ナラタージュのレビュー・感想・評価
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原作既読です
原作が本当に大好きなので、あまり期待はせずに見に行きました
松本潤さんが先生役と発表された時はなんか違う気がするなぁと思っていたのですが、見てみると全く松本潤という雰囲気はなく、とても良い演技をなさっていたように感じました。
正直に申し上げますと脚本が非常に残念でした。
特に、あってほしかったシーンがことごとくない部分。
ラストシーンでも、原作では抱いて欲しいと泉が先生にお願いするシーンが入っておらず、あれでは原作を読んでいない方は「あれ、先生は奥さんとやり直すはずなのになんでいきなり泉とおっぱじめてるんだろう…」となるのではと心配になりました。
尺がないのは分かります、制作が大変なのもお察しします。
けれど、あれでは原作の良いところがまるで出ていないのではないかと私は感じました。
もう少し、どうにかして欲しかったです。
映画のどこを観てるかでも評価が大きく分かれますね
この映画は人間の弱さや様々な感情を描いてるので
そこを追えば泉と一緒に葉山の見えない本心や態度や行動にイライラしたり
わからない部分を想像したりする面白さもあるのですが、
ストーリーを追ってる人にはこれといって大きな事件もないし
泉がわからない事は観てる側もわからずでつまらなく感じるんだと思います。
同じものを観ていたはずなのにつまらなかったという同行者と違って
どんどん世界が広がり数日間この映画に引きずられた自分。
この話も泉の思い出話なので男性陣から見た泉は違って見えてたでしょうし
泉との思い出話も違うものなんだろうと思うと
男性陣側からの泉との思い出話も観たくなりました。
いくつか目にした「あれは恋じゃなかった」という台詞ですが、
「恋ではなく愛だった」と解釈しました。
愛してるからこそ自分の元を離れさせ泉を旅立たせたと。
そして葉山の姿を見た瞬間に泉にも葉山の本心がわかったんだと。
遠い恋を思い出してしまう
全くもってずるい男、葉山先生の一言に尽きます。そこから物語が始まっているのなら仕方ないのでしょうか。
とても大切に思っていても、一緒には生きていかない。
懐中時計のメッセージも若い私なら泣けたかも。今回は何か腹立たしく感じてしまいました。
泉さんの年頃の女の子って相手の弱い部分にも惹かれてしまうんですよね。自分では受け止めきれないのに。
実らなかった恋は苦しくて悔しいけれど、生きていく中で大事な想い出のかけらに変わっていくのでしょう。
秋の冷たい雨が続く毎日なので雰囲気はどんぴしゃじゃないでしょうか。
私はがっかり感も持ってしまいましたが、不思議と余韻は残りました。
経験と感性により評価の分かれる作品。
割とズタズタのレビューが多いが、仕方ないのかも。
過去の恋愛経験と感性で、まるで理解出来ない人と、懐かしくて痛くて甘い想いの蘇る人とでは作品を通して受け取れるものに違いがあり過ぎる。
好きな人を思い出すと予告編で言っているのを聞いた私は、そんな陳腐な宣伝あるかよとナメてかかっていたが、まんまと思い出してしまい、痛くて甘くて懐かしくて、泉の気持ちも葉山の狡さも、小野くんの必死過ぎる痛々しさも、観ていて恥ずかしくなるほどだった。
しかし小野くんの暴力性と独占欲は…萎える。
泉が彼だけを見ていたら、ああはならないと考える人もいるかもしれないが、私には彼はああいう気質なんだと思えた。人間はああいうときにこそ本性が出るので。神経質そうに見える坂口くんにピッタリの役だと思った。優しいけど脆くて、怖い。
狡くて弱い葉山、まるで奥さんの負のエネルギーを自分が受け取ってしまったかのような覇気のなさ。
