22年目の告白 私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価
全612件中、561~580件目を表示
オチが半分正解してた
藤原竜也演じる人が本当は犯人じゃないだろうなとは思ってたから、そこだけ当たりでした笑
でも主人公の刑事まで関わってるとは予想外でしたね笑
やっぱりリメイクでも日本映画といえば
人間の繊細な心理描写ですね。
漫画実写化は糞です、やるなら小説の実写化に限ります^_^
尻すぼみ
途中までは凄い展開に引き付けられ、これは素晴らしい作品かと思いきや、最後は普通のTVドラマ。ジェット風船が一旦舞い上がり、後に急転直下で落ちてくるかのような尻すぼみ作品。演出は派手だが結果的には何も得るものが無い。最近よくある着地点の悪い邦画。
2017-75
映像・音・脚本・物語のテーマ、全部が完璧!
これは、ネタバレなしでは感想が書きづらい!
ただ、上半期邦画ではベスト級の
映画であることは間違い無しだと感じました!
1995年の映像と2017年で
「フィルム」と「デジタルシネマカメラ」を使い分ける
撮影技術!
とくに、1995年当時の画面の「ザラつき」を
生かした画づくりは一級品!
音についても、途中でさり気なく入ってくる
「ピー」という音で観客と物語との間に距離を置くことで
観客を相対化する演出方法!
いままでの日本映画には無かったので斬新でした!
そして、「脚本分析」(スクリプトドクター)を入れて
「第37稿」までリライトを重ねた脚本には目立ったスキがなくて
とっても面白いです!
そして、事件の真相を通じて
「法律がダメなら、正義の鉄槌を下す”べき”」という
「正義」に基づく「~であるべき論」を
「報道」という分野に持ち込むことで
社会に憎悪が蔓延して生きづらい世の中になっていく
日本社会・報道のあり方に警鐘を鳴らすという社会批評性と
エンターテインメント作品としての痛快さの双方を兼ね備えた
稀有な作品として
「22年目の告白 私が殺人犯です」は
とても大きな価値のある作品ではないかと思います!
後味が悪い。殺人のシーンが多すぎて気持ち悪い。 物語の展開は非常に...
後味が悪い。殺人のシーンが多すぎて気持ち悪い。
物語の展開は非常に面白かった。ラストの真犯人とのやりとりがウザったく、それ以外はよかったと思う。
なかなか面白い
藤原竜也とくると、我々叔父さんには嫌な映画のイメージがあり、遠慮しがちである。次の予定の時間により、美女と野獣との選択であった。先日は赤毛のアンを観たように、こんなジャンルが好きなのであるが、何故か22年目を選択。最近、逮捕された大坂容疑者はの関係があったのか、犯罪と時効に興味があったのかもしれない。しかし、選択に間違いはなく、シーンにはどぎついものもあったが、息もつかせぬ展開にとても面白い映画であった。嫌な残りかたもなく、映画館を出たのであった。
久しぶりに鳥肌が立った
最近の映画で見ながら鳥肌が立ったのは久しぶりでした。藤原竜也さんは本当にいい俳優さんですね。後半からラストに架けての役の悲喜交々が、すごく伝わってきて良かった。余り書くネタバレになりますが、エンドロールが流れはじめても、少しだけ待ってください。あっ、となりますよ。
独特の気持ち悪さ
「22年」は境目だから重要だけど、藤原竜也の年齢的にはちょっと無理があるのでは…?と思ったが、
殺人事件を取り巻く禍々しい雰囲気、街やネットやニュースの混沌、震災やテロ。
独特の気持ち悪さを味わえました(褒めてます
迫り来る低音の音響も気持ち悪いし。カメラ越しとテレビ画面越し等、めまぐるしく切り替わる映像の見せ方も上手い。
犯人は途中で、勘がいい方はもっと前から分かるからミステリー重視の方は物足りないかもしれないけど、早い段階で二転三転して2時間枠に収まってるので飽きなく見られます。
あと、エンドロールだと思って早まって席を立ってはいけない。
少し物足りない。
きっかけは、藤原竜也が主演と言うことで、映画館で見ることにしました。
でも正直、悪役をやる藤原竜也はとっても素敵だったのですが、デスノートやカイジの演技を知っていると、もう少し暴れて演技をやってほしかったな…。
ネタバレで、あぁいう結末があるのであればそういう演技になってしまうのは分かるんですけど、藤原竜也独特の演技が見たいを理由に見るなら少し物足りないかも…。
脚本も半分くらいまではすっごく面白かったのですが、途中から、「あー、この人犯人っぽい」と分かってしまうのが惜しいかも…。
最初からよくよく考えたら、真犯人は分かっちゃうような感じで残念…。
真実から作ったら、あのようなストーリーになってしまうのは分かるけど、もう少し衝撃的な感じにしてほしかったかな…。
でも何本も映画を見ている内では、全く面白くない映画とは全然違って面白いけど、音楽や効果音に頼っているホラー映画のようで、内容は薄かった。
それに震災のことを出てくるなら、ネタバレになってしまうけど、今のご時世言った方がいいのかも…。気分を悪くする人がいそう。
面白いけど、本で読む程度でよかったかな~。少し期待したばかりに残念。
今シーズン1番見応えのあった邦画でした!
