22年目の告白 私が殺人犯ですのレビュー・感想・評価
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エンタテイメントしてました!
■好きなところ
SNSなど盛り込んだ、「今」の演出か自然だった。動画の投稿を絡めるのも良かった。
現実に名乗り出たとして、殺人犯をそんなにもてはやしません。でも、それでいい。仮にそんな盛り上がっちゃったりしたらどうなるか。そこをこの映画は描いている。
仲村トオルの演技。何だかいちばん美味しいとこ、持っていくよね。とはいえなかなかの演技。違和感ない。
■嫌いなところ
ラストあたりの密着カメラマン達が、だらしなく逃げるシーンは現実味がない。そうならざるを得ない、話の流れや演出が必要。
トリック的な所はすごいよかったが、それに対応して伊藤英明や、藤原竜也の復習への信念が、伝わりづらかった。2人が実際にでっち上げようとなったシーンが欲しかった。
脚本が残念
タイトルなし(ネタバレ)
全然前知識なしで知り合いに誘われて見に行ったのですが、意外な展開で完全に騙されました。
藤原竜也も伊藤英明も仲村トオルも全員役にはまっていて見応えがありました!
上司を殺されて、時効になってもなお真相を探す刑事の執念とそれをバカにするような犯人のやりとりがあり、そして、それさえもがこの映画の後半の急展開につながるための伏線だったとは。
真相がわかったあとに映画の前半を思い出すと、いろいろと登場人物たちの細かいセリフや表情に込められた思いがわかり、よくできてるなあと思いました。
こういう頭脳戦的な話はもともと好きなのでかなり楽しめました。
見事に騙されました
世間に流れた、藤原竜也さんといえばクズ役というイメージを巧みに利用した映画だなと。
映画中に流れる歪音も緊張感を煽ってて世界観に入りやすかったです。個人的に仲村トオルさんはコメディーを演じてる方が好きですが、内に狂気を秘めた殺人犯の役も素晴らしかったです。
騒がしい
最高!
日本人好みのミステリー
古株の映画ファンが面白いと褒めるミステリーはどんでん返しが多い。
しかし、多くの日本人が好むミステリーは犯人共感型だ。つまり「どうして犯人はその犯罪をしたのか?」だ。『人間の証明』や『砂の器』のような映画でもある。
そして、この映画は『殺人の告白』を翻案にしながらも犯人共感型に寄せてきた。日本人が好むミステリーに作り変えた。しかも、ただ作り変えたのなら単に古臭いで終わってしまうところを今の人にも充分に共感できるようにしてきた。
22年間の「変化」は多くの人が共有しているから。そこをうまく使った、これがこの映画の重要なところだ。
よくみれば粗いところもあるのだが、観ているうちには気にならないし、最後まで充分に楽しめる映画になっている。
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