若さも含め、強くて眩しく真っ直ぐでエネルギーに満ち溢れた泉の弱り切った状態の無意識の色気。
そりゃ2人は惹かれ合うよね…そして支え合うよね。
恋とか愛とかとは少し違うもの…だと私は思った。
年齢や性別に関係なく、誰かに惹かれて止められないほどの気持ちになったことがある人、その人からの影響で人生が変わったことのある人になら、この作品から何かを受け取れるかなと感じました。
しかし有村さんはスゴい恋愛経験でもあるのかしら。
ひよっこのみねこと同じ女優さんとは思えぬ、艶のある静かで情熱的な素晴らしい演技でした。
期待はずれ
2時間がとても長く感じた。
原作未読だが、薄っぺらいエピソードが多く、登場人物の人となりがよく分からず終わった。
葉山先生がただただ優柔不断なクズ男にしか見えなかった。
唯一の救いは、画が綺麗なこと。エンディングの音楽も良かった。
原作に忠実だが‥
映像はとてもキレイです。
主要人物も葉山先生以外は役に忠実な方が多く、特に有村さんと坂口さんは正に原作にピッタリはまっていたと思います。
原作がかなり感動できるので、読んでない方はぜひ、映画の前後で読んでみる事をオススメします。
まず原作の現在進行形の彼とのやりとりは必須だと思います。
彼とのやりとりの中で過去の自分と向き合える重要な場面だからです。
また、劇中では泉に葉山先生が『君の事は好きではなかった』と告げる場面がありますが、原作では間接的ではありますが、ちゃんと『好きだった』と伝える場面があります。
後半のセックス描写もやはり物足りない‥。
2時間と少しの短い尺の中で原作に忠実に再現していたのにも関わらず、何故ここぞという重要な場面を描かなかったのか、私には監督の真意に苦しむところの多い映画でした。
大人向け
私は中学生です。
友人に誘われて、有村架純ちゃんが好きだったため見に行きました。
一人一人の人物の恋心は難しくとても濃い恋愛図だなと思います。
ただ、終わり方がしんどいと言うか、重たすぎてスッキリしないと言うか、最終的につまらなかった。。。と言うイメージになる終わり方でした。
もう少しスッキリした終わり方が良かったかなって思います。
まだ映画じゃわからないことなどがあるかもしれないので、小説も読んでみようかなと思いました。
有村架純はかわいいのだが
おい葉山君、結局君は最後にそういう選択をするのかい。しかも、その気はもともとなかったってこと?そりゃあないでしょ。それだけはない。ずるい。振り回され続けてきた工藤が気の毒だわ。
小野の独占欲が強くなったのだって、工藤が心ここにあらずの態度だったせいでしょう?
たぶん、三人のうち誰かが身内や友達だったら、説教しているわ。
解釈と感想が変化する映画
今日までで5回見ました。
心理描写があまりなく(特に葉山先生)、毎回感じ方が変わる、不思議な映画です。
一度目見たときは、すぐには受け止めきれず、強すぎる衝撃に心を抉られ、真夜中に涙が止まらなくなりました。
二度目見たときは、泉(有村架純)の純粋さや無防備さが切なくて、心が壊れそうになりました。
三度目見たときは、葉山先生(松本潤)が自己肯定力があまりなく、自分を助けてくれる泉に対する執着が、狡くて痛々しいと思いました。
四度目見たときは、小野君(坂口健太郎)が、どうしてあんなに暴力的になれるのか、理解したくなりました。
五度目見たときは、泉は葉山先生を、葉山先生は泉を、どうして惹かれていくのか、あれほど深みに嵌まるのか、それが苦しくなりました。
主要キャラクターたちは、はっきりいって、かっこよさや綺麗さはありません。
むしろ、人としての欠陥がよく見えるように描かれています。
最初見たとき、私は葉山先生が好きになれませんでした。狡くて、立場が悪くなると謝る。結構ムカつきますよね?
