。
藤原竜也の大振りな演技が苦手でしたが
本作では良かったです。
個人的には、
野村周平の手術後の
包帯から覗いていた目が一番でした。
あの黒と赤のみで白みが全くない
復讐の目が人間の計りしれない執念を
感じさせました。
推理するのが好きな人に。
日本の映画は暗い
現代劇の日本映画の流れが変わったら
間違いなく分岐点の一つと言われるであろう作品だと思う。(殺人の告白も鑑賞済み)
・誠実で適切に機能する暴力描写
・「バズる」という言葉が流通した現在でも強度を保てる、現代風俗を正面から切り取ったモンタージュ
・「藤原竜也のクズ役」という、長年日本映画から失われていた役者の文脈を公開前から打ち出した宣伝
・BGMが無くとも耐えられる役者の演技とセリフ回し
いずれもハリウッドや韓国映画では普通に出来ることが何故?という声が聞かれて久しいが、入江監督と製作は見事に作品で回答を出してくれたと思った。
(今まで多くは制作費や観客の成熟度を言い訳にした回答ばかりだった)
それ以外でも、ドアノブやガラスに映り込む顔のカット、カメラが移動してからのフォーカスの切り替え、緊張感を保つための長回しなど、計算された映画的演出が続き、非常にリッチな映画になっている。
良い点をあげればキリがないが、特に素晴らしいと感じたのは2点。
1.後半、一番嘘が出やすい(突っ込みが入りやすい)シーンに黒田大輔、坂田聡などの実力派をキャスティングして説得力を持たせていたところ
2.夜の駐車場(アウトロー?)、TV局の混乱(テロ、ライブ?)、別荘での監視カメラ(ゴーンガール?)など、様々な映画からの引用があると思われるが、どれも引用の為の引用ではなく効果的だった
(ジョーカーゲームでは少しいやらしく感じてしまった。)
それでも星4つなのは、悪役演出に若干の不満が残ったため。
勿論、近年日本映画にありがちなサイコパス描写は極力避けて演出されてはいるし、セリフ一つ一つも計算されていた。
だが、あのタイミングでオペラを流しながら登場されると、どうしても記号的(極度に神経質で潔癖症な完璧主義者)な悪役の印象に引っ張られてしまう。
例えその人物の教養レベルに合致した音楽だとしても。
なので、できれば同じ伊藤英明が出ていた悪の教典でのマックザ・ナイフや、近作でも(悪役ではないが)コンサルタントでのザ・ケミストなど、予想を裏切る音楽を鳴らして、悪役の異常性を際立たせてほしかった。
あの車内のシーンはある意味悪役の初登場のシーンであり、謎解きをほぼ終えてこれから打倒すべき敵と対峙する前フリのシーンでもあったはずだ。
残念ながら私にはあのオペラはダースベイダーのテーマと同じに聞こえてしまい、その後のサスペンス要素への興味を維持するには至らなかった。
とは言えラストの切れ味は凄まじく、エンドロール中のオマケも、鑑賞後に観客に倫理観を問わせる上でとても効果的であった。
個人的には、近年の原作付の日本のサスペンス映画では、ソロモンの偽証、ヒミズと同等かそれ以上の傑作だと感じた。
(^O^)引き込まれた、いい映画
もちろん韓国映画の『殺人の告白』は視聴しました。韓国映画で唯一好きな映画です。オリジナルの方が暗い陰鬱な感じがして、味がある映画だと感じます。今回日本でのリメイクですが、藤原竜也!いい味出してる!日本の実力者俳優!何年か前に『藁の楯』という映画でサイコパスな犯人役を演じていたけれど、どうでもいい映画が彼の演技で何倍も面白くなったのを思い出します。今回リメイクでどうかと思いましたが再び引き込まれました。人の首を締めてそれを一番近しい人に見せながら殺人を犯すサイコパスを時効前に追い詰める物語です。追い詰め方が頭がいい!なるほどと思わせる。人を絞め殺すところをビデオに撮っていてそのビデオがやけにリアルで視聴注意。
実際こんな殺人がポイポイ起こるとは思えないが本当にあるんですかね?と考えてしまいます。神戸の首切り事件、高校生のヒ素混入事件、ネバダ首切り 日本でもサイコパスっぽい事件があった事は思い出されるけど、この子達は一体どうしてるんでしょうかね。実際快楽で人を殺してしまう人たちが多いんだけど報道がなされていないだけ?なのか?何れにしても面白半分で仲間を殺すことができるのが動物の中で人間だけ、発達した脳のおかげで生物の頂点を取れたが、その脳みそは壊れやすくサイコパスのようなクラッシュした人間が出てくるのかな?色んなことを考えてしまうよ。
初日に劇場で鑑賞。 何度も予告観て期待し過ぎました。 解りやすいプ...
私は好きです。
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