リバースとは別人のキラが帰って来たって感じ・・叫びのフジワラ封印(^^;
そして、伊藤英明の役への入り具合もハンパない。
現実的にはあり得ないシナリオながらグイグイ引き込まれるが、殺人犯がアイドル級に人気が出てLINEスタンプ出来るってのは200%ありえないと思いながら、まさか!?やっぱり!も、え!?そうなん!?の繰り返し(^^;
震災とリンクしてるので、被災者としては、辛い映像もありましたが、神戸から避難して来た伊藤英明演じる牧村刑事の妹と彼氏が、キーポイント!
刑事と被害者の家族が、時効になっても犯人への恨みは消える事はないが、22年後に突如現れた犯人をヤケに守る牧村と被害者達との関係・・・
中盤以降、主演2人と同等に対峙するポスターには載ってない大物俳優が、怪しいと思うも彼の経歴とその事件への取材歴って部分が・・・
22年の事件に関係してた人々の憎悪と悲しみが、一つになり虚しくやるせない犯人逮捕ですが、エンドロール途中に天誅〜アイツ捕まってなかったんかい@@!!!!
久々に見応えのある邦画でした〜☆4.8
<敬称略>
日本版としてのローカライゼーションが秀逸だ
"ワーナー映画×藤原竜也"といえば、「デスノート」(2006)、「藁の盾 わらのたて」(2013)、そして本作もワーナー映画である。ある意味で、故・蜷川幸雄監督とともに藤原竜也最大のパトロンになっている。
モノマネ芸人のネタにされるまでもなく、映画ファンにとって"藤原竜也"はひとつのキャラクター芸であり、"そういうもの"として楽しむアートだ。その極みは、「探検隊の栄光」(2015)での自虐的ともいえるコメディで観ることができる。
今回も、"藤原芸"による一連の犯罪者を彷彿とさせる曾根崎役なのだが、このサスペンスはひと味もふた味も違う。オリジナルプロットの秀逸さに加えて、日本版としての脚色が素晴らしい。
韓国映画「殺人の告白」(2012/英題:Confession of Murder)のリメイクなので、原作は小説というよりも、映画を原作としている。その韓国版を知っていても、入江悠監督のローカライゼーションの見事さに感心しきり。
22年前の連続殺人事件の犯人による、"告白本"が出版され、時効が成立している犯人がマスコミとSNSを利用して、時の人となる。
衝撃の真相は、映画を観てもらえばいいが、日本版では事件設定を1995年にしている。これは改正刑事訴訟法(時効の廃止)が衆議院可決した、2010年4月27日から逆算されている。強盗殺人の公訴期限15年を引き算して、1995年となる。その1995年は、"地下鉄サリン事件"や"阪神淡路大震災"のあった年で、この不穏な空気感を伏線のひとつとしている。
また、韓国版では時効成立2年後に告白本が出版される設定だが、日本版では実に7年も真相を寝かしたことになっている。これは作品公開の2017年にしたほうが1995年からの時間経過によるリアリティが増すことと、劇場型犯罪を演出するためのSNSがより大衆化しているので都合がいい。
伊藤英明の存在も大きい。脇役でも主役を喰ってしまうほどの"藤原芸"を、いい意味で打ち消してくれる。本人も"海猿イメージ"を消すのに極端な役柄を選んでいたように思えるが、「3月のライオン」(2017)も本作でもニュートラルでありながら、揺るがない存在感を発揮している。日本映画にとって必要不可欠だと再認識させられる。
(2017/6/10 /TOHOシネマズ日本橋/シネスコ)
22年目に意味は無いのか!?
ある歴史的災害を犯人の動機の裏付けに使うため、被害者を東京に移住させるためだけに安易に使う、その姿勢がまずダメです。そのためだけに22年の月日を設定しただけで、実際は年数に意味がない。犯人が犯行を中断してた理由は?
とにかく、穴だらけの脚本とセリフに頼る演出が、観客の映画への興味を削ぐ。
絶賛評価が多いのは、監督の熱狂的ファンが初日に大挙して見に行ったためでしょう。
面白かった
予告編だけで不気味なエンターテイメント。その先があったというのは本当だった。ネタバレいっさいなしで鑑賞してください。そしてぜひ衝撃を受けてください。これ原作は韓国なんですね。あー、わかるような気がするが。
全612件中、561~580件目を表示