でも、見れば見るほど、それは自己肯定力を凄く低く持ってるからだと思ったとき、私は何となく自分に近いと感じて、葉山先生を理解できた気がします。
狡いことにはかわりはありませんが、無力感で苛まれているときに、自分を頼ってくれる、好きでいてくれる人が現れたら、近くにいてほしいと思います。
でも、後ろめたさがあるから、望みは口にできない。
問い質されても、泉に離れて行って欲しくないから、真実を言えない、都合悪くなると黙ってしまう。ごまかすために、謝ってしまう。
「行かないで」「側にいて」「忘れないで」が態度にしか出せない。
30も過ぎて、なんじゃい!という気持ちも湧かないわけではないてすが、年令が大人だからって、気持ちも成長しているかと言えば、そうではないでしょう。
主観的に見てたらわからない。だから泉にはわからない。
怒るのも当然です。
葉山先生はいつも、泉を離さないようにするのに、心に近づけさせはしないのだから。
泉も高校生の時は、純粋に年令相応の可愛らしい恋をしていただけだったのに、卒業式の日に壊される。それがなかったら、泉の恋は可愛らしいまま終わってたと思う。それすら、葉山先生は許さない。
だからこそ作品中、泉は急激に大人になっていってる気がします。その表情は壮絶。
そうじゃないと、渡り合えないからそうなるんでしょう。特に葉山先生を送る車の中から家のシーン。有村架純の演技力が凄いと感じました。
小野君はほんとに可哀想な人です。
想いが届いた(と思った)のに、結局泉は葉山先生ばかり見ている。
自分と付き合ってるのに…という気持ちがずっとある。
自分だけを見てほしいから、どんどん束縛が強くなる。
見ててしんどい。
泉が小野君に従うのは、それが「好き」ということだと思ってるからなのか、葉山先生への想いを蓋して無理してるから、形だけ整えようとしてるのか。
私ここは、毎回解釈変わるんですよね。
泉と葉山先生を見ていても辛いけど、泉と小野君を見てるのも辛い。一見平穏でも、幸せに見えないから余計に。
そりゃ泉は葉山先生を選ぶよ。
ちなみに小野君絡みのシーン(直接じゃないけど)で好きなのが、再会時に葉山先生に「元気?」と聞かれた泉は「それなりに」と答えるのに、小野君と付き合ってからは「とても」と答えてる。
このシーンの対比、すごいんですよね。泉は小野君がいるから、強気に出れてるし、葉山先生に対して当て付けてる。表情も恐い。
もう惑わされない、という決意。
このあとに小野君の狂暴性が出てくる伏線にもなってるので、個人的にはインパクトあって、好きです。
葉山先生は最後には想いが重なったのに、泉との別離を選ぶ。
葉山先生は泉に対する想いを「恋じゃなかった」と、語るけど、これこそ人によって解釈が全く違ってて。
私は「葉山先生があえて『恋』という名前をつけなかった」と解釈しましたが、色んな人がいて、他の人の感想を見てると面白いです。
この辺りまで来ると、切なさに心が潰れそうになる。
難を言えば、柚子の描写をもう少し詳しくやってほしかったかな。
伏線はあるとはいえ、柚子の苦しみや絶望が、非常に伝わりにくい。本筋には、要は泉と葉山先生を引き合わせるという役目は出来てるからいいんだろうけど、そのあとの新堂くんの慟哭シーンがあるだけで、あっさりしすぎてやしないだろうか。
それと出来れば、エンドロールが終わるまで席にいてほしい。
主題歌はRADWIMPSの野田洋次郎さんが書き下ろしたもので、映画に添って書かれたそうです。
その詞は泉の想いが昇華されていくようで、美しく真っ白な世界を見ている気持ちになります(実際は真っ黒で白文字のスタッフロール)。
泉の最後の笑顔と完璧に似合ってる。
知らないかたは、詞だけでもちょっと調べとくといいかも。
毎回歌で泣いてます。
私には、この先この映画よりも心を動かされる映画に出会えるとは思えない。
「今」の私に、非常に心を打つ映画でした。
これが、行定勲監督が構想を起こした12年前とかに見ても、ここまで思わなかったと思います。
むしろ、いい映画だと思ったかも怪しい。
だから今はわからなくても、数年後みたら、違う感想があるかもしれませんね。
絶対オススメ!久々の大人の恋愛映画!
今回、またナラタージュをみてきました、レディースディということもあり、かなりの数の女性が入ってました。単刀直入にいいます。かなり考えさせられる映画です。中身が濃い!一回だけだとなんてつまらないんだろうと感じるかもしれませんが、二回以上観てほしいです。絶対胸を打つ映画です。久々に面白い映画だと思いました。
よかったです
原作をさらっと読んでから見に行きました。キャストに不安もありましたが、おおむね楽しめました。小野くんの言動描写や、工藤に心惹かれるまで、演劇部員たちの交流がかなり端折られている部分があり、時間構成的に仕方ないこととは思いつつ、そこがすこし残念だったな…と感じます。雰囲気はとても好みでした。
自分の利益を追求した恋愛パズル
この映画の評価がまず別れるところは、妻を亡くした(以前と同じではない)男が恋愛に自由になれず、過去を引きずりながら、そして、その人らしささえ、失ってしまう、そんな心の状態を想像できるかどうかだと思う。
哀しみと責任感と自分を必要以上に攻める真面目な人が自分を失い右往左往し、他人との関係によい影響を与えられない。
それは、自己保身でもあるし、哀しみから解き放たれていないから。
そんな背景が最後に解き明かされ、優柔不断とも思える行動に走る原因が明らかにされる。
個人的には、もっとクレージーな脚本にして脚色して、映画でしかできない演技を集約して欲しかった。
他のレビューにもあるようにこれはドラマの演技。
尖った部分がなく、前半の時間稼ぎの冗長なシーンを編集でカットできない力量では、日本映画の未来はないと思う。
ナラタージュ
高校生~大学生~社会人で描かれてたけど、途中どの時代をやってるのか分からない部分があった。
若い頃だと、主人公同士くっつかなくて、モヤモヤしてたけど、こういうのもあるよね。大人の恋?ってやつなのかな。
自分の感覚が変わったことを実感。笑
有村架純の涙を流すシーンがキレイでした。あと、いつも通りの冷めたような冷静な感じが好きです。
松本潤のメガネ姿も良いけれど、画的には坂口健太郎とお似合いに見えた。笑
あなたをちゃんと想い出にできたよ?
過去に苦しい恋愛をし、自分で終わりにすることができた人が、何年か経ち、それでもまだ固まってる心を、ゆったりとほぐしてくれるような映画だと感じました
終わらせることができず現在進行形の人や、終わらせた直後の人には適さないでしょうし、ましてや経験のない人は退屈なだけだと思います
本気で人を好きになったことがある人は共感できると思いますが、その気持ちを自分でコントロールすることは難しく、相手に配偶者がいる場合、それは結果的に不倫ということになります
恋に恋するとか、禁断の恋をしている自分に酔うとかではなく、限界を超えたから突き進んでしまうのであって、不倫をしようと思って配偶者のいる人に近づいていく人はいないと思います
この映画は、余白が多く、自分に置き換える時間が十分にあります
不倫は、誰にも相談できないため、自分ひとりで収めなければなりません
精神状態を保てるように封印せざるを得なかった箱をゆっくりと開けさせられ、当時の心情がかさなってくる感じです
「恥ずかしいほどあなた色してた」真っ直ぐな気持ちと行動は有村さんの柔らかい雰囲気から可愛らしく出ており、幸せな気持ちにさせてくれます
妻の心を壊してしまったため、その気持ちをそのままストレートに受け止められず、自分の想いを押さえてしまう松本さんの目の表情は、目力の強い人だけにより一層強く伝わってきます
「平気なわけないだろう」は、唯一気持ちを表に出したとこでしたし、だからこそその目力は、強烈でした
路面電車を見送るところは、引きの絵のため、松本さんの表情がはっきり見えませんが、一番の無表情だったと思います
勝ち取ったはずなのに、不安と焦りを抱えた小野(坂口)君の心情が、随所に表れており、押さえきれず爆発するまでの葛藤と、更に焦りが増す悪循環は悲しく、工藤(有村)さんの中の葉山先生(松本)への想いをどうにもできない無力感がでています
小野(坂口)君には、工藤(有村)さんの夢を終わらせることはできませんでした
当事者が続けようと思えば続けられるのに、自分で終わりにするというエネルギーは、大変なものです
精神状態を保つために自ら箱に封印したものが多かれ少なかれあると思います
それほど、自分で終わりにすることは難しことであり、気をしっかり持たないと、工藤さんのように、もとに戻ってしまいます
この映画は、その箱を開けさせられるんですよね
Adieuの歌う「ナラタージュ」の歌詞には、「正しい夢の終わりかたなんて自分だけが決める」というのがあり、その後に続けて「あなたをちゃんと想い出にできたよ」というのがあります
これがエンドロールで流れるのですが、映画も終わり、回りも明るくなるので、箱から引っ張り出したものをまた箱に戻すことになります
当時は、とても心の表に出せないから封印し、自分からは決して出すことはなかったものを出してくれ、一旦はしまうものの、映画と歌の余韻が残っているため、一人になれば何回か出し入れすることになります
そのたびに整理し、想い出に代えるように働きかけてくれてるんだなと思いました
それができたからこそ、本当の意味で前に進んでいけるし、立ち止まってないで前に進まなきゃダメだよと言ってくれてる気がしました
雨が降る日には見つめる懐中時計、止まったままの懐中時計が動き始めたとき、想い出に出来たのかも知れません
映画って、こんなことができるんですね
懐中時計を動かしてくれるようなことがあり、または自分で動かして、ちゃんと想い出にできたら、もう一度、映画館で見てみたいです
え(^_^;)
分かっていた、この映画が地雷なのは、キャッチーな若手やジャニーズで固めた主要キャストを見ればわかるし 原作者名を見れば自分酔いのあほらしい凡百らぶすと〜り〜で、雰囲気だけそれっぽくした映画だということは、フライヤー1枚見れば充分分かったことだった
なのになぜ見てしまったのか…魔が差したとはまさにこのことで わすれかけていた邦画の切なく美しく危ういガラス細工のような繊細な風景描写や心理描写に憧れるクソサブカル中高生の精神がとつぜん記憶の墓場から目覚めてしまった 映画1000円dayで時間もちょうど良かったからみてしまった…
とにかく感想を挙げるに際して全くポジティブな言葉がでてこねえ
セリフのセンスもなし 映像美も別に感じず、キャストの演技もサイコパス坂口以外は光るものなし(笑いながらキレてんのまじで怖くて最高によかった)、あらすじはまあ予想通りのあほらしさ、脚本は予想を上回る産業廃棄物っぷり(自殺の話入れる意味あった?切ない恋愛模様だけじゃ起伏に乏しくキャストも増やせないからと挿入するネタにしてはヘビー過ぎて 気楽なスパイス感覚でレイプされて自殺とかいう題材チョビ入れする神経は普通に疑った。その子と特別仲良くなって深い関わりがあるわけでもないし)
恋愛に関しては切なさとか狂おしい恋とか壊れるほど愛しても3分の1も伝わらないとかそういうの全然ない(^_^;)人間としてのクソと自己陶酔勘違いバカ女が中学生の恋愛ごっこレベルのやりとりを繰り広げ最後に思い出セックス(愛や恋の感情がないとの前置き有り)をするだけの話(^_^;)まず、開始直後の「雨の日は懐中時計を眺めてしまうワケアリなワタシ‥」の時点でコレはヤバイな(^_^;)帰るか(^_^;)?と思った。本当にあそこで帰ればよかったな???、?
話に関しては見ればみんなわかると思うんでいちいちつっこまないけど これだけは言いたいのは やっぱりね、そもそも論ですが教師生徒の恋愛は どんなにその先生がかっこよくて賢くて大人で知的で優しい描写がされていても ほんの一瞬一秒でも先生の方からアクションが起こった時点でもう社会性ゼロの人間としてのクズのワンチャン狙いゴミカス出会い厨ユーチューバーにしか見えなくなってしまうので 絶対絶対プラトニックな悲恋で終わるのが一番いいんだよ。今回の松潤とか普通に最初から最後まで全くの社会性ゼロの人間としてのクズのワンチャン狙いゴミカス出会い厨ユーチューバーだったしもはや。教師生徒の恋愛ものは思いを伝えることすらままならなかったあの頃…みたいな形以外は無理だよね。フィクションだからいいじゃんとかいわれてもこれだけは持論を絶対曲げない。だから私は世界で一番大好きな漫画家くらもちふさこさんの数多ある作品の中でも特に人気の高い「海の天辺」も、あんま好きじゃない ただ、「先生!」よりはもちろん5000000兆倍大好きなのであんなの実写化するくらいならふつうに海の天辺を実写化してくれ…
あともうちょっと言わせてもらうと最後のセックスはほんっとに最低 まじでゴミユーチューバーたちのセックス見せられて気分悪くなった
その直前のシーンで「恋ではなかった」と面と向かって断言してるくせに何で言われるがままに元教え子のこと抱いてんの?クソ出会い厨ユーチューバーまじで死ねよ。有村架純も「この恋の最後の思い出に…彼の体温を焼き付ける…」みたいなかんじで自分に酔いしれてほいほいセックスしててゴミすぎてマジ卍 はじめて彼氏できてようやくセックス覚えたから早くためしたかったのかな?(覚えたての言葉使いまくるクソガキのややつ)
こういうとき、どんなに女の子が「先生お願い一度だけでいいから抱いて、気持ちがなくてもいいから」と泣いてせがんでも、笑って「ごめんね」と言って優しく頭をぽんとする先生のほうが100倍いいやろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜マジで松潤性欲の奴隷欲に負ける豚すぎてだせえ〜〜〜〜〜全く素敵じゃねえ……
有村架純、自分から付き合おうと言ったくせに不義理を働いて、挙句これみよがしにアテツケのように裸足で長距離歩いて先生に見せつけて被害者ツラして、性格ゴミの極みでまじでウケた あとこいつ健脚がすぎるだろ。どんだけ歩いてんだよマジで
感想は以上です。これと比べれば断然切ナイ恋物語〜恋空〜とかdeep loveとかのほうが文化的価値ある
よくわからなかった
私にはこの映画の良さが分かりませんでした。
雰囲気や盛り上がりが無い話は特に嫌いな感じでは無かったですが、
内容には完全に置いてけぼりでした。
登場人物(特に男2人)が自分勝手に見えて、途中でイライラしてしまいました。
ラストにむけての病院のシーンはあっさりと有村さんのナレーションで語られましたが、
女の子についての描写があまりなかったため、特に感情移入も出来ず、死ぬ必要あったかな?とも思ってしまいました。
内容に期待しすぎた感はありましたが、役者の方々の演技はとても素晴らしかったです。
好き嫌いが分かれる作品
先生だって一人の人間であって、必ずしも完璧ではない訳で、そんな不完全な人(時)だからこそ惹かれる事もあると思う。
登場人物みんなが悲しい作品ですね。
人生の中で、誰でもそういう時期ってあるんじゃないかな…
私は泉の経験が自分の過去と重なり凄く共感出来ました。結局、私の場合も婚姻関係を結んでいる方が強かったから。
好きなのは違いないけど、恋ではなかった。
でも、お互い愛情はあるのよね...それは、関係が終わった今でも感じてます。
だから、思い出すと涙が出るほど愛おしい記憶です。
忘れようとして好きになってくれた別の男性を受け入れようと頑張ってみたけど、自分に嘘が付けなくて相手を傷付けてしまった…
色んな人を巻き込んで精神的に大人になれました。
泉は私の年齢よりも全然若いし、素敵な人生を送ってくれると良いな( *´꒳`*)♡
一途な恋と男の身勝手さ
葉山先生(松本潤)を一途に思う工藤泉演じる有村架純が
とっても良かった。観ていて自分も彼女と同様 心がキュンと
してとても泣けました
葉山先生は罪作りな男です。しかし男ってどうして
ああなのでしょうか。好意を持っていることを知っていながら
何故?(あまり話すとネタバレになってしまうので)
あんなこと こんなことしたら そりゃあ彼女だって忘れられません
それにもっと早く彼女に本当のことを話していたら・・・
先生はいつも悩んでいてグダグダうじうじ・・・
それでも彼女は先生が好きで力になりたくて
観ていてイライラすることもありました(笑)
坂口健太郎演じる小野君が良かった
ひたすら彼女を愛するのですが、彼女はやはり先生が好きで
そのために嫉妬に狂い、彼女にひどいこともするのですが
われに返っていけないと自己嫌悪に陥ったり、イケメンかっこいい
男が女に振り回されている姿がなんとも切なかった
監督が行定さんなので 映画的な作りで良かったです
お嬢さん、やさしい男の身勝手に振り回されないように・・・
切ない純愛映画
高校生の頃の
甘くそして切ない…恋心を思い出す純愛映画。
主人公の有村架純が社会人になって過去を思いだす所からはじまる。
舞台は高校の演劇部。
松本潤こと葉山先生
生徒の泉(有村架純)
泉の恋人の小野(坂口健太郎)
3人の心の描写を描いていく。
葉山先生は、訳ありの既婚者でありながら
泉を大切に思っていたし
泉の存在に励まされていたのも事実
しかし、それは恋ではなかった。
泉は壊れるほど先生が好き。
一度は、忘れようとして小野と付き合う。
…忘れたつもりだった。でも忘れられなかった。いつだって先生の事が気になるし
必要とされると応えたい。
泉をの彼氏の小野。
過去を知ってはいた。
一度はふられるも付き合う事に。
しかし、泉の気持ちが自分に向いていないのではと…行き過ぎた行動や暴言をはいたりしてしまう。
嫉妬心で溢れている。
彼もまた泉を愛していた。
私は中でも泉に感情移入した。
相手がどうであれ
どうしようもない気持ちってある。
誰かを好きになるってそういう事だよなって
思いながら、ドキドキしながら観ていた。
先生の様に恋に近い恋。
恋ではないが相手を大切に思っていて、
相手の優しさを利用してしまったり
そうゆう事もまたある。
映像もとてもキレイで心地よい。
全体的にしっとりとした暗めの。
さみしげな表情であったり、
スローな動きでどことなく非現実的な感じがする。まるで夢の中のような。
カメラワークもややずらしぎみだったり、
人物を追わずにあえて停止したり、
第三者が観ているように引いたシーンが
あったりと...
行定監督ワールドが楽しいです。
エンディングで流れる
adiueの「ナラタージュ」
映画では描いてはないものの
泉がせんせーへの想いにさよならして
明るい未来がはじまる…そんな連想させる歌詞にぐっときます。
泣けます。
また観たい映画です。
切ない
有村架純ちゃん演じる工藤さんの葉山先生への想い、葉山先生を受け入れている姿に、人を愛するってこういう事なんだなぁって思いました。
お互い必要で、その人じゃなきゃ駄目な時はあると思います。
あんなに悲しいベッドシーンは初めて観た。
愛する人を忘れないように、泣きながら愛し合うなんて切なくて切なくて泣いてしまいました。
深く人を愛した事がない人には理解出来ないかも…
ただの不倫映画ではない